旬を味わう部屋(2018年立夏から)
| トップページに戻る | 畑の四季に戻る
| 春の部屋に行ってみる | この花なあにの畑に行く|私の先生(リンク)
|
- 8月5日
- 先週末通過した台風の影響がなくなった月曜日に畑への影響を見に行ったところ、小豆とナスはなぎ倒され、里芋の葉はすだれ状に引き裂かれていました。小豆は株の根元に土を寄せて立て直し、ナスは支柱を立て直しました。ナスは枯れなかったものの実が傷だらけになり今週は収穫できませんでした。小豆はそれほど影響はなく1日おきの収穫量に変化はありませんでした。瓶の中の小豆はこれまでに収穫した分で1升弱、昨日収穫したものは丸籠で乾燥中で踏みつけると莢が弾け、中から小豆が飛び出します。
稲は分けつが終わり1株が10倍ほどに増えています。出穂はもう少し先になりそうです。イネの間に生えているくわいも元気です。
連日の猛暑ですが暦の上では来週はもう秋なので今年の夏の部屋は今日で終わりです。
- 7月29日
- 週の初めに里芋への葦の敷き詰めの続きを行い厚さ8pほどにしました。今週も高温が続きましたが、しっかりと水分補給をしながらの作業で乗り切りました。里芋の作業に続いてじゃが芋の跡地に生い茂った草取りを始め、3日がかりで取り終えました。画像左奥はポリシートで覆ってある所は玉葱の苗床、右奥に引っこ抜いた草を積み上げてあります。じゃが芋を育てている時は草がなかったのですが、収穫時に土を掘り起こしした時に地中にあった種が発芽したものと思われます。小まめに草取りをしていたつもりでしたが、地中に残った雑草の種の生命力はしぶといものがあります。
この草取りの2日目の夜8o程の雨が降ったのですが、里芋への葦マルチの下はしっかりと湿っていました。マルチの効果が確認できました。
これらの作業と並行して1日おきに小豆摘みを行っていますが、小豆の丈もだんだん伸び小豆の花が遠くからでも見えるようになってきました。このように小豆は下から上へと延びながら実らせていくので、この花の下にはこれから実る青い莢がぎっしりと付いています。
このところの楽しみはスイカの成長で、先週は表面のすじがまだ緑だったものが白っぽくなってきました。この分だと8月上旬には収穫できそうです。また例年は蔓の元気がないのですが今年は元気いっぱいで蔓が生い茂り花もどんどん咲いています。同じ蔓物でもキュウリはほとんど実がならず、野菜つくりは奥が深いです。
昨夜台風12号が東から西へと高速で逆走していきましたが、この置き土産か今日一日は驟雨に見舞われています。この台風の前の27日にはまだ7月というのにツクツクボウシの初鳴きを確認しました。これらも異常気象というのでしょうか?
- 7月22日
- 14日に種蒔きをした大豆と黒豆ですが畑が湿っていたせいで17日には芽を出し始めました。表皮にはキヒゲンの着色剤が残っています。この後草も生え始めるのでこまめに草取りをしていく予定です。しかしじゃが芋の跡地も草だらけになっているのでまずこちらから手を付けなければなりません。
同じ17日に小豆を初収穫しました。今年は草丈が低くかがみ込まないと莢を見つけることができません。この日は少ししか採れませんでしたが21日にはもっと沢山採れ、いよいよ収穫時期が来ました。しばらくの間は毎日か1日おきに莢が湿っている朝に収穫するという日が続きます。
先週着果が確認できたスイカが1週間でずいぶん大きくなり皮に色が付いてきました。品種は金のたまごで、果肉のシャリ感が特徴的なスイカです。
知人が所有する休耕田に生えた葦を17日から刈り始め、20日には畑に運んで土寄せが終わった里芋の畝に敷き詰めました。まだまだ量が少ないので更に葦の刈り取り、乾燥を続けてしっかりと敷き詰めるのは来週になります。
- 7月15日
- 当地は9日に梅雨明けしました。途端に強い日照が続いています。そのような中で10日に田の草取りをしました。生えている草はコナギで、1本づつ引っこ抜きます。プロは水田雑草用の除草剤で発生を抑えますが、狭い田圃であることと無農薬で栽培するため中腰の姿勢で田んぼをはいずります。数年前は田圃一面にはびこっていましたが今年は全体の半分ほどしか生えなかったので半日で採り終えました。稲は分けつが盛んで1ヶ所3本植えしたものが10倍ほどになっています。
