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9600

9600

1999.2.20/2018.4.11

蒸機時代を再現するのに必須の機関車ですが、1999年にマイクロエースから各種発売されるまでは、エンドウ1社しか出していませんでした。
マイクロエースとほぼ同時にトミックスからも発売され、2002年になってKATOからも発売されたので、マイクロエース後のたった3年でかなり競合の多い模型になりました。
2018年には、やえもんデザインからコンバージョンキットも発売されています。

1-大きさ | 2-前面・ボイラー周辺3-ライト・キャブ・テンダー等4-エンドウ・トミックス・KATO・やえもんデザイン5-マイクロエース


横から(デフなし)

煙室扉の位置が大体揃うように並べました。

エンドウ側面 エンドウ
9600形(拡大写真)
マイクロエース側面 マイクロエース
9600形 デフなし(拡大写真)
KATO側面 KATO
9600(拡大写真)

エンドウは1980年代の模型ですが、スケールが当時一般的だったKATOの蒸機とほぼ同じなので、並べても違和感がありませんでした。テンダードライブのため、ちゃんとボイラーと主台枠が分離していて向こう側が見えます。
マイクロエースの9600は同社の蒸機では比較的初期のものですが、長さ・高さともによくまとまっており、人気も高い製品です。

最後に登場したKATO製品は、当初「ファインスケール」と広告されていたせいもあり、登場まで大きさについての憶測が絶えませんでした。マイクロエースとエンドウの中間くらいの大きさです。機関部・テンダーともマイクロエースよりわずかに長い程度ですが、ボイラーが太いのでボリュームを感じます。

横から(デフ付き)

エンドウ側面 エンドウ
9600形 除煙板付(拡大写真)
マイクロエース側面 マイクロエース
9600形 標準タイプ(大型デフ)
(拡大写真)
KATO側面 KATO
9600 デフ付(拡大写真)
トミックス側面 トミックス
9600形 デフ付き(拡大写真)
やえもんデザイン側面 やえもんデザイン
9600 標準タイプ(拡大写真)

トミックスの9600はデフ付きのみです。製品はテンダーモーターのため、キャブ内をシャフトが貫通しているのが特徴です。
9600は、メーカーによってエンジンドライブ、テンダーモーター、テンダードライブと3種類の駆動形式が存在する面白い模型です。
やえもんデザインはコンバージョンキットのため、ベース車によって全長は変わります。写真の作例はマイクロエースをベース車とし、ドローバーを数ミリ詰めています。

前から

エンドウ デフなし前面 マイクロエース デフなし前面 KATO デフなし前面
エンドウ
(拡大写真)
マイクロエース
(拡大写真)
KATO
(拡大写真)
エンドウ デフ付き前面 マイクロエース デフ付き前面 KATO デフ付き前面 トミックス デフ付き前面 やえもんデザイン 標準タイプ前面
エンドウ(除煙板付)
(拡大写真)
マイクロエース(大型デフ)
(拡大写真)
KATO(デフ付)
(拡大写真)
トミックス
(拡大写真)
やえもんデザイン
(拡大写真)

KATOは車体サイズに比べてボイラーが太くできており、この中にモーターがぎりぎり収まっています。写真は2009年の再生産品で、先輪のタイヤが薄いものに変更されています。
エンドウとやえもんデザインは金属製のためデフが薄く、特にやえもんデザインのデフは洋白製で大変シャープです。

後ろから

エンドウ後方 マイクロエース後方 KATO後方 トミックス後方 やえもんデザイン後方
エンドウ
(拡大写真)
マイクロエース
(拡大写真)
KATO
(拡大写真)
トミックス
(拡大写真)
やえもんデザイン
(拡大写真)

エンドウはテンダードライブのため、大きめのテンダーにモーターとウエイトがびっしり詰まれており、牽引力向上のためのゴムタイヤが付いているのが見えます。

KATOのテンダーのライトは点灯します。マイクロエースとトミックスのライトは銀塗装による表現ですが、マイクロエースの初期製品では銀色は塗られていませんでした。

トミックスのカプラーは自動解放可能なMカプラーですが、写真では別のものに交換してあります。リベットなどのディテールは当時見ても、他社に比べて太めでした。
やえもんデザインのテンダーはベース車をそのまま使用するため、何を使うかによって後姿は変わります。作例はマイクロエース製です。

上から

エンドウ上面 エンドウ
マイクロエース上面 マイクロエース
トミックス上面 トミックス
KATO上面 KATO
やえもんデザイン上面 やえもんデザイン

トミックスとマイクロエースのボイラー部分はほとんど同じ大きさですが、トミックスはデッキ部がだいぶ前に突き出しているため、端梁間は伸びています。
そのためボイラー部が長いKATOと、トミックスの全長は、それほど大きくは違いません(ただし見た目のボリュームは結構違います)。
やえもんデザインはランボード上面にもディテール表現があり、リベットがきれいに並んでいます。

編成のバランス

KATOのワム90000を連結した様子です。

エンドウ

エンドウ+ワム90000

マイクロエース

マイクロエース+ワム90000

トミックス

トミックス+ワム90000

KATO

KATO+ワム90000

やえもんデザイン

やえもんデザイン+ワム90000

前から見ると特に、KATOとマイクロエースの大きさには結構な差がありますが、意外にも屋根の高さはほとんど同じです。 KATOのほうがハガキ1枚分高いかどうかです。
どこでつじつまを合わせているのか不思議な感じです。

マイクロエースとKATOのキャブ屋根比較

ちなみに全体が最も大きいエンドウは、マイクロエースよりも2mmほどキャブが高くなっています。


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