2011.8.13/2011.8.15
ワールド工芸から約10年ぶりにリニューアル登場したC61です。今回は晩年の東北形で、煙突デフのあるAタイプと、それのないBタイプが発売されました。
とりあえずAタイプを組み立てました。2両目を組むときのために、自分が実際に組み立てた順番を書いております。現在形で書いておりますが、実際にはやった結果にすぎません。
旧製品はまだバックプレートのない時代のもので、動力も組み立て済みの旧仕様でした。
今回は最新の仕様となっており、牽引力増強装置を装備し、加減リンクも可動式、少し長かったテンダーも変更されています。
組み立てやすくするための小さな工夫があちこちにありますし、標準のディテールはあっさりしたものなので、あまり苦労せずに完成させることもできます。
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ここで前後左右に歪みがあると、最後までずっと響きます。私の場合、今までの経験からみても歪んでいないはずがありません。 |
キャブは全体の中では小さい部分なのに、部品構成が複雑なので組み立てには大変手間がかかります。もうロスト一発でボロッと入っていてくれまいかと何度思ったことか(笑)。
なお後ろ側の細いブリッジ部は、完成時まで残しておいても構わないようです。 |
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キャブをまっすぐに固定するまでは、バックプレートをつけないほうが正確に組み立てやすいです。写真のように前後から各部の水平・平行を確認しやすいからです。 この写真ではランボードの最後部からキャブ側にかけて少し傾いているのがわかりますが、もし先にバックプレートをつけていたら、恐らく気付きません。 |
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このランボード・ボイラー・キャブの合体が正確にできないと、いくらディテールで飾ってもへんてこりんなものにしかならないので、蒸機のキットでは最も難しいところです。一度もうまくいったという実感がありません。しかしこのキットは組み合わせに工夫が凝らされているため、今までのワールド工芸のキットの中で一番簡単でした。 |
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組み立てた煙室扉はまだボイラーには取り付けません。 |
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ランボード傾斜部の側面に出ている突起は、前方暖房管を取り付けるステーだと思います。今回は暖房管は付けなかったので切り取りました。せっかくランボードがまっすぐになっても、暖房管が曲がっていると機関車が曲がって見えるので、意外と難しいのです(でもその逆もあるでしょう)。 |
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以上で機関部上廻りは終了です。 |
次は下廻りとテンダーです。