すのものの「いろいろ」(その48)

旧暦は平均すれば新暦から「一カ月と十日遅れ」でだいたい合っているか?

新暦で十二月 22 日ごろの冬至が旧暦では平均すれば十一月 15 日になるから、 「一カ月と一週間遅れ」のほうが正確かもしれない。 だが、「一カ月と十日」のほうが計算が楽だろう。 いまは「六月下旬」だから旧暦なら「五月中旬」となる。

そうか、いまごろ降るのが五月雨か。

2002-06-25 (2) 01:40:28 +0900

「来週、豆テストをします」「僕、アレルギーがあって豆はだめなんです」

あなたは教師だとしよう。 「来週、豆テストをします」と言ったのに対し 生徒の一人が「僕、アレルギーがあって豆はだめなんです」と答えたらどうするか。

「本当の豆を使って試験をするわけではありません」 と説明することになろうか。

2002-06-25 (2) 00:26:54 +0900

若い人が古い表現を知らないのは老人がカタカナ語を知らないのと同じでは?

20日づけ朝日新聞大阪本社版第一面に、 「文化庁の国語に関する世論調査」の結果が報道されている。 「つとに」「けんもほろろ」などが、若い人に理解されていない、というのだ。

少しひねくれて考えてみると、 老人にパソコンを教えるときはなるべく外来語を使わないようにするのと同様、 若い人相手にはこれらの言葉を使わないようにすればいいだけのことではないか。 明治期の小説などを出版する際は注をつけるとか。

2002-06-21 (5) 02:36:52 +0900

I・O DATA の EasyDisk を買った

USB 端子に差し込むとディスクドライブとして使えるものだ。 コードなどはなく、直接差し込む。 写真を見て想像していたのはフォークの柄ぐらいの大きさだったが、 実物はもっと大きい。百円ライターより大きいのではないか。 キーによくついているような輪がついているので、 写真を見たときあの大きさの輪だと思い込んだようだ。 もちろん、このサイズでも十分小さくて便利である。

キャップをはずしてみると、どこかで見たような感じだ。 しばらく考えて、人間ドックの検便容器に少し似ているのだ、と気づいた。

差し込むと、途中部分が光るのでホタルのようだ。

2002-06-21 (5) 02:24:45 +0900

更新記録 --- 16 日の分からアップロードしていなかった

これじゃ非更新記録だ。

2002-06-21 (5) 02:12:32 +0900

トランプの絵札で 11 と 13 が男、12 が女というのは陰陽と関係があるか?

「男」「奇数」は陽、「女」「偶数」 は陰というのと関係しているか? と思ったのだが、 絵札の種類は国・地域によって違うのだった。

2002-06-21 (5) 02:09:08 +0900

ボタン部分がタッピング可能なマウスがあれば便利では

一年ほど前にノートパソコンを買って初めてパッドを使い、 「マウスと違ってクリックの際のカチッという衝撃が指に伝わらないから楽」 と言っていたが、 長く使っていると指の皮がこすれるのが気になってくる。 その点ではマウスのほうがいい。

ということは、 マウス型をしているがボタン部分は押すだけでなくタップも可能、 というものがあれば両者の長所を兼ね備えることになるか。 そのボタン部分を指でこするとマウスカーソルがゆっくり動く、 となっていればもっといいかも。

2002-06-21 (5) 01:14:51 +0900

光学マウスをホタルに見立てたらどうか?

アメリカ人がネズミに見立てたからといって、 日本でもそうしなければならないわけではないし。

2002-06-21 (5) 00:07:55 +0900

光学マウスってずっと光り続けているのか……。

買ってから気がついた。 宙に浮かせて位置を変える際、特に光がもれるので気になることがある。

2002-06-21 (5) 00:05:55 +0900

自宅のメールの整理をする / 失敗ふたつ

少しサボっていた、自宅のメールの整理を再開した。

Outlook Express の用語としてのフォルダはあるディレクトリに置かれた .dbx ファイルだが、これはテキストファイルではないので、 将来、読むためのソフトがなくなる可能性がある。 よって、テキストファイルにして保存するようにしているが、 複数のメールをまとめて一つのテキストファイルにする方法はないようなので、 一つずつ作業しなければならない。

ファイル名は、020621p のように、 年月日に続けて、どのアカウントのメールかを示すアルファベットをつけている。 p は個人メールの意味である。 同じ日に複数のメールがきたら 020621p2, 020621p3, ... あるいは 020621pb, 020621pc, ... のようにする。

まずは、Outlook Express でフロッピーにセーブする。 .eml になるので、この拡張子は取り去る。 それをメインに使っているデスクトップマシンのあるディレクトリに移す。 IE にドラッグ & ドロップするとコードを自動判別して表示してくれるので、 Outlook Express のほうからは、内容を確認しつつ削除する。 それから、 デスクトップのほうではいままでためてあったメールファイルのディレクトリに move する。

失敗その1. コマンドラインからだと move は上書きの際に確認メッセージを出してくるが、 vz のファイラーからだと出してこないのだった。 move の前には vz のファイラーでターゲットのディレクトリに同名のファイルがないことを確認しているが、 デフォルトの設定“同名のものがないかこちらが新しければ” のままで確認したつもりになっていると、 気づかずに前のファイルを上書きしてしまった可能性もある。 ただし、同名のファイルがあるとしたら 「すでに 020621p が存在する状態で、 次は 020621p2 としなければならないところでまた 020621p を作ってしまった」といったケースがほとんどであろうが、 一回の操作は「何日づけのメールまで」というところで区切るので、 可能性は低いと思われる。

途中で、 もうフロッピーはやめにして別のメディアに乗りかえるつもりだったのを思い出し、 いままでデスクトップに移したファイルをノートパソコンへ移すことにした。 そのマシンは、メールの送受信も行なっているマシンである。

失敗その2. 大切なものをコピーしたあとは fc %f in (*.*) do fc /b %f e:%f >> e:\kekka のようにして確認をするのだが、結果を収めたファイル e:\kekka を消すときに vz のファイラーの操作を誤ったため、 e:\ の全ファイルが消え始めた。あわてて止めて、 undelete で復活させた。 ファイラーの表示を“新しい順”にしていたので、 消去してしまったのは自分で変更した autoexec.bat や config.sys のような短いファイルばかりだった。 容易に復活できた。助かった。

こうやって整理が完了してみると、 新しくきたメールの整理は簡単だった。 Outlook Express で直接、 メールを保存しているディレクトリに保存すればいいだけである。 ファイル名が重複しそうになれば Outlook Express が警告を出してくれる。

2002-06-20 (4) 23:57:41 +0900

朝日新聞>英語の単語間で行が変わるとき行頭または行末にスペースを置く?

15日づけ be on Saturday の b5 面 benglish は横書きで、 ある程度まとまった分量の英文を含んでいたが、 「単語と単語の間で行が変わるときは行末または行頭にスペースを置く」 という、普通とは違う方針で組んでいるようだった。

2002-06-17 (1) 23:43:30 +0900

朝日新聞「紙面から」>「西武松井」じゃ「西武柳沢」か「西武新宿」みたい

5月12日づけ大阪本社版第一面「紙面から」 に「西武松井、またサヨナラ本塁打」。

2002-06-17 (1) 23:37:40 +0900

朝日新聞>ê のフォントがあまりにひどい

16日づけ大阪本社版読書面の「海外事情」。 横書きで

|                Le Pen,les m|
|ots――Analyse d’un discours|
| d’extrême - droite         |
とあるのだが、ê はほかの文字と全く調和していない。 両側に二分の一文字分ぐらいのスペースがはいってしまっているし、 ^ をのぞいた e の部分はほかの e と高さが揃っていない。

「,」や「’」が全角文字みたいだとか、 mots をこんなところで切るなよとか、 語の区切りで改行するときは行頭にスペースを置かなくていいんだよとか、 そんなことはどうでもいいやと思えるほどこの ê の字体はひどい。

「『太郎』は Taro でなく Tarô とすべきです」 なんて書こうとしてもこの悲惨な組み方になるんだろうな。

2002-06-17 (1) 22:38:23 +0900

スターウォーズ>あの世界の字母の名前は英語と同じ?

