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60回目 2005 秋の北海道旅行・II旅日記−1
リアルタイム旅日記として作成

 (10月7日 出発〜函館) [10月8日 ニセコ] [10月9日 阿寒・摩周]
 [10月10日 知床半島] [10月11日 大沼公園〜帰宅]

10月7日

 

出発は「はやて7号」で。。。
大宮駅から「はやて7号」で出発

 早いもので、今年もまた紅葉の季節がやって来ました。
前回の大雪紅葉ミニ帰省から約3週間、年間計画レギュラー帰省である秋の北海道旅行が今年も。例年この「体育の日」を挟んだ会社の3連休を利用しての帰省ですが、今年は遅番明け。。秋の北海道に行くようになってから、この3連休が遅番明けになるのは、初めての事です。当初は1週間ずらして早番明けにしようかと考えましたが、紅葉の進行具合を考えると同じ日にちに当てるのがベスト・・・と言う事で、遅番明けでの旅行決行となりました。もちろん、遅番明けという事は帰ったら早番勤務になるので、帰りに「北斗星」は使えません。おそらく今回で60回目を迎える北海道旅行において、往復とも新幹線というのは初めての事。と言うか、学生時代から含めても3泊以上の旅において、目的地の往復どちらかでも夜行列車を使わないのは、おそらく初めての事だと思います。。

天気はまあまあかな。。。
明るい時間は久しぶり。。。

 さて、昨夜はほぼ定時で上がって帰宅してすぐに就寝。朝は7時半前に起床してすぐに出発します。この時間に出発すると、少し時間はずれるとは言え、出勤ラッシュ時間帯に重なります。「通勤電車」とは無縁のσ(^^;が、通勤ラッシュを体験しながら大宮駅に到着。大宮からは9時18分発の「はやて7号」に乗り込んで、大宮駅を出発しました。
 車内で朝食のサンドウィッチを食べたあとは、雑誌を読みながらウトウトして過ごします。いつもは「はやて25号」なので、ずっと明るい車窓にはちょっと違和感を感じたり・・・(^_^;
 仙台を出発。北上辺りで車窓案内が入ったのには、ちょっとびっくりしました。平日の「はやて」で観光案内が入ろうとは・・・。
 盛岡で「こまち」を先行させて、久しぶりに明るい時間帯の盛岡以北を走ります。

                  11時45分作成

「スーパー白鳥」に乗り継ぎます
八戸で「スーパー白鳥」に乗り継ぎ

 盛岡から八戸の区間を明るい時間帯に走るのは、ほぼ1年ぶり・・・になりますね。とはいえ、ほとんどがトンネルの連続なんですけど・・・。
 八戸には定刻に到着しました。ここから函館行き「スーパー白鳥7号」に乗り継ぎます。4号車2番D席の指定席に落ち着いて、八戸駅を出発しました。車内はほぼ満員のようですね。「スーパー白鳥」はJR北海道の車両なので、まだ青森県にいながら北海道に帰ってきたかのような気分にさせてくれます(笑)。

 三沢・野辺地・浅虫温泉と停まっていきますが、本州最北の地といえども、木々はまだ色付きには早いみたい・・・。ただ、緑は抜けてきていますけどね。

昼食タイムです。
八戸駅の駅弁で昼食タイム

 八戸から走る事1時間くらいで、トワイライト塗装のEF81電気機関車に出迎えられて、青森駅に到着します。青森では半分近くの乗客が下車していきますね。そして、それより少なめの乗車があります。青森で進行方向が変わるために、座席の転換と車内は混雑・・・。5分の停車時間は瞬く間に過ぎていき、旅行記のアップも出来ないままに、青森駅を出発したのです。

津軽海峡を越えます。。。
この津軽海峡を越えます・・

 青森駅を出て、昼食タイムにします。
八戸駅で購入した「海鮮幕の内弁当」でお昼御飯。車窓には津軽海峡と松前半島が見えています。これから、あちらに渡るんですけどね〜。
 蟹田に停車して運転手が交代します。蟹田を出ると海峡線に入っていきます。中小国を出た辺りで、青函トンネルの案内放送が流れました。と時を同じくして、スーパー白鳥と言えば前面展望が楽しめるので、1号車運転台下の展望室(笑)に移動します。グリーン車は半分くらいの入りでしたね。

