ビール飲んで寝に入ったのは23時50分頃かな・・・。音別に停車してお客さん乗ってきたのに、ちとびっくりした記憶があります。

　朝は携帯目覚ましで５時半に起きました。よく眠れましたね〜。
でも「まりも」の朝は早いです。5時50分定刻に札幌に到着しました。ちなみに２号車Ｂ寝台は半分程度の入りだったようです。
　札幌で時間があるので、しばらく改札内のストーブのある待合い席でテレビニュースを眺めながら過ごしています。一度駅の外に出てみましたが、雨が降っています。かなりの本降り・・・・。

　弁当を購入して７番ホームに上がり、釧路行き特急「スーパーおおぞら１号」に乗り込みます。自由席は半分くらい埋まった程度ですね。指定席の方が混んでいます。
　定刻に札幌駅を出発して新札幌・南千歳と停車していきますが、雨の強さは変わらず・・・。新札幌を出た後に朝食タイムにします。今回買ったのは「石狩鮭めし」弁当です。札幌駅の代表的な駅弁ですが、意外にも食べるのは今回が初めてだったりします。美味しかったです♪
　南千歳を出て石勝線に入ります。先ほどまで降っていた雨が止んだ感じ。

　新夕張を出てしばらく経った頃でしょうか。いきなりの急ブレーキでそのまま停車。窓枠に置いておいたペットボトルや携帯がそのまま前に移動したくらいですから。
　しばらくして放送が入り、「線路内に立ち入っていたエゾシカと衝突したために急停車しました・・・・」との事・・・。昨日は対向列車がエゾシカはねて、今日は乗っている列車が当事者になってしまった・・・・（^_^；
　しばらくして外を車掌さん二人が走っていきました。線路と車両の点検をしているようです。結局15分程現場に停車した後に、再び走り始めました。そういえば、昨日乗った「オホーツク３号」でも「シカの飛び出しで急ブレーキかける場合があります・・・」と案内していたっけ・・・。

　気が付くと外は雪が降っていました。吹雪のような横殴りの雪です。。。トマムは一昨日と同じ降り方です。雪は新得を過ぎても、しばらく横殴りで降り続いています。新得のあたりはかなり積もったようです。でも雪は帯広が近くなってくると雨に変わっていました。
　帯広には15分遅れて到着。ここで半分くらい降りて同じ数だけ乗ってきました。
帯広を出ると14分で池田に到着し、ここで下車します。15分遅れているのでここ池田で「スーパーおおぞら４号」と行き違います。
　さて、ホームには銀河線の「鉄郎号」がお出迎えしてくれていました。で、お客さんの人数、たったの二人・・・・・・。「スーパーおおぞら４号」からの乗り継ぎ客も今日はいない感じです。。。

　さて、池田に着いてコインロッカーにリュック入れて、傘を差してワイン城に向かいますが、とにかく雨より風の方が酷い・・・。ほとんど台風並の暴風雨です。池田駅からワイン城までは500メートル。。。
　それでも傘さして歩き出しますが、とてもまともに歩けず、しかも横殴りの雨でズボンがびしょびしょ・・・・。結局、泣く泣く諦めました。。
　で、しばらく待ってタクシーが戻ってきたので、タクシーでワイン城に向かいます。せっかく来たんだから何もしないよりマシでしょう。610円の料金でワイン城に到着です。

　ここワイン城に来るのは数年ぶりですけど、だいぶ様変わりしましたね。見学出来る場所もずいぶんと変わりましたし。。。
以前は入れなかった、地下貯蔵庫に入れるようになりましたが、製造ライン（瓶詰め行程）は見る事出来ず・・。この地下貯蔵庫には古い年代のワインも保存してあります。σ（^^；と同じ1970年産のワインもあったりして♪

　ちょうど、11時からガイドツアーがあるというので参加してみます。ちなみに無料。で、参加者はσ（^^；一人だけでした・・・・・（^_^；
このワイン城で実際に作業されている方なのですが、スパークリングワインやワインの特徴や熟成方法、オーク樽の役割や乳酸菌との関係など、とても分かりやすく説明して頂きました。

　時間にして50分程度でしたけど、ワインについて色々な事を聞く事が出来たので楽しかったですね。ただ、残念なのは瓶詰め行程が見る事出来なかった事。話によると今日は瓶詰め作業は予定になく、明日に行われるとの事・・。あと一日ずれていれば・・・タイミング悪いです。。。
　最後にワイン城内のみ限定販売の「清見の丘」の赤を購入し、受付の方にタクシーを呼んでもらい、やってきたタクシーに乗り込んで、ワイン城をあとにしました。

