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60回目 2005 秋の北海道旅行・II旅日記−5
リアルタイム旅日記−5

 [10月7日 出発〜函館] [10月8日 ニセコ] [10月9日 阿寒・摩周]
 [10月10日 知床半島] (10月11日 大沼公園〜帰宅)

10月11日

 

最後の朝です。
この旅最後の朝・・・

 昨夜は網走駅出発後、ビールで一人最後の晩餐を過ごしました。いつもなら「北斗星」食堂車で最後の晩餐なのですが、今回の帰省は「オホーツク10号」が最後の夜行列車。寝台列車(夜行列車)で帰路につかない旅は、短期旅行や18きっぷ旅行を除けば、学生時代の九州・山陰などを含めても初めての事・・・。
 美幌で完成した旅行記をアップします。その後は寝に入る準備をして、北見駅出発後に寝に入りました。

函館行き「スーパー北斗2号」
「スーパー北斗2号」に乗り継ぎ

 よく眠れましたね。夜中・・・たぶん石北トンネル通過中にトイレに起きた以外は、熟睡していました。携帯目覚ましで6時10分頃に起き出します。外の天気は良いですね。晴れています。朝の儀式を終えてしばらくして、札幌駅に到着しました。
 札幌に到着して、これから埼玉への乗り継ぎ強制送還が開始されます。まず手始めに、函館行き「スーパー北斗2号」に乗り込みます。二つとなりホームの釧路行き「スーパーおおぞら2号」に乗り込みたくなりますが、ここはグッとがまんして「北斗」に乗り込みます。
 空いていれば・・・と思ったんですが、自由席混んでいます。もっとも指定席も混んでいますが。2号車9番D席に落ち着いて、定刻に札幌駅を出発しました。

朝食タイム
2度目の「ごちそう弁当」

 車内放送で昨夜発生した東室蘭−幌別間の送電トラブルにより、この区間で遅れが出るとの案内が入りました。
 新札幌に停まりますが、ここでかなりの数の乗客があります。

 新札幌を出て次の南千歳を出発してから、朝ご飯に。札幌駅で購入した秋の「ごちそう」弁当で朝食です。これ食べる機会は今日で最後ですからね〜。次ぎ来るときは、たぶん「寒ブリ弁当」に変わっていると思いますし。。。
 この弁当たべるのは2回目ですが、美味しいです。出来れば一年通して販売して欲しい・・・って思ってしまいます。。。


太平洋を眺めつつ♪

 列車は苫小牧を出発して、久しぶりの太平洋を眺めながら走り続けます。この辺り、路面が濡れている所を見ると、今朝にかけて雨降っていたんですね〜。樽前山も雲に隠れてしまっていますし。。。
 登別を通過してしばらく、幌別駅で停車します。先行している普通列車が東室蘭駅に到着後に発車するとのこと。信号機がまだ使えないため、手動の単線運転をしているような感じですね。しばらく停まって動き出しました。
 東室蘭には8分遅れで到着。その後は内浦湾を望みながら走り続け、もうすぐ大沼公園に停まります。。
                    
 9時45分作成

大沼公園の紅葉
大沼湖の紅葉

 大沼公園には6分ほど遅れて到着しました。ここで下車します。
さて、大沼公園ですがいつもならレンタサイクル借りて大沼湖を一周するんですけど、今日は1時間半程度しか時間がありません。なので、自転車は借りないで歩いて散歩することにしました。

色付きはまだまだ先・・・
色付きはまだまだ先・・・

 先に小沼湖畔の遊歩道を歩いてみる事にします。
ここは初めて歩きますね。大沼湖湖畔の遊歩道の続きみたいな感じですが、結構は雰囲気は良いかもしれません。木々の色付き具合ですが、まだまだこれから・・・ですね。ほとんど色付いていませんし。ただ、部分的にぼちぼち色付いているようです。これで紅葉が色づけは、かすなりキレイな事でしょう・・・。
 ここの湖畔からは駒ヶ岳を見る事が出来ないのが、ちと残念かも・・・。一周25分程度の遊歩道を歩いた後は、大沼湖の方に向かいます。


イカスミソフト

 大沼湖の方ですが、駐車場には大型観光バスが連なっています。ツアー名もいろいろたくさんあるんですね〜。修学旅行と思われるバスもいました。
現に、修学旅行生と思われる学生たちで賑わっていますし。で、大沼と言えば「イカスミソフト」です。今回の旅では初めて食べるソフトだったりします。今回はご当地ソフトをまったく食していませんでしたからね〜。。。


