Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>9600

9600

9600

1999.2.20/2013.9.21

蒸機時代を再現するのに必須の機関車ですが、1999年にマイクロエースから各種発売されるまでは、エンドウ1社しか出していませんでした。
マイクロエースとほぼ同時にトミックスからも発売され、2002年になってKATOからも発売されたので、マイクロエース後のたった3年でかなり競合の多い模型になりました。

1-大きさ・編成のバランス | 2-ボイラー周辺・前面3-ライト・キャブ・テンダー等4-エンドウ・トミックス・KATO製品5-マイクロエース製品


横から(デフなし)

煙室扉の位置が大体揃うように並べました。

エンドウ側面 エンドウ
(拡大写真)
マイクロエース側面 マイクロエース(A9705 デフなし)
(拡大写真)
KATO側面 KATO
(拡大写真)

エンドウは1980年代の模型ですが、スケールが当時一般的だったKATOの蒸機とほぼ同じなので、並べても違和感がありませんでした。テンダードライブのため、ちゃんとボイラーと主台枠が分離していて向こう側が見えます。
マイクロエースの9600は同社の蒸機では比較的初期のものですが、長さ・高さともによくまとまっており、人気も高い製品です。

最後に登場したKATO製品は、当初「ファインスケール」と広告されていたせいもあり、登場まで大きさについての憶測が絶えませんでした。マイクロエースとエンドウの中間くらいの大きさです。機関部・テンダーともマイクロエースよりわずかに長い程度ですが、ボイラーが太いのでボリュームを感じます。

横から(デフ付き)

エンドウ側面 エンドウ(除煙板付)
(拡大写真)
マイクロエース側面 マイクロエース(A9701 大型デフ)
(拡大写真)
KATO側面 KATO(デフ付)
(拡大写真)
トミックス側面 トミックス(デフ付き)
(拡大写真)

いずれもデフがついているだけで、長さはデフなしと変わりません。マイクロエースは発売されているバリエーションがとても多く、ここで挙げたデフなしとデフ付きでは異なるテンダーが付いています。

一番下のトミックス製品はテンダーモーターのため、キャブ内をシャフトが貫通しています。前部デッキは少々長くなっているようです。トミックスにはこのデフ付き1種しかありませんでした。 9600は、メーカーによってエンジンドライブ、テンダーモーター、テンダードライブと3種類の駆動形式が存在する面白い模型です。

前から

エンドウ デフなし前面 マイクロエース デフなし前面 KATO デフなし前面
エンドウ
(拡大)
マイクロエース
(拡大)
KATO
(拡大)
エンドウ デフ付き前面 マイクロエース デフ付き前面 KATO デフ付き前面 トミックス デフ付き前面
エンドウ(除煙板付)
(拡大)
マイクロエース(大型デフ)
(拡大)
KATO(デフ付)
(拡大)
トミックス(デフ付き)
(拡大)

KATOは車体サイズに比べてボイラーが太くできており、この中にモーターがぎりぎり収まっています。写真は最新の製品で、先輪のタイヤが薄いものに変更されているため、マイクロエースに比べて足元は狭く見えます。
トミックスとマイクロエースは前から見た大きさはほとんど同じです。

後ろから

エンドウ後方 マイクロエース後方 KATO後方 トミックス後方
エンドウ
(拡大)
マイクロエース
(拡大)
KATO
(拡大)
トミックス
(拡大)

エンドウはテンダードライブのため、大きめのテンダーにモーターとウエイトがびっしり詰まれており、牽引力向上のためのゴムタイヤが付いているのが見えます。
写真のマイクロエースにはライトに銀が入っていますが、初期のものには入っていません(これは「A9507 北海道切詰デフ」でナンバーは緑仕様)。 トミックスにもライトに銀が入っています。また、カプラーも自動解放可能なMカプラーですが、写真では交換してあります。

この中ではKATOのみがテンダーのライトも点灯します。そのためのLED基板がテンダーに内蔵されています。

上から

エンドウ上面 エンドウ
マイクロエース上面 マイクロエース
トミックス上面 トミックス
KATO上面 KATO

こちらも煙室扉の位置が大体揃うようにしました。
トミックスとマイクロエースはほとんど同じ大きさですが、つかみ棒よりも前方の部分のみ、トミックスのほうがだいぶ突き出しています。 そのため端梁間で比べれば、KATOとトミックスの長さの差は1ミリしかありません。

編成のバランス

KATOのワラ1を連結した様子です。

マイクロエース

マイクロエース+ワラ1

KATO

KATO+ワラ1

KATOとマイクロエースの屋根の高さはほとんど同じです。 KATOのほうがハガキ1枚分高いかどうかです。
どこでつじつまを合わせているのか不思議な感じです。

マイクロエースとKATOのキャブ屋根比較

ちなみに全体が最も大きいエンドウは、マイクロエースよりも2mmほどキャブが高くなっています。


[次ページへ→]

[1]    

「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る