作品中に現れる文字は、 第一作目のエピソード IV ではアルファベットと算用数字だったが、 以後は空想上のものになった、と記憶している。 そうなると、作品の外部で「C-3PO」「R2-D2」 と表記されるキャラクタたちの名前は何に由来するのだろう、 との疑問が生じる。 次の二つの解決案を考えてみた。

作品中の世界では主として英語が話されているので、 3 や 2 はそのまま使われていてもおかしくない。 すなわち、作品中でも three, two という語が名前の一部に使われ、 それぞれ一文字で書かれるので、作品の外部でも対応する算用数字で書いている、 と考えればよい。

2002-06-17 (1) 22:23:16 +0900

メール>自分からの Cc だけは転送されないようにするには?

メールを携帯電話にも転送するとどこでも読めて便利だが、 自分で自分に送った Cc まで転送されてくると料金がもったいない。

.forward を切りかえるほかに、名案はないだろうか? From を見て転送するかどうか決めればよいか?

2002-06-17 (1) 19:57:18 +0900

公開アドレスについたメールは .forward で別の非公開アドレスと携帯電話に転送するようにし、 自分に送る Cc あるいは Bcc はその非公開アドレスに送ればよい。 メールの保存などは非公開アドレスのほうで行なう。

2006-05-12 (5) 20:25:44 +0900

コピー&ペーストされそうなデータはカギカッコなどで囲むほうがよい?

先日、計算機の授業であるソフトの設定をさせた際、 “先生のホームページからコピー&ペーストしているのに正しく動作しない” と言ってきた学生があった。 私もどこがいけないのかなかなかわからなかったが、よくよく見たら 『***は *** と設定するように』の「***」 の両側のスペースまで貼りつけていたのだった。

『***は「***」と設定するように』と書けばよかったか、と反省した。 そこが ascii 文字で記入すべき箇所であることは学生にもわかっていたので、 カギカッコまで貼りつけてしまうことは考えられないからだ。 両側にスペースを置かず 『***は***と設定するように』 と書く方法もあるが。

2002-06-17 (1) 19:47:23 +0900

大学の先生はその先の受験問題も自分で作るから教える範囲の加減ができる

高校までの先生は「受験に出るかもしれないから」 と決まったところまで教えなければならないが、 大学の場合はその先は大学院で、その試験問題も自分たちで作るのだから、 授業範囲の加減は自由自在にできるわけだ。

よそを受けさせようと思えば別だけど。

2002-06-17 (1) 19:34:45 +0900

お告げ「次期社長のイスが君に」/ 昇進したライバルのイスがお古でくる

ある人に 「次期社長のイスが君に回ってくるだろう」との“お告げ”があるが、 実際に社長になったのはライバルで、 彼または彼女が使っていたイスを、不要になったからともらうことになる。

それでもお告げは実現したと言えるか?

2002-06-17 (1) 19:30:50 +0900

「腐し」はふりがなつきで読んでいたが覚えていなかった

先日、「卯の花腐し」の読み方がわからなかったが、 岩波文庫の源氏物語の「絵合」の巻に「腐す」はふりがなつきで出ていた。 読んだはずなのに。

私は「腐」の意味は知っているが「くたす」は知らなかったわけで、 いわば“ふり漢字”なのだが、 すっと読みとばしてしまい頭にはいらないこともあるわけだ。

2002-06-17 (1) 19:22:56 +0900

「ライバルの一歩先を行こう」って、落とし穴に落ちたらどうする

そういうコピーの載ったチラシを見た。 ライバルは「ここに落とし穴があったか」とよけて先に行ってしまうのだった。

2002-06-17 (1) 19:17:38 +0900

セラミックハニカムファンヒータをしまう際、いつも思わずはにかむ私

本文ナシ

2002-06-16 (0) 22:40:58 +0900

朝日新聞音楽評>ベートーベン弦楽四重奏曲第14番の第二楽章

13日づけ大阪本社版文化面の、音楽評論家の伊東信宏氏による、 チリンギリアン弦楽四重奏団のコンサート評。 《ただ第二楽章のように作曲者が考え抜いた構築的音楽では》 とあるが、あの楽章は間奏曲的な軽いロンドでは? その前に 《第五楽章のプレスト》と書いているから、 楽章の数え方が普通と違っているわけでもあるまい。

2002-06-15 (6) 02:37:28 +0900

分かち書きした場合、行末にスペースがあると思うべきか?

|This is a pen.    |
の途中で行が変われば
|           This is|
|a pen.            |
のようになる。 現行の日本語のように分かち書きをしないなら、 単に行を連結すれば元の文章が復元できる。 この英文のような場合はどう考えたらよいだろうか?

2002-06-15 (6) 02:27:25 +0900

朝日新聞>ごくまれな分かち書きのため読みにくくなった例

14日づけ大阪本社版社会面「村田英雄さん死去」に、

| 99年6月に出した「男|
| 朝吉」も、今東光原作|
という部分があった。 紙面のレイアウトの都合でこの段はこれだけなので、一瞬、 「間違って行頭が空いてしまったのでは」と思ったが、 おそらく「男 朝吉」なのであろう。

現行の日本語は分かち書きをしないから、 こういうところでごくまれに問題が生ずる。

原文は縦書き。

2002-06-15 (6) 02:22:32 +0900

朝日新聞>張学良の 1937 年 2 月 30 日の日記は現代かなづかい?

14日づけ大阪本社版国際面の張学良氏の証言に関する記事。 「軟禁中の日記 37 〜 90 年」の 37 年 2 月 30 日のところに 《(原文のまま)委員長(蒋介石)は優しいが、私と合わない》 とある。

など、不思議だ。

2002-06-15 (6) 02:14:38 +0900

朝日新聞>付属池田小事件公判「冥福祈る気持ちない」の「冥福」について

14日づけ大阪本社版第一面の見出し。 被告の死生観・宗教観について述べられていないのではっきりとはわからないが、 《被告は、「表面的には悪いことをしたという思いがあるが、 冥福を祈るという気持ちにはなっていない。 自分に対する後悔の念ばかりで、 被害者のことは考えていない」と述べていた》とあるので、 「被害者のことを深く考える=冥福を祈る」 という漠然とした用法に思える。

2002-06-15 (6) 01:57:50 +0900

朝日新聞「折々のうた」>「雷も雀が鳴けばしまいなり」は「しまひ」では?

14日づけ大阪本社版。誹風柳多留から。 この「しまい」は「しまひ」だと思われるが、言及はない。 歴史的かなづかいで「しまい」だと「四枚」か「姉妹」か。

「よい」が「よひ」だと気持ちが悪いが 「しまひ」が「しまい」でも気にならない、という心理は理解できなくもないが。

折々のうた>《「色のよひ花」の「ひ」は「い」の誤り》 (2002-06-13 (4) 01:59:57 +0900)』に関連して。

2002-06-15 (6) 01:46:33 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 20:30:55 +0900

大型・口語訳の新約聖書、書店で見当たらず

キッチンでお湯が沸くまでの間の時間に聖書を読もうと思いたったが、 としのせいか小型だと見づらい。 大型の新約があればと香林坊の福音館で見たがなかった。

新たに買おうと思ったのは普段使っているのが天金で水に弱いためだが、 よく考えたら、職場に同じく旧新約の大型を置いているのを思い出した。 それと交換してとりあえず解決。

新共同訳でなく口語訳を読んでいるのは、 パウロの手紙が「ですます調」だとどうも調子が悪いため。

2002-06-15 (6) 01:37:56 +0900

「極められへんわ」を“ら抜き”で「極めれへんわ」と言うだろうか?

