目が覚めたのは「おはよう放送」で。６時15分頃です。で、そのまままた寝に入って、結局起きたのは７時少し前でした。
　カーテンを開けると、北海道の景色が広がっています。そういえば、洞爺停車も気がつかなかった・・・・（^_^；
　７時ちょうどに、モーニング紅茶と毎日新聞朝刊が届きます。
紅茶を飲みながら、しばらくボ〜っとして、車窓を眺めて過ごします。
　北海道・・・・・・・・・帰ってきました。

　７時２０分頃、食堂車から朝食開始の案内放送が流れます。
朝食は乗車後の食堂クルーの訪問時に予約してあります。Ａ個室客の場合、特に希望しなければ７時半からの予約になるみたいです。
　さっそく食堂車に向かいます。テーブルの上にはすでに朝食がセットされています。まるでホテルや旅館のようです。食堂車内に入るとすぐにパーサーさんが席まで案内してくれます。予約カードを見せる必要のない、まさに顔パス（笑）。この辺がＡ個室客へのサービスなのでしょう。。。。

　この朝食予約制はホント便利です。「北斗星」のように、空席や売り切れを心配する必要がありませんからね。
　朝食は当然和食を予約してあります」ダイナープレアデスの良いところは、ご飯が「おひつ」に入っているところです♪
　登別を過ぎ、しばらくすると車窓には「樽前山」が見えてきます。今年の夏に頂上を一週した山です。その頂上のドームには雪が積もっています。良い景色♪
　このあたりは、ほとんど雪は見あたりませんね。登別でうっすら・・・・と車に雪がかぶっていたくらいです。。。。
　食後の紅茶を飲み、これで「食堂車４段活用」は達成されました（^^）v。昼・夕・夜・朝という「トワイライトEXP」でしか味わえない、食堂車の旅。ぜひみなさんも札幌行き「トワイライトEXP」に乗車されたときには、体験してみてください♪食堂車あっての「トワイライト」の旅ですからね〜♪♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０時５分作成

　ところで「トワイライトEXP」の備品でもって帰れるものに、スリッパがあります。
このスリッパ、白色でトワイライトのロゴマークが刺繍された、すごく豪華のもの。ロイヤルには２足備わっています。ので使用していない１足をリュックの中に詰め込みます。

　９時を過ぎた頃、車掌による最後の案内放送が流れました。
「大阪から、東海道・湖西・北陸・信越・羽越・奥羽・・・・・・・・、およそ1,500km、２１時間７分に渡る、トワイライトエクスプレスの旅、お疲れ様でした。・・・・」
　２１時間・・・・長いように聞こえますが、この列車に乗ってしまえばホント「あっという間」です。。。
　やがて大阪出発時に流れた「いい日旅立ち」が流れます。。。。。
列車は高架橋に入り、９時７分定刻に、札幌駅５番ホームに到着しました。
車掌さんのお見送りをうけて、ホームに降り立ちます。
　「帰ってきました・・・・・、北海道に♪」

トータルサービスで日本を代表する豪華寝台列車「トワイライトEXP」の２１時間の旅が、ここに終了しました。また、来年・・・・・です♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０時２５分作成

　ちょうど９時半発の小樽行きに乗り込もうと思ったんですけれど、快速「いしかりライナー」は予想通りロングシート車なので乗るのをやめ、予定通り９時４５分発の快速「エアポート」に乗り込みます。やっぱりクロスシートですね♪
　札幌近郊はすでに雪景色・・・。車内ではリアルタイムを書きながら過ごしています。
銭函駅を過ぎると車窓には日本海が現れます。遙か沖合には新日本海フェリー（新潟行きかな・・・？）が出航していきました。
　小樽に近づくに従って、雪も多くなっていきます。
１０時３０分、小樽駅に到着しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１６時００分作成

　時刻は１２時少し前。事前情報（笑）でかなり混むと聞いていたので、行列を覚悟していたんですけれど、すんなりと店内に入れました♪
ただ、店内はさすがに混んでいますね。
まず、レジで食券を購入します。少し迷って「３０食限定」の「旬のイクラ丼（大盛り）」にします。食券を受け取り、空いているテーブルに座ります。食券には番号が打ってあり、この番号を店員さんが読み上げて、その番号のお客さんが手を挙げる仕組み。なかなかおもしろいです、見ていると。