畑ではスイカの蔓が盛んに伸び下に敷いた葦が見えないくらいになっています。その伸びた蔓には着果した小さなスイカがそこここにありました。カラスやハクビシンの被害がなければ月遅れのお盆には収穫できそうです。そのハクビシンですがカーポート下で実を付けていたブドウが10日の夜被害にあいました。早速ホームセンターに出かけ忌避剤を探したのですが昨年まであった「害獣除け木タール」はなく、同種の「逃げまんねん」に変わっていました。価格は3倍ほどでしたが背に腹は代えがたく購入してセットしたところ翌日からは被害はなく一安心です。
12日に急な雨があり畑が湿ったのでこれを機会に13日に里芋の土寄せをしました。早生と土垂は6月24日に最初の土寄せ後2回目、赤芽と海老芋は脇芽が伸びるのを待っての土寄せです。これで土寄せは終わり後は、畝全体を葦で覆って乾燥防止をする作業に入る予定です。
翌14日は大豆と黒豆の種蒔きをしました。畑が湿っているので早くに芽を出すと思われます。種は紫斑病予防と鳩の食害防止のためキヒゲン処理をしているため目に付く赤色ですが不思議と鳩には食われません。
- 7月8日
- 西日本は連日の豪雨で11府県で大雨特別警報が発せられ各地で被害が相次いでいますが、当地は豪雨帯からは外れ、この1週間の累加雨量は45oと大したことはなかったのは幸いでした。しかし湿度の高い高温の日が続き畑作業は2日に行った玉葱の苗床つくりだけでした。じゃが芋の跡地の一角にバーク堆肥をすき込み、幅1.3m長さ3.2mの低い畝を作った後をポリシートで覆ったものです。こうすると梅雨明け後の日射で内部は高温になり、土壌消毒と雑草の種も煮えてしまうので種蒔きをする9月には良い苗床となることから10年以上続けています。里芋は脇芽がどんどん出てきていますが、畑が湿りすぎているため来週に持ち越しです。
- 7月1日
- 今日から7月、お正月からもう半年過ぎてしまいました。梅雨真っ只中で今週もお日様が照ったのは2日間しかありませんでした。カボチャとスイカへの葦敷きは一段落したので週の初めの晴れ間に小豆の草取りをしました。画面右半分は前日草を抜いた部分で、小豆の列の間には抜いた草を並べてあります。幸いに根が弱い雑草なのでこのまま置いても2日間ほどで枯れてしまうでしょう。当日1日かけて左半分の草取りを終えました。但し草の中にはスベリヒユやカヤツリグサが混じっているのでこの2つだけは畑の外に捨てました。スベリヒユは枯れて落ちた葉から再生するしカヤツリグサはもう花が咲いて実を付けていたからです。草取りを待っていたかのように小豆が花を咲かせ始めました。今年は小豆の発芽が遅く草丈は例年の半分しかありませんがこの先1ヶ月半ほどは小豆の収穫が続く予定です。
- 6月24日
- 今週は梅雨らしい週で太陽を見るのは2日間しかありませんでした。おかげでさつま芋の蔓は無事に活着しました。また里芋も脇芽が出てきたので最初の土寄せをし脇芽を土で埋めました。但し早生芋と土垂だけで、赤芽と海老芋はまだそのままです。この後も出てきた脇芽を埋める土寄せをあと2回行う予定です。
ナスとキュウリが採れ始めました。まだ樹勢が整わないため1週間に1度ほどの収穫ですが勢いが付くとほぼ毎日の収穫になります。この他の時間は葦を束ねてカボチャとスイカに敷く作業をしました。全体の約6割ほど終えあと少しです。今年は作業の手際が悪く遅れ気味で、もうじき花が咲くというのに小豆畑は草だらけです。畑が少し乾いたら草取りに追われる毎日になります。
- 6月17日
- 先週田起こしをした田圃の代掻きをして、13日に田植えをしました。今年は苗育てが上手くいかず足りるか心配でしたが、過不足無しのぴったりで終えることができました。植えたのは糯米でお正月のお供え餅になり、藁は注連縄になります。活着して分けつを始めたころ田の草取りをする予定です。
カボチャとスイカの蔓がやっと伸びてきたので、12日に行灯を外し、周りに葦を敷き詰めました。蔓の伸びに合わせて葦を敷いていきますが、葦の生えている休耕田は他の草も生えているため葦だけを選別する必要があり、選別作業に追われる日がしばらく続きます。