VF3 の葵ちゃんのせりふ「こんなことでは極められへんわ」 を思わずつぶやいてしまう今日このごろだが、 「極められる」は(いわゆる)“ら抜き”なら「極めれる」だろう。 この変化は「極められへんわ」には起こらないのだろうか?

2002-06-15 (6) 01:30:57 +0900

有事問題>「どこの軍隊が攻めてくるというのか」に「旧日本軍」と答えたら

もしも旧日本軍がタイムスリップして現代の日本に登場し、 茶髪の若者を“外人”とカン違いして攻撃してきたら、 これは話し合いでは対抗できない相手だな、と思っただけ。 深い意味はない。

2002-06-15 (6) 01:24:35 +0900

医者に耳をみてもらう場合に「先生から見て右の耳が……」のように言う

本文ナシ

2002-06-13 (4) 02:16:45 +0900

集合写真の説明の際「向かって左から何番目の人」と「向かって」を入れる

クリスティー著 矢内原忠雄訳「奉天三十年 上巻」(岩波新書、1938 年) 巻頭の写真に 「向つて左端腰に手をあててゐる白衣の人物がクリスティー博士」 とある。 普通は「向かって」を入れないが、入れるほうが間違いがない。

原文は右から左へ書く横書き。

2002-06-13 (4) 02:13:43 +0900

W杯参加の「イングランド」はどこの国かと思ってしまった

別にイギリスから独立したわけではないようだ。 最近、世界地図がどんどん変わってゆくものだから。

2002-06-13 (4) 02:06:10 +0900

有事の心配をするなら空襲時の逃げ方とか地雷の見分け方を教えるべきでは

「戦争が終わっても、うかつにものを拾わないように」とか。

2002-06-13 (4) 02:02:45 +0900

折々のうた>《「色のよひ花」の「ひ」は「い」の誤り》

11日づけ朝日新聞大阪本社版第一面「折々のうた」(大岡信氏) の最後の行にそうある。 「江戸中期の民謡集」山家鳥虫歌からの歌だ。 歴史的かなづかいにしても現代かなづかいにしても「よい」となるところだが、 原典にそうある以上「よひ」が“正しい”のではあるまいか。 あるいは「標準的かなづかいなら『よい』」とか。 字数が限られているのでやむをえないか。

2002-06-13 (4) 01:59:57 +0900

朝日新聞>「大リーグ / 私が松井なら行かない」ってどこの松井?

9日づけ大阪本社版オピニオン面、「私の視点」の 落合博満氏(プロ野球解説者)の文章につけた見出し。 氏の文中では特定できるように書かれている。

2002-06-10 (1) 02:54:51 +0900

軍用機の低空飛行に悩む地域は、飛行を自動的に記録する装置を用意したら?

9日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面「有事が来る?」は 「米軍低空飛行の町から」。 こういう話を読むと、たいてい、 「あの木をかすめるように飛んでいったことも」 などとあるのだが、 正確な情報を集めるために、自動的に記録する装置を用意すべきではなかろうか。 そうやって記録を基に話さないと議論にならないと思う。

この記事にはデジタルカメラで米軍機の写真を撮り続けた人の話も出ているが、 いつでも間に合うとは限らない。 「備えあれば憂いなし」だ、と思ったら記事の最後にこの句が出ていた。 ただし、違う意味だった。

2002-06-10 (1) 01:55:10 +0900

特定の html ファイルを、bgcolor を適当に変えてセーブするエディタ

この「いろいろ」は、 特定の名前のファイルに下書きしてから公開用のファイルに移す。 公開用のファイルには地の色はつけない方針だ。 それはつけるとなると何色にするか迷うからだが、 下書き用ファイルは地の色をときどき変え、気分を変えている。

エディタにしかけをするなどして、 その色を自動的に変えたらおもしろいのではないか。 しょっちゅうセーブしながら書くから、 セーブ時に現在時刻に応じて変えれば、 色で「あ、もうこんな時刻か!」と気づいたりする。

あれ、JavaScript で読み込んだ時刻によって bgcolor を変えることってできたっけ?

2002-06-10 (1) 01:41:17 +0900

なぜ「〜させていただく」が「〜します」のへりくだった表現になるのか?

9日づけ朝日新聞大阪本社版文化面、杉山平一氏(詩人)の 「ねぢ釘 前へ ゆっくり」冒頭にこうあった。

韓国のエッセイスト呉善花(オソンファ)氏によると、 日本に来て驚いたのは、受け身表現の言葉の多さだったという。

そういえば私自身も「雨に降られた」「風に吹かれた」「泥棒に入られた」といい、 「雨が降った」「風が吹いた」といわず、 「させて頂きます」などを乱発する。

あれっと思ったのは「させて頂きます」を受け身表現としていることだ。 「させる」は使役であって受け身ではない。

「〜させていただく」は今ではこれでひとまとまりの表現と考えるべきだろうが、 この機会に、どうしてこれでああいう意味になるのか考えてみた。

「〜していただく」は「〜してもらう」のていねいな言い方だ。 岩波国語辞典第三版には「紹介状を書いていただきたい」が例としてあがっている。 これは「紹介状を書いてもらいたい」のていねいな言い方、となろう。 「開始させていただきます」はこの「〜」が「開始させる」になったものだから、 「開始させてもらいます」をていねいに言ったものとなるのだろうか。

「〜してもらう」は「もらう」の項で 「他人の行為を依頼または期待し、それによって利益を受ける意を表す」 と説明されている。 用例は「お前に行ってもらおう」「うんと勉強してもらおう」。 とすると、「開始させてもらいます」は 『あなた(がた)が私に開始させること』を私は依頼または期待し、 それによって利益を受ける、ということだろうか。 だとしたら、 「開始させていただきます」とていねいに言ったところで、 実はあまりへりくだった表現ではないのではなかろうか。

付:「〜させていただく」と書いたが、 四段動詞「書く」に続けば「書かせていただく」となるので 「〜させて/〜せていただく」などとするのが適切かもしれない。

2002-06-10 (1) 01:35:56 +0900

朝日新聞>紹介されている人の性別は書かないものなのか?

9日づけ大阪本社版テレビ・ラジオ面「TVフェイス」 は漫画家の山咲トオル氏。

「わたし……なの」と、おねえ言葉で話す、 ちょっと不思議な存在だ。本人いわく「乙女キャラよ」。

「4歳ぐらいから、こういう言葉遣いだったの。 無理して男言葉を使うと、宝塚の男役みたいになっちゃう」

とあるのだが、性別が書いていない。 《今では「ホラー漫画界の貴公子」と呼ばれる人気作家に》 とあるから男なのかなと思ったが、男でも女優扱いされる人もいるようだし、 土佐日記みたいな例もあるし。

しかし、考えてみると、紹介されている人の性別は意外と書かれないものだ。 死亡記事でも。

2002-06-10 (1) 00:30:05 +0900

朝日新聞>ののちゃんの藤原先生は超・長距離通勤?

9日づけ大阪本社版 Science & Technology 面 「ののちゃんのふしぎ玉手箱」に藤原先生が 「これ定期券よ。 JR東日本がだした「Suica(スイカ)」っていうカードで、 じつはICカードなの」 というせりふがある。あのマンガの舞台は大阪圏だったのでは?