　さて、池田駅に戻ってきました。
当初の予定では「よねくら」で昼食食べて「スーパーおおぞら6号」で戻るつもりでしたが、時刻はすでに12時過ぎているし・・・。
　と、時刻表で調べてみると、13時発の鈍行が帯広駅で「とかち６号」に接続する事が判明。こちらにすることにしました。ホントはワイン城中の「レストラン十勝」で食べたかったのですが、今日は定休日なので「よねくら」にした次第。

　店内に入って席に着くと、なんと御飯を炊飯中なので出来上がりに時間が掛かるとの事。。それでも良いので、「和風牛ロースステーキセット」を注文します。出来るまで時間が掛かるので、お店の人に一声かけてすぐ側にある和田ワイン店に入り、明後日発売となる十勝ワイン「2005ヌーボ」の配達予約を済ませてきます。
　「よねくら」に戻ってしばらくして、料理が届きました。
　前もこのステーキセット食べた記憶があります。柔らかい牛肉がまた美味しかったですね〜。弁当も良いけどやっぱり店内で食べるのがベストです。いつかはコース料理を食べてみたいものです。。

　ステーキセットに満足してお店を出て駅に戻り、ロッカーからリュックを取り出して新得行き鈍行に乗り込み、池田を後にしました。
　新得行き鈍行は「キハ40 777」の単行。車両番号が良い数字とか思ったり・・・（笑）。幕別から高校生が大勢乗ってきて通学列車に・・・。でもまだ昼過ぎなのに、なぜいま学校終わるの早いのだろう・・・と、ちょっと気になっていました。
　池田から30分で帯広に到着し、ここで札幌行き「とかち８号」に乗り継ぎます。指定席は混んでいますが、自由席はガラガラです。
　行き違う釧路行き鈍行（一昨日乗った列車）が遅れたため、約7分遅れで帯広駅を出発しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　15時作成

　新得から先はまるで真冬のようなモノクロームの景色が続きます。すでに雪は止んで晴れ間も見えていますが、降り積もった雪が木の枝から落ちていく様は、真冬の風景。いずれ、道内各地でこのような風景が広がるんでしょうね・・・。
　トマム・占冠・新夕張と各駅停車のように停まっていきます。
　旅行記を書き終えた後は、ウトウトしつつ本を読みながらまったり・・・として過ごしています。列車に揺られている時間が、一番安心出来てゆったりとしていられますね。併走している国道は路面がシャーベット状です。

　追分駅を出発してしばらくして、夕暮れ時を迎えました。地平線には分厚い雲が居座っているので、夕日は拝めませんでしたが、うっすらと焼けた夕焼けを見る事は出来ました。
　ぼちぼちと、道内滞在時間が少なくなっていきます。離陸する飛行機の姿が見えてくると、南千歳に到着。13分遅れでの到着です。
　南千歳を出発すると後は新札幌と札幌のみ。新札幌到着時で遅れは10分に縮まっていましたが、予想通り札幌駅到着直前で停止信号。しばらく車窓に見える「白い恋人」の看板を眺めて過ごします。
　結局、札幌には13分遅れの16時49分頃に到着。

　さて、「北斗星２号」の乗り継ぎまで、20分弱しかありません。急いで改札を抜けて職場用のお土産を物色し、買い物を終えて５番ホームに上がると、ちょうど旭川行き「スーパーホワイトアロー21号」が発車していき、そのあとすぐに、上野行き「北斗星２号」が入線してきました。
　今夜の部屋、６号車２番個室に荷物を置いて、機関車の車号チェックに向かいます。向かいのホームには、稚内行き「スーパー宗谷３号」が所定の４両編成で入線してきました。「スーパー宗谷」が４両というのも久しぶりに見る気が・・・。
　ビールとつまみを購入して車内に戻り、17時12分定刻に札幌駅を出発したのです。

　発車してしばらくして、車内改札と個室の鍵を受け取ります。ここ最近は５号車ばかりだったから、久ぷりの鍵ですね。

　食堂車でシャワーカードを購入して、あとは札幌の夜景を眺めつつ、ビールで一人寂しく乾杯します・・・。札幌駅で購入した「CARトップ」のＧＴ-Ｒの記事を読みつつビール飲んでいると、南千歳に停車。ここで旅行記をアップしておきます。
　南千歳を出発してしばらくすると、食堂車からディナータイム開始のアナウンスが入ります。予約券を持って食堂車へ。すでに３分の２のテーブルが埋まっています。ツアー客が入ったようです。

