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41回目・2003 初冬の北海道旅行 旅日記−3
リアルタイム旅日記として作成

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(11月23日 トワイライトEXP〜積丹)
 [11月24日 阿寒・摩周エリア] 
[11月25〜26日 富良野〜北斗星2号]

 

11月23日

 

朝起きるとすでに北海道。雪が無いです。。。。
朝起きると北海道♪でも雪が・・

 昨夜は秋田駅手前で臨時停車し、しばらく動きませんでした。20分くらいしてから「日本海4号」がすれ違っていきます。どうやらかなり遅れているよう・・・・。天候のせいかな・・と思いましたが、結局秋田駅を25分遅れで出発していきました。
 そして、しばらくして寝に入りました♪

 朝は6時15分の「おはよう放送」でいったん目を覚まします。「・・・・ホームは雪が積もっており・・・」と言うのが聞いて取れました。そしてまたウトウトと・・・。

朝食は完全予約制。和食です。ごはんは「おひつ」に♪
朝食は完全予約制です。

太平洋を眺めながらの朝食は最高♪
海を眺めながら朝食を・・・

 で、結局起きたのはアラームをセットした6時50分頃でした。
 ぼ〜っとして外を眺めると、一面とは言えないものの、所々に雪が降った形跡があります。車窓は道南の景色・・・・懐かしいです。

 7時に食堂車から朝刊とモーニング紅茶が届きます。
雪は降った所と降っていない所があるようですね。でも気温は低そうです。紅茶を飲みながら、朝の一時を過ごしますが、この時点で残りは2時間半となってしまいました。

 7時半、食堂車から2回目のモーニングタイムの開始を知らせる放送が入り、食堂車4段活用の最終章に向かいます(笑)。
 食堂車内に入り名前を告げてテーブルに案内されます。「北斗星」などと違い、予約制なので席待ちとかがなく、ゆったりと食事が出来るのが良い所です。
 予約したのは「和食」です。ご飯は「おひつ」に入っており、おかずには「温泉たまご」があったりと、さすがの内容です♪

苫小牧駅に停車。外の空気は明らかに北海道の寒さです。。
苫小牧駅に停車。残りもあと少し・・

座ったテーブルが、二人席の海側なので、太平洋を眺めながらの食事になりますが、車窓左側の樽前山が見られないのが残念かも。。。
 雪は所々でたいして多くはありません。パーサーによると気温は0度付近とか。やはり寒いですね〜。

 朝食を済ませて自室に戻ります。
と、すぐに苫小牧駅に到着。少し外に出てみますが、かなり寒いです。客車の足回りには雪がこびりついています。。。。
 「トワイライトEXP」の旅も、残りあと僅か・・・・・です。

                   8時40分作成

 苫小牧を出発してしばらくすると、車窓には着陸態勢に入っている飛行機がよく見えます。千歳空港が間近に迫っているのを実感させてくれますね。
 それと共に、「トワイライトEXP」の旅も残り30分を切ってしまいました。

まうまもなく札幌駅に到着してしまいます。。。(T^T)
21時間の旅も間もなく・・・(T^T)

 南千歳駅に停車。ここを出発するともうラストスパート・・・・・と言う事になります。
いよいよ、自室内の整理整頓に取りかかります。
千歳辺りは雪がないものの、新札幌を過ぎた辺りから雪がちらほらと見えるようになってきます。。。そして、外は雪が降ってきました。。。

 残りあと10分を切った所で、最後の車内放送が入ります。そして、ちょうど21時間前に聞いた「いい日旅立ち」が流れ・・・・・・・、
 9時7分、定刻に札幌駅5番ホームに到着し、大阪から約1,500km  21時間7分の日本最長距離列車「トワイライトEXP」の旅は幕を下ろしました。
 ダイナープレアデスのパーサーさんに見送られて、札幌駅に降り立つと、冷たい空気に包まれます。「帰ってきました〜」ですね。

札幌運転所へ回送される「トワイライトEXP」・・・。
おつかれさま〜と見送って・・・

 最後に1号車から先頭9号車に向かって、ホームを歩きます。
1号車のスィートを外から見る限り、どうやら1人利用だったようです。どう見ても片方のベットしか使用した様子がありませんから。2号車のスィートが1人利用だったのは知っていましたが、1号車の展望スィートも1人だったとは。。

 先頭の機関車では、記念撮影で賑わっています。
そして15分頃、「トワイライトEXP」は札幌運転所に向けて走り去っていきました。その姿を見送ったあと、「北斗星1号」を出迎えて、改札の方に向かったのです。。