梅雨入りしたすぐは雨が降ったのですがその後はあまり降らず畑は乾ききっており、蔓もだいぶ枯れてきたので昨日と本日でじゃが芋を掘り上げました。今年はメークインの発育が極端に悪く、見られるのが恥ずかしいので勤めていた会社の娘さんをお招きしての収穫祭は中止したのですが、アンデスレッドのできは例年通りで、野菜コンテナに4杯採れました。じゃが芋全体に今年は地中で腐っているものが例年より多い気がします。面白いものを作業中に見つけました。さつま芋は根が肥大したものですが、じゃが芋は茎が肥大したものという見本です。本来は土寄せをして地中にあるべき茎が地表に出てしまい勘違いしたのかじゃが芋になってしまったものです。
そしてこちらはさつま芋の蔓差し。今年は昨年収穫し囲っておいた種芋をほとんど腐らせてしまい、残った屑芋から育てたもので、蔓は長いもので10pしかなくどれだけ育つか今年は実験の年です。蔓は親芋から切り離し、約1時間放置して葉がしんなりした後切り口を水に漬けて葉をピンとさせたもので、こうすることにより蔓は親から切り離されたことを知り自活のための発根が促進されるということです。蔓差しした畝は乾ききっているため灌水しましたが、予報では来週はほぼ雨なので活着してくれるでしょう。
- 6月10日
- 当地は6日に梅雨入りしましたが、雨の合間に昨日ケル玉を収穫して玉葱の収穫は全て終わりました。今年は首の折れが少し早かったほかは疫病も発生せず年を通じて自給できる量が確保できました。後作のカボチャはまだ蔓が伸びていませんが、マルチングに使う葦は刈り取って乾燥中です。
8日に田起こしをしました。この後水を張り、代掻きをした後で田植えになりますが台風が近づいているので作業は来週中ほどになる予定です。昨年収穫から漏れた慈姑が芽を出していますがこれが来年のお節料理の材料になります。
芽が出るのは早かったのですがその後成長が止まっていたオクラがやっと成長を始めたので田起こし作業の後定植しました。市場でよく見る断面が5角形ではなく丸い莢のオクラですが、5角形のものに比べ軟らかなのでこの品種を作り続けています。
オクラと同じく夏野菜の代表のナスは脇芽が伸び始めたので、脇芽に沿って支柱を立てました。この中で初花が実り7pほどになったものがあったので切り取って支柱に刺してお天道様にお供えしました。この時期はまだ樹勢が弱いため実を成らすのは勢いが良くなってからにするのが本当の理由のようです。
今年の梅は開花時に強い風が吹き花が飛び散ったためか、低温で受粉してくれる虫が飛ばなかったせいか極端に実付きが悪く例年の1割ほどの2s弱しか収穫できませんでした。この貴重な梅で本日梅味噌と梅シロップを漬け込みました。一番左は昨年の梅シロップで琥珀色になっています。
- 6月3日
- キュウリがやっと大きくなり苗カバーから蔓がはみ出すようになったので1日にキュウリネットを張り、蔓が巻きつけるようにしました。苗カバーを外すと途端にウリバエが飛んできて葉を円形に食い始めますが、草木灰を葉に振りかけておくと不思議なことにウリバエが寄り付かなくなります。隣はトマトでこれにも支柱を立てました。
OP黄に続いて赤玉葱(猩々赤及びサラダ玉葱)、アトン及びネオアースも首が折れ始めたので収穫して畑でキュアリングしています。来週は雨の予報なので降り出す前にガレージに運び込む予定です。残りはケル玉だけになりましたがこれも首が折れるのは時間の問題です。玉葱の横にある行灯の中はカボチャが植えてありますがほとんど大きくなっていません。例年玉葱を収穫する頃には行灯は外れ、周囲に葦を敷き詰めて伸びる蔓を保護するのですが今年はまだ先のことになります。
発芽が遅れていた小豆はやっと芽を出し、通してみると生えているのが分かるようになりました。しかし発芽率は悪く、一ヶ所に3粒蒔いたのですが3本生えたのはまれでほとんどが1本か2本です。本日発芽しない箇所にポットで育てた補充苗を植え付けましたが小豆自体がこれから大きくなってくれるか心配です。
- 5月27日
