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9600 その2

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前面

メーカーごとの代表的な前面です。デフ付き・デフなしがあるものは両方を並べました。

エンドウ デフなし エンドウ 除煙板付
エンドウ
煙室扉を外し、発煙装置をセットできる構造です。
エンドウ 除煙板付
金属製のためすっきりしたデフです。
マイクロエース デフなし マイクロエース 大型デフ
マイクロエース デフなし マイクロエース 大型デフ
マイクロエースの9600シリーズの初回作です。
KATO デフなし KATO デフ付き
KATO デフなし
煙室部は他の部分よりもツヤが抑えられています。端梁はカプラー解放テコの形が違う2種が付属します。
KATO デフ付き
プラ製ですが薄めのデフです。写真は2009年の再生産品で、先輪の厚みが少し薄くなっています。
トミックス デフ付 やえもんデザイン 標準タイプ
トミックス デフ付
デッキが長く、デッキ上の台枠先端部が、ランボードの上まで高くなっています。そのため独特な顔つきです。
やえもんデザイン 標準タイプ
薄い金属で構成されているため、全体的にシャープな印象で、デフも大変薄いです。

前面(その他のマイクロエース製品より)

マイクロエースにはバリエーションが多く、前面にもいろいろなものがあります。特に北海道形のバリエーションが多いです。

マイクロエース 大型デフ・集煙装置付 49654 デフなし 後藤寺機関区
大型デフ・集煙装置付 49654 デフなし 後藤寺機関区
初期に発売された「デフなし九州タイプ」の再生産的な製品です。
マイクロエース 北海道重装備 マイクロエース 北海道重装備(2ツ目)・改良品
北海道重装備
切詰デフに密着した空気溜め、デッキ手すりが特徴です。
北海道重装備(2ツ目)・改良品
ライトがかたつむりの目玉のようですが、ちゃんと点灯します。
マイクロエース 29622 北海道切詰デフ 29660 オレンジ
29622 北海道切詰デフ 29660 オレンジ
青森区でオレンジ塗装されたものです。つかみ棒は白いので太く見えますが、他のタイプと同じ太さです。
9633 ゼブラ塗装 49648(キマロキ編成3両セット)
9633 ゼブラ塗装
デフなしのゼブラ塗装タイプです。模様のせいで周囲の手すりが目立ちすぎず、割と良い感じに見えます。
49648(キマロキ編成3両セット)
ゼブラ塗装は好みがはっきり分かれるようですが、自分で塗るのは難しいものです。

ボイラー周辺(マイクロエースとKATO)

マイクロエースとKATOの基本形は、どちらもよくできています。
マイクロエースはごく標準的な部品構成で、モールドは若干甘いものの、使い古された無骨な感じにも見えます。対してKATOはモールドが非常にシャープで、この点はコアレスモーター化された最近の他製品と並べても、何ら見劣りしません。

マイクロエース 前方より マイクロエース
KATO 前方より KATO

マイクロエース 後方より マイクロエース KATO 後方より KATO

なおKATOの煙室部分は別パーツになっており、この部分だけ煙室のヤケの表現ということでつや消しになっています。
分解の際にはこの煙室を外す必要があるため、改造などで継ぎ目をまたぐような装備を無計画に付けると、あとで困ることがあります。


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