瘴煙中探花　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

瘴煙中探花

春囘不忘碧椒鮮，
病毒何妨櫻朶妍。
東風十里推車去，
獨在美陵靑草邊。

　　　　　瘴煙(しゃうえん)中に花を探(たづ)ぬ
春囘(めぐ)りて　忘れず　　碧椒(へきせう)は　鮮(せん)として，
病毒((ウヰルス))は　何ぞ妨(さまた)げん　　櫻朶(あうだ)の妍(けん)たるを。
東風(とうふう)　十里　　推車((バギー))にて去(ゆ)かば，
獨(ひと)り在り　美陵(びりょう)　　靑草(せいさう)の邊に。

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我が家の山椒も芽吹いてきたので、桜も咲いただろうと、「ミニお花見」をすることにして、清正（犬の名）をバギーに乗せて出かけた。
コロナウイルス禍の中なので、人気のないところを目指して行った。御陵の見えるところまで行ったら、ぽつんと、それでも咲いていたので、充分に味わった。
一同、満足して、帰途、『葛井餅』（くずいもち　670円-20円）を買って帰った。
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・回：もどる。かえってくる。めぐる。
・瘴煙：瘴気の漂う春霞。
・病毒：ウィルス。
・推車：バギー。
・去：行く。
・美陵：御陵のある辺りの旧時の地名。「美陵（みささぎ）町」。

令和二年三月二十一日