- 早生玉葱はキュアが終わり吊るそうと束ねたところ枯れた茎が弱く千切れてしまうものが多く半分ほどしか吊るせませんでした。茎が千切れたものは網袋に入れましたがまずこれから消費しなければなりません。中生種のOP黄と中晩生種の新きぬの首が折れ始めたので24日に収穫し、露天で2日間キュアした後束ねてガレージに運びキュアの続きをしています。
育ちが悪いじゃが芋ですが、それでも畝にクラックが入りました。畝の中でじゃが芋が大きくなった証拠です。このまま置くとクラックから日光が入りじゃが芋にソラニンが生成されるため、上から土を掛けクラックを埋めました。蔓が枯れてしまった株を試し掘りをしましたが、親指の先ほどの芋が数粒しか付いていずガックリです。
1ヶ月前に定植したナスはそこそこに成長し花が咲き始めました。しかし脇芽の伸びがとても悪く、今年はやはり何かおかしいです。
- 5月21日
- 先週は珍しく1週間晴れました。作業は全て玉葱畑の草取りです。前作は小豆で、その中に生えた紫蘇が実を弾け、この春になって芽を出したのですが、その数が尋常ではなく紫蘇の中に玉葱が生えている様子になってしまい、紫蘇を引っこ抜く作業をしたわけです。何とか玉葱畑に戻りましたが、中生種は首が折れ始めたものがあるため次の収穫が迫っています。その前に早生種を束ねて吊るし、ガレージを空けなければなりません。
今年はじゃが芋の出来が変で、アンデスレッドやキタアカリは蔓が伸び畝の間が見えないほどに順調に育っているのですが、メークインは蔓が伸びないどころかすでに枯れ始めたものがあります。これでは土の中のじゃが芋も大きくなってはいないと思われ、大幅減収になるのは確実です。こんなことは今迄にないことで大変残念です。
18日にはスイカを定植しました。これもウリ科なのでウリバエ除けの苗ドームで覆ってあります。先に定植したカボチャやキュウリは全然成長していなく、メークインの不作と関係があるのかもしれません。また未発芽株の補充用にポット蒔きした小豆苗は既に発芽して大きくなり始めているのに、本命の露地蒔きした小豆は5%ほどしか芽を出していません。これから芽を出してくれるのかもしれませんが今年は本当に変なことばかり起こり、大規模家庭菜園の主として自信喪失気味です。
今のところの救いは里芋の発芽が良いことで、腐ってしまった種芋は2株しかなく補充用のポット植えの株を植えたため実害はありませんでした。しかし里芋は乾燥に弱いため梅雨の降雨と暑くなってからの水分補給・乾燥防止が心配の種です。
- 5月13日
- 今週の前半は雨で畑の仕事ができずやきもきしました。畑にに入れるようになった木曜日にキュウリを定植しました。四川種なのでイボ(トゲ)が多く持つと痛いくらいですが食感が良いため毎年作っています。苗がまだ小さいためとウリバエ除けのために苗ドームで覆ってあります。
同じ日に早生玉葱の一部を収穫して空いたところにカボチャを定植しました。このために早生品種は玉葱畑の中央に植えつけてあります。収穫した玉葱は2日間畑でキュアリングしたあとガレージに運びキュアの続きをしています。今年の玉葱は育ちが良すぎて直径10pのものが2割ほど採れましたが保存性が悪いのでまずこれから消費していきます。とはいえ早生品種はそんなに保存するものではないのであまり気にする必要はないのかもしれません。カボチャもウリバエ除けのため肥料袋の底を抜いた行灯で覆っています。行灯の中のカボチャは、蔓が伸びてくるまでこのままにしておきます。その頃には両隣の中生種の玉葱も収穫期に入るので蔓が伸びるスペースも十分に確保できます。
- 5月6日
- 立夏が過ぎたので夏の部屋を開設しました。4月21日に籾蒔きした苗床から芽が伸び始め30から50oに育っています。朝見ると葉の先端に水滴が付いています。これを当地の方言で「こざるがあがる」と言います。苗が10p以上に成長したら田植えです。
囲っておいたさつま芋の大部分を腐らせてしまい今年のさつま芋の蔓は購入かと諦めていたのですが、かろうじて残った屑芋を伏せておいたところ、やれ嬉しや芽を吹き始めました。これで20年続く自家製蔓でのさつま芋作りができますが蔓の数が少ないため例年のように2畝はできず1畝となる予定です。
| トップページに戻る | 畑の四季に戻る | 春の部屋に行ってみる | この花なあにの畑に行く|
私の先生(リンク)
|