G-4型は、F型の足まわりのまま重量が増加しちゃったG-1/2型の足まわりを強化したタイプです。
タイヤを太くして、ロシアのどろんこ滑走路でも沈みにくくしたわけですな。でもって、今までギリギリで主翼に収めてたタイヤがぴっちり入らなくなったものだから、主翼上面のタイヤが当たる部分を切り抜いて、そこに膨らみをつけた外板を貼り付けたのが、この、G-3/4型です。
ところが、ほぼ同時期に、その機首上面の7.9ミリ機銃を13ミリ機銃に換装した武装強化型のG-6型が登場したので、G-3/4型の生産は、109にしては小規模に終わってしまうのです。
ただ、性能から見たら、G-3/4型のほうが軽いので、空戦性能はこちらのほうが上だったでしょう。
改造ポイントは、ただ機首のエンジンカバーをファインモールドのパーツに変えただけ。過給器のインテークもファインのじゃないとだめです。基部の形がG-6とG-4じゃ違います。
ファインのG-2。こうしてみると、やっぱりタミヤの胴体断面とかキャノピの大きさとかのほうがぼく好み。
いつもどおり、主脚と前縁スラットとキャノピーは可動にしました。
ファインモールドのエンジンカバーは、ほんのちょっと削るだけでフィットしました。このへんの寸法はもう確定的な常識なのね・・・
ファインのパーツにはエンジンカバー中央を走る長い蝶番が再現されてないので伸ばしランナーで再現しました。
そのうち防塵フィルター付きとか、左右の主翼にゴンドラ銃つけたのとか、偵察型とか作ってみたいっす。
キャノピ可動。でもね、実は失敗して1キットゴミにした・・・orz
風防より前の機銃カバーはファインモールドのキットから切り取ってきた。ファインモールドのMG17のパーツは秀逸なのでもちろん流用しました。
ガーランドパンツァーは、G-4後期型でも装着例があるという話。このへんはG-6といりまじってて109のカオスな魅力。
タミヤのコクピットのパーツは素晴らしい!これだけで飾っておきたいレベル。
タミヤの胴体側に手を入れる部分はこのくらい。・・・もしかしたら、G-2~4とG-5/6で機首の長さ違う可能性もあるかもだけど・・・知らん!無視!
タミヤのデカールは貼りやすくなっちゃいるけど、相変わらず癖があって取り回しづらい・・・
タイヤが収まる部分はこのくらい削ります。ちょっとスリリングですが、抜けちゃっても瞬間接着剤とかで結構簡単に補修できる。
109キットはしばらく・・・タミヤさんがG-6のバリエーションを出すまでお休みかな。
タミヤさん1/32で出さないかな〜・・・