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KATOのNゲージ蒸気機関車(3)

2008.8.23/2024.3.23

1(C50・C11・D51) 2(C12・C56・C57・C59・8620) 3(9600・C62) 4(旧製品)

9600

国鉄の貨物列車の再現に欠かせない形式ですが、KATOから発売されたのは他社から一通り出回ったあとでした。それまでの同社の機関車に比べて格段に技術が向上しているように見える製品です。

2014 9600

¥8,200+税

9600

仕様

縮尺:機関部 約1/144
重連用カプラー:A付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:29611,39639,69642,79669(要接着)
ライト:LED式(前後)
デフ:なし

発売時期

初回2002年
前回2009年

●最新製品の特徴

  • 旧タイプのKATO製蒸機(約1/140)よりやや小さめの縮尺ですが、まだ標準の1/150に到達していない中間的な大きさです。
  • ユーザー取り付けの別パーツは、ナンバー、汽笛、テンダーハシゴです。
  • 前部端梁は交換可能で、解放テコの形が違う2種が付属しています。
  • ライトは前後とも点灯します。LED式のため進行方向に応じて前側が点灯し、後ろ側が消灯します。

●備考

初回生産品にはナックルカプラーは付属しておらず、ハンドレールもユーザー取り付けでした。
再生産品より、先輪はタイヤの薄いものに変更されました。

2015 9600デフ付

¥8,500+税

9600デフ付

仕様

縮尺:機関部 約1/144
重連用カプラー:A付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:29689,39685,69659,79657(要接着)
ライト:LED式(前後)
デフ:旧仕様(裏側斜め加工)

発売時期

初回2002年
前回2009年

●最新製品の特徴

  • 大型デフの付いた姿がモデルとなっています。それ以外はデフなし(品番2014)と同仕様です。

●備考

初回生産品にはナックルカプラーは付属しておらず、ハンドレールもユーザー取り付けでした。
再生産品より、先輪はタイヤの薄いものに変更されました。

C62

初代の1971年製のC62(品番203、2003)とはまったく違う設計です。この製品よりKATOの蒸機も縮尺1/150に変更され、客車など他の車両と大きさが揃うようになりました。

2017-7 C62東海道形

¥13,000+税

C62東海道形

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:なし
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:16,25,30,36
ライト:LED式(前)
デフ:薄型

発売時期

初回2007年(旧品番2019-2)
前回2021年(2024年カタログ掲載)

●製品の特徴

  • 2007年に完全新規製作されたC62東海道形(初回動力品)を、新動力に更新した製品です。
    昭和30年初頭の名古屋機関区の25号機がプロトタイプとされています。
  • デフが薄型表現となり、シリンダー空気弁・コンプレッサーなどに金色が入りました。
  • ランボード網目表現、空気作用管留めの黒塗装、エアホースなど各部表現が最近の製品に倣っています。
  • ハンドレールは金属製から樹脂製に変更され、ヘッドライトの消灯機構がなくなりました。
  • つばめ・はとのヘッドマーク付き。今回は平面タイプです。付属ナンバーは旧製品から一部変更されました。

●備考

2021年に品番が2019-2から2017-7に変更され、各部の刷新に伴い価格も改訂されました。
新旧の動力ユニットには形状の互換性がありません。

テンダーのブレーキシリンダーが逆向きに取り付けられており、すぐメーカーから対応についての告知がありました。

2017-8 C62 2 東海道形

¥14,200+税

C62 2 東海道形

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:なし
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:2(取付済)
ライト:LED式(前)
デフ:薄型

発売時期

2021年(2024年カタログ掲載)

●製品の特徴

  • C62東海道形(新動力)のバリエーションとして発売されました。昭和30年頃の宮原機関区時代がプロトタイプとされています。
  • 先に発売されていたC62 2 北海道形とは、デフ点検口の有無・空気作用管の位置の違いをはじめ全般的な作り分けがなされています。
  • つばめ・はとのヘッドマーク付き。

