プトレマイオス級戦闘空母【ぷとれまいおすきゅうせんとうくうぼ】
IESAの最新鋭戦闘空母。

全長:1,147m
乗員:1,200名(最大1,500名)
搭載戦術コンピューター:AEON2000
武装:
 超大型リニアレールガン×2
 大型二連粒子ビーム砲×4
 中型三連粒子ビーム砲×1
 大型リニアレールガン×2
 小型リニアレールガン×16
 大型ミサイル(Mk.IVミサイル)発射管×8
艦載機:
 コマンドシェル16機
 高速爆撃機“アペンディクス”4機
 中型(連絡用)シャトル6機
近距離迎撃システム:サテライトディフェンサー20機

船体は4つのブロックによって構成されている。
第1船体は蹄鉄のような形の高出力対物理電磁シールド発生装置、
ブリッジ、CSデッキ、シャトルデッキ、居住区などがある。
左右対称に接合されている第2、第3船体は
エンジンブロックとプトレマイオス級の最強兵器、
超大型リニアレールガンがほとんどを占めている。
物理兵器としてはIESAの最強装備であり、直撃すれば
ニビル戦役終盤に出現したアルティメット型イコノシャフトをも
一撃で粉砕する威力がある。
第4船体は主兵装ブロック。プトレマイオス級の
火力のほとんどはここに集中している。
また高速爆撃機“アペンディクス”サテライトディフェンサー
ここに搭載されている。
なお、この船体の更に下部にマウントされているランス状のものは
重力制御装置。通常は艦内の重力制御に当てられるが
戦闘時には対物理電磁シールドの性質(形状や指向性)
をコントロールするために使用される。 

ニビル戦役においては旧来の戦艦よりも防御、
攻撃双方でケタ違いの戦果、生存率を記録した。

プトレマイオス級は2209年の時点で
1番艦から10番艦アレクサンドロスまでが建造されていた。
船名はプトレマイオス王朝の王の名にちなんでおり
船籍との対照は以下の通り。
(なおIX、Xはそれぞれ第9、第10艦隊を指す)
※以下、第IX艦隊所属
ソテル [Soter IESA Ptl.IX-A001]
フィラデルフス [Philadelphus IESA Ptl.IX-A002]
エウエルゲテス [Euergetes IESA Ptl.IX-A003]
フィロパトル [Philopator IESA Ptl.IX-A004]
エピファネス [Epiphanes IESA Ptl.IX-A005]
※以下、第X艦隊所属
フィロメトル [Philometor IESA Ptl.X-A006]
ネオス・フィロパトル [Neos Philopator IESA Ptl.X-A007]
エウエルゲテスII [EuergetesII IESA Ptl.X-A008]
ソテルII [SoterII IESA Ptl.X-A009]
アレクサンドロス [Aleksandros IESA Ptl.X-A010]

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:I-p166 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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