Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>C51・18900形の組み立て
動輪を3つとも主台枠の軸受けにはめ込み、動輪押さえとバネ板を取り付けました。
曲線レールの上で転がし、ブレーキシューが車輪に当たらないように調整しました。けっこうギリギリです。
サイドロッドを左右両側に取り付けました。
クロスヘッドとメインロッドを準備しておきました。
メインロッドは第一動輪ピンと干渉しやすいので、説明書に従って一部を曲げました。
これで足りなければ、前側も同様に(少し)曲げて、メインロッドを外側に離すこともあります。ただ、離しすぎると今度は加減リンクと干渉することがあります。通過させるカーブによっても妥協範囲が変わると思います。
もちろん曲げずに調整をがんばるのも自由です。
ラジアスロッド(F2-1左・F2-1右)の事前曲げです。
合併テコが軽く動かないときは、ラジアスロッド先端にきつく挟まっていることがあるので、このへんの隙間の具合を調整してみます。
加減リンクが動きにくいときや、逆にぐらつきが大きいときは、モーションプレート周辺の隙間を加減したり、ラジアスロッド裏側に何かを挟んで加減リンクの動く余裕を狭めてみたりしています。
クロスヘッドとメインロッドを取り付けました。
ピストン棒の長さの確認と調整はここで行いました。シリンダーブロックの中を覗き込みながら動輪を回転させて、ピストン棒が前蓋につっかえないか、後蓋から抜け落ちないかを確認しながら切り詰めました。
なお、メインロッドを曲げる場合は、ピストン棒の調整の前に曲げておかないと、あとで曲げたら長さが足りなくなって抜けやすくなることがあります。
曲線レール上であらゆる方向に転がりチェックを行い、その後反対側も組み立てました。
従台車を取り付けました。
今度は先台車です。
曲線レールの上で転がりをチェックし、最後に補助ウェイトをウェイト板に接着しました。
簡単ですが仕上げをしました。写真は下廻りに載っていますが、合体前に行いました。
そのワッシャーの様子です。あとで写真のように前側にも重ねて入れました。これがないと主台枠と煙室下部(ボイラーボス)の間に隙間があり、ネジを強く締めるとランボードが歪んでしまうことがあったためです。ただ、それは私が何かの部品を付け間違えていたためかもしれません。
テンダー側の仕上げです。