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35回目 2002 初冬の北海道旅行 旅日記−4
リアルタイム旅日記として作成

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[11月17日 トワイライトEXP 後編〜]   (11月18日 阿寒・摩周エリア)  
 [11月19〜20日 富良野〜帰宅] 

 

11月18日

 

網走行き普通列車です。11月下旬はさすがに寒いです。。
早朝の塘路駅、寒いです。

 「まりも」の車内では、当然のように熟睡していました。。。
5時40分に設定した携帯の目覚ましで目が覚めます。通路では、車掌さんが各寝台でお客さんを起こしてまわっています・・・。
服を着ると、昨夜のジンギスカンの臭いが・・・・(^_^;
 また真っ暗な5時50分、釧路駅に到着。すぐさまダッシュで隣のホームに向かい、網走行き鈍行に乗り込みます。
 快速「はなさき」が先に出発し、5時59分に網走行きも出発しました。

塘路駅を出発してしばらく、釧路湿原に昇る朝日を・・・♪
釧路湿原に昇る朝日・・・♪

 車内はほどよい乗り具合です。釧網線にはいり、車窓には釧路湿原が広がっています。空もだいぶ明るくなってきました。それにしても、雪の「ゆ」の字もないですね。。。
 塘路駅の停車中に外へ出てみますが、しばれます・・(笑)さすがに・・・・。
 塘路を出たあたりで、日の出を拝みます。しばらく走ると、車窓にシラルトロ湖が現れるんですが、太陽が反射してすごく綺麗でしたね〜。
 昨夜、札幌駅に行く途中のコンビニで購入した朝食を食べながら過ごし、7時半に摩周駅に到着、いつものようにここで下車し、あとはレンタカーでのドライブとなります♪
 天気がちょっと心配ですね。今のところは晴れているけど、午後から雨とか・・・・。ちなみに外は、すっごく寒いです・・・・・・(^_^;
                                  7時40分作成

 7時29分、摩周駅に到着。ここで下車します。
レンタカーの受付は8時からなので、しばらくぶらぶらとしています(笑)。天気は今のところ良いんですけれど、川湯の方を見るとどんより・・・とした雲が。。。
それにしても寒いです。。。寒いのに、雨が降ってきてしまったようです・・・・・。ポツポツ・・・ですけれど。。

摩周駅からはいつものようにレンタカーです。
いつものように出発写真を。

 8時少し前にレンタカーの手続きをします。相棒はいつもの「マークII」なんですけれど、同じ車種なのに前に乗ったのとは違います。なにしろ「GPSナビ」が装着されていますから。で、車に乗り込む時には、雨も本降りに近い状況に・・・(ToT)
 とりあえず、いつものように摩周駅をバックに記念撮影をして、出発します。
                 19時25分作成

 さて、摩周駅を出発してまず初めに行くところ・・・・、当然「呪われた湖」しかありませんね♪
 弟子屈市街を出て、摩周湖横断道路に入ります。天気は小雨・・・。そして、肝心の摩周岳は雲の中に隠れています。ひょっとして、もう摩周湖の湖面を見ることはないのかな♪・・と言う期待をしながら、走っています。標高が上るにつれて強風が吹き荒れてきました。雨も時折強く降っています。これは期待できるかも♪

雨降っているのに・・・、摩周湖の呪いはかくも強烈でした。このてんきで湖面見れるとは・・・(T^T)
悪天候の摩周湖。雨降ってます。

 でも、そんな期待はもろくも崩れ去ったのです・・・(T^T)
摩周第一展望台に到着。摩周湖レストハウスは内装工事の真っ直中で、その上の展望台も立ち入り禁止になっています。
 天気は相変わらず。この悪天候ならは大丈夫だろう・・・・・・と思っていたのですが・・。
やはり、呪われた男は呪われたままでした。。。摩周湖の呪いとはかくも強烈なのか・・。
 目の前に広がる、摩周湖の美しい姿・・・・。摩周岳は雲の中ですが、カルデラを覆うように雲が流れています。薄もやの掛かった摩周湖・・。綺麗です・・・(T▽T)
 ただし、強風のため、めちゃくちゃ寒いです。セーターまで着込みましたから。。
しばらく強風の中眺めていましたが、観光バスの大群が押し寄せてきたため、摩周湖を後にします。。。
                              19時40分作成

