寒月下與狗逍遙
寒風刺眼欲流涙,
依舊黄梅闇裏姸。
遠寺鐘聲冴古道,
初更皓月在中天。
寒風 眼を刺して 涙を流さんと欲す,
舊に依る 黄梅 闇裏の妍。
遠寺の鐘聲 古道に冴へれば,
初更の皓月 中天に在り。
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夜、犬の散歩に出た。空気が冷え切って、冴え渡っている。その所為か、遠くの踏切の警鐘がよく聞こえる。顔に当たる夜気の鋭さがよく分かる。今宵が冬の最後か。
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平成二十五年一月二十六日
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