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49回目 2004冬の北海道旅行-III旅日記−3
リアルタイム旅日記として作成
旅行記内一部の写真はクリックすると拡大表示されます。

 [12月17〜18日 出発〜トワイライトEXP] [12月18日 トワイライトEXP] 
(12月19日 トワイライトEXP〜積丹半島)
 [12月20日 釧路〜根室・納沙布岬] 
[12月21〜22日 札幌〜富良野〜北斗星2号]

12月19日

 

一夜明けて、雪景色が広がっていました。
朝起きると雪景色が・・・

 昨夜はよく眠れましたね。
青森停車も青函トンネルも気が付きませんでしたから。。。

 目が覚めたのは6時半前の「おはよう放送」です。すでに定刻ダイヤで運転しているとの事でした。で、起きたのはアラームをセットした7時前。。。起きる直前にドアをノックする音が聞こえたんですが・・・(^_^;
 起きて、外を眺めてみると朝焼けがキレイ。。で、一面の雪景色が広がっています。
顔を洗ってコンタクトを装着。その直後に食堂車から電話がありました。
 少ししてモーニングティーと朝刊が運ばれてきました。少しボ〜ッとしながら、レモンティーを飲んで過ごします。

雪景色を眺めながらの朝食タイム♪
トワイライトの和朝食です。

 7時半ちょっと前に食堂車から案内放送が入り、朝食の準備が出来たと。。。
「トワイライト」の朝食は予約制で、前日のうちに予約する必要があります。予約制なので待たされる心配も無いですけどね。
 で、和食を選んでいます。おひつで運ばれてくる御飯が良いですね。
車窓には雪化粧した樽前山が見えています。雪景色を眺めながら食べる朝食、冬の「トワイライト」ならではの風景ですね。

苫小牧駅のホームは雪に覆われて・・・。すでに真冬の景色です。
苫小牧駅で外の空気を♪

 ちなみに、朝の食堂車はほぼ満席になっています。基本的に朝食の需要の方が大きいですからね、寝台特急は。

 食後は自室にて過ごす事にします。
しばらくして、苫小牧に停車します。ちょっとホームに降りてみますが、一面の雪化粧にヒンヤリとした空気・・・まさに、冬の北海道に帰ってきた実感が沸きますね。

 苫小牧を発車すると、残る停車駅は南千歳のみ。
「トワイライト」の旅も、残す所あと1時間になってしまいました。。。
                              
     8時30分作成

銀世界の札幌市に入ってきました。あと少しで到着・・・・。
あと少しでこの旅も終わる・・

 苫小牧を出発してしばらくすると、離陸していくJALの飛行機が見えてきます。そして、最後の停車駅である南千歳に停車します。
 南千歳を出発すると、あとはラストスパート。車窓はより一層雪景色の気配が強くなります。前夜降雪があったのか、道路は何処も圧雪状態。そして、「トワイライト」はパウダースノーを巻き上げて走行しています。冬の北海道に来た実感が沸きます。

 新札幌を通過すると残りはあと10分程度。
かなりゆっくり走っているので、これは・・・と思い、PHSでネットに接続して旅行記をアップします。列車は札幌貨物ターミナル駅を通過しているときに、最後の案内放送が流れました」「大阪から約1,500km、東海道線から津軽海峡線など13の線区を走り抜け・・・・」
そして、出発時に流れた「いい日旅立ち」が再び流れます。

札幌運転所に引き上げる列車を見送って・・・
運転所に帰る編成を見送ります

 大阪から東海道・湖西・北陸・信越・白新・羽越・奥羽・津軽・海峡・江差・函館・室蘭・千歳の13線区・約1,500kmを走り抜け、21時間7分の夢紀行はついに幕を下ろし、午前9時7分定刻に、札幌駅3番ホームに到着しました。
 ダイナープレアデスのマネージャーさんの挨拶をうけて、札幌駅のホームに降り立ちます。ついに「トワイライトEXP」の旅が終わりを告げたのと同時に、札幌に帰ってきたという実感が、冷たい空気から肌で感じます。

 札幌駅でひーちゃんが出迎えてくれました。
札幌運転所に引き上げる「トワイライトEXP」を見送った後、改札の方に向かいます。
 さて、これからですが、ひーちゃんの女王様で移動する事にします。目的地は積丹半島♪
地下駐車場で女王様と久しぶりのご対面になります。とりあえず助手席に乗り込み、国道5号線に出るまでの札幌市内の運転は、ひーちゃんにお任せします。

