守山の自然を訪ねて
 

 

*プロローグ*

梨の原種である、まめなしについてさまざまな角度から紹介します。

守山以外の自生地ではほとんどが天然記念物に指定されています。環境庁および愛知県のレッドデータブックには絶滅危惧IA類に指定されています。(最も絶滅の恐れのあるランク)
ここ守山には花の咲く木が約120株、長野県は不明ですが、三重県と愛知県でわずか200株前後しかありません。まめなしは湿地周辺に生える木です。どこにでも生える木ではありません。

守山には、この木についての規制がありません。今盛んに花を付けていますが、湿地の保全が難しい現状では、この木の運命も明白といわざるを得ません。

花が咲くまめなしの生えているところは、ほとんどが干上がっていて幼木が見られる木は数株にすぎません。

まめなしは長寿の木なので、われわれの子孫に残せるか、そんなレンジで考えていきたいと思います。

 

*コンテンツ*

下記のメニューを選んでご覧ください。

まめなしとはこんな木

名前の由来/見所スポット/花と実/
繁殖方法


まめなし花便り
画像で綴るまめなしの生態/

まめなしを学術的に論じて
みよう
守山の地相/梨の原種/分布域/
個体差と変異/シイナ率/世代交代/


まめなし通信
まめなしが語りかけるもの/子孫を残そう/
まめなしに関する文献/


まめなしを活かす
盆栽に仕立てる/