                         10時10分作成

小樽行き鈍行から日本海を眺めます。
日本海を眺めつつ小樽へ・・

 札幌駅到着後、リュックをコインロッカーに詰め込んで、9時45分発の小樽行き鈍行に乗り込みます。
 札幌を出発してしばらく市街地が続きますが、どこも雪に覆われていますね。前日に降ったおかげで、雪景色を見る事が出来ました♪

 銭函を過ぎると、車窓には日本海が現れます。 この車窓景色は好きですね〜。海岸線を縫うようにして走りますから。その日本海は鉛とまではいかないものの、夏の色では無いですね〜。
でも、この寒空の中、海に入っているサーファーが数人いたのには驚きでした・・・(^_^;

小樽運河です。もうちょっと雪が積もってくれていれば・・・・
小樽運河。雪の量が中途半端かも

 小樽には10時半に到着。ここも雪景色です。
さて小樽ではライブカメラに登場する為、小樽運河まで歩きます。小樽駅から運河にかけての歩道は、タイル敷きになっているんですが、これがとにかく滑りやすい。。。雨でも滑るというのに、今日は雪が少し積もっています。
少しでも気を抜くと、転ぶ事間違いなし。なので、慎重に歩きます。

小樽運河のライブカメラです♪
ライブカメラ更新まであと少し♪

 やがて小樽運河に到着。さすがに観光客でいっぱいですね〜。
写真を撮ったりしながらブラブラとしますが、かなり寒いです。。。ライブカメラ横に設置されている温度計は「−0.7度」と表示されています。
温度計持ってくるの忘れてました・・・・・(^_^;

 さて、ライブカメラの更新時間は11時31分です。
28分頃から画面右の街灯の下でスタンバイ。33分までそこにいましたけど、上手く写っているのかな〜。。。
 とはいえ、バスの時間もあるので急いで小樽駅に戻ります。
 44分発の積丹余別行きバスに乗り込み、小樽駅を出発。
と、ネッ友からメールが来て、無事にライブカメラに登場したとの事でした♪

                    12時10分作成

 バスは小樽市内を抜けて余市町に入っていきます。この辺りはPHSのエリアなので、バス車内からリアルタイムのアップを行う事にします。
 余市駅前を出発してしばらくすると、いよいよ積丹半島の海岸線を走ります。波が高いですね。さすがは日本海です。

冬の島武意トンネルです。
冬の島武意トンネルです。

トンネルの向こう側には・・・・♪

 美国バスターミナルで5分のトイレ停車ののち、さらに進み積丹岬方面に進みます。
小樽から走る事1時間45分くらいで、いりか会館前に到着。ここで下車します。
 帰りのバスの時刻を確認して、まずは島武意までの急坂を登ります。強風が吹いていて、かなり寒い。手袋持ってくれば良かった・・・と後悔したものの、坂を登っているうちに体が暖かくなってきました。
 と、ここで少しびっくりしたんですけれど、なんとこの時期に島武意海岸入り口にあるレストランが営業しているんです。普通、冬季休業になるのが多いのに、今やっているという事は、冬季も営業するんでしょうね。。。

冬の島武意海岸。夏とはまったく違う海の色です。。
島武意海岸。海の色が夏とは・・

 駐車場には数台の車が停まっています。
さて恒例の島武意トンネルに入っていきます。そしてトンネルを出て眼下に広がるのは、夏の積丹ブルーの面影などない、冬の日本海グリーンに染まった島武意海岸です。
 夏の姿とは違いますが、この時期の積丹も良い感じではありますね。
遊歩道を見ると、海岸まで降りてる人達って結構いるようです。実際、一組のグループが登ってきましたから。。。

 写真を撮ったらすぐに撤収します。
トンネルを抜けて、今度は積丹岬灯台の方に向かいます。あたりはうっすら・・・と銀世界です。坂を登り切ったところに灯台と展望台があるんですが、ここから神威岬方面の景色がキレイです。海と山と雲から日が射している良い景色です。

神威岬方面を眺めます。景色は最高ですね〜。
神威岬方面の風景。良いです〜♪

シララの小道。所々雪に埋まっています。。
雪化粧したシララの小道。

 ここからは、「シララの小道」に入っていきます。さすがにこの遊歩道を歩いている人はいないらしく、人間の足跡は一切ありません。その代わり、キタキツネの足跡はたくさんありましたけど。
 それにしても、風が強いです。夏でも風が強い場所ですけど、この時期だとさらに体感温度も下げてくれます。体は動いているから良いんですけど、風がもろに当たる顔面と耳が痛くなります。ダウンジャケットのフードでしっかりと頭部を覆って歩きます。