 

小島巡り散策中
小島巡り散策・・


 

駒ヶ岳だ♪
駒ヶ岳の姿♪

 さて、ソフトを食べつつ、小島巡りの遊歩道を歩きます。この時期の大沼公園はすでに何度か訪れていますが、いつもはもう少し色付いているんですけど・・・。今年はやはりほとんど色付いていません。ほんの一部ですね色付いているのは。。。ここは紅葉が見頃の時に来れば最高でしょう・・・たぶん。一度、紅葉の見頃の時に来てみたいものです。
 お土産屋付近は騒がしいですが、小島巡り遊歩道を少し歩けば、静かで気持ちいいです。駒ヶ岳がキレイに姿を見せてくれています。


大沼公園を後にします

 のんびり・・・としたい所ですが、そうも行かないのでひたすら歩いて大沼公園駅に戻ってきました。コインロッカーからリュックを取り出し、もう役目を終えたEOSをしまいます。そして、この旅最後のJR北海道車両となる281系「スーパー北斗6号」に乗り込み、大沼公園をあとにしました。

 「スーパー北斗6号」は一応指定券を確保してあるので、そちらの方に座ります。もっとも、函館までは20分程度しかないんですけどね。。。。
 車内ではハガキを書いて、写真の選別を済ませてちょうど終わった頃に、函館駅に到着しました。函館から始まって函館で終わる旅もかなり久しぶりのような気がします。
 函館到着後はすぐにリュックをコインロッカーに突っ込み、朝市のどんぶり横町で昼食タイムにします。

函館朝市「恵比寿屋」のトロサーモンイクラ丼
トロサーモンイクラ丼

 今回は、「恵比寿屋」に入ってみました。ここの「トロサーモンイクラ丼」をかなり以前に食べた事があります。その味が忘れられなくて・・・・。で、もちろん「トロサーモンイクラ丼」を頼みます。久しぶりに食した「トロサーモン」ですが、時期的な問題か以前より味が落ちているような気が・・・。以前食べたときは、あまりの美味しさに感動してものなんですけどね。。GWと秋では違うのかな・・・。

国鉄特急色の「白鳥」。
国鉄特急色の485系「白鳥」

 さて、昼食後は函館駅前郵便局に立ち寄り、風景印を押してもらってハガキを投函しておきます。その後は函館駅横のお土産屋で、職場用のお土産を購入。コインロッカーからリュックを取り出して、5番ホームに向かいます。
 さて、八戸行き特急「白鳥22号」なんですが、これがまた懐かしい国鉄特急色の編成。しかも懐かしい「白鳥」のヘッドマークを掲げています。当時の白鳥のヘッドマークと同じだと思いますが、とにかく函館駅で懐かしい編成色を見られるとは感激しました。


今では珍しい冷水器

 「白鳥」は指定席を確保してあります。1号車6番D席なのですが、編成を見渡してみると、4号車以降の指定席車の座席の方が良いシートを使用しています。かつて自由席だった1号車の座席とは大違い。「はまなす」の3号車と5号車の違いと同じ感じですね。。。
ところで、洗面所に懐かしい物を発見!なんと今ではほぼ絶滅した「冷水器」が設置してあります。珍しいですね。。。
 12時51分定刻に、函館駅を出発しました。。。
                      
14時15分作成

函館山を眺めます。。。
函館山を眺めつつ。。。

 函館を定刻に発車した「白鳥」は、隣の五稜郭駅に臨時停車します。遅れている「北斗8号」の乗り継ぎ客救済のために。
 五稜郭を出発すると、あとは青森まで停車しません。車窓には函館湾が見えています。来るときに見た景色を再び見ながら帰路につくのは、初めての経験ですね。過去にもほとんど例がないと思います。それだけ往復のどちらかには夜行列車を使っている証なのかもしれませんが・・・。
 いつもなら、漁り火を眺めながら・・・なのですが、今日は函館山と津軽海峡を眺めながら・・・・です。

 しばらくウトウトしていました。気が付いたら木古内駅を通過中。ここで青函トンネルについての案内放送が入ります。木古内を通過していくつかのトンネルを越えて、いつも眺める知内地区の夜景の代わりに、知内地区の風景を眺めつつ、青函トンネルに入っていきました。


 