2002-06-10 (1) 00:21:15 +0900

朝日新聞>「アフリカゾウの密猟組織」ってゾウを密猟する人間の組織か……

9日づけ大阪本社版国際面 「ゾウの密猟凶悪化 // ケニア / 10頭の群れごと / 組織武装化進む」。 記事冒頭には「アフリカゾウの密猟組織が、ケニアで凶悪化している」とある。 一瞬、アフリカゾウの 10 頭の群れが組織武装化して密猟を始めたのかと思った。

ゾウではそういうことはありえないだろうけど、「ロボット窃盗団」とかだと。

2002-06-10 (1) 00:14:44 +0900

たまっている新聞の処理はあせらず少しずつやることにした

未読がダンボール箱6つ分あり、既読だが未処理のものが少しある。 いままではこの量の多さに「よーし、やるぞ!」 と力んで取り組んでは疲れて積ん読の日々に戻る、というパターンだった。

2002-06-09 (0) 00:47:43 +0900

朝日新聞>日本の選挙の投票は「自署式」?

2000年12月10日づけ大阪本社版社会面 『混迷の米大統領選 日本の選管担当者は /「他人事とは思えない」 / パンチ式に疑問の声』 に「日本の自署式より正確と言われてきただけに」 とある。あそこに「自署」するのは候補者だけで、 あとの人は「自書」するのでは?

2002-06-09 (0) 00:43:08 +0900

朝日新聞>「電脳用語 中台比較」の気になる点ふたつ

8日づけ大阪本社版、国際面の記事だ。

日本ではコンピューター関連用語はカタカナ語が氾濫。 オジサンたちを悩ましているが、「漢字の本家」の中国・ 台湾では造語能力を発揮して意味や英語の音を巧みに翻訳した用語をひねり出してきた》。 ということは、 あちらでは“オジサン”も若い人も、新語に悩むことがないのだろうか。

もうひとつ気になったのは日中台のコンピュータ用語の対照表にある「カーソル」だ。 中国では「鼠標」となっている。 「マウス」が「鼠標器」となっているところからするとこれは「マウスカーソル」 ではないだろうか。

2002-06-09 (0) 00:14:04 +0900

新聞を、力を抜いて読めるようになってきたようだ

以前は、読んだ記事は頭の中で赤く染め、 全部が赤く染まると次のページに進んでいた。 読んでいない記事に気づいて読み始めるとどこまで赤く染まったかわからなくなるので、 そのページの最初からやり直しである。

2002-06-08 (6) 22:51:57 +0900

「あらばあふよのありもこそすれ」は「八代集秀逸」「定家八代抄」にも

インターネットで検索したところ、 「拾遺和歌集」以外にも載っているらしいとわかり、手元の岩波文庫を見てみた。

「王朝秀歌選」では藤原定家撰の「八代集秀逸」に載っている。 これは古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、詞花、千載、 新古今の勅撰和歌集から十首ずつ選んだものだから、 定家はこの歌を「拾遺和歌集でトップテンにはいる歌」と判断したことになろう。 「いかにしてしばし忘れむ命だに あらば逢ふ世のありもこそすれ」 と書かれている。

「定家八代抄」では恋二に含まれる。 「いかにしてしばし忘れん命だにあらばあふよの有りもこそすれ」。 補注によれば「あふよ」は「逢ふ世」「逢ふ夜」の両方が考えられるそうだ。

2002-06-08 (6) 19:37:50 +0900

旧暦と夏時間 --- 呼び方を変えてみるといいことが起きそうな気がする?

ちょっと前に 「日本における夏時間導入を反対の立場から検討するページ」 の一つに書いたことだが、 時計を進めるのではなく 「この期間はすべてを一時間くり上げて行なう」 としても効果は同じはずだ。 駅の時刻表に時刻をふたつずつ書かなければならない(注)、 などの問題はあるが、 時計を進めた場合とそうやった場合とで省エネ効果が変わるとは思えないし、 真夏の夕方がどうしようもなく暑いことも変わるまい。

旧暦が“復活”しているそうだが、意味のない復活もあるように思う。 例えば、食べ物の旬を「旧暦のいつごろ」と言うのに特に意味があるとは思えない。 新暦に換算して言っても同じことだ。 (旬が月齢にも依存するものは除く。)

使い慣れているものの呼び方をちょっと変えてみると何かいいことが起きそうな気がする、 という心理が働いているのではないだろうか。

注) 時・分、種別、行き先などを一行に一列車ずつ書いた時刻表のことを言っている。 大都市の電車の時刻表では左端に「時」が書かれ、 その右に「分」がずらずらっと書かれているが、 この場合は「時」のところだけを二つにすればいいから、 それほどでもない。

2002-06-08 (6) 02:04:57 +0900

コンピュータマニュアルの用語のわかりにくさに二種類ある

2001年5月20日づけ朝日新聞大阪本社版「どっとデジタル」の 「マニュアル / 用語わからず消費者混乱」。

熟年の希望者にパソコンの基礎を教えているグループが 「ポインター」「メニューバー」「ツールバー」「テンプレート」 などの用語を言いかえたり説明したりした独自テキストを作っているそうだが、 自作した理由の一つが 「既成のマニュアルだと用語の使い方がバラバラで混乱させられる」 というのだ。

これは、マニュアル作者が用語を勝手に使っている、という問題だ。 これは困る。

続いて、高齢者教室にきた人を対象に調べたところ 90% 以上の人が聞いたことがなかった用語の例として 「プロパティ、ウィザード、ブラウザー、インデント、 イーエスシー(ESC)」 があがっている。 「初心者向けといわれるアイコン(絵文字)も、 高齢者にとっては、図柄から機能を推察するのは難しい」 と代表者は語っている。

こちらは、意味が推測できるような用語を使っているか、という問題で、 別の話だ。推測できなくても説明して使えばよいのだから。 アイコンはそもそも、見ただけでわかるように作られてはいないだろう。

この二つが、記事でははっきり区別されていないように思えた。

ところで、 「イーエスシー(ESC)」とは何のことだろうか?

2002-06-08 (6) 01:46:34 +0900

暗算のトレーニングをしようと思い立つ

私は小学生のときそろばんの暗算を覚えたため、 ふつうの暗算の訓練をサボってしまった。 例えば「7 足す 9 は?」と聞かれたら即座に「16」 と答えられなければならないところを、 そろばんのたまを思い出して答えていたので、 一桁どうしのたし算も“覚えて”はいないのである。

そろばんなんか習うんじゃなかった、とずっと思っていたが、 くよくよしていても始まらないので、暗算のトレーニングをすることにした。 そのためのプログラム。

/*
    コマンドライン引数として +, -, *, / のいずれかをつけて起動すると
    たし算、ひき算、かけ算、わり算のトレーニングを行ないます。

    * が展開されてしまう場合は '*' とでもしてください。
*/
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <time.h>