札幌郊外の道はアイスバーンです。。。
郊外の道はアイスバーン・・・

 札幌市内は完全な圧雪に凍結路。いきなり見てびっくりしたのが、交差点で4tトラックがデール流してドリフトしながら曲がっているのを見た時は、さすがに「これはσ(^^;には無理だ・・・」と思いました(^_^;。事実、助手席に乗っていても、滑っているのがよく分かります。まさにスケートリンク状態です。。
 冷や冷やしながら札幌市内を抜けて5号線に出ると、凍結路は解消されて一安心。
コンビニに立ち寄って、運転を交代します。
 5号線をひた走り、小樽市内を抜けて余市に向かいます。道路は部分的に圧雪路です。

 途中、道の駅「スペースアップルよいち」に立ち寄り、余市から積丹岬の方へ向かって走り続けます。天気は今のところは良いですね。でも、国道は相変わらず車走っていませんけど。。。
 積丹の海は良い感じで荒れています。冬の日本海良い感じです。でも、釣り人がたくさんいるのにはちょっとびっくりしましたけど。。。何が釣れるんだろうか。。。

島武意海岸駐車場への道は除雪されていない感じ。。。
こんな雪道登っていきます

島武意海岸へのトンネル
島武意トンネル・・

 美国のバスターミナルでトイレに立ち寄り、しばらく走ると雲行きが怪しくなってきます。
 国道から入舸に向かう道道に入りますが、ついに雪が降ってきました。しかもかなりの本降りです。路面は完全な圧雪に。。。
幌武意地区を通過し、しばらくして女郎子岩へのショートカットコース入り口に着きますが、駐車スペースはすでに雪深く埋もれています。遊歩道もかんじきが無いと無理のような感じ。。。

 積丹岬駐車場の方へ向かいます。冬場は除雪していないらしい話を聞いたいたんですが、なんとか除雪しているようなので、行ってみます。

島武意トンネルの中には、なんとつららが・・・・(^^;
トンネル内に「つらら」が(^^;

 かなりの急坂ですが、さすがは4駆ですね。登っていきます。FRでは絶対に不可能でしよう(笑)。
 積丹岬駐車場ですが、当然ながら誰もいません。何台か車が来た跡はあるんですけどね。。レストハウスはすでに閉まっています。
 島武意トンネルに入っていきますが、入ってまもなく「つらら」が何本か生えています。トンネルの中につらら・・・・、なんとなく面白い風景。。

冬の荒々しい日本海の島武意海岸
冬の日本海、島武意海岸。

 さて、冬の島武意海岸。最初は雪が降っていたんですが、少しすると雪も止んで晴れてきました。。去年の11月末に訪れたような鉛色の海ではなく、僅かながらブルーも見えています。波は高いんですけど、冬の日本海のイメージとはちょっと。。。
 しばらく眺めてから、島武意海岸をあとにします。島武意トンネルを抜けて駐車場に戻ります。積丹岬灯台への道はかなり雪深そう。。。たった一ヶ月違うだけで、ここまで積雪が違うんですね〜。。。女郎子岩は諦める事にしました。

 女郎子岩が消えた事で時間が空いた為、神威岬に向かう事にします。
入舸から道道を走って国道に合流し、しばらく走って神威岬入り口を右折して坂を登りきったところが、神威岬駐車場。

「あんこう鍋定食」めちゃ美味しかったです〜^^。
「あんこう鍋定食」美味しかったです♪

 時間も時間なので昼食タイムにします。レストハウスが冬季も営業しているので、レストランで「あんこう鍋定食(1,300円)を食します。この「あんこう鍋定食」ですが、あんこうの軟骨や皮、肝もちゃんと入っており、これで1,300円はかなりお得です。美味しかったですしね♪かなりオススメなんですが、この神威岬駐車場には自分たちの車しかありません。他にお客さんもいない状況で、営業していて大丈夫なのだろうか・・・と心配してしまいます。

 食後はもちろん女人禁制の門まで行ってみます。もちろん神威岬灯台への遊歩道は閉鎖されていますが、禁制の門の屋根の部分が無くなっているのにはびっくり。。冬場の強風対策の為に取り外しているのだろうか。。。
 でも、神威岬なのに風もなくて良い気分です。ただし、寒いですけどね・・・(^_^;

神威岬遊歩道はもちろん通行禁止
遊歩道には立ち入れません

冬の神威岬。
神威岬、冬の景色。

岬先端部をアップで
海が鉛色です。

積丹半島にある日帰り温泉施設「岬の湯」
「岬の湯」は良い湯でした♪

 禁制の門のあとは、お気に入りの展望台まで歩きます。
冬の神威岬・・・・初めて来ましたが、なかなかに良いですね。荒々しくて。なかなか来る事も出来ないですし。しばらく眺めたあと、車に戻って神威岬をあとにします。
 神威岬を出発して、帰り際に「岬の湯」に立ち寄ってお風呂タイム。この「岬の湯」ですが、露天風呂からの眺めがとても良いんです。神威岩も眺める事が出来て絶景♪しかも、夕焼けに照らされた雲も見る事が出来て大満足でした♪

