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American Lemonade

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 アメリカン・レモネード

レモネードと赤ワインのハーモニーが人気

レシピ 赤ワイン・・・30ml レモン・ジュース・・・1個分 粉砂糖・・・3tsp 水・・・残量

作り方 @タンブラーにレモン・ジュース、粉砂糖、水を入れてステアする。 A氷塊を加え、赤ワインを静かに注いでレモネードの上にフロートさせる。

ワンポイント 人気の理由は、使用する赤ワインの量は少しなのに、お酒が大量に入っているような感じを抱かせるところでしょうか。作りなれない人は、砂糖を多めにすると簡単にフロートさせることが出来ます。お酒に弱い人は、ストローを添えて、下の方のレモネードを飲むように。

Wine Base

ニコラシカ

バー全体の注目を浴びるカクテルを、カッコ好く飲みたい

レシピ ブランデー・・・25ml レモン・スライス・・・1枚 砂糖・・・適量

作り方 @リキュール・グラスにブランデーを9分目ほど注ぐ。 Aレモン・スライスをグラスの上にのせる。 Bその上に砂糖を盛る。

ワンポイント ニコラスカ、ニコラスカー、ニコラスキなど、ロシア風のさまざまな名前が混在し、日本ではニコラシカの名で親しまれれているのがこのカクテル。砂糖はさらさらしていないものを使い、もう一つのリキュール・グラスの底で固めて,レモン・スライスでふたをし、逆さまにすると綺麗な形ができあがる。この砂糖にコーヒー・パウダーを混ぜてもOK。

Brandy Base

Nikolaschka

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Kahlua & Milk

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カルーア・ミルク

今夜は少し背伸びして、ちょっぴり大人のカフェ・オ・レ

レシピ カルーア・・・30〜45ml 牛乳・・・残量

作り方 @タンブラーにカルーアを入れる。 A氷を加え、牛乳で満たす。

ワンポイント カルーア・コーヒー・リキュールは若い人に人気のお酒です。このように商品名のカルーアを使ったカクテルは、他のコーヒー・リキュールで代用出来ないという不便さがあります。とはいえ若い人、特に若い女性からの支持は衰える気配がありません。このカクテルと前後して,カーボーイというウイスキーのミルク割りも流行しました。ミルク入りのカクテルでは、有名なエッグ・ノッグも人気のカクテル。寒い夜はミルクを温めて作るホット・カルーア・ミルクがおすすめ。

Liqueur Base

アドニス

美少年の名が付いたカクテルは、未だ寵愛を受けずにいた

レシピ ドライ・シェリー・・・2/3 スイート・ベルモット・・・1/3 オレンジ・ビター・・・1dash

作り方 @ドライ・シェリー、スイート・ベルモット、オレンジ・ビターをミキシング・グラスにに入れて、ステアする。 Aカクテル・グラスに注ぐ。好みによってオレンジ・ビターを振りかける。

ワンポイント アドニスといえば、ギリシャ神話に登場する、ヴィーナス(アフロディテ)に愛された美少年のこと。ブロードウェーでヒットしたミュージカルのタイトルにも同じ名がある。外国ではシェリーを使用するカクテルとして有名だが、日本ではバーで飲む人のみぞ知るというカクテルです。シェリーとスイート・ベルモットはともにアペリティフ。ホテルやレストランでは、ディナーの前に出されることがある。

Wine Base

Adonis

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Bulldog Highball

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ブルドック・ハイボール

すっきりとした甘さは、スポーツ後の一杯に最適

レシピ ドライ・ジン・・・45ml オレンジ・ジュース・・・20ml ジンジャー・エール・・・適量

作り方 @タンブラーにドライ・ジンとオレンジ・ジュースを入れる。 A氷塊を加え、ジンジャー・エールで満たす。

ワンポイント ブルドックには犬の種類以外にも頑強な人という意味もあるとか。処方の似た「ジン・バック」よりも甘口で飲みやすいのが特徴。「ブルドック」と注文される方がいますが、ブルドックはマルガリータのバリエーションなので、通を気取る時は注意しましょう。

Gin Base

プリンセス・メアリー

由緒正しき名称に負けない、甘く繊細で上品な味わい

レシピ ドライ・ジン・・・1/3 クレーム・ド・カカオ・・・1/3 生クリーム・・・1/3 ナッツメッグ・・・少量

作り方 @ドライ・ジンとクレーム・ド・カカオ、生クリームをシェーカーに入れて、強くシェークする。 Aカクテル・グラスに注ぎ、ナッツメッグを少量振りかける。

ワンポイント 1922年に行われたメアリー王女の結婚記念に、ロンドンにある「シローズ・クラブ」のハリー・マッケルホーン氏が創作したもの。このカクテルはアフター・ディナー・カクテルで有名なアレキサンダーのベースをブランデーからジンにアレンジしたもの。ウオッカにするとバーバラ、ジンとウイスキーを半々にするとバーバリ・コースト。

Gin Base

Princess Mary

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Klondike Highball

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クロンダイク・ハイボール

ゴールド・ラッシュにわいた夜、このカクテルでもうひと騒ぎ

レシピ ドライ・ベルモット・・・30ml スイート・ベルモット・・・30ml レモン・ジュース・・・1/2個分 粉砂糖・・・2tsp ジンジャー・エール・・・適量 レモン・スライス・・・1枚

