<文責:女王様1号> |
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◆ モスクワ ◆ | |
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モスクワの宿は、地下鉄キタイ・ゴーラト駅から徒歩5分のところにあるホテル「ロシア(http://www.hotel-russia.ru/)」。
このホテルは部屋数が3,000室もあるヨーロッパ最大の超巨大ホテルで、ギネスブックにも載っているらしい(右写真参照。これはモスクワ川クルーズ船から撮ったもの)。 それだけデカいということは、ホテル内を移動するだけでかなりの距離になるということ。女王様たちは安客なので、もちろんエレベーターからものすごく遠い部屋であった。 (T_T) 部屋に入ろうとして、鍵をもらってないことに気づく。慌ててフロントに戻ると、「鍵は『フロアにいるレディ』にもらえ」と言われる。 そう、このホテルはヂェジュールナヤと呼ばれるフロアごとの担当女性が部屋に関することを管理するという、昔ながらのシステムだったのだ。 ヂェジュールナヤの存在は知っていたが、そんな人いたっけ?と思いつつ再度フロアに降り立つと、エレベーターホール横の長テーブルのそばに、単に仕事をさぼってたむろってるとしか見えないお掃除おばちゃんたちが。 てっきり受付女性みたいなのを想像していたので、おばちゃんたちのことは眼中にありませんでした。でも翌朝はそれっぽい制服のおばちゃんがいたので、夜遅い時間だとお掃除おばちゃんが兼務しているのかも。 ここで、チェックイン時にもらった、部屋番号や名前の書かれた小さい紙カードと引き換えに鍵を受け取る。外出時は鍵と引き換えにカードを返してもらう。 このホテルでは、エレベーターホールに常に警備員がいて、このカードを見せないと中に入れてくれないし、朝食のレストランでもカードをチェックされるので、部屋を出るときは常に携帯してなくさないように。
ホテル・ロシアの南側の部屋からはモスクワ川が見えたり、西側の部屋からはクレムリンが見えたりするのだが、女王様たちの部屋は東側でしかも中庭に面した方。9階だけどホテルの壁しか見えるものナシ(爆)。
ただ朝食を摂るレストランが21階にあるので、女王様たちは2日間とも西側のテーブルをキープして、クレムリン・ビューを楽しんだ。
ホテル・ロシアの最大の問題点は、これだけ広いのに館内案内が充実していないこと。
広いだけではなく、例えば同じフロアの別サイドにあるエレベーターで1番下まで下りると女王様たちが使っているフロントとは違う階に着いてしまうとか、ビミョーに複雑な造りになっているのだが、その辺が見て取れるような案内図が皆無(全体的な案内図がないというのはロシア各所共通の問題点という気もするが)。
館内にはインツーリスト(国営旅行会社)のデスクや郵便局もあるけれど、フロントの近くとかにまとまっているわけではないので、全然違う方角の部屋にいる客が自力でたどり着く(広いので本当に「たどり着く」という感じ (^^;)のは難しい?
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◆ サンクト・ペテルブルク ◆ | |
サンクト・ペテルブルクの宿は、その名もズバリ、ホテル「サンクト・ペテルブルク(http://www.hotel-spb.ru/)」。
市内の主な観光ポイントとはネヴァ側をはさんで対岸なので、やや距離がある。地下鉄プローシャチ・レーニナ駅から徒歩10分強。 本来のチェックイン時間は12時からだが、寝台列車でやってきた女王様たちは、朝8時半頃でもそのままチェックインして部屋を使えた(アーリーチェックイン料金など特にナシ)ので大変助かりました。
ホテルの外観も室内(右写真参照)もごくフツーのスタイル&レベル。ヂェジュールナヤ制ではなく鍵はフロントで受け渡しするし、インツーリストのデスクもフロントのそば…と、ホテル・ロシアに比べれば何かとわかりやすく(サンクト・ペテルブルクも決して小さいホテルではないけど規模が違う)、ヨーロッパの国々のホテルと大きな違いはない。
サンクト・ペテルブルクの街そのものがモスクワに比べるとかなりヨーロッパ的ということもあるし。
ホテル・サンクトペテルブルクの問題点は、洗面所の水が赤錆の色&臭いということ。水道管の内部が錆びているために濁った水が出ることがある、とガイドブックなどにも書かれていたけど、まさにそのとおりの状態。
それ以前に、サンクト・ペテルブルクの水道水に関しては、細菌に汚染されているおそれがあるので絶対に飲むな!と書かれているんだけどさ。 (^^;
もう1つの問題点は、駅からの遠さでしょう(もしかする駅までトラムとかバスで行けたのかもしれないが、さすがにその辺まで極めるだけの時間はなかった)。
これでも、見積もり時に候補に挙げられていたホテルは「最寄り駅から徒歩20分」だったので、「できればもっと駅に近いホテルが…」とお願いしたんだけど。 |