聖女に軽く頭を下げて、ヴァンは聖騎士の白いマントを翻して背を向けた。 こんなにも近くにいるのに、アイリアはとても遠い。 何故こんなことになってしまったのだろう。 俺は、アイリアを守りたかった。 ただ、それだけなのに──。
序章 ガーゴイルの騎士
第1部 暗黒騎士 Light in Darkness
第1章 星降草の夜 第2章 セフィアスの末裔たち 第3章 ヴァレンティーンの聖像 act.1 第4章 地下迷宮(仮題)
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