Nゲージ蒸気機関車2009年のメモ>2009.4.15(ターンテーブルの全周留置)

ターンテーブルの全周留置(3)

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いきなり全周留置について考えましたが、実際には本線の向かいにも留置したい、という程度の使い方が多いと思いますので、純正部品でそれを作る方法をひとつ補足いたします。こちらもこれだけが方法ではありません。

本線の向かいに機関車を留置

ギャップとフィーダーを追加しなくてはならない点は一緒です。

配線図

本線の向かいに留置する配線例

ここでは図のような配線を考えました。

留置線とターンテーブルの間に両ギャップを作り、留置線の電流を分離します。ここに補助フィーダーを取り付け、スイッチ操作で電流をON/OFFできるようにします。

用意するものは、ギャップジョイナー、D.C.フィーダーN、セレクタースイッチボックスNです。

独自のレイアウトが思うように動作しないことがありますが、たとえ純正部品を使っていても、メーカーでは個別の結果まではサポートできませんから、自分で考えるしかありません。ただ個別の機器が、説明書とまったく同じ配線をしても動かないときは、サポートしてもらえると思います。

配線

ジョイナーの取り外し

ギャップジョイナーを使って、ターンテーブルと留置線の間に両ギャップを作ります。そのため、レールブロック側のジョイナーを外す必要があります。

説明書に従って一度レールブロックを外し、ジョイナーを取り外します。少し前のタイプのターンテーブルは、ジョイナーが簡単には外れないので、この配線例はあまりおすすめしません。

ギャップジョイナーを使わずに、本線と同じ両ギャップレールを使う方法もあります。ただし扇形機関庫を併用する場合は、フィーダーがうまく取り付けられなくなります。

両ギャップとフィーダーの設定

扇形機関庫を使う場合は、説明書どおりS99の直線レールを使います。ジョイナーを外し、先ほどのターンテーブルとギャップジョイナーをはさんで接続します。

S99の途中に補助フィーダー(普通のD.C.フィーダーN)を差し込みます。

扉とフィーダーが当たる

フィーダーの取り付け位置の関係で、扇形機関庫の扉が開閉する際、一部が引っかかってしまうことがあります。

扇形機関庫を、ターンテーブルから若干(1mm程度)離して配置し、フィーダーとレールをターンテーブル側に若干ずらすようにすれば、ぎりぎり当たりをかわすことができます。

もしくは、当たる部分の扉を少し削るとか、フィーダーの取り付け位置自体を何とか工夫するという方法もあると思います。

スイッチボックスの配線"

セレクタースイッチボックスNから出ているコードを、ターンテーブルのセレクターの「D.C.フィーダー出力」コネクタに接続します。

次にセレクタースイッチボックスN背面の、Hソケット(一番上)に、本線のフィーダーを接続します。このコネクタからは、スイッチの方向に関わらず、いつもセレクターからの(もとはパワーユニットからの)電流が流れています。

補助フィーダーのプラグは、下側のIソケットに接続します。この場合、スイッチレバーを上げるとONになり、下げるとOFFになります。なお隣のJソケットを使うと、スイッチの上下が逆の働きになります。

実際の運転

留置線で停止

スイッチを切っておけば、本線から転車台に他の車両を進入させても、ギャップで区切られた留置線の車両は動きません。

スイッチがONならどの位置でも動き出す

この配線では、転車台の向きに関係なく、スイッチがONであれば補助フィーダーに通電されますから、うっかりするとこのようなことも起こります。 ですから、留置線に車両を出し入れするとき以外は、常にスイッチを切っておきます。

転車台の向きにより、本線との極性が逆になっていると、ターンテーブルと留置線の間に設けたギャップを車両が通過するときにショートします。パワーユニットの電源を切り、ターンテーブルのセレクターの逆転スイッチを切り替えてから、パワーユニットの電源を入れなおします。極性を揃えたら、必要に応じてパワーユニットのディレクションスイッチで進行方向を切り替え、ギャップを通過させます。

留置線への通電をギャップやフィーダーで制御するのではなく、転車台側に左右の通電振り分けの機構を持たせることもできるはずです。しかし、転車台のほうが今よりずっと複雑になってしまいます。


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