2017-2 C62 2 北海道形

¥12,500+税

C62 2北海道形

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:A、N付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:2(取付済)
ライト:LED式(前)消灯可
デフ:旧仕様(裏側斜め加工)

発売時期

初回2011年
前回2017年

●製品の特徴

  • 動力がコアレスモーター搭載の新型となり、東海道形初回動力ではできなかった重連運転が可能になりました。
  • 前部のステップ付きスノープローを外し、付属のステップのみのパーツに交換可能です。
  • 付属の重連用アーノルドカプラー・重連用ナックルカプラーは台車マウントです。これに取り付けられるスノープローも付属しています。
  • 煙突を回すことでライトを消灯可能です。
  • ハンドレールは初回品では金属線でしたが、2017年の再生産より樹脂製になりました。

●備考

テンダー内にDCCサウンドデコーダーとスピーカーを組み込めるよう考慮されています。ただしそれ以外に切削加工が必要なことがあります。

2017-3 C62 3 北海道形

¥12,500+税

C62 3北海道形

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:A、N付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:3(取付済)
ライト:LED式(前)消灯可
デフ:旧仕様(裏側斜め加工)

発売時期

初回2011年
前回2017年

●製品の特徴

  • C62 2号機の姉妹製品で、ナンバープレートC62 3が取り付け済みです。
  • 前面ナンバープレートの位置・デフ形状・ランボード側面パイピングなど、2号機とは細部が多数作り分けられています。
  • 他は2017-2 C62 2 北海道形に準じます。

2017-1 C62 北海道形

¥12,000+税

C62北海道形

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:A、N付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:15,16,27,32
ライト:LED式(前)消灯可
デフ:旧仕様(裏側斜め加工)

発売時期

2013年

●製品の特徴

  • 商品名でナンバーを特定していない、C62の北海道形です。
  • 2号機・3号機で省略されていた、空気作用管が配管留めが黒で表現されています。
  • 端梁形状、デフ形状、各種パイピング、ATS発電機の位置、テンダー後部等のディテールも、既存の2・3号機とは作り変えられています。
  • 他は2017-2 C62 2 北海道形に準じます。

2017-5 C62 山陽形(呉線)

¥13,000+税

C62山陽形(呉線)

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:A、N付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:25,28,34,35
ライト:LED式(前)
デフ:薄型

発売時期

2016年

●製品の特徴

  • 昭和40〜43年の糸崎機関区の25号機がモデルとされています。
  • 給水温め器ボックスの前面を交換することにより、付属の「あき」のヘッドマークを取り付けられます。
  • C62シリーズでは初めてデフが薄型表現になり、テンダー下部のATS車上子の形状が改良されました。

●備考

C62 東海道形で初めて採用されたライト消灯スイッチがなくなり、消灯不可になりました。

2004年版カタログにて予告されていた「2016 C62山陽線仕様」は、その品番をD51標準形に譲り、予定消滅しています。

2017-6 C62 常磐形(ゆうづる牽引機)

¥13,000+税

C62山陽形(呉線)

仕様

縮尺:約1/150
重連用カプラー:A、N付属
後部カプラー:A(N付属)
ナンバー:19,22,23,24
ライト:LED式(前)
デフ:薄型

発売時期

2019年

●製品の特徴

  • 20系ブルートレインを牽引した昭和42年頃の平機関区所属のC62 23(川崎車輛)がプロトタイプとされています。
  • 短い煙突が装着済み(通常煙突も付属)。「ゆうづる」ヘッドマーク付属。
  • 前面の副灯、砂撒管のないドーム、カバーのない動力逆転器など、常磐形の特徴が表現されています。
  • 他はC62 山陽形(呉線)に準じます。

C60

2004年版カタログ予定品となっていた製品です。

(予定品)品番未定 C60

価格未定

2004年カタログ予定品、2008年カタログ以降非掲載


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1(C50・C11・D51) 2(C56・C12・C57・C59・8620) 3(9600・C62) 4(旧製品)

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