<文責:女王様1号> |
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◆ ロシアでお買い物 ◆ | |
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いつもの海外旅行記なら独立して「買い物編」を作るのですが、今回は観光地のみやげ売場と空港の免税店以外ではまったく買い物していないので、番外編の1項目として。
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◆ 現地ガイド・イリーナ1号&2号 ◆ | |
モスクワの現地ガイド・イリーナ1号は、推定年齢20代後半で背が高く、シュテフィ・グラフ似の金髪女性。日本に留学経験アリだが、日本語のレベルはあと一息というところ。 「い」の発音と「え」の発音がごっちゃになっているため、「色々な~」と言いたいところが「エロエロな~」となってしまっていた(笑)。 あと、いくら金色で目立たないからといっても、口ヒゲ(かなり伸びていた)は剃った方がいいですよ~。 (^^; サンクト・ペテルブルクの現地ガイド・イリーナ2号は、推定年齢30代前半で、ロシア人にしては小柄な黒髪の女性。もらった名刺によると、現地旅行会社の営業課長である。 留学経験はなく、日本に行ったのはこの仕事を始めてから、と言っていたが、日本語はイリーナ1号より上手かった。日本語を勉強しようと思ったきっかけは、子供の頃に浮世絵に興味を持ったからだそうな。 結構顔が広くて(?)、エカテリーナ宮殿見学の時は何人もの現地ガイドと挨拶を交わしていたが、そのうちの1人の男性ガイドのことを「この人はサンクト・ペテルブルクで1番スケベな日本語ガイドです」と言っていた。何があったんだ?(笑) 両イリーナとも非常に仕事熱心かつ親切で、女王様たちの「市内観光トラブル」を解決しようと何度も会社に電話してくれたり、列車やバレエのチケットを取ってきてくれたり、いろいろとお世話になりました。 m(_ _)m 話せるだけでなく漢字も読める人たちだったので、市内観光プランの説明をするときに日本語の資料で確認してもらえて助かった(書く方は、漢字は難しいけどカナはOKらしい)。 ちなみに、2人とも現時点では「健康的」なレベルだけれど、イリーナ1号の方は特に、そろそろ気をつけないと「ロシアのおばちゃん体型」に進んで行ってしまうかも。服がパッツンパッツンになってました。 多分、日本人に比べて骨格そのものががっしりしてるから、ちょっと肉がつくと「厚み」が出てしまうのだよね。直径が大きくなるというか。太りすぎには注意して、これからも日本人観光客の頼もしい助っ人でいてください。
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◆ 市内観光トラブルその後 ◆ | |
モスクワとサンクト・ペテルブルクで、心ならずも「市内観光」をするハメになってしまった女王様たち(詳しくは観光編参照)。 モスクワの方はどうにか日程内でリカバリーが効いたが、サンクト・ペテルブルクでは結局エルミタージュ美術館が自腹となってしまったので、帰国後に旅行会社の担当者にクレームメールを出した。 既にモスクワ&サンクト・ペテルブルクの現地旅行会社から連絡が入っており、返金の交渉そのものはスムーズ。念のため、2人分の入場チケットのコピーをFAXで送り、入場料350ルーブル→1,300円を返金してもらいました。 ついでに「『市内観光A/Bプラン』という呼び方は間違いのもとだから改めたら?」と提案しておいたのだが、それは反映されていない模様。
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◆ 自由旅行でも不自由 ◆ | |
添乗員さんが付いてるようなツアーならそれほど気にしなくていいんでしょうが、今回の旅は一応「フリープラン」だったため、(使わなかったものも含めて)いろいろな書類&手続きでワケわからなくなりそうでした(笑)。 それでも何から何まで自力でやる(という旅行がはたして現在のロシアで可能なのかどうか?)のに比べれば、マシだったんでしょうが…。
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◆ この頃ロシアで流行るモノ? ◆ | |
街中を歩いていて気になった点をいくつか。
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◆ ロシアからの手紙 ◆ | |
ロシアから日本への絵ハガキは10ルーブル。モスクワとサンクト・ペテルブルクのホテルからそれぞれ出してみました。どちらのホテルも大きかったので、フロントとは別に、館内郵便局のようなものがあった。 サンクト・ペテルブルクから出した絵ハガキは、約1週間で問題なく到着。ところが、モスクワから出した方が待てど暮らせど着かない。どちらもガイドブックを見て同じように「航空便」「日本」を英語とロシア語で併記したのに…。 結局、モスクワからの絵ハガキは約1ヶ月後に到着。船便にされてしまったのか???
