八戸で「スーパー白鳥」に乗り継ぎ
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盛岡から八戸の区間を明るい時間帯に走るのは、ほぼ1年ぶり・・・になりますね。とはいえ、ほとんどがトンネルの連続なんですけど・・・。
八戸には定刻に到着しました。ここから函館行き「スーパー白鳥7号」に乗り継ぎます。4号車2番D席の指定席に落ち着いて、八戸駅を出発しました。車内はほぼ満員のようですね。「スーパー白鳥」はJR北海道の車両なので、まだ青森県にいながら北海道に帰ってきたかのような気分にさせてくれます(笑)。
三沢・野辺地・浅虫温泉と停まっていきますが、本州最北の地といえども、木々はまだ色付きには早いみたい・・・。ただ、緑は抜けてきていますけどね。
八戸駅の駅弁で昼食タイム
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八戸から走る事1時間くらいで、トワイライト塗装のEF81電気機関車に出迎えられて、青森駅に到着します。青森では半分近くの乗客が下車していきますね。そして、それより少なめの乗車があります。青森で進行方向が変わるために、座席の転換と車内は混雑・・・。5分の停車時間は瞬く間に過ぎていき、旅行記のアップも出来ないままに、青森駅を出発したのです。
この津軽海峡を越えます・・
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青森駅を出て、昼食タイムにします。
八戸駅で購入した「海鮮幕の内弁当」でお昼御飯。車窓には津軽海峡と松前半島が見えています。これから、あちらに渡るんですけどね〜。
蟹田に停車して運転手が交代します。蟹田を出ると海峡線に入っていきます。中小国を出た辺りで、青函トンネルの案内放送が流れました。と時を同じくして、スーパー白鳥と言えば前面展望が楽しめるので、1号車運転台下の展望室(笑)に移動します。グリーン車は半分くらいの入りでしたね。
さて、特等席(爆)にて、青函トンネルを眺める事にします。津軽今別を通過して高架橋に入りいくつかのトンネルを通過した後、14時4分頃に青函トンネルに入っていきました。青函トンネルが開通してからもう15年以上経ちますけど、こうやってトンネル突入の瞬間を見るのって初めてですね。
青函トンネルの入り口
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竜飛海底駅を通過
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青函トンネル最深部通過・・
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入り口のブルーライトを通過してひたすら下り勾配を突き進みます。トンネルを眺めるのはかれこれ5年ぶりくらいでしょうか。快速「海峡」の最後部で眺めて以来ですからね〜。
しばらく走って、トンネルの両サイドが明るい場所を通過、ここが竜飛海底駅。ここを通過して海底部に入っていきます。スーパーロングレールの青函トンネルではほとんど揺れもなく走行音も一定ですが、ずっと直線ではなく比較的ゆるいカーブが多いのも特徴だったりします。
入り口から10分過ぎくらいで、最深部に到達。ここにはブルーとグリーンのライトで照らされています。この最深部を通過すると今度は上り勾配に差し掛かります。トンネルの勾配が手に取るように分かるのも、前面展望ならではですね。
吉岡海底駅に停車
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「スーパー白鳥」とすれ違い
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青函トンネル出口
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函館山が見えます♪
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最深部を通過して5分くらいでしょうか。吉岡海底駅に停車します。ちょうど駅員さんの姿は見る事出来ましたが、乗客がいるかまでは判別出来ず・・・。しばし停車したのち、吉岡海底を出発しますが、上り勾配だけあって出足は鈍いですね。。。ゆっくり・・・と加速していく感じ・・・。
途中、「スーパー白鳥」とすれ違いました。キセノンヘッドライトなので貨物とはすぐに判別出来ます。少し走ってから元の走りに戻ってしばらく、右にカーブして青函トンネルを出ました。いつも最後に見る知内地区の風景が広がります。
「トワイライトEXP」が出迎え♪
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結局、最後まで展望室で楽しんでしまいました。。
座席に戻って旅行記を書き始めます。車窓には下北半島と函館山の姿が・・・。天気はどんより・・・と曇っています・・。しばらくして、函館湾と函館ドック、函館山が間近に見えてきました。明るい時間にこの場所を通過するのも久しぶりですね。いつもは漁り火の風景ですから。。。
五稜郭をゆっくりと通過して函館運輸所が見えてきますが、なんと「トワイライトEXP」の編成で停まっていました。団体臨時の運用でしょうか・・・。まさか「トワイライト」の出迎えを受けるとは思ってもいませんでした。そして、列車は定刻に函館駅に到着しました。
15時50分作成 |