Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>C61の組み立て(やえもんデザイン)
同時発売のD52では、種車のD51のキャブ下配管をそのまま利用しましたが、C61では付属のパーツや線材を使って形作っていきます。
本当は6の部分にストーカーエンジンのオイルポンプが付くことになっていますが、ハシゴが邪魔ですぐには付かず、やめました。何か取り付け方を間違えたのかもしれません。 |
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この先は、実際に動力にかぶせてみて、当たる場所を確認しながら進めました。
ストーカーエンジンの台座が邪魔になり、ドローバーの動きに余裕がないことがここでわかりました(もっと早くわかりそうなものですが…)。 |
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従台車はKATOの新C62のものを使います。 ドローバーの下部はC57の従台車を支えていた突起を削り取りましたが、2のあたりがC62の従台車の軸受けに当たるので、そこも削って調整しました。ぎりぎりですが何とかなります。 |
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動力ユニットに取り付けるためのスペーサーを付けました。
車体が水平になるように各部厚みを調整します。 |
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これでエンジン側の真鍮部材の組み立ては終了です。 |
「ドローバーの集電装置は取り外しエンジンのみの集電とする」とありますが、トミックスのC57はエンジン側の集電が第一動輪のみのため、テンダーを外すとほぼ走れなくなりました(個体差はあるかもしれません)。よって、テンダーからも集電するように加工して、本来の性能が出るよう試みました。
前後のテンダー妻板を2つ折りにして貼り合わせ。前の妻板には後退角がついているので、裏側の折線に従ってほんの少し曲げました。 | |
テンダーは平板状態なので、折り曲げて船底テンダーを形作ります。D52のときと同じです。
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テンダー側面の上端にはリン青銅製のフチが付きます。
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最後に全体を付けました。 |
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床板には台車の集電板が頭を出すための穴を4箇所に開けました。 |
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樹脂ピンは熱に弱いのでハンダ付け作業のときは外しておき、すべての金属部の組み立てが終わってからねじ込んで接着しました。 |
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これでテンダー集電の準備工事は終わりました。このあたりは自分の頭であれこれ考えなくてはいけないので気が重かったのですが、方針が決まってしまえばあとは作っていくだけです。