　しばらくして、僕の「イクラ丼」が出来上がりました。
普通に朝市とかで食べるイクラ丼とほとんど同じ量です。これで「880円」です。安いです♪（ちなみに普通のイクラ丼で650円、ウニ丼は1,400円でした）。でも安いだけでなく、すっごく美味しいんです。これならこの人気も納得ですね。
　１２時を回って、続々とお客さんが入ってきます。
　イクラ丼に満足して、海鮮工房を出ました。また来たいです。今度はウニ丼を目当てに・・・＾＾。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                              　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１７時５０分作成

　正門で見学者名簿に記入し、パンフをもらいます。この時間はガイド無しの自由見学となります。
工場に入ってまず先に入るのが、「蒸留練」です。ポットスチルと呼ばれる銅製の巨大な「ポット」のようなのがずらりと並んでいます。ポットスチル下部のコンクリート部分が炉になっており、ここで火を焚いてポットスチルで蒸留するそうです。
　見学できる施設には、ビデオによる説明を見ることが出来て、なかなか良いですね。

　蒸留練のあとは、発酵練を見学。瓶詰め工場は日曜日のため見学できず・・・。
　順路をたどって「１号貯蔵庫」を見学します。木造の貯蔵庫、その名の通りウイスキーを熟成させている所で、内部には樽詰めされたウイスキーが静かに眠っています。ちなみに一つ一つの樽にはラベルが張っており、「昭和３９年」と書いてありました。。。。僕が生まれる遙か以前からここに眠っているとは・・・。

　そのあとは、ウイスキー博物館を見学します。
ウイスキーが出来るまでの行程、ポットスチルの模型、蒸留のしくみ。ウイスキーの種類や樽の作り方など、、、とても短時間ではすべてをじっくり見ることは出来ませんね。。
　この博物館では、熟成後のウイスキーを試飲することも出来ます。１０年熟成されたウイスキーで、一口飲んでみると、めちゃくちゃ強い・・・。これで何度くらい（アルコール度）あるのかと聞いたところ、「６０度」だという・・・・（＠＠
まさに火をつけたらメラメラと燃えるようなアルコール度数だ・・・。水で割って飲みましたが（小さなコップです・・）、後々までウイスキーの感じがのどに残っていました。。
　やっぱり、ウイスキーは苦手・・・・です。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１８時５５分作成

　この記念館は、余市町出身の毛利宇宙飛行士を記念して建てられたそうで。。
冬季営業のためいくつかの体験コーナーが休止しているために、見学料金が500円になっています。
　中に入ってみると、結構いろいろな展示物があったりします。ちょうど「デジタルプラネタリウム」の上映時間だったので、見学してみます。エアーで膨らませた小型のプラネタリウムで「星の一生」なる映像を眺めていました。なかなかに面白かったです。首が疲れますけど・・・（^_^；
　ここもじっくり見るには時間が必要ですね。プラネタリウムを見た後しばらくして、宇宙記念館を後にしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９時０５分作成

さて、小樽到着後は、朝里川温泉に行く予定なんですけれど、バスの時間までかなり時間があるので、小樽運河まで行って来ました。
小樽市内、結構積雪があったりします。脇道に入ると圧雪路ですから。歩くにも、コケないように神経を使います・・・・（^_^；
　小樽駅から歩くこと10分くらいで小樽運河に到着。出発前に見たライブカメラの映像では、結構雪が積もっていたんですけれど、その雪はほとんどありません・・・。
　でも、少しだけだけと雪は残っているので、それはそれで良い感じの風景でもあります。
ただ、オフシーズンとはいえ、観光客は結構多いですね。ま、シーズンほどでは無いですけれど・・・。

　さて、小樽運河に来たからには、ライブカメラを見つけなければ気が済みません・・（爆）
少し探して、見つけました。小樽運河の橋にある観光案内所の建物の壁に、監視カメラを・・・。間違いなく、このカメラでしょう。景色もライブカメラの景色そのものですから。