 摩周湖を出た後は一度弟子屈郵便局に寄ろうと思います。
摩周湖横断道路を快適に飛ばし、国道に出る交差点でブレーキをかけると、ケツが滑る・・・。なんと凍結しているではないですか。。。

からまつの湯、いつ来ても良い湯ですね〜♪
からまつの湯です♪

 その後、弟子屈市街地も至る所で路面凍結しています・・・。怖い・・・。
弟子屈を出て、ひたすら養老牛に向かって走り続けます。あまりスピードは出しません。凍結していますから・・・疲れます・・(^_^;
 国道から道道に入り弟子屈から走ること1時間くらい、養老牛温泉に到着。そのまま林道を走り続けます。この林道の途中で道路建設が行われているんですよ・・・。なんでこんな所に道路を・・・・と思います。。。

裏摩周展望台への道・・・。雪は無いのに通行止めです。。。
雪は無いのに・・・(T^T)

 さて、お目当ての「からまつの湯」に到着。もちろん誰もいません。が更衣室には誰かが入っていた形跡があります。と言うことはもちろん、良い湯加減です。さっそく寒風吹き荒れる中の露天風呂です。気持ちいい〜です。最高ですね、やっぱり♪
 15分くらい温泉に浸かって、「からまつの湯」を後にします。

雨の中の「神の子池」。なかなか良いかも♪
雨の中、景色を一人占め♪

 林道を抜けて「裏摩周清里線」に出て、走り続けます。
裏摩周展望台への道は、一週間前にゲートが閉じてしまっていたようでした。。。
 さらに先へ進み、神の子池林道に入ってしばらくはしり、「神の子池」に到着。
 当然ですが、誰もいません。
 傘を差しつつ、神の子池の姿を拝みます。神の子ブルー・・・・、いつ見ても、何度見ても良いですね〜。心が洗われるような気がしてきます。
途中で一台の車が来ましたが、それ以外は誰もいない、まさに景色を独り占めです♪これだから、オフシーズンは最高なのです。
 15分くらい、まったり・・・としたあと、神の子池を後にします。
                                 20時作成

 神の子池を出た後は、緑方面に向かいます。そのまま国道まで行こうと思ったんですけれど、ふと、ある場所に行ってみたいと思い、裏摩周線から脇道に入りました。
ある場所とは「男鹿の滝」です。舗装路から林道に変わって、ただひたすら走り続けます。この林道は結構フラットなので走りやすいんですけれど、こういう道を一人で走っていると、なんか怖いですね。故障したらどうしよう・・・とか・・・(^_^;
この先に「男鹿の滝」があるんですけど、雪に道を閉ざされます・・・。
この下に降りると、滝の姿が見える

 距離にして12キロなんですけれど、天気が悪いです。雨は本降り・・・。そしてようやく、「男鹿の滝」入り口に到着しました。
 降り続く雨の中傘を差し、「熊出没注意」に恐怖しながら、滝へ続くほそい獣道を歩きます。所々雪が積もっていて歩きづらい・・・。でも来ている人もいるんですよ。足跡ありますから。で、歩くこと5分以上掛かって、「男鹿の滝」が目の前に来たんですけれど、降りられない・・・(ToT)。雪が積もっていて、とてもじゃないけど下に降りられません・・・。
泣く泣く「男鹿の滝」の姿を拝むのは諦めて、引き返します。
 そして、来た道を引き返し、裏摩周線に出たのです。
                             20時5分作成

 裏摩周線に出て、緑地区から国道に合流し、川湯に向かいます。
雨は一段と強さを増していて、風も強くなっています。。。
川湯温泉駅に着いたものの、あまりにも酷い天気に出る気になれず、「オーチャードグラス」は今回パスして、一路コタンに向かいます。

阿寒横断道路はうっすらと雪景色。
うっすら・・・と雪景色です。。

 硫黄山にも立ち寄りましたが、そのまま駐車場を通過し、川湯温泉も砂湯も通り過ぎ、コタンに到着。もちろん「コタン温泉」が目的です。傘を差して温泉に向かいますが、湖畔に出るとまるで台風の様な暴風雨・・・・・。とても入れる状態ではないので、泣く泣くコタンを後にします。あとは阿寒目指してひたすら走り続けます。
 阿寒横断道路に入って、しばらく走り続けて標高が高くなってくると、路面には雪が・・・。しだいに雪の量は増していき、双岳台付近では写真の様な雪道に・・・。結構・・怖いです。ゆっくり・・・と走り続け、峠を越えてしばらくすると、雪も無くなりました。
そしてしばらく走り、阿寒温泉に到着したのです。
                           20時15分作成

