ファーム富田を出発して、上富良野方面に向かいます。
上富良野市街でR237から、十勝岳温泉に向かう道道に入ります。こは一度GWに通った事がありますが、雪のある季節はもちろん初めてです。
ここも路面はスケートリンクに雪をまぶしたような圧雪路。さほど雪は降ってはいませんが、気温は-5度。。。所々にブラックアイスバーンが顔を覗かせており、カーブでは車が流れます。。。直線でも滑る状態。。。
このような冬季に道路工事をしているのにも、驚きました。寒い中ごくろうさまです・・・と声を掛けたくなってしまいます。気温は−6度ですからね〜。。。
十勝岳温泉への道。。
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道路案内板には、「望岳台−吹上温泉 冬季通行止め」とあります。と言う事は、吹上温泉までは除雪が入っているようです。
とは言え、あの山道を走る車があるのかどうか。。。
その望岳台への分岐を過ぎると、道はかなり急な上り坂になっていきます。
日帰りで利用したことある「カミホロ荘」を通過すると、かなり急坂に。。。FR車だったら絶対に登れないような道を登れるのは、さすが4駆ですね。それでも、車が流れますから、運転する側はかなり疲れます。助手席にいたってかなり疲れますから、運転する側の疲労度は。。。。
凌雲閣の内風呂です。
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ようやく、上り終えた所で、十勝岳温泉「凌雲閣」に到着します。ここの日帰り温泉は、Auroraさんの「雑記帳」でも登場したことあるので、来てみたかったんですよね。。
気温-11度の吹雪の中、車を降りて宿の日帰り温泉を利用します。
雪見露天風呂です♪
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内湯もなかなか良いですが、やはり露天風呂ですね。冬季は内側だけの露天風呂しか利用出来ませんが、雪見露天風呂はやっぱり最高です。晴れていれば絶景が広がるんでしょうけど、今日のような天候でもなかなか雰囲気はありますね。
昼食の「山菜ピラフ」
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温泉を楽しんだあとは、食堂でお昼御飯にします。
山菜ピラフにしてみましたが、みそ汁が付いてきたのには嬉しかったり。
しばらく和室で休んだ後、帰る事にしました。
帰り道も雪降る中・・・
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雪道の坂は、登るよりも下る方がかなり神経使います。しかも、降り続く雪の為、来た時よりも積雪が増えている気がするんですが・・・(^_^;
帰りももちろん、ひーちゃんに運転をお任せします。σ(^^;が運転したら、まず突き刺さると思う。。。それほどシビアな路面状況です。
カーブ、直線共に流れます。ブレーキ掛けても止まらない。。。恐るべき状況なのです。
なんとか、R237に出て、いったん富良野に戻ってR38に合流します。
ここで滝川に出るか、それとも来た時と同じようにR452どちらにするか迷いましたが、R452はひーちゃんが運転したくない・・・と言うので、滝川経由で道央道にすることに決めました。
道の駅・芦別でひと休み。。
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で、R38は比較的順調に走りました。とは言え路面はアイスバーンです。
運転手さんの疲労回復のために、道の駅・芦別で一休み。ここで高速道路状況を見てみますが、とりたてて規制や通行止めは無いようなので一安心。
道の駅・芦別を出発しましたが。。。。
赤平に入ってから状況は一変しました。芦別を走っている時は晴れ間も見えていたんですが、赤平に入ってからは、吹雪です。。。しかも、断続的に続いています。。
これはかなり危ない状況であります。。。。その心配は的中してしまいました。。。
吹雪通行止めの文字・・(T^T)
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道央道・滝川ICに到着しましたが、なんと「岩見沢-滝川間、吹雪通行止め」の文字が躍っています。。。。。。。。。。
時刻はすでに15時。。。。。「北斗星2号」はほぼ絶望的になりました。
通行止めでは仕方ありません。R12をひたすら走るしかないのですが、このR12がまたスケートリンクで止まらない止まらない。。。しかも交通量がかなり多いし。。。
で、帰りをどうするか、かなりいろいろ迷いました。
ひーちゃん一人だけで札幌まで戻す訳にも行かないので、「北斗星2号」を止めて「はまなす」乗り継ぎも検討しましたが、いろいろ考えた結果、美唄駅から「ライラック16号」に乗るという事でした。
時に時刻は16時10分前。で、現在は奈井江砂川IC入り口・・・。しかもR12は吹雪でかなり渋滞している。それでもなんとか、16時10分に美唄駅に到着。
一人札幌に帰るひーちゃんに後ろめたさを感じつつ、ひーちゃんの見送りで16時21分発の「ライラック16号」に乗り込み、札幌に向かいました。
今日のドライブで、いかに北海道の道路状況が過酷か、身をもって体験しました。
自分自身、レンタカーで冬季の阿寒・摩周エリアや富良野・美瑛を走った事ありますし、毎シーズン新潟の雪道を走っていますけど、σ(^^;の雪道に対する認識の甘さを実感しました。
ハッキリ言って、本州の雪道と、北海道の雪道はまったくの別物です。北海道の雪道は、アイスバーンの上に圧雪路があるような感じ。走っている場所すべてがアイスバーンと思って良いと思います。
場所にもよりますが、本州の人が気軽にレンタカーを借りて運転出来る道路ではありません。掲示板でも毎年のように、冬場のレンタカードライブについての書き込みがありますが、これからはレスも考え直す必要があると感じました。
北海道の雪道は、ドライブテクよりも、冬季の運転経験が物を言う世界ですね。経験を積まないと、とても走れる環境にないのを助手席にいながら、実感しました。
運転してくれた、ひーちゃん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
23時55分作成 |