知内地区を眺めて青函トンネルへ・・・
昼間の知内地区を眺めて・・

 トンネルに入ってから、旅行記を仕上げに掛かります。書いている最中に青函トンネルを抜け出して、青森県に上陸してしまいました。反対側の車窓に津軽海峡と松前半島の姿が・・・。

青森で予想外の長時間停車・・・
青森で予想外の長時間停車

 青森駅には定刻に到着。ここで進行方向が変わります。下車客と乗車客に座席転換組が入り交じり車内は混雑。それが終われば発車の時間なのですが、動きません。
 車内放送で、遅れている弘前からの「つがる22号」の乗客救済のために、発車時間を「つがる」の15時3分に遅らすという・・・。つまり14分遅れて出発するとのこと。これは、八戸の乗り継ぎかせかなり危ない状態に・・・。それにしても、なぜ「つがる」は遅れているのか、その説明が無いんですね・・・。発車時間までホームをブラブラとして過ごします。そして、14分遅れで青森駅を出発しました。

車窓に八甲田山と思われる山・・・
たぶん八甲田山かも・・

 青森出発後、車掌の案内で「つがる指定券お持ちのお客様は2号車3号車自由席をご利用ください。特急券は半額払い戻しになります」と言ってます。昔ならたぶん半額まで払い戻しはしないでしょうね。しても指定席料金だけ。JRもその辺変わってきているのかな〜・・・・とか思ったりして。。。
 車窓には、たぶん八甲田山と思われる山が見えています。その後しばらくして、東北新幹線「はやて22号」は「白鳥22号」の接続を受けて出発するという放送が入りました。ま、当然の事ですね。これで「はやて」が接続待ちしなければ、たぶん暴動が起こるのでは・・・(^_^;。「はやて」乗り継ぎが確定されれば、特に問題はありませんです。
                   
 15時40分作成

八戸で「はやて22号」に乗り継ぎます
八戸で「はやて22号」へ

 八戸駅には結局、14分程遅れたまま、16時3分頃に到着しました。とくに慌てる事もなく、新幹線ホームに向かいます。新幹線乗り場の自動改札は解放されていて、素通り状態になっています。遅れているからね〜。
 八戸駅14番ホームで待っている「はやて22号」に乗り込みます。σ(^^;が乗り込んだ直後に発車になりましたが、ホントに乗り継ぎ客全員を詰め込む事が出来たのだろうか・・・。それが疑問だったりします。まぁ、あれだけのんびりと歩いて間に合ったのだから、全員乗れたと思いますけどね・・・。

連結作業見物♪
「こまち」連結を見物

 「はやて」は八戸駅を約6分ほど遅れて出発しました。車内放送では仙台到着までは遅れが響き、大宮から定刻運転に戻ると運内しています。
 しばらく、JR北海道の車内誌を読みながら過ごして、6分遅れのまま盛岡駅に到着しました。盛岡では編成の後ろに「こまち22号」を連結する作業があります。ホームに出てキオスクでビールを買い込み、「こまち」の連結作業を眺めます。ギャラリーは数人。やはり親子連れがいましたね(笑)。
 「こまち」の連結が済むと、「こまち」乗客を乗せてすぐに盛岡を出発します。

最後に綺麗な夕焼けが♪
旅の最後に綺麗な夕焼け(^^)♪

 車内に戻り、ちょうど夕焼けがキレイな時間・・・。そんなこの旅最後の夕焼け空を眺めながらビールで最後の一人乾杯をします。。。
 ちなみに「はやて」ですが、相変わらず混んでいますね。隣の席は盛岡で乗ってきて仙台で降り、代わりに仙台から乗ってきました。ほとんど空席も無いですし、さすがは速達列車だけあります。なにしろ、停車駅は八戸を出て、盛岡・仙台・大宮・上野だけですから・・。
 仙台を出てしばらくしてから、旅行記の作成に取りかかります。最後の旅行記作成ですね。いつもは「北斗星」で終わっているから、新幹線で終わるのは、北海道帰りと言うよりは、「三連休パス」での近場旅行の帰りみたいな感じ・・。ちょっと違和感がありますね。。

 あと、30分もしないで、大宮駅に到着します。
これにて、「60回目、2005 秋の北海道旅行-II」リアルタイム旅日記を終了します。
 最後までご覧頂き、ありがとうございました。。。
                                  ほくと@管理人
                     
18時15分作成

 

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