作り方 @ジンジャー・エールとレモン・スライス以外の材料をシェーカーに入れ、シェークする。 Aタンブラーに注ぎ、氷塊を加えて、残りをジンジャー・エールで満たし,レモン・スライスを飾る。

ワンポイント 鉱山の名をとったカクテルはいくつかあるが、クロンダイクもそのひとつ。19世紀のゴールド・ラッシュでわいたカナダ北西部の砂金鉱山の名が付いたカクテルは、一応ハイボールの一種ですが、フィズのバリエーションとも考えられる。お酒に詳しい人がよく飲むカクテルで、それも日本だけで飲まれているもの。海外ではクロンダイク・クーラーの方が普及している。クロンダイク・カクテルというものもあり、カルヴァドス・ベースのマンハッタンで、これもクロンダイク・ハイボールとは違うもの。

Wine Base

ストロー・ハット

これこそ、アメリカのトロピカル・カクテルの元祖

レシピ テキーラ・・・45ml レモン・・・1/6 トマト・ジュース・・・適量

作り方 @タンブラーにテキーラを注ぐ。 A縦方向に6等分したクシ形のカット・レモンをグラスに入れる。B氷塊を加え、冷やしたトマト・ジュースで満たし、マドラーを添える(スクイザーで絞ったレモン・ジュースを最初からグラスに入れて作ってもよい。)

ワンポイント 麦わら帽子という牧歌的な名称の通り,大自然の恵みであるトマト・ジュースを使ったカクテルで、有名なブラッディ・メアリーをテキーラ・ベースにしたもの。アメリカン・タイプであるこのストロー・ハットは、アメリカ人がビールでもその他のお酒でも,トマト・ジュースで割って飲むのが好きなので作られました。味をよくするためにレモンをマドラーで潰して飲むのが一般的。

Tequila Base

Straw Hat

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Tequini

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テキーニ

シャープで個性豊かな新しい味、テキーラで作るマティーニ

レシピ テキーラ・・・3/4 ドライ・ベルモット・・・1/4 レモンの皮・・・1片 オリーブ・・・1個

作り方 @レモンの皮以外の材料をミキシング・グラスに入れて、ステアする。 Aカクテル・グラスにに注ぎ、レモンの皮を絞りかける。

ワンポイント テキーニは造語で、テキーラ・ベースのマティーニのことです。マーティーニにはバリエーションが多く、これもそのひとつ。テキーラの強い個性が、マティーニをよりシャープにしたような味に仕上がります。写真はオリーブが飾ってありますが、オリーブは飾らなくても問題ありません。

Tequila Base

スコーピオン

ネーミングとは裏腹な、明るく楽しいトロピカル・カクテル

レシピ ホワイト・ラム・・・45ml ブランデー・・・30ml オレンジ・ジュース・・・20ml レモン・ジュース・・・20ml ライム・ジュース・・・15ml マラスキーノ・チェリー・・・1個

作り方 @お酒とジュースをシェーカーに入れシェークし,クラッシュド・アイスを満たした大型グラスに注ぐ。 A果物を飾り、ストローを2本添える。

ワンポイント スコーピオンの意味は、さそりとか蠍座。トロピカル・カクテル・ブームの際に流行したものの一つで、果物やストローでグラスを飾ります。ハワイ生まれのカクテルで、旅行者が現地で味を覚え、帰国後国内のバーで作ってもらったのが始まり。フルーティで口当たりが好いが、トロピカル・カクテルの中ではアルコール度が高いほう。

Rum Base

Scorpion

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Road Runner

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ロード・ランナー

地上を疾走する鳥が巻き起こした風に吹かれたような

レシピ ウオッカ・・・1/2 アプリコット・ブランデー・・・1/4 ココナッツ・ミルク・・・1/4

作り方 @材料をシェーカーに入れて,シェークする。 Aカクテル・グラスに注ぐ。

ワンポイント ロード・ランナーとはアメリカ南西部に生息する地上を走る鳥のことで,おもしろい名前のついたカクテルです。トロピカル・カクテルのひとつで、アメリカン・タイプのトロピカル・カクテルです。ウオッカとあんずのリキュールを用いて作りますが、ロシアのお酒というイメージが強いウオッカは、現在はアメリカでの消費が世界一なのです。そんなアメリカのお酒だから、トロピカル・カクテルに使われるのも納得。

Vodka Base

テキサス・フィズ

適度な甘さとアルコール分が渇いた喉を優しくいやす

レシピ ドライ・ジン・・・30ml レモン・ジュース・・・1/2個分 オレンジ・ジュース・・・1/2個分 粉砂糖・・・2tsp グレナデン・シロップ・・・2dashes レモン・スライス・・・1枚 オレンジ・スライス・・・1枚 マラスキーノ・チェリー・・・1個 ソーダ水・・・適量

作り方 @ドライ・ジン、レモン・ジュース、オレンジ・ジュース、粉砂糖、グレナデン・シロップをシェーカーに入れて、シェークする Aタンブラーに注ぎ、氷塊を加えて、ソーダを満たす。 Bレモンとオレンジのスライス、マラスキーノ・チェリーを飾る。

ワンポイント ジン・フィズのアレンジですが、20年前頃のトロピカル・カクテル・ブームのときにひとつのトロピカル・カクテルとして売り出された。野性的な名前のわりにはアルコールも低めで、女性に喜ばれています。

Gin Base

Texas Fizz

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