#define N 20    /* 一回に出される問題の数 */

int a[N], b[N], answer[N];

int main(int argc, char *argv[]) {
    int i;
    char c;
    double t;
    time_t start, end;

    if (argc != 2 || (c = argv[1][0]) != '+' && c != '-'
            && c != '*' && c != '/') {
        fprintf(stderr, "usage: ...\n");    /* tenuki */
        return 1;
    }

    start = time(NULL);
    srand((unsigned)start);

    for (i=0; i<N; i++) {
        switch(c) {
            case '+':
                printf("%d + %d = ", a[i] = rand()%9+1, b[i] = rand()%9+1);
                break;
            case '-':
                b[i] = rand()%9+1;
                printf("%d - %d = ", a[i] = rand()%9+1 + b[i], b[i]);
                break;
            case '*':
                printf("%d * %d = ", a[i] = rand()%9+1, b[i] = rand()%9+1);
                break;
            case '/':
                b[i] = rand()%9+1;
                printf("%d / %d = ", a[i] = (rand()%9+1) * b[i], b[i]);
                break;
        }
        scanf("%d", &answer[i]);
    }

    end = time(NULL);
    t = difftime(end, start);
    printf("%.1f 秒\n", t);

    for (i=0; i<N; i++) {
        printf("%d %c %d = %d", a[i], c, b[i], answer[i]);
        switch(c) {
            case '+':
                printf("\t%c\n", a[i]+b[i] == answer[i] ? 'o' : 'x');
                break;
            case '-':
                printf("\t%c\n", a[i]-b[i] == answer[i] ? 'o' : 'x');
                break;
            case '*':
                printf("\t%c\n", a[i]*b[i] == answer[i] ? 'o' : 'x');
                break;
            case '/':
                printf("\t%c\n", a[i]/b[i] == answer[i] ? 'o' : 'x');
                break;
        }
    }
    return 0;
}

きょうの感想1:暗算の練習というよりは最上段のキーの練習という気がする。

きょうの感想2:かけ算の練習なのに足してしまったり、 というミスを起こしやすいようだ。 なに算かもランダムにしたらかなりむずかしいかも。

2002-06-08 (6) 01:19:30 +0900

NHKラジオのニュース>「女性のものと見られる〜が近くから発見された」

女性の遺体が海(だったかな)で見つかったというニュースでそう言っていたが、 「この女性のものと見られる〜」なのか、 「女物と見られる〜」なのか不明。

20時ごろの金沢のニュースだったような気がする。

2002-06-08 (6) 00:04:32 +0900

ツル植物への光の当たり方は北半球と南半球とで逆になるが影響はないか?

右ネジのように巻くツル植物に花がついたとする。

|*    |
|  *  |
|    *| 
|     *
|    *|
|  *  |
|*    |
*     |
|*    |
|  *  |
|    *| 
|     *
|    *|
|  *  |
|*    |
*     |
|*    |
|  *  |
|    *| 
北半球では日光を正面から受ける部分が上から下へ移動するが、 南半球では下から上になる。 これがその植物の成長に影響を与えないだろうか?  人間が足をマッサージするときに上から下へするのと下から上へするのとで効果が違うように。

ずっと前に思いついた話だが、書いたつもりで書いていなかったみたい。

2002-06-08 (6) 00:02:31 +0900

「ネジバナ」は、 ツル植物ではないが花がらせん状につくという意味で、 上に書いた植物の例になっているようである。 Google のイメージ検索で写真が見つかる。 ただし、右巻きと左巻きがほぼ同数、と書いてあるページもあったようなので、 その意味では例になっていないのだが。

2002-08-15 (4) 01:48:22 +0900

朝日新聞>名前の漢字を読み合わせるときの独特の読み方

5月19日づけ大阪本社版「どくしゃとつくる」面、 「言葉あれこれ」は「読み合わせ / 大量の名前、2人1組で声出し点検」。 その際の独特の漢字の読み方の例が出ていた。

鈴木レイボクのすずき
よこいち
ほがらか
にんべんにひだりの佐
れきしの史
すけりょう
くるますけ
じょすけ
親不孝のコウ

常用される全ての漢字にこのような呼び方があれば使い道がありそうだが、 「助」を「じょすけ」とするなど、これは人名優先、あるいは人名専用の呼び方か。

2002-06-07 (5) 23:40:51 +0900

「親孝行のコウ」と呼ばないのは、 それだと「行」と誤解される可能性があるからであろう。

2006-05-12 (5) 20:36:11 +0900

瀋陽って矢内原先生が訳された「奉天三十年」の奉天のことだったのか……

本文ナシ

2002-06-07 (5) 23:16:57 +0900

「南中」という言葉はあるが「北中」はないみたい / 「正中」なら OK ?

広辞苑第五版で「南中」をひいて「正中」という語を知った。 これなら南半球でも使えるか。

2002-06-07 (5) 23:07:20 +0900

南半球へ行くと地面が逆回りしているので気持ちが悪くならないか?

ならないだろうけど、 地球が回っているのに気持ちが悪くならないのは生まれたときからずっと同じ方向へ回っているから、 と考える人はそう心配するかもしれない。

2002-06-07 (5) 23:02:50 +0900

「@驚く為五郎」--- ABC文体に@もいれてみただけ

本文ナシ

2002-06-07 (5) 02:25:02 +0900

加藤周一著「私にとっての20世紀」は「二〇世紀」とも書く?

カバーは「20世紀」となっている。 が、確か本文には「二〇世紀」という表記もあった。

2002-06-07 (5) 02:19:28 +0900

新聞広告は「二〇世紀」としている。 例えば2000年12月9日づけ朝日新聞大阪本社版総合面。

2002-08-19 (0) 01:14:45 +0900

朝日新聞>法被(はっぴ)は単なる伝統衣装か?

6日づけ大阪本社版国際面「特派員メモ」 はジョクジャカルタから、真田正明氏の「スルタンの家来」。 王家の血筋をひく知事の長女の結婚式にあたり、 王宮事務局が報道陣に対し“伝統衣装を着るなら” との取材条件を出したのだそうだ。 そうしてみたら、王宮の雰囲気を壊さず、よかったというのだが、 最後の部分。

日本の祭りでも導入してみてはいかがでしょう。 葵祭の取材は平安装束で、 三社祭は法被姿で。

この結婚式が宗教行事だったのかどうか、記事からはわからないので、 これと並べて祭を論じてよいものかどうか。 それに、法被を伝統衣装とみなしているところが気になった。 あれは祭の参加者、すなわち信者が着るものなのでは?

2002-06-07 (5) 01:41:42 +0900

転倒数の概念、およびそれに基づく素朴な整列の原理はどのくらい明らかか?

比較可能なものの配列 a[0], ..., a[N-1] を昇順に並べかえようとしているとする。 集合 A = { (i, j) | 0 <= i < N, 0 <= j < N, i < j, a[i] > a[j] } の要素の数 A を「転倒数」と呼ぶ。

  1. これが 0 であれば昇順に並んでいる。
  2. そうでなければ a[i] > a[i+1] となる i が存在する。
  3. そのような組を交換すると転倒数が 1 だけ減る。 よって、これを繰り返してゆけばいつか昇順に並ぶ。
これが素朴な整列の原理だが、 一般の人にとってはどのくらい明らかであろうか? 授業で話してみると、 転倒数が 1 だけ減るところは 「i, j の片方がいま交換したものだったら……」 などと場合分けが必要で、ちょっと聞き手の頭を悩ませる。

例えば、幼稚園で園児たちを背の順に並ばせる際、 まずとりあえず並ばせて、 それから隣りあった二人で背の大小が逆転していたら入れ換える、 とすることがある。 これは上の原理に基づいているわけだが、 先生はこれが整列の一つのアルゴリズムであることを認識しているだろうか?

……と思ったのだが、次のように考えれば明らかに近いかもしれない。

A は、 Aj = { i | 0 <= i < j, a[i] > a[j] } の disjoint union である。園児の例で言えば Aj は 「j 番目の園児から見て 『僕(または私)より背が高いのに僕(または私)より前に並んでいる園児』」 である。 ある隣りあった二人の背の高さが逆転しているとし、 その二人を入れかえたとする。すると、 入れかわって前に出た園児の Aj からは後ろに回った園児が抜けるが、 ほかの園児についてはその要素の数は変わらない。 よって A の要素の数は 1 だけ減る。---

転倒数を前面に出さない説明もできる。

「背の高さ」ではなく「身体の重さ」で考える。 園児全員が一列になって片側に乗れるような大きなシーソーがあったとする。 隣りあった園児のうち前の園児のほうが重かったら、 その二人は入れかわったほうがモーメント(=支点からの距離と体重との積の和) が大きくなる。 よって、 このような入れかえをくり返すとモーメントはどんどん大きくなってゆくが、 園児の並べ方は有限であるから、 取りうるモーメントの値も有限個で、 いつかはそれより大きくなれないものに達する。 隣りあった二人の体重が逆転しているところがあればまだ大きくなれるから、 これで整列完了である。---

2002-06-07 (5) 01:20:54 +0900

「大東亜戦争聖戦論」と言った場合、「日本から見て」が仮定されている?