小樽運河を車から眺めつつ。。
夜の小樽運河を眺めつつ・・

 温泉に満足したあとは、一路札幌に戻ります。運転をひーちゃんに代わってもらい、助手席で旅行記書きながら、札幌を目指します。
 途中、海岸線を走った時に、漁り火を見る事が出来ました。キレイでしたが写真撮れなかったのが残念。。。
 道はかなり順調で渋滞もなく、小樽市内に入りました。小樽運河の横を走りますが、ライブカメラのある場所の温度計は「-2度」を表示しています。
 小樽を出たあとも順調に走り、札幌市内まで入ってきました。このあとは、忘年会が待っています♪
                  
18時30分作成

 小樽市内を抜けて札幌に向けて走り続けます。運転手がいると、とても楽ですね。列車の移動と同じように、移動中に旅行記を書く事が出来ますから。
 ひたすら走り続けて、札幌市内に入り、しばらくして女王様の住処に到着しました。
リュックを取り出して、待ち合わせ場所の札幌駅に向かいますが、どうしても、大通公園のホワイトイルミネーションが見たかったので、歩いて大通公園に向かいました。

 さて、その大通公園ですが、今まで見たとの無いようなイルミネーションが。どうやらクリスマスだけの期間限定イルミのようです。

さっぽろホワイトイルミネーションのクリスマスバージョンです。
ホワイトイルミもクリスマス仕様。。

 スズランとラベンダーは毎年同じですが、それと違ったイルミもあって、なかなか目を楽しませてくれます。クリスマスシーズンの期間限定のようです。毎年見てる11月下旬のイルミは初めてなので、なかなか新鮮でもあります。
 しばらく眺めた後、時間的にも厳しくなってきたので、急いで札幌駅に向かいます。今回の忘年会の言い出しっぺなので、遅刻する訳にはいかないのに、Auroraさんに遅刻のメールをいれて、待ち合わせ場所には8分遅れで着くという失態を演じたのでした・・・・(^_^;

「ほくと会ご一行」の文字・・・
「ほくと会」とは・・・(^^;

割り箸袋にも「ほくと会」・・・・。
割り箸袋にも「ほくと会」

そしてビールのラベルにまで・・・・(^^;
挙げ句にビールラベルまで

 さて、全員がそろったところで、忘年会会場の札幌駅構内にある「丸海屋」に向かいます。10月の帰省の時に、30分飲み会をやった会場ですが、今回は新館の方での、2時間予約です。
 今回の忘年会、Auroraさんが予約等をすべて行ってくれたのですが、その予約名がなんと、「ほくと会ご一行様」・・・・・・・(^_^;。入り口にあるご案内や、運ばれてきたビールのラベル、さらには割り箸の袋まで「ほくと会」の名前が・・・。こにはさすがに大笑い・・・というか、かなり照れてしまいました(爆)。

 全員でとりあえず乾杯と行きます。今回は、このオフ会の為に渡道してくれた、熊本在住の、みずさんと初対面になります。
 いろいろと料理が運ばれてきて、意外にも北海道ネタよりは、鉄道ネタで大いに盛り上がって、制限時間の2時間は、あっという間に過ぎ去っていきました。

忘年会の時間はあっという間に過ぎて・・・
忘年会の時間はあっという間に・・

 気が付けば、22時を回っていました。予約時間は22時までなので、丸海屋を出る事にします。
 とはいうものの、釧路行き「まりも」までは時間があります。
という事で、飲み会オフでは初めての2次会に突入することに。。。で、その2次会会場は札幌駅構内にあるミスドです。翌朝の朝食を買い出しして、ミスドに入りました。僅かな時間でしたが、ここでも「北斗星」の指定券等の鉄系話題で盛り上がっていた後、時間が22時45分を経過していたので、5番ホームに向かいます。

今夜の宿は釧路行き「まりも」です。
今夜の宿は釧路行き「まりも」

 階段を上ってホームに出たと同時に、釧路行き特急「まりも」が入線してきました。
今夜の宿は自由席です。無事に4人分の席を軽々とゲットして、ホームでみんなと最後の挨拶を行います。
 そして、23時ちょうどに、「まりも」は札幌駅を出発。みんなのお見送りをうけて、釧路へ向かったのであります。。。
 
忘年会に参加してくれた、Auroraさん、みんみんさん、ひーちゃんさん、周作さん、みずさん、ありがとうございました♪
                     
23時55分作成

 

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