　ライブカメラを見つけた後は、小樽駅に引き返します。
と、その前に７月に立ち寄った「北のアイスクリーム屋さん」に立ち寄ります。
で、今回試してみたのは、「紅茶」と「ビール」のアイス・・・・。下が紅茶で、上がビールです。味は・・・・というと、ビールの方は「確かに・・・ビールだけどウイスキーが・・・（^_^；」。そして紅茶の方は「あ、紅茶だ。確かに♪」という感じです。
　寒い時期に食べるアイスも、また美味しいものです♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２３時４０分作成

　美瑛を蹴って小樽にしたもう一つの理由が、朝里川温泉だったりします。
で、朝里川温泉に向かうバスの中では、熟睡タイム・・・ではなく、ちゃんとリアルタイムの更新をして過ごしました。なんたって観光バス使用ですからね。。。（笑）
　小樽から走ること30分くらいで、朝里川温泉へ。そこの朝里荘前で下車します。今日のお風呂は、朝里川温泉の「かんぽの湯」です。
　入浴料500円ですが、露天風呂もあります。当然、雪見露天風呂です〜♪
　温泉で暖まったあとは、そのままバスに乗り込み、小樽駅に戻ります。

　帰りのバスでも、揺れる車内でリアルタイムを書いていました。
小樽駅前に到着して、札幌行き列車まで時間があるので、小樽運河まで往復してみます。気温は１度くらいですが、路面の雪が凍結しています。場所によってはスケートリンクみたいです。足先に神経を集中させて、歩き続けます・・・（爆）

　すでに真っ暗闇ですが、ライトアップされた小樽運河は、昼間とは全く違う表情をしていました。すっごく綺麗です。
　当初はデジカメだけで済ませようと思っていましたが、ついEOSを取り出していました。三脚は無いので、気合いの手持ち撮影です。。。
それにしても、夜の小樽運河・・・なかなか良いものですね〜。今度は雪の降り積もった真冬に訪れて見たいものです。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２４時作成

　札幌に到着すると、同じホームになんと「北斗星４号」が入線していました。まだ出発まで２０分程度あるというのに・・・・。
ホームを降りて、待ち合わせ場所の北口側「みどりの窓口」に向かいます。すぐに、こでら〜さんと１年ちょっとぶりの再会を果たしました。
　少しして、札幌在住のAuroraさんと、久しぶりの再会♪この３人でビール園に向かいます。札幌駅を出てしばらく歩き、バス停から「サッポロビール園行き」のバスに乗り込みます。
　10分くらいでサッポロビール園に到着。４年くらい前に一人でここに来て引き返して以来のビール園です。

「クラッセホール（だったかな・・・・（^_^；）」に入ると、ジンギスカンの香りに包まれます。上着は臭い付着防止のためにビニール袋に入れておきます。
　コースは「食べ飲み放題コース」です。
　とにかく、北海道の話題、ただそれだけで盛り上がりました。とほ宿のこと、ＹＨのこと、ＪＲのこと、周遊券のこと、そして昔の北海道旅のこと・・・・。気がつけば、閉店の２２時になっていました。
　帰りはバスでもなく、タクシーでもなく、徒歩で札幌駅まで戻りました。帰りの話題は、もちろん「北の国から」の事です・・・・・（^_^；
とにかく、北海道一色の飲み会でした。
　久しぶりに、美味しいビールを飲んだ気がします♪♪
また、今度もビール園オフをやってみたいですね〜♪
　北海道好き同士で飲むお酒って、ホント美味しいです〜＾＾。

　札幌には２２時５０分に着きました。急いでリュックを取り出し、４番ホームに向かいます。隣のホームには、稚内行き「利尻」が。。。
　そして２３時ちょうど、こでら〜さん、Auroraさんのお見送りをうけて、「まりも」は札幌駅をあとにしました。
　こでら〜さん、Aoruraさん、楽しい一時、ありがとうございましたぁ〜♪
　　　　　　　　　　　２４時３０分作成