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18回目・2000 冬の北海道旅日記−4

[2月23,24日出発〜紋別] [25日稚内〜札幌] [26日川湯〜阿寒]

(27日札幌−函館・往復) [27日北斗星2号]

2月27日


 札幌には、定刻に到着。結構冷えてます。 今日は、恒例となっている、函館の朝市が目当てです。函館行きの「スーパー北斗2号」に乗り込み、札幌を後にします。
千歳市街に出た時、車窓には、すばらしい光景が。樹氷じゃない、霧氷と言うんですか、木の枝に氷が張り付いて、それが、朝日に反射して輝いている。初めて見ました。思わず息を呑む景色でした。

 函館までの道のりは、車窓が変化に富んでいて、飽きさせません。
左に海が見え、しばらくすると右手には、白いプリンのようなドームが乗った樽前山が。
東室蘭を出てしばらくすると、右手に、今もなお白い噴煙を上げる有珠山が。(この時はまさか噴火するとは思いもよらなかった)
大沼公園にはいると、一面白銀の世界。凍った湖面に雪が積もり、真っ平らな雪原が感動を呼びます。
山の風景が一気に開けると、函館です。札幌からの旅が終わって、ホームに出るとさすが道南。あたたかい。

 上にも書きましたが、ここ函館の目的と言えば、もちろん朝市の物色(?)です。
僕の目当ては、鮭といくら。鮭は、塩漬けではなく、生鮭をさがします。
ただ、この時期並んでいるのは、ものの見事にカニばっかり。カニはあまり好きではないんです。
だから「お兄さん!カニどおー!」と言われても・・・・・。(^^;

 そんな中、鮭が置いてある店発見!ただ、塩鮭ばかり・・・・
店の人に、「生鮭ないの〜」と、たずねると、「おう!あるよ!」の声。すると、冷凍庫の中からでっかい生鮭が・・・・
「これいくら?」。すると、「4000円でいいよ」。さすが安い。即決です。あと、いくらの醤油付けも買って、満足。 となれば、後は海鮮丼のみ!
何件か見て回った後、「お好み丼」に惹かれてある店の中へ(店名忘れた・・・)。
うに、いくら、さけほぐしを大盛りご飯が見えないほどのって、2000円!安いっ!そして、うまいっ!だから函館はやめられない・・・・(笑)。

時間が余ったので、市電でぶらぶらした後、12時52分発の「スーパー北斗9号」で函館を後にしました。ただ、8時間半後には、戻ってくるけど・・・。

時計台
札幌のシンボル、時計台

 スーパー北斗9号は、一路札幌をめざして走ります。
左に大沼公園、上からは暖かい日差しに、車内は暖房。振り子車両の心地よい揺れ。とくれば、次第に意識は夢の中へ・・・・・・。
気が付くと、苫小牧を過ぎている。そして次の瞬間には、飛行機が・・・・、いつのまにか、 南千歳・・・・・。よく寝たもんだ・・。列車は、定時に札幌に到着。
この旅行も、乗る列車はあと一つで終わります。

最近は、ほとんど通過ポイントとなっている札幌で、1時間40分ほどあります。
そこで、リュックをコインロッカーに放り込み、散歩に出かけます。
駅をでて、15分ほど歩くと、先ほど修復の完了した、時計台の前につきます。
 この前来たときは、工事用の網(?)が、かかっていたので、久しぶりにその姿を見ることが出来ました。しかも雪景色。大通公園は、ものの見事に雪の山。雪像って、雪祭りが終わるとすぐに、取り壊すんですよ。ホントもったいないと思います・・・・。

さて、札幌駅に戻り、観光物産店で、少し物色して、リュックを背負い、5番ホームへ。
釧路から来た「スーパーおおぞら8号」の回送が出ていった後、しばらくして、最後の列車かつ、今夜のホテルである「寝台特急 北斗星2号」がホームに入ってきました。

 

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