Nゲージ蒸気機関車>2009年のメモ>2009.2.8(ED75 700)
トミックスから昨年のED79に続き、ED75 700が発売されました。トミックスの新旧を比べたかったのですが、手持ちがなくKATO製品と並べています。KATO製品も原形は20年前のものなので、現代の模型同士で複数のメーカーを比べることができませんでした。
2009.2.8
手持ちのED75はトミックス(新)とKATO製品のみです。KATOは時代に応じて複数のマイナーチェンジがありますが、ここでは省略しました。
トミックス ED75 700(前期型) (拡大写真) |
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KATO ED75 700 (拡大写真) |
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おまけ:KATO ED73 (拡大写真) |
反対側からです。角度を変えてみました。
トミックス ED75 700(前期型) (拡大写真) |
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KATO ED75 700 (拡大写真) |
妻面間でED75の模型の全長を比べると、KATOのほうが約3mmトミックスより長いのですが、見た目にEF65ほど大きい違いはありません。
トミックス ED75 700(前期型) カプラーはマグネ・マティックに交換してあります。前面手すり、開放テコなどが別パーツです。 |
KATO ED75 700 こちらは一体モールドを基本としたデザインになっています。マグネット式のクイックヘッドマークが付属しています。 |
トミックス |
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KATO |
今回トミックスでは、今までもあった列車無線アンテナの取り付けのほか、無地ナンバーへのインレタの貼り付けも「上級者向け」と注意書きされています。これを見るに、「付けたい人はどうぞ(皆がやる必要はない)」という意味で「上級者」という言葉が使われているのかもしれません。しかし何の「級」なんだろ?
KATO ED75 700 よく見ると、車輪は丸い穴が並んだボックス輪心になっています。 |
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トミックス ED75 700(前期型) こちらも車輪は丸穴の並んだボックス輪心です。 |
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トミックス ED79 ED79はこんな感じでした。 |
トミックスのED75の走りはED79と同様で、軽くて滑らかな感じです。当初カーブでカチカチ耳障りな音がして困ったのですが、台車を外して取り付け直したところ直りました。運転フィーリング?が軽いので、あまり大きなカマを運転しているという感じはしないかもしれません。
KATOのED75 700も、動力部は2003年の発売時にリニューアルされ、フライホイール付きの最新仕様になっています。 フライホイールの効果の体感はトミックスのほうがずっと大きいです。過走が大きいのはダイレクトさがなくて嫌だという人もいますが、概ね、滑らかに動く感じがするので好意的にとられることが多いようです。ただ数あるフライホイール機の中には、牽引力が犠牲になっているように見えるものもあるので、設計は難しいのかもしれません。 |
700番台が発売されたことで、ED79と合わせてだいぶ広範囲をカバーできるようになりました。基本番台の登場はいつごろになるのでしょうか。
※その後1000番台が発売されました。→ED75 1000形(後期型)
架線集電をしてみたいと考えたこともあったのですが、架線柱のないレイアウトで電気機関車を走らせることにも慣れてしまい、古い架線集電セットも手元で腐ってます。パンタのことなども考えると、外観重視の最近のNゲージ模型には相容れない部分もありますね。 |
●比較した模型
・トミックス 2175 国鉄 ED75 700形電気機関車(前期型)
・トミックス 2176 国鉄 ED79 0形電気機関車
・KATO 3030 ED75 700
・KATO 3012 ED73 1000