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C58 その3

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ドーム周辺

中村精密 KATO
中村精密 KATO
ワールド工芸 マイクロエース
ワールド工芸 マイクロエース
やえもんデザイン トミックス
やえもんデザイン トミックス

ドーム形状はメーカーごとにずいぶん違いがあり、前後長も異なります。中村精密は特にユニークな感じです。
この中で最後発のトミックスはシルエット的に頑張っているなという気がします。立体的に見ていくと、ちょっと惜しいと感じた箇所もありますが、量産品に対して見方が細かすぎるかもです。
ちなみに工作用図面集「蒸気機関車スタイルブック」のC58のドームは見慣れた形とは違って見えたのですが、新版では変更されています。

目立ちませんが、よく見るとKATOとマイクロエースはドームの裾にボイラーバンドが乗り上げています。ディテール表現の強調具合に応じて、厚みの逆転が起きたのですね。
でもドームの裾が薄くすっきり決まっているのはプラモールドならではです。

キャブ周辺

中村精密 KATO
中村精密
エッチング表現のみで、あっさりしたものです。なおこの時代からランボード上の網目表現がありました。
KATO
発電機の配管などがプラモールドで上手に表現されています。窓の印象は微妙に違うかなという気もします。キャブ下にモーターがはみ出しており、その取り付け座(動力ユニット後端)がはっきり見えます。
ワールド工芸 船底 ワールド工芸 平底
ワールド工芸 船底テンダー
素組みでも結構な迫力になります。この頃の同社キットはキャブ前角のRを表現するため、妻板は側板とつながっており、中央で突き合わせる方式でした。
ワールド工芸 平底テンダー(北海道形キャブ)
防錆剤箱がなく、北海道形のタブレットキャッチャー付きです。
やえもんデザイン 船底
やえもんデザイン 九州タイプ+船底テンダー
下廻りはKATO製のため従台車が多少後ろに来ますが、何とか収まっています。配管類は付属の線材などを利用して自分で工夫するという方式です。
マイクロエース パレオエクスプレス マイクロエース 北見機関区
マイクロエース C58 363 パレオエクスプレス
かなり上下に長くなっています。車高を下げようとすれば、このあたりも併せて加工したくなります。
マイクロエース C58 98 北見機関区
こちらはタブレットキャッチャーとバタフライスクリーン、丸窓付きです。
マイクロエース 33号機JNRマーク マイクロエース 296号機
マイクロエース C58 33 JNRマーク
窓まわりとランボードがお化粧されています。
マイクロエース C58 296 八戸機関区
あまり目立ちませんが、「八」の文字がキャブ横に印刷されています。
トミックス C58 239
トミックス C58 239
トミックスの蒸機にしては珍しく窓が開いています。上方から見られがちなことを考えると、茶色枠の上辺はないほうが似るような気もします。周辺の配管は適度でよい感じです。

編成の様子

客車を牽かせた際の屋根の高さ・長さのバランスです。

中村精密
中村精密

KATO
KATO

やえもんデザイン
やえもんデザイン 一次型テンダー

ワールド工芸 九州タイプ
ワールド工芸 九州タイプ

マイクロエース
マイクロエース

トミックス
トミックス C58 239

KATO パレオエクスプレスタイプ
KATO パレオエクスプレスタイプ


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