戦争は二つ以上の国(など)の間で行なわれるので、 ある当事国からみたら聖戦だが別の当事国からみたらそうではない、 ということもあるはずだ。

2002-06-04 (2) 19:45:55 +0900

「学校にコンピュータを導入」=「インターネットに接続」ではないはずだが

……世間ではもはや同義と考えられているように思える。 インターネットに接続すると、 児童・生徒には不適切な情報もはいってきてしまう。

2002-06-04 (2) 19:43:57 +0900

プロ野球>三塁打のほうが本塁打よりはるかに少ないのはおかしくないか?

ときどき、朝日新聞にも打者の成績の一覧が出るが、 三塁打は本塁打よりもはるかに少ない。 フェンスを越えての本塁打よりも、 外野をボールがころがっている間に三塁まで走るほうがむずかしい、 ということだろう。 選手によっては、二塁打も本塁打より少ない。

これでいいのだろうか?

子どものころ野球ゲームを買ってもらったことがあるのだが、 ボールがバットに当たったと判定されたあとはサイコロを二個振って結果を決める。 たしかゾロ目が長打になるのだが、 三塁打の確率は本塁打と同じかそれ未満だったと思う。

「三塁打が本塁打より少ない球場は狭すぎるから広げるように」 としたら?

2002-06-04 (2) 19:40:09 +0900

空中で分解するだけでは「空中分解」とは言わない

反例:ウルトラホーク1号。

2002-06-04 (2) 19:34:18 +0900

食品の「20% 増量」みたいに「幸せ 20% 増量」となったらいいのに

本文ナシ

2002-06-04 (2) 19:30:50 +0900

「名前と顔が一致」したら肩の上に名前がついていることにならないか?

教師仲間の会話で 「その学生は私の授業に出ているようだがまだ名前と顔が一致しなくて」 と言ったりするが、 もしも名前と顔が一致したら、 「名前=顔」、すなわち、 肩の上に名前がついていることにならないだろうか?

だから、「まだ名前と顔の対応がついていない」 というのが“正しい”のだろう。

2002-06-04 (2) 19:22:57 +0900

1938 年のワルター指揮・マーラー「九番」のコンマスはシュナイダーハン?

先日、バイオリニストのヴォルフガング・シュナイダーハン氏が亡くなった。 私は、 リヒターのチェンバロと組んだバッハのバイオリンソナタのCDを聞いたぐらいで、 よくは知らなかったのだが、 インターネットで経歴を調べたところ、 1937 年から 1949 年まで、ウィーンフィルのコンサートマスターだったようだ。

1838 年一月 16 日の、 ブルーノ・ワルター指揮・ウィーンフィルの、 マーラー「交響曲第九番」の録音が CD で入手できる。 例えば第一楽章のコーダのバイオリンソロは彼なのだろうか?

そうであっても不思議はない。 ただ、あの録音は私にとって一つの“伝説”である。 あれに参加した人が最近まで生きていたのだろうか?

2002-06-04 (2) 19:16:45 +0900

書斎においてあった古新聞のうち不要なものをリサイクルに回した

五カ月前にこの「いろいろ」ネタにしたものまであった。 あんなものにイスを占拠されて座れないでいたのかと思うと情けない。

2002-06-04 (2) 02:09:10 +0900

朝日新聞>「米大統領、明治神宮参拝」というが「参拝」がふさわしいか

2月16日づけ朝日新聞大阪本社版総合面に「米大統領、明治神宮参拝」 の記事がでている。

一方、大統領の参拝について政府首脳は 「そもそも大統領は(日本の伝統文化である) 流鏑馬を見たいというのが強い希望だ」と述べ、 参拝が主目的でないことを強調した。 参拝は神道形式にはよらず、一礼だけとなる予定だ。

「明治神宮を訪問、流鏑馬を見学」ぐらいのところではないか。 「参拝」は英語では worship に当たるようだが、 大統領自身は worship にゆくと認識しているのだろうか。

2002-06-04 (2) 00:10:51 +0900

朝日新聞石川面>「明治元年の2月14日」とは?

2月15日づけ朝日新聞石川面「明治の大火教訓 / 住民らが鎮火祭」に 「輪島市鳳至町稲荷町で14日、恒例の鎮火祭があった。 明治元年のこの日、同町一帯約400戸のうち80戸が焼失」 とあったが、広辞苑によれば元号の「明治」は 1868 年 9 月 8 日からだ。 その年の 2 月 14 日のことをいうなら「慶応4年」とすべきだろう。

ただし、 このとき天皇は明治天皇だったので、 「明治帝治世下の大火」の意味でなら「明治の大火」と呼ぶことも可能だろう。

2002-06-04 (2) 00:02:08 +0900

「銭形平次:銭型平次=線形代数:線型代数」というわけでもあるまいが……

「銭型平次」という“誤字”がけっこうインターネット上にはあるようだ。

「線形」「線型」はどちらも使う。

2002-06-03 (1) 23:39:45 +0900

TVアニメ「サザエさん」>「やらさせてもらいます」と言っていた

(確か)2001 年 10 月 21 日放送の「妻として」で、 (確か)サザエさんが 「あんたたちの姉としてきびしくやらさせてもらいます」 と言っていた。

いまごろになってメモが出てきた。

2002-06-03 (1) 00:03:50 +0900

列車内で使うノートブックは A5 でもまだ大きい

私には妙な癖があり、 ノートブックは列車のテーブルに置きたくない。 もし置いたら、その後はベッドサイドにおいたり、 むき出しでカバンに入れたりはしたくない。 このあいだ出かけたときは、 「内側は“汚れて”いるが外側は“きれい”」な紙袋を用意して、 テーブルに置いたノートブックはそれにいれてからカバンにいれるようにしようか、 と思ったほどだ。

また、私は列車の中でカバンを大きく開けるのを嫌う。 何かを落としてしまうのではないか、と心配なのだ。

だからウェストポーチにはいるサイズを選ぶことになるが、 それだと A5 でもまだ少々大きい。 それより小さいと「メモ帳」といったサイズになるが、 列車で使う専用に、と思えばこれでもがまんできるか。

2002-06-02 (0) 23:54:09 +0900

ノートブックは B5 よりも A5 のほうがぱらぱらめくるときに便利か?