笠泊海岸も、夏とはまるで違う表情をしています。。。
冬色の笠泊海岸です。

 笠泊海岸も、夏の風景とは違って、荒々しい海岸に変化しています。
春は「カタクリ」の花で埋め尽くされる斜面も、雪で埋まっています。でも、遊歩道の姿は見て取れるので、海岸まで降りる事は出来るみたいです。
 この辺りも人が来た形跡は微塵も無いです。もっとも、寒さも厳しくなっている強風吹き荒れるこの場所まで、歩いてくる物好きもいないでしょうけど・・・(^_^;

 笠泊海岸からさらに先に歩く事10分くらい、ようやく目的地である「女郎子岩」に到着しました。

女郎子岩に到着。冬近しの日本海も良いものです。
女郎子岩に到着しました〜♪

 夏場に見せてくれる優雅な姿とは一転して、鉛色とまでいかないにしても、荒々しい冬の日本海に立つ女郎子岩は、一種独特な雰囲気を醸し出しています。
 風は強いものの、それを忘れるような感じで、しばし吸い込まれるように眺めていました。もちろん、景色独り占めというのも最高ですし。岩にぶち当たる波の音を聞いているだけで、なんか落ち着いてきます。不思議な感覚ですね。
 ずっと眺めていたいんですけど、そう言う訳にいかないので、泣く泣く引き返す事にしました。

 帰りはもちろん、笠泊海岸から道道に出るショートカットコースを歩いて、バス停まで戻りました。
 そんな歩いている時に、ふと「2月にかんじき持って来てみたい・・・・」と思ってしまったのであります・・・・・♪
 そして、15時33分発の小樽行きバスに乗り込み、積丹を後にしたのです。。。

                       16時30分作成

 札幌駅に到着したら、すぐにお風呂タイムにします。
予定していたのは、JR直営のスーパー銭湯「極楽湯」です。札幌駅から歩く事15分くらいで「極楽湯」に到着します。
・・・と、入り口になにやら「60分待ち」の張り紙が。「まさか〜・・・・」と思いつつ、番台前の入浴券販売機にお金を入れたその時、「○○番から○○までの整理券をお持ちのお客様、大変お待たせしました・・・・・・・」の放送が・・・(@@
まさか・・・とは思いましたが、そのまさかで、入浴するのに60分待ちのようなのです。そしてこの瞬間に、「極楽湯」はσ(^^;の中から消えました。
 そして向かった先は「七福湯」。「極楽湯」とは札幌駅を挟んで正反対にある銭湯です。
もうとにかく走りましたね〜。15分掛かった道をその半分で引き返し、結局「極楽湯」から20分と経過せずに「七福湯」に到着しました。

ここが「アサヒビール園」です♪
アサヒビール園で夕食タイム♪

 とはいえ、待ち合わせ時間があるので、のんびりと入っている事は出来ず、速攻で洗って浸かって銭湯を後にします。
 そして、無事にライブカメラの前でAuroraさんと合流します。
 さて、今日は「サッポロビール園」ではなく、「アサヒビール園」の方に向かいます。地下鉄に乗り込み「南郷7丁目」で下車して、しばらく歩くと「アサヒビール園」に到着。
 ジンギスカンでは無い、90分食べ飲み放題コースで、飲み会のスタートです♪

今夜の晩ご飯の数々です(笑)。
多種多様の食材を選べます♪

 この「アサヒビール園」、元々、アサヒの「スーパードライ」派のσ(^^;にとっては、最高の場所なんですけど、ここの食べ放題メニューは、牛・豚肉から刺身、寿司、サラダ、デザートなど多様な食材を選べます。さらにこの日は「カニ食べ放題」も加わり、もう最高です。ひょっとしたら「サッポロビール園」より良いかもしれません。

 鉄の話題から北海道の話題まで、いろいろと話し込み、あっという間の90分でしたね〜。普段1人で飲んでいる分、話し相手がいるとお酒も美味しいものです♪
結局閉店まで居座って、飲み会オフは終了となったのです。

今夜の宿は釧路行き「まりも」です。
今夜の宿は釧路行き「まりも」

 地下鉄で大通り駅で下車し、大通り公園に出てみますが、やはり「ホワイトイルミネーション」のライティングは終了していました。
 札幌駅に戻り、コインロッカーからリュックを取り出して5番ホームへ。すでに釧路行き「まりも」は入線していました。
 発車直前に体調を崩した乗客の対応で出発が遅れ、稚内行き「利尻」が先に出発するハプニングもありましたが、Auroraさんに見送られて、一路道東へ向けて出発しました。

   Auroraさん、ありがとうございました〜^^。また飲みましょ♪
                                23時45分作成

 

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