　ディナーメニューは相変わらず・・・・。このメニュー、すでに２年近くは経っているはず・・・。一見さんのお客なら構わないと思うけど、σ（^^；のように年に６回以上利用している身としては、いい加減に新メニューに移行してもらいたい。以前は１年ごとに更新していたんだけどな〜。
　「北斗星」食堂車の状況を見ると、逆に「トワイライトEXP」の食堂車がいかに力を入れているかが分かります。向こうは３ヶ月ごとにメニューを変えていますからね。
　まぁでも、貴重な食堂車があっての「北斗星」ですから。なんとかがんばってもらいたいものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０時３０分作成

　21時になって、シャワータイムにします。列車に乗っていながらシャワーを浴びる事が出来るのは、今になっても良い事だと思っています。
　シャワールーム内に入ってみると、どうやら本日最初のお客だったようで・・・。とは言え、「トワイライトEXP」のロイヤルのように、湯温が安定するまで数分かかる・・・・と言うような事はなく、すぐに適温に♪これは「北斗星」の良い所だと思っています。

　シャワータイムが終わったら自室に戻り、後かたづけをしてPCを起動して、PHSでネットに繋げた所で、函館駅に到着。旅行記をアップしている最中に、ホームに出て北海道最後の空気を吸い込みます。
　ホームを往復してみますが、Ｂ個室はデュエットが半分くらい、ソロがほぼ満室で、Ａ個室はツインDXがゼロ、ロイヤルに至っては10号車が２部屋とも埋まっていたのに対し、９号車は２部屋ともに空いていました。青森から乗って来るとも考えづらいし、このまま上野まで空いたままかも・・・。

　21時48分定刻に函館駅を出発しました。
函館駅を出発して「北斗」「スーパー白鳥」とすれ違って海峡線に入ります。
パブタイムの食堂車に向かい、ビールと定番の「ソーセージ盛り合わせ」で最後の晩酌・・・。今日は海が荒れているせいか、いつもなら目を楽しませてくれる「漁り火」が見えないのが残念・・・・。
　ビールタイムを終えたら、歯を磨いてあとは自室に閉じこもり、22時38分頃に知内地区の夜景を眺めて、青函トンネルに入っていったのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２３時３０分作成

　朝の儀式を済ませて、食堂車に向かいます。
　８時前なので予想はしていましたが、お客さんは一人だけのようです。しかも和食がまだ残っているところを見ると、あまり利用者はいなかったみたい。しかし、ワゴンサービスの弁当やサンドウィッチは売り切れているようですけど。
　いつものように、洋朝食にします。関東近郊の車窓が流れていますが、列車の動きが遅い感じがします・・・。案の定、宇都宮駅には遅れが延びて50分遅れで到着するとの案内が流れました・・・。

　食後は少しロビーでくつろぎ、自室に戻って本を読みつつ過ごします。
宇都宮駅には45分遅れで到着。このままの遅れでいくと、ほぼ「北斗星82号」と同じダイヤだな・・・と一安心していたら、なんと古河駅に停車してしまいました。。

　ホーム隣には発車時刻を過ぎた上野行き普通電車が停まったまま。車掌の放送によると「京浜東北線が東十条駅で人身事故を起こし、その影響で宇都宮線の列車が止まっているのだという。15分前に運転再開したが、大宮駅で電車が詰まっている・・・・」との事でした。
　京浜東北線の人身事故でなんで宇都宮線に影響出るのかが、よく分からないんですが、まったくをもって迷惑な話です。。
　ここで停車中に旅行記をアップしてみたんですが、ついにPHSが餓死してしまいました・・・・（Ｔ-Ｔ）。残りあと僅か・・・と言うところで。そろそろ電池も寿命を迎えつつあるのかも。以前より電池のなくなり方が早くなっているし・・・。

　古河駅を結局、1時間10分遅れで発車しました。大宮駅で下車しようかと思ったんですけど、今年最後に乗る「北斗星」ですから、なんとしても上野まで乗りたいんですよね。
大宮駅には1時間10分遅れのまま到着。このまま上野まで乗り通す事にします。大宮駅を出発すると、あとは25分程度走って上野に到着するんですが、上野駅直前でまたもや停止信号。少しして動き出し、結局1時間15分程度遅れて、上野駅13番ホームに到着しました。今年一年で「北斗星」には過去最高９回乗車して、今年最後の乗車が1時間以上の遅れで幕を下ろしました・・・（^_^；
　「北斗星」とはまた来年の２月までしばしのお別れ。そして例年ならこの旅行で年間旅行計画が終了となりますが、今年はあと一回残っています♪
　さて、帰ってちょっと仮眠して、仕事行かなくては・・・・（Ｔ-Ｔ）
　これにて、「61回目・2005 初冬の北海道旅行-Ｉ」旅日記を終了します。ご覧頂き、ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほくと＠管理人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１時３５分作成