A4 のノートブックは大きすぎて、片手でつかめない。 机に置いて使うサイズだ。

B5 以下なら、背に中指薬指小指をかけ親指でぱらぱらめくることが可能である。

いま、いろいろなサイズのノートブックで試してみたら、 B5 よりも A5 のほうがさらにやりやすいようだ。

2002-06-02 (0) 23:50:39 +0900

最近の私がノートブックに書いているのは書きなぐりのメモ

アメリカでは玄米茶がハーブティー扱いのことも、 とメールで教えてくださったかたが、 “A5 のノートブックは見開きでコピーすれば A4 になるので 書類を A4 サイズで統一しているなら便利”と教えてくださった。

なるほど! と思ったが、 ほかのサイズのでも拡大・縮小コピーすればいいのでは? という気もした。

しかしそれ以前に、 私が最近ノートブックに書いているのは書きなぐりのメモなので、 コピーをとって再利用しようという気には全くならない内容なのだった。 しかも、濃い鉛筆を使うのと、 用が済んだら「人間シュレッダー」になって切り刻む場合があるのとで、 片面しか書かないことにしている。

少し前までは、そういうなぐり書きは不要な紙にしていた。 教師をしていると、 出席者が少なくて余ったプリントが結構たまるのだ。

なぐり書きした中から「これは!」と思うことが出てくれば、 それは A4 のノートブックにシャープペンシルで清書する。 その際は下敷きを使って、両面書くようにしている。

2002-06-02 (0) 23:48:28 +0900

アメリカでは玄米茶はハーブティー扱いのこともあるそうだ

知人がメールで教えてくれた。

うーむ。ハーブというと「からだにいい」というイメージだが、 玄米は単に香りづけのような気がする。

2002-06-02 (0) 22:59:18 +0900

朝日新聞石川面>「ゾォブァンニ」という外国人名表記はどんな音を表わす?

5月31日づけ朝日新聞石川面 「時雨亭の入場者 / 20万人目はイタリア人」 に 「イタリアから訪れたゾォブァンニ・アルベルゴーニさん」 とあるが、 「ゾォ」「ブァ」はいったいどんな (日本語の)特殊音を表わすつもりなのだろうか?

2002-06-02 (0) 22:33:27 +0900

朝日新聞>時差の書き方>「現地時間=日本よりマイナス1時間」

5月14日づけ朝日新聞大阪本社版「政治・総合」面、 「瀋陽事件 外務省調査報告書(全文)」 に 「(以下の時間は、 いずれも現地時間=日本よりマイナス1時間)」 とある。

「マイナス1時間『進んでいる』のか『遅れている』のかはっきりせい!」 と言いたくなってしまうところだが、 書いた人の気持ちを推しはかるなら、 「日本時間よりも一時間遅れている」と 「日本時間マイナス一時間」がごっちゃになったのであろう。

2002-06-02 (0) 22:25:57 +0900

超薄手のタイプ用紙は計算用紙に向いている

職場の事務室から、かなり古いタイプ用紙が出てきた。 いまやみんなワープロを使うから、誰も使う人はいない。 もったいないので計算用紙にしてみたら、調子がいい。

まず、超薄手なので持ち歩く際に軽い。 それに、へなへななので端で手を切るおそれがない。

KOKUYO 製で、表紙には TYPEWRITING PAPER と書かれている。 100 枚。 「タイ-11」とあるのが型番だろう。 表紙のうち裏に回っている部分には四角囲みで「80」と書かれているから、 80 円だったのだろうか。

2002-06-02 (0) 21:04:42 +0900

更新記録 --- 最初のページを少々手直し

先日の、「いろいろ」のファイル構成の変更に伴って変えた部分。

2002-06-02 (0) 02:23:35 +0900

「半角数字に助数詞が続く場合はスペースをいれない」というやり方もある

私は、パソ通時代から、 半角文字と全角文字の間には原則としてスペースを置いている。

関数printf()は
ではなく
関数 printf() は
のように書くのである。

massangeana 氏がご自身の「いろいろ」で、 「わずか 2ドル」 のように半角文字の前にだけスペースを置いておられたので尋ねたところ、 助数詞が続く場合はスペースを置かない方針なのだそうだ。

2002-06-02 (0) 01:49:10 +0900

カレンダーが“六週”ある月は毎年必ず存在する

今月のカレンダーは

日 月 火 水 木 金 土
                   1
 2  3  4  5  6  7  8
 9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
となっており、“六週”ある。

「二月以外の小の月が土曜から始まる場合」 「大の月が金曜あるいは土曜から始まる場合」 がこれに当たるが、このような月は毎年必ず存在する。 下の表は、六月、八月、十月、十二月の第一日の曜日を示す。 [ ]で囲んだところが、“六週”ある場合である。

六月 [土]
八月[金] [土]
十月 [金] [土]
十二月 [金] [土]

2002-06-02 (0) 01:39:57 +0900

「サ」を裏から見ると「せ」に似ている

サイゼリヤの窓を店内から見てそう思った。

2002-06-02 (0) 01:23:18 +0900

食べ物にかけるソースは sauce / 誤った綴り“souce”の“原因”はこれか?

「ソースファイル」などの source を souce と誤っているのをときどき見かける。 www5a.biglobe.ne.jp に ftp ではいると出るメッセージもそう。

私が綴りを間違えるときは字数は同じことが多いのでこう考えたが、 一般にはそうとは限らないからはずしているかもしれない。

2002-06-02 (0) 01:20:19 +0900

明らかに二十歳を過ぎているのに酒を注文する際に身分証明書を出そうとする

そして 「お客さまの場合、わかりますから結構です」と言われたら 「いいや、人を見かけで判断してはいかん」と言い返す。

2002-06-02 (0) 01:12:58 +0900

威嚇するつもりで「いつか死んでやる」と言ったところで全く意味がない

「いつか仕返ししてやる」「死んでやる」なら意味があるが、 「いつか死んでやる」では 「そりゃ人間なんだからいつか死ぬでしょう」と言い返されるだけだ。

2002-06-02 (0) 01:09:40 +0900

ハノイの塔>円盤の動きは「拡大反行カノン」「拡大逆行カノン」である

ハノイの塔>n ステップ後の各円盤の位置を n によらない計算量で計算する (2002-05-07 (2) 23:57:03 +0900)》 からわかる。 この動きの場合、「反行」といっても「逆行」といっても同じである。

2002-05-26 (0) 22:21:20 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 20:43:01 +0900

シュレッダーに「トロイの木馬」としてファックスがしかけられていたら?

機密書類を裁断したつもりがよそへ送られていたりする。

2002-05-26 (0) 21:04:29 +0900

分まで表示するデジタル時計は時報ちょうどに合わせる? 30秒進める?

「19:00」と出ているときは 19:00:00 以降だが 19:01:00 にはなっていない、 という合わせかたが普通だろうが、 表示されているよりも一つ下の桁で「四捨五入」して表示していると考えれば 30 秒進めて合わせることになろう。

2002-05-26 (0) 19:38:43 +0900

「行列のできる線形代数」という教科書名・講義名はどうだろう?

最近、「行列のできる〜」というのが流行しているようなので考えてみた。

線型代数には必ず行列が出てくるが、 この「行列」の原語は matrix である。

2002-05-26 (0) 19:34:41 +0900

「x と y は互いに〜」の定義は x と y について対称な命題に限る?