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◆ 夏の天気 ◆ | |
モスクワでは、モスクワ川クルーズ中に夕立が降ってきたりもしたけれど、基本的にはいい天気でした。そして予想以上に暑かった。 記録的猛暑の日本を脱出してロシアで避暑がてら観光を…と思っていたのに、モスクワのインターネットカフェでYahoo!Japanを見てみたら、東京の気温がモスクワと変わりなくてガッカリ(?)。 一方、サンクト・ペテルブルクは、初日(旅行4日目)こそ晴れていてそこそこ暑かったものの、翌日からは肌寒いくらいの強風が吹いて天気も不安定に。 最終日に会ったイリーナ2号は「サンクト・ペテルブルクの夏は一昨日(=女王様たちがサンクト・ペテルブルクに到着した日)で終わりました」と言っていた。 大体、夏らしい季節は7月いっぱいくらいらしい。でも昨夏はロシアも異常気象気味で、8月に入ってからサンクト・ペテルブルクでまた30℃超になったりしていたようだ。 もちろん、「冷房が必要な期間は2週間だけ(イリーナ1号談)」だそうなので、どこに行ってもクーラーなどというものはない。
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◆ ロシア語の必要度 ◆ | |
ロシア旅行で自由行動するならキリル文字を読めることは必須と小耳にはさんだので、ロシア旅行を言い出した女王様1号は責任上、NHK教育テレビの「ロシア語会話(http://www.nhk.or.jp/gogaku/russian/)」を4月から見始めた。 さとう珠緒とダニエル・カールの寒いやりとりにも耐えた甲斐あって、出発時までには一応キリル文字の読み・超初歩の会話・数字などをマスター。 さらに、行きの機内でアエロフロートの機内誌をテキストに、3号にもキリル文字の読みをレクチャーした。 さて、その成果は? キリル文字を読むということに関しては、確かに地下鉄を乗りこなすには必要不可欠だった。英語表記があまりにもなさすぎ。 基本的にメジャーな観光地ばかりに行っていたので、会話の方はほとんど使わなくてもなんとかなった。ロシア語以外通じなさそうだったのは、送迎担当のおっちゃんドライバーたち(カタコト英語もすごいロシア語なまりになっていてヒアリング困難)。 「実際に役立ったロシア語会話ベスト3」をあえて挙げるとすると、
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◆ 街角トイレ ◆ | |
これまで読んだものなどから「ロシアのトイレはとんでもない状態になっている場合が多い」という先入観ができていたが、以前に比べてずいぶん改善されているようで、交通機関・空港・観光名所・飲食店・デパートなどで入れないほどヒドイ状態のトイレはなかった。 有料のところだけでなく無料のところも日本と大差ナシ。 日本と違うのは、街角のあちこちに有料の簡易公衆トイレがあるという点。料金は7~10ルーブルくらい? 1回も入らなかったので中の状態まではわからないが、少なくとも遠くまで漂うニオイから察するに、なるべく使用したくないと思った(笑)。 同じ有料なら、多少遠くてもデパートの中などで入る方がずっといいでしょう。 そんな公衆トイレの中で目を惹いたのが、エルミタージュ美術館前に停車?していたトイレバス(右写真)。バスを利用した有料公衆トイレ(らしい)。 バキュームカーのようなホースが車体から出ているのは写真からもわかるが、一体どーゆー構造になっているのかは不明。話のタネに入ってみればよかったかも。 |