即位礼正殿の儀をテレビで拝見した。一時、雨がやんだようだった。感動した。
パレードは国民を思い、順延したという。更に感動して、ある詩を思い起こした:
平和と繁栄は、民衆に支えられてこそある、という南宋・楊萬里の『至後入城道中雜興』詩だ。これは、その「大熟仍ヘ得大晴,今年又是一昇平。昇平不在簫韶裏,只在ゥ村打稻聲。」 に基づいて作った。
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・聖上:天子を敬っていう。おかみ。
・英明:すぐれて賢い。聖上の徳の一。
・龍馭程:祝賀御列の儀(パレード)の日程。
・昇平:平和。
・不在…只在…:「…にあるのではなくて、…に(こそ)ある」。
・八洲:大八洲(おおやしま)を謂う。日本の古称。ここでは全国民の万歳の声を謂いたい。
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