益田行き快速アクアライナー
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平成最後の夏休み。
猛暑が続く今年の夏も、18きっぷを利用してプチ旅をすることにしました。行き先は去年と同様に九州です。
行きは去年と全く同じ列車で向かいます。
米子駅8時30分発の益田行き快速アクアライナー。126系気動車は快適そのものであります。
天気もそこそこ良く、中海→宍道湖→日本海と移りゆく車窓。それを列車に揺られながら、ただただぼ〜っと眺めるだけの、贅沢な時間。
列車の旅ならではの、良さですね〜。青空と日本海のブルーと、時折遠くに見える入道雲が、とても綺麗です。
益田駅
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ほぼ満席状態がずっと続いていた車内ですが、浜田を出てようやく落ち着いた感じ。
米子から3時間半で、益田に到着。空調の効いていた車内から一歩外に出ると、・・・あづい。。。
約1時間の列車待ちの間に、コンビニに立ち寄り、ホームで昼食タイムにします。
長門市行きのキハ40
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ふと、「○○のはなし」のポスターが目にとまり、ひょっとして・・・と思い駅で聞いてみたところ、1号車に3席の空きがあるとのことで、迷わず指定券を購入。
実は、1週間前に米子駅で聞いた時は満席でした。
長門市行きは、キハ40の単行なのは去年と同じ。車内が満席で混雑しているのも、去年と同じです。
1ボックス占拠出来るようなガラガラの時は快適なキハ40の座席ですが、こう混雑している時の2時間乗車はキツイ。。
いかに、キハ126が快適か・・・です。
冷房も弱いキハ40ですが、車窓景色は素晴らしいです。
日本海♪
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素晴らしい車窓♪
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益田から約2時間で長門市駅に到着しました。
長門市からは約15分の接続で、新下関行き「○○のはなし」に乗り込みます。先日登場した「あめつち」はグリーン車編成ですが、こちらは普通車指定席、なので18きっぷでも乗車出来ます。
この手の列車に乗るのは、「リゾートしらかみ」以来になります。なので、十何年ぶりか。。。
1号車は4人と2人掛け席が並びますが、和室の空間に畳と座椅子で構成されている車内。車端部には工芸品の展示スペースもあったり。
掘り炬燵の様なボックス席
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工芸品の展示スペース
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1号車の風景
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2号車は洋室の空間に、全ての席が海側を向いている車内に、売店カウンターも備わっています。
2号車の風景
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売店カウンターもあります
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記念乗車証がもらえます。
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とても趣向の凝らした車内ですが、よく見るとキハ47の車内設備がちらちらと。
クーラーは後付けそのままだし、扇風機も回っているし。。。ま、運用が快速列車扱いですから、こんなものか・・・と。
タネ車そのままの扇風機
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後付けクーラーもそのまま。。
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SL列車でよく見られるようなイベント事があるわけでもなく、ちょっと快適な臨時列車という感じですかね。
景勝地で停車するサービスは観光列車らしいですが、その止め方が下手というか・・・・急停車に近い止め方なのには閉口・・・(^^;。。所詮は普通列車だからか。。。それにしても、もっと丁寧に停めても良いものだけど。。。
下関到着
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初めて見る下関駅
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関門トンネル人道入り口
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長門市から2時間ほどで下関に到着し、ここで下車します。小倉方面に乗り換える・・・・のではなく、、、改札を出ます。下関駅の外に出るのは、、初めての事です。
バスに乗り込み12分、みもすそ川で下車します。
そう、ここにあるのは関門トンネル人道入り口。関門海峡を鉄道ではなく、徒歩で越えるのです。
関門橋を見るのも、初めてだったりします。こちらは高速道路ですね。
大型の貨物船が通過していく姿は、まさに海峡そのもの。橋のすぐ向こうは九州というのも、不思議な感じ。
「グレートトラバース2」で、田中陽希さんかが関門トンネルを歩いて九州入りした映像を見て、歩いてみたいと思ったのがきっかけ。
自転車とバイクは20円掛かりますが、人は無料。エレベーターで地下トンネルまで降ります。入った時と反対側のドアが開いたのには、ちとびっくり。
下関側入り口
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エレベーターで地下へ
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国道2号線です
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関門トンネルの人道は、国道2号線扱いになります。人道の上が国道2号線自動車トンネル。
海底トンネルを歩いて越える。なんとも不思議な感覚。
このトンネルが開業60年というのも、また驚きです。トンネルの最深部というより、少し下関側が福岡と山口の県境。ここを越えて九州に入ります。
下関側と同じようにエレベーターで地上に出ます。
さっきまでいた場所は海を越えた向こう側、不思議な感覚です。
門司側到着
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下関側とよく似た門司側入り口
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門司側から見た関門橋
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で、バスも観光鉄道も終わった19時過ぎ。なので、徒歩で門司港駅まで向かいます。
ポケモン取ったりとゆっくり歩きましたが、それでも1時間かからずに門司港駅に到着しました、
すでに日没は向かえてましたけど。。ちなみに宿泊地は、門司では無く、小倉です。。
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