 さて、特等席(爆)にて、青函トンネルを眺める事にします。津軽今別を通過して高架橋に入りいくつかのトンネルを通過した後、14時4分頃に青函トンネルに入っていきました。青函トンネルが開通してからもう15年以上経ちますけど、こうやってトンネル突入の瞬間を見るのって初めてですね。

青函トンネル入り口
青函トンネルの入り口

竜飛海底駅通過
竜飛海底駅を通過

最深部通過・・・
青函トンネル最深部通過・・

 入り口のブルーライトを通過してひたすら下り勾配を突き進みます。トンネルを眺めるのはかれこれ5年ぶりくらいでしょうか。快速「海峡」の最後部で眺めて以来ですからね〜。
 しばらく走って、トンネルの両サイドが明るい場所を通過、ここが竜飛海底駅。ここを通過して海底部に入っていきます。スーパーロングレールの青函トンネルではほとんど揺れもなく走行音も一定ですが、ずっと直線ではなく比較的ゆるいカーブが多いのも特徴だったりします。
 入り口から10分過ぎくらいで、最深部に到達。ここにはブルーとグリーンのライトで照らされています。この最深部を通過すると今度は上り勾配に差し掛かります。トンネルの勾配が手に取るように分かるのも、前面展望ならではですね。

吉岡海底駅停車
吉岡海底駅に停車

「スーパー白鳥」とすれ違い
「スーパー白鳥」とすれ違い

出口!
青函トンネル出口

函館山が♪
函館山が見えます♪

 最深部を通過して5分くらいでしょうか。吉岡海底駅に停車します。ちょうど駅員さんの姿は見る事出来ましたが、乗客がいるかまでは判別出来ず・・・。しばし停車したのち、吉岡海底を出発しますが、上り勾配だけあって出足は鈍いですね。。。ゆっくり・・・と加速していく感じ・・・。
途中、「スーパー白鳥」とすれ違いました。キセノンヘッドライトなので貨物とはすぐに判別出来ます。少し走ってから元の走りに戻ってしばらく、右にカーブして青函トンネルを出ました。いつも最後に見る知内地区の風景が広がります。

「トワイライトEXP」編成に出迎えられて♪
「トワイライトEXP」が出迎え♪

 結局、最後まで展望室で楽しんでしまいました。。
座席に戻って旅行記を書き始めます。車窓には下北半島と函館山の姿が・・・。天気はどんより・・・と曇っています・・。しばらくして、函館湾と函館ドック、函館山が間近に見えてきました。明るい時間にこの場所を通過するのも久しぶりですね。いつもは漁り火の風景ですから。。。
 五稜郭をゆっくりと通過して函館運輸所が見えてきますが、なんと「トワイライトEXP」の編成で停まっていました。団体臨時の運用でしょうか・・・。まさか「トワイライト」の出迎えを受けるとは思ってもいませんでした。そして、列車は定刻に函館駅に到着しました。
                      
15時50分作成

「北斗15号」に乗り継ぎます
「北斗15号」に乗り継ぎます

 函館からは、札幌行き特急「北斗15号」に乗り継ぎます。
一応指定券は確保してありましたが、30分程度で下車するのと指定席の2号車が混んでいたので、比較的空いている自由席に乗り込みました。
 トワイライトの編成を眺めつつ、函館駅を出発します。車内では旅行記を書きながら過ごしますが、途中大沼公園内を走っている時、木々を見ていましたが「うっすら・・・・」と色付いている感じですね。ただ、駒ヶ岳がキレイな姿を見せてくれています。これで晴れていれば・・・・なんですけどね〜。明日は天気悪そうだし・・・(T-T)

森駅
森駅で折り返します。

 大沼公園で結構指定席に乗車がありました。自由席はほとんど変わらず・・・です。旅行記を書き終えて少しして、森駅に到着。ここで下車します。
 一度駅前に出て郵便局に立ち寄り、切手を購入。そして今夜の宿である札幌行き「はまなす」のカーペットカーを聞いてみますが、やはりキャンセルで出ずに撃沈されました・・・。まぁ、ドリームカーだから良いですけど・・・。
 森からは砂原線経由の函館行き鈍行に乗り込みます。キハ40の単行で車内は高校生に占拠されていました。でも停車駅ごとに減っていき、しばらくすれば車内は閑散と・・・・。

