風車のある風景?

風車
「楯縫北山の自然と文化を語る会」発行の『楯縫北山』から今回の問題点を抜粋しました。

1.住民に周知していない

風力発電計画は企業誘致しながらも、住民にたいする説明が行われていない。

2.北山の文化財は保護されない?

市長・業者に問い合わせたところ、一業者だけから返答があったが、文化財には触れられていなかった。

宍道湖から見た

北山頂上の風車(想像図)

楯縫北山の自然と文化(工事地域)

1.出雲風土記記載の神山

2.山岳信仰の霊地の高野寺

3.高島城跡、相代城砦、遠見番所跡

4.塩の道と峠

5.高野寺山の森

6.北山の山並み

白い船
本陣
3.環境調査のいい加減さ

新出雲ウインドファームが作成した『(仮称)新出雲風力発電事業環境影響評価書』には山岳寺院遺構の「高野寺」が書かれていない。又、評価書には開発地に巨樹巨木はないとしているが、高野寺の境内には大銀杏が存在する。

4.県の景観審議結果を無視

会長を除く審議委員13名の内、2名が

北山で発見された祐舜欄(ゆうしゅんらん)

薬師
台場
開発容認、それ以外は「見直し」あるいは「撤退」の意見で占められた。しかし、これに対して市長は「答申が出たとしても注意喚起に過ぎず、県に禁止措置はとれない。事業内容が大きく変わる事は想定していない。」と、審議会を軽視する発言があった。

5.平田は価値が無い

宍道湖周辺の景観論議で、経済

同友会のE委員から「白川郷や出雲大社の横に建設するなら話も判るが、計画地はそのような価値のあるところではない」と平田の歴史を侮辱する発言があった。こんな意識では文化財は保護できない。

6.地すべりの危険

島根県沿岸部は全国有数の地滑り多発地帯で、地層30度傾斜は樹木によって安定している。樹木がなくなれば?

古墳
鰐淵寺