昼食は、アイヌの料理で・・・。
「ユックセット」と「シケレベ茶」

 阿寒温泉に着いて、そのままアイヌコタンに向かいました。遅めの昼食タイムです。
今回は「ポロンノ」というお店に入り、アイヌ料理の「ユックセット」と「シケレベ茶」にします。
ユックセットは「ユックオハウ」と言う鹿汁みたいなおつゆに、「アマム」と言うキトピロ入りのご飯、「めふん」と言う鮭の肝臓の塩辛です。
 味は「シケレベ茶」が不思議な味だった以外は、美味しかったですね。とくに「ユックオハウ」が美味しかった♪
 食後は別のお店で、キリ番ゲット用のお土産を購入して、一路オンネトーに向かいます。
                          20時20分作成

美しいブルー・・・、オンネトーです。すでに氷結が始まっています・・・。
オンネトーは氷結が始まっています。

 国道24号をひた走り、オンネトー線に入ります。
晴れていればまだ明るいのに、曇っているため結構暗くなってます。雌阿寒岳は雲の中に隠れていますね・・・。
 雌阿寒岳温泉が近付くにつれて、雪道に変わっていきます・・・。そしてオンネトーに到着。そのまま撮影ポイントに向かいますが、湖面のブルーが美しすぎます。また、湖面の一部はすでに所々氷結していました。
 急いでオンネトーの写真を撮りまくります。すでに雪が降ってきました・・・。明るさ的にも限界が来たので、オンネトーを後にして、いつもの雌阿寒岳温泉「野中温泉別館」にてお風呂タイム。ここの温泉は最高に好きです。温泉らしい香りが強くて♪

野中温泉・別館の、雪見露天風呂です〜♪
雌阿寒岳温泉で・・♪

雪が本降りなので、露天風呂はまさしく「雪見露天風呂」になりました。
でも、露天風呂の湯音が「ぬるい・・・・・」降ってくる雪は冷たいわで、そそくさと露天は退散しました・・・・(^_^;。内湯で暖まりなおし、帰ることにします。
 外に出ると、雪はほぼ止んでいましたが、積雪が・・・・(^_^;。短時間でこれだけつもるとは・・・(2センチくらい・・・)。

帰りは完全な圧雪路になってました。。
帰りは一面真っ白・・・です(^_^;

 帰り道はもう完全な雪道。写真の通り真っ白です、路面は。
国道240・241号に出るまで雪道は続き、阿寒横断道路に入ってしばらくすると、来たときより圧雪区間が延びています・・・。結構・・・怖かったです・・・・(^_^;
まぁそれでも、4駆とABS付きというのもあって、自分の車で雪道走るよりは、楽でしたけどね・・・・(笑)
 そんなこんなで、18時半頃に摩周駅に到着したのです。。。。
                              20時35分作成

 給油して、19時まで摩周駅前で過ごし(充電のため・・・(^_^;)、レンタカー返却後は、駅待合室でリアルタイムの制作に取りかかります。
 19時42分発の網走行きに乗り込み、摩周を後にします。
網走行きの車内は、意外な感じがするビジネスマンが数名います。あきらかに出張帰りみたい・・・。網走から釧路への出張なのかな・・・?
 車内ではリアルタイムを書いて過ごし、あとは本を読んでいます。北浜駅ではつい駅舎の中を見てみたくなる衝動に駆られます・・・・・(笑)

早くも道内最後の夜になってしまいました・・・(T^T)
今夜の宿「オホーツク10号」で
網走をあとにします。

 21時25分、網走に到着。すぐさま改札を抜けて「麗門亭」に向かいます。
 が・・・、「本日は終了しました」の札が・・。どうやら昼間は営業しているようです。
仕方なく、となりの「あんじろ」に向かいますが、すでに閉店・・・・・(ToT)
 結局、網走駅待合室に戻り、リアルタイムのアップと、待合室テレビの天気予報を見ながら掲示板の書き込みをして、駅前のコンビニで夕食を買い込み、「オホーツク10号」に乗り込みます。
今夜の部屋は、3号車3番下段です。
さて、明日は最終日。富良野に向かいます♪
             22時50分作成

 

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