高校まででは二つの自然数についての「互いに素」しかでてこない(と思う) が、大学にゆけばほかにもでてくる。 いろいろな「互いに〜」がありえるが、 では、たとえば 「実数 x, y に対し x < y のとき『x と y は互いに〜』」 と定義することは“いけない”だろうか。 いけないとしたら、それは「互いに」がついているからだろうか。

河野俊丈「曲面の幾何構造とモジュライ」(日本評論社 1997 年) の 109 ページ、 コンパクト閉曲面の位相的分類の中に、次のような定義がある。

基本領域の境界の文字列において, x, y互いに分離するとは, ...x...y...x-1...y-1... のように, xx-1 の間に, y または y-1 の一方が入っていることである。

この定義は一見しただけでは対称でない。

2002-05-26 (0) 19:29:11 +0900

NHK金沢>「高校整理騎士」かと思ったら「高校生力士」らしい

きょう、大会があったそうだ。 ラジオのローカルニュースで。

2002-05-26 (0) 19:12:42 +0900

更新記録 --- 「いろいろ」のファイル構成を変更

今までは、「いろいろ」のページ間のつながりは次のようになっていた。

--+- iroiro.html
  +- iropreface.html
  +- iroindex.html ---+- iro0001.html
  |                   +- iro0002.html
  |                   +- ...
  |                   :
  |
  +- xiroindex.html
(iroiro.html が『すのものの「いろいろ」』、 iropreface.html は『すのものの「いろいろ」へのはしがき』、 iroindex.html は『以前の「いろいろ」の目次』である。)

iroiro.html に最新のものを収め、60KB ぐらいになると iro????.html(「????」は十進四桁)に移していたが、 これでは私の「いろいろ」にリンクがはりにくいのでは、 と前から気になっていた。

そこで、最近のものをいきなり iro????.html に収めることにした。 ただし、 iroiro.html の更新時刻で私の「いろいろ」 の更新を知って読んでくださるかたもあると思われるので、 iroiro.html はダミーで継続する。 すなわち、iro????.html に更新があるときは iroiro.html も更新し、そこから最新の iro????.html にリンクをはることにした。

iroindex.html は『以前の「いろいろ」の目次』から 『すのものの「いろいろ」の目次』に改め、 冒頭に 「最新のものは一番上のページにあります」 と書き加えた。

いままで iroiro.html の冒頭にあったもの:


新しい iroiro.html の内容:

最新のものは 「すのものの「いろいろ」(その48)」 にあります。

※ このページは、 「いろいろ」に追加があった場合には最終更新時刻が更新されます。

iropreface.html の冒頭にあったもの:

すのものの「いろいろ」』には、京大型カード風に、 気づいたこと・思いついたことを一項目ごとの読み切りで書いています。

新しく書いたものを先頭に追加していますので、 下へゆくほど昔に書いたものとなっています。 また、ファイルが大きくなりすぎないよう、 適当な分量がまとまると別ファイルに移しています。 それらのファイルは 『以前の「いろいろ」の目次』 からリンクをたどればご覧になれます。

これを次のように改めた:

京大型カード風に、 気づいたこと・思いついたことを一項目ごとの読み切りで書いています。 各ページの中では下へゆくほど昔に書いたものとなっています。

これらに合わせて最初のページも書きなおした。

すぐにはやらないが、これで、 項目ごとに <a name> ... </a> をおけば直接そこへ飛ぶようリンクをはることもできるようになる。 (今まではファイル名が変わるのでうまくゆかないこともあり、 おいていなかった。)

2002-05-26 (0) 19:03:33 +0900

大相撲>土俵をいくつも作って、順に「時間いっぱい」になるようにしたら?

大相撲では、実際に相撲をとっている時間はごく短い。 土俵をいくつも作り、順に「時間いっぱい」になるようにしたら、 今の数分の一の時間で終わるのではないか?

それじゃつまらないだろうけど。

2002-05-26 (0) 18:56:32 +0900

プロ野球>真の「多元中継」はできないか?

ラジオの多元中継は、 複数の球場からの中継を適当に切りかえるだけだ。 よって、切りかえた途端にゲームがつまらない内容になることもある。 (どのようなゲームをつまらないと思うかは人によるだろうが。)

そうではなく、 一人のアナウンサーが複数の試合の中継をすることはできないだろうか。 「その間に**球場では**のカウントはツーナッシング」 などとやるのである。

2002-05-26 (0) 18:52:22 +0900

拾遺和歌集>「あらばあふよのありもこそすれ」

「王朝物語秀歌選(上)」(岩波文庫)230 ページで 「あらば逢ふよの内大臣」の説明に 「いかにしてしばし忘れん命だにあらば逢ふよのありもこそすれ」 とあるのを読んで知った、拾遺和歌集の歌。 印象深い歌である。

前半は 「かにして ばしわすれん のちだに」 とイ段を重ね、 後半は 「らば ふよの りもこそすれ」 とアを並べている。

「拾遺和歌集」(岩波文庫)によると 646 番の歌で、 「いかにして暫し忘れむ命だにあらばあふ夜のありもこそすれ」 と表記されている。 「よ」は「夜」だったのか。 「世」かとも思っていたが。

2002-05-26 (0) 16:09:09 +0900

大相撲>序の口などの優勝力士表彰で「連日 善戦し」のように言う

ラジオをつけたらきょうが千秋楽なので思い出した。

序の口などは毎日は取り組みがない。 それなのに、 優勝力士の表彰では「連日 善戦し」のように言うのである。

きょうは聞き取れなかった。 去年の七月だったか、テレビを見ていて気づいたこと。 「善戦し」はあまり確かではない。

2002-05-26 (0) 15:56:19 +0900

字数かせぎに枕詞を使った答案・レポートはどうするか

入試問題やレポートで、「何字以上何字以下」と字数が決められている場合がある。 字数かせぎに枕詞を使ったものがあったらどうするか。

2002-05-26 (0) 15:46:37 +0900

サザエさんの「裏のおばあちゃん」は「浦の」をかけている?

TV アニメ「サザエさん」に「裏のおばあちゃん」がでてくる。 最近はあまりこうは呼ばれていないようだが。 この「裏の」は「浦の」とかけているのだろうか。 サザエさんの登場人物の多くは海にちなんだ名前を持っている。

2002-05-26 (0) 15:43:12 +0900

「由美」という名前は「弓」の万葉がなによる表記に基づく?

「ゆみ」と読む名前にはいろいろな漢字があてられるが、 「弓」と書かれることはまずない。 「弓」の意味ではないと思っていたが、 斎藤茂吉「万葉秀歌(上)」(岩波新書、1938 年。1968 年改版) 5 ページで 3567 番の歌は「弓」を「由美」と表記していることを知った。

「なべ」という女性名が昔はよくあったが、 それは台所用品のナベが当時は非常に大切な財産の一つだったから、 と聞いたことがある。 「ゆみ」もそうなのか、弓が魔除けにも使われるところからか、 それとも関係ないのか。

2002-05-26 (0) 15:33:59 +0900

「弓子」という名前はあるのだった。

2002-07-07 (0) 17:15:00 +0900

かっぱえびせんの TV CM に出てくるのカッパは手首を切断されているのか?

サザエさんやこち亀に、 スポンサーである Calbee の「かっぱえびせん」の CM がはさまる。

“両親とその子どもであるところの男の子”という設定であると思われる三人が、 スーパーマーケットらしきところで買い物をしている。 男の子の“なぜかっぱえびせんと言うのか”という質問に 母親が“カッパが作っているから”と答えると 着ぐるみのカッパが工場で働いているシーン --- たぶん想像シーン --- になり、 男の子と父親が「買ってあげて」と母親にせがむ、という CM である。

どうしてあれで“買ってあげて”になるのかわからない。 実際には誰か人間が働いているわけだが、 だからといって「買ってあげて」にはならないだろう。

「カッパには同情するのにどうして人間には」 という批判かとも思ったが、 何度も見ているうち、途中でカッパの手が --- 特に大写しというわけではないが --- はっきり写るシーンがあるのに気がついた。 本来、カッパの手足には指があり、その間に水かきがあるはずである。 ところが、そのカッパの着ぐるみの手先は棒状になっている。 このカッパは手首から先を失っているのではないだろうか。

最近、内戦で一部の勢力が住民の手首を切断した、と報じられた地域がある。 その人々が念頭におかれているのでは、と考えさせられてしまった。

2002-05-26 (0) 15:14:46 +0900

『新茶の季節に生まれたから「しんちゃん」』と名づける人はいるだろうか

少し大きくなると親から命名の由来を聞かされたりするが、 『新茶の季節に生まれたから「しんちゃん」』 だったりすることはあまりないように思う。

新茶を飲みつつふと思った。

2002-05-26 (0) 14:54:37 +0900


すのもの Sunomono