| バスは小樽市内を抜けて余市町に入っていきます。この辺りはPHSのエリアなので、バス車内からリアルタイムのアップを行う事にします。 余市駅前を出発してしばらくすると、いよいよ積丹半島の海岸線を走ります。波が高いですね。さすがは日本海です。
 
                  
                    
                      |  冬の島武意トンネルです。
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                      |  |   美国バスターミナルで5分のトイレ停車ののち、さらに進み積丹岬方面に進みます。小樽から走る事1時間45分くらいで、いりか会館前に到着。ここで下車します。
 帰りのバスの時刻を確認して、まずは島武意までの急坂を登ります。強風が吹いていて、かなり寒い。手袋持ってくれば良かった・・・と後悔したものの、坂を登っているうちに体が暖かくなってきました。
 と、ここで少しびっくりしたんですけれど、なんとこの時期に島武意海岸入り口にあるレストランが営業しているんです。普通、冬季休業になるのが多いのに、今やっているという事は、冬季も営業するんでしょうね。。。
 
                  
                    
                      |  島武意海岸。海の色が夏とは・・
 |   駐車場には数台の車が停まっています。さて恒例の島武意トンネルに入っていきます。そしてトンネルを出て眼下に広がるのは、夏の積丹ブルーの面影などない、冬の日本海グリーンに染まった島武意海岸です。
 夏の姿とは違いますが、この時期の積丹も良い感じではありますね。
 遊歩道を見ると、海岸まで降りてる人達って結構いるようです。実際、一組のグループが登ってきましたから。。。
  写真を撮ったらすぐに撤収します。トンネルを抜けて、今度は積丹岬灯台の方に向かいます。あたりはうっすら・・・と銀世界です。坂を登り切ったところに灯台と展望台があるんですが、ここから神威岬方面の景色がキレイです。海と山と雲から日が射している良い景色です。
 
                  
                    
                      |  神威岬方面の風景。良いです〜♪
 |  雪化粧したシララの小道。
 |   ここからは、「シララの小道」に入っていきます。さすがにこの遊歩道を歩いている人はいないらしく、人間の足跡は一切ありません。その代わり、キタキツネの足跡はたくさんありましたけど。それにしても、風が強いです。夏でも風が強い場所ですけど、この時期だとさらに体感温度も下げてくれます。体は動いているから良いんですけど、風がもろに当たる顔面と耳が痛くなります。ダウンジャケットのフードでしっかりと頭部を覆って歩きます。
 
                  
                    
                      |  冬色の笠泊海岸です。
 |   笠泊海岸も、夏の風景とは違って、荒々しい海岸に変化しています。春は「カタクリ」の花で埋め尽くされる斜面も、雪で埋まっています。でも、遊歩道の姿は見て取れるので、海岸まで降りる事は出来るみたいです。
 この辺りも人が来た形跡は微塵も無いです。もっとも、寒さも厳しくなっている強風吹き荒れるこの場所まで、歩いてくる物好きもいないでしょうけど・・・(^_^;
  笠泊海岸からさらに先に歩く事10分くらい、ようやく目的地である「女郎子岩」に到着しました。 
                  
                    
                      |  女郎子岩に到着しました〜♪
 |   夏場に見せてくれる優雅な姿とは一転して、鉛色とまでいかないにしても、荒々しい冬の日本海に立つ女郎子岩は、一種独特な雰囲気を醸し出しています。風は強いものの、それを忘れるような感じで、しばし吸い込まれるように眺めていました。もちろん、景色独り占めというのも最高ですし。岩にぶち当たる波の音を聞いているだけで、なんか落ち着いてきます。不思議な感覚ですね。
 ずっと眺めていたいんですけど、そう言う訳にいかないので、泣く泣く引き返す事にしました。
  帰りはもちろん、笠泊海岸から道道に出るショートカットコースを歩いて、バス停まで戻りました。そんな歩いている時に、ふと「2月にかんじき持って来てみたい・・・・」と思ってしまったのであります・・・・・♪
 そして、15時33分発の小樽行きバスに乗り込み、積丹を後にしたのです。。。
 16時30分作成
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