流山温泉
流山温泉です。

 さて、砂原線を堪能して、流山温泉で下車します。今日のお風呂タイムです。
流山温泉には初めて来ましたが、駅から結構離れているんですね。もっと駅に隣接しているのかと思ってました。ホーム横にある200系新幹線車両が不気味・・・・(^_^;
 さて、ここ流山温泉ですが、硫黄泉の源泉かけ流し(加温式)で白濁した温泉が、また良い湯なのです。しばし、まったり・・・とした時間を過ごす事が出来ました。50系客車(旧快速「海峡」用カーペットカー)の休憩室が17時までなのが残念でしたけど、良い湯でした。

なぜか200系先頭車が。。。
不気味に佇む200系先頭車

函館行き鈍行に乗り込みます
函館行き鈍行に乗り込みます

 列車の時間間でしばらく館内で休んでから、駅のホームに向かいます。日が暮れると結構冷え込んできますね・・・。
 ナトリウム灯に照らされた200系車両の不気味さがさらに増しています(笑)。どうやって、ここまで運んできたのかが気になりますね。。。
 18時40分発の函館行き鈍行に乗り込んで、流山温泉を後にしました。
                     
19時15分作成

 函館行き鈍行は2両編成ですが、車内はガラガラです。乗り込んですぐに、風呂上がりのビールを頂きます♪そしてその後は旅行記を書きながら過ごします。乗客は函館が近づくにつれて増えていってました。

函館山山頂の夜景
函館山山頂からの夜景

 五稜郭の手前〜五稜郭駅にかけて旅行記のアップを行いました。そして、函館駅には定刻に到着です。
 函館到着後に19時35分発の函館山登山バスに乗り継ぐのに、僅か6分・・・。すぐさま飛び出して改札を抜け、コインロッカーにリュックをしまい込んで、バス乗り場に急行します。登山バス車内でMさんと合流。座席を確保していてくれました♪


ラッピの店内です(笑)

 なんとかバスにも間に合い、函館駅を出発。夜の函館市街を抜けて函館山を登っていきます。走る事20分くらいで函館山山頂に到着しました。金曜の夜なので混んでいるかと思いきや、拍子抜けするほど空いているので、ちょっとびっくり。でもおかげで、のんびりと夜景を眺める事が出来ました。ただ、結構寒くてしばらくするとかなり冷えてきました・・・。
 一通り写真を撮って、20時半のバスで函館山を後にします。帰りは行きよりも混んでいたりして・・・・(^_^;

今日の夕食です♪
ラッピでの夕食タイム♪

 函館駅には21時頃に到着しました。着いたとたんに小雨がついにパラパラと・・・。
ラッピで夕食を取る事にして、市電で十字街に向かい、ラッピ十字街銀座店に入る事に。ここは去年、「フトッチョバーガー」を食べたお店です・・・。
 で、オーダーしたのが「クジラメンチカツバーガー」と「函館スノーバーガー」。両方とも美味しかったのですが、かなり食べ過ぎた感じ・・・(^_^;
 ちなみに、ここ十字街銀座店の店内には、早くもサンタクロースが飾られていました。2階への階段には、ミニサンタさんがずらり・・・と。これはちょっとキレイでしたね。

上野行き「北斗星4号」
「北斗星4号」を見送ります。

 食後は再び市電に乗り込み、函館駅前でMさんと分かれて下車しました。
 さて、今夜の宿である「はまなす」までは時間があります。で、外はかなり本降りの雨が降っています。なので、駅構内のベンチでしばらくぼ〜っとして過ごし、23時半過ぎに上野行き「北斗星4号」を見送りますが、かなりの乗車がありました。
 「北斗星」を見送った後は、旅行記を書いて過ごします。「はまなす」到着まであと1時間・・・・。寝ないように気を付けなくては・・・・(^_^;
                      
24時10分作成

 

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