<文責:女王様1号&3号> |
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◆ ヨールキー・パールキ ◆ | |||||||||
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2日目の夜、ここまで全然ロシアっぽい食事をしていないので、有名なロシアン・ファミレスチェーンであるココにターゲットを定めた。
チェーンだからあちこちにあると思うが、女王様たちが行ったのはモスクワのネグリンナヤ通りにある店。 店内に入ろうとすると、入口にねーさんが仁王立ちになっていて中に入れてくれない。どうやら満席だったようなのだが、カワイイ民族衣装風の制服を着ているにもかかわらず、非常に無愛想で有無を言わせぬ雰囲気。それがロシア? 幸い外のテラス席には空きがあり、こちらはもうちょっと愛想の良いねーさんが仕切っていて、女王様たちを席に案内してくれた。
各テーブルに備え付けのメニューはロシア語で、女王様たちがガイドブックに出ている料理名と付き合わせて悪戦苦闘していると、英語メニューを持ってきてくれた。
全般的にいかにもファミレスな味と値段という感じだったので、味に期待せず、ロシア料理入門という意味で行くにはお手頃かも。
店内の席に座れて「内装はいなか屋風に楽しくデコレーションされている(ガイドブックより)」というのを体験できれば、もっと好感度アップだったかもしれない。
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◆ ギンノタキ ◆ | |||||||||
出発前に、当サイトの掲示板で「ロシアの寿司屋に『キャビア寿司』はあるのか?」という話題が出たので、これはぜひロシアン寿司屋にも行かねば!と選んだのがモスクワのトゥヴェルスカヤ通りにある「ギンノタキ(http://www.ginnnotaki.ru/)」。
正確には、寿司もある日本食レストラン。 この日(3日目)は夜行列車でサンクト・ペテルブルクへ移動だったので、割と早めに店に向かったのだが、今ロシアでは日本食がブームらしく、店の外まで行列が! 結局約1時間待ち。 右写真のインチキ裃&鉢巻き姿のにーちゃんは、入口でお客の人数を聞いて、テーブルが空くと次のグループを招じ入れる係。こんな怪しいコスチュームを着ているのは彼だけだった。店の顔として重要な役どころだから?(笑)
席に着くと、定番のビール(大140ルーブル→1号、小75ルーブル→3号)の他、冷奴 60ルーブル、寿司の『梅セット』450ルーブルを注文。 さっき初めてこのお店のHPを見たが、一部に明らかにロシア人が書いたと思われるヘタクソな日本語の書き文字が。 頑張っているのだが、悲しいかな、縦書きと横書きでは長音記号の向きを変えるということや、カタカナの「ル」が左右合わせて1文字だということがわかっていないらしく、「アルコールメニュー」が「アノレコ|ノレメニュ|」に…。
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◆ ストロガノフ・ヤード ◆ | |||||||||
今回の旅ではほとんど食事がテキトーだったので、最後くらいは豪勢に食べようということで、5日目の夕飯はサンクト・ペテルブルクのネフスキー大通りにある「ストロガノフ・ヤード(http://www.concordcatering.com/?chapter=8)」に決定。
ストロガノフ宮殿という貴族の屋敷の中庭にある天幕&ガラス張りのカフェ(豪勢じゃないじゃん (^^;)で、名前からもわかるとおり、ビーフ・ストロガノフはこのストロガノフ家が発祥だそうな。
店員の案内などはなく、テキトーな席についてビール(Tuborg Gold 250ml $2.5)、ボルシチ($2)、キャビアwithブリヌイ($16)、ビーフ・ストロガノフ($6)(下写真参照、左から)を注文しようと赤毛のおばちゃんウェイトレスを呼び止めるが、ヤツはなぜか女王様たちの注文を拒否し、「コレにしろ」と$5の食べ放題を指さすではないか!
役立たずウェイトレスは立ち去ったものの、なかなか他のウェイトレスがつかまらない。そのとき、女王様たちはテーブルの上にあるレトロな電話機と「Telephone Cafe」と書かれた説明を発見した。
読むと、この電話機から電話をかけて注文ができるらしい。喜び勇んで早速説明のとおりにダイヤルしてみるが…呼び出し音はすれども応答ナシ。
一瞬「もう食べ放題にしちゃうか?」と弱気になりつつも、「『ストロガノフ・ヤード』でビーフ・ストロガノフが食べれないなんてことがあって良いだろうか、いやない!!!(反語)」と自らを鼓舞する女王様たち。
次につかまえたウェーターも大忙しで「One minute」と行ったきり戻ってこず、最早絶体絶命か!(?)と思われたが、やはり天は女王様たちを見捨てていなかった。
困っている女王様たちのもとに、長身・色白の美少年(10代後半くらい)ウェイターがにこやかにやってきたのだ!ハラショー!
さて、ようやくありついた食事、今回の目玉はなんといってもキャビアである。ブリヌイというクレープ風のものにサワークリームやゆで卵のみじん切り、ハーブと一緒に載せて食べる。
最初はサワークリームをつけずにキャビアだけを載せて食べ、後からいろいろつけて食べ比べたりしてみた。1号はキャビアとサワークリームの取り合わせに若干の違和感を感じたが、3号は「絶対サワークリームと一緒に食べた方が美味しい!」と太鼓判。
キャビアの量が結構あったので、最後の方はブリヌイからあふれ出んばかりに載せることに。 女王様たちは最後にフツーよりかなり多めのチップを渡して感謝の意を示し、ウェイターくんの見納めをした。写真は撮っていないので、ここにご紹介できないのが残念。 海外でのチップの風習は面倒くさいが、こういう場合は実に気分良く渡せるものだということがわかりました(笑)。
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◆ その他 ◆ | |||||||||
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