Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>C12の組み立て(やえもんデザイン)
床板に端梁を固定しました。 |
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あとで立体的な構造のハシゴが付くため、多少バランスを取るために手すりや電線管を付けておきました。 |
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床板とタンクを重ね合わせました。床とタンクが前後左右にずれないよう注意します。しかしタンクの曲げの誤差により、左右への張り出し量が違ったりするので、惑わされるかもしれません。 |
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ハシゴは真鍮線を1段ずつ通して組み立てます。枠を切り離す前に、0.3mm線が入りやすいように穴をさらっておきました。 |
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始めに一番下(写真左)の1本を通して枠の形を安定させました。反対の端に付属のスペーサーをはさんで、もう1段を取り付けました。 |
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面白いです。やっているうちにめちゃくちゃに…。 |
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色々あるけど、まあいいや(笑)。 |
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ハシゴを取り付け、後部妻板を固定しました。 後部妻板と床板・タンクとの取り付け高さが割と重要で、組み立ての誤差でキャブ屋根との間に隙間ができたり、前後のタンクの上辺の高さが揃わなくなったりします。あとからできることは限られているので、最後の組み合わせのときには恐怖です。 |
サイドタンクは裏打ち部分を折り重ねたあと、前端部(矢印のあたり)にRを付けて曲げます。 内外の板のつなぎ目は前端にあるため、前端部を挟んで曲げることにしました。あるいは切り離して長い側面部を重ねてしまい、そちらを挟んで前端部を曲げる方法もあるかと思います。 |
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裏打ちの貼り合わせは、曲げが完了してから行いました。先に貼り合わせてしまうと、外板のズレが吸収できなくなり、どこかに必ず歪みが出ます(見てわからない場所に歪みが出るなら問題ないと思います)。 見込みを入れた位置から万力に挟んで曲げました。次第に外板がずれていくので、見込みがまったく外れ(情けない…)、何度も挟み直して少しずつ曲げました。 やはり後部と同様、稜線のRが均一にならず、若干の傾きが生じてしまいました。練習不足ですね。それでも超大失敗にはならなかったので、自分を許してしまいました。 |
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…そのため反対側はもう少々失敗し、何とかある程度は修正したところです。 もし大失敗したら、もう1枚キットを買ってやり直すつもりでした。あとは、サイドタンクだけ真鍮板で自作して修理とか。失敗しやすい曲げパーツのみ、500円くらいで分売されていたらもっと気楽ですね。 |
ここが恐怖です。ぐにゃぐにゃになると確信(笑)。
屋根上はキャブ天窓・信号炎管・暖房安全弁を付けましたが、暖房安全弁は発電機の排気管と干渉するため、あとで外しました。 入り口の後部の手すりはここでハンダ付けしましたが、前方の手すりは壁から短い支柱を出しただけです。あとで雨樋から床下ステップまでつながる手すりを取り付けます。 うまくつながるよう、屋根の雨樋に別な線材を重ね、少し厚みを足しておきました。 クレーンフックや窓上のひさしなどは省略しました。ひさしを付けると窓廻りの印象がもっと似るかもしれません。 |
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前の妻板にも窓のひさしをハンダ付けし、これで部材が揃いました。 |
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まず後部タンクをキャブに取り付けました。 隙間を埋めるハンダが表に流れ出さないよう、後部を上にした状態で、裏側(つまり下側)から見上げてハンダ付けしました。溶けたハンダがボタ落ちして、目に入ったら大怪我ではすまないので(ちなみに保護メガネは2重にかけていました)、やったあとに反省しています。目や顔の大ヤケドに比べたら、表にハンダがはみ出すことぐらい何でもないことです…。 |
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前方の手すりを取り付けました。上端は屋根に穴を開けて差し込み、中間部はあらかじめ側面に立てておいた支柱に付き合わせてハンダ付けしました。下端はドア下のハシゴに沿わせてハンダ付けしました。 |
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この先はベース車両に合わせながら進めたいので、先にボイラー側の加工を行いました。 |
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前妻板をキャブに1点で仮付けし、ボイラーにはめ込んで様子を見ながら本付けしていきました。 |
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サイドタンクを仮付けし、ベース車両に合わせながら調整して本付けしました。 |
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上廻りの合体が終わったところです。 タンク上のフックを付けたかったな…いえ、私の腕ではたぶん曲がって見苦しくなりますからここでストップです。ディテール工作は、多少乱れてもバレにくい下側に施すことにします。 |
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ありがたいことに簡易従台車も付属しています(車輪は別途用意)。折り曲げて組み立て、本体のドローバー用の柱に差し込めばOKです。本体の柱にはテープを巻いて絶縁しましたが、従台車自体を絶縁材で作れば安心かもしれません。 |
工程の都合で、一部ディテールを追加した部分がありますが、基本的には以上がベースキットを組み立てた素組み?の状態かと思います。
この先の追加加工は成り行きで。