<文責:女王様1号> |
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◆ アエロフロート ◆ | |||||||||||||||||||||||||
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ツアーではJALやウズベキスタン航空を使うものもあるけれど、やはり成田~モスクワ間を毎日往復しているのはアエロフロートのみ。
「サンクト・ペテルブルク建都300年」の昨年(2003年)には週1で成田~サンクト・ペテルブルク直行便もあったのだが、春頃直接AEROFLOT JAPAN(http://www.aeroflot-japan.com/)にメールで問い合わせてみたら、「今年は直行便は就航しません」とあっさり回答された。
日本からサンクト・ペテルブルクへの観光客を増やす狙いはないらしい(笑)。 そんなわけで、帰りのサンクト・ペテルブルク→モスクワもアエロフロートの国内線に(モスクワ→サンクト・ペテルブルクの移動は寝台列車)。
成田~モスクワ間は行きがボーイング767、帰りがボーイング777とごくフツーのジャンボジェット。
スチュワーデスがニコリともしない、という話も聞いていたが、実際には人それぞれで、かなりにこやかなおばちゃんスチュワーデスもいた。
と、思ったより快適なアエロフロート最大の難点は機内の寒さと見た! 行きはなぜか離陸前に滑走路を移動している時が、帰りはシベリア上空飛行中、突然激寒状態に。
今回の旅行で最も寒かったのは、モスクワでもサンクト・ペテルブルクでもなく機内。 (^^; たとえ真夏であっても、機内持ち込み荷物に暖かいはおりモノは必需品です。 国際線はまずまずだということがわかったものの、さて国内線は? ロシアの国内線に関して囁かれるウワサについて、女王様たちの体験から検証してみると…
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◆ 赤い矢号 ◆ | |||||||||||||||||||||||||
夜中、寝ている間にモスクワ~サンクト・ペテルブルク間を移動でき、朝から晩までフル活動な観光客(笑)には時間の節約になってウレシイ寝台列車。
現在では昼間に4時間半くらいで移動できるロシア版新幹線もあるのだが、ロシア人には両都市間の移動は寝台列車という考えが染みついているので、新幹線の方はあまり利用されていないとサンクト・ペテルブルクの現地ガイド・イリーナ2号も言っていた。 そんな寝台列車の中でも最も有名なのが、今回女王様たちがモスクワ→サンクト・ペテルブルク移動で利用した赤い矢号(左上写真)。ロシア語で言うと「クラスナヤ・ストレーラ」。もちろん車体は赤い。 4人一室の2等寝台車と2人1室の1等寝台車があるのだが、今回は他人に気兼ねなく休むため、ちょっと割高な1等寝台をチョイスした。
駅のホームで各車両ごとにいるおばちゃん車掌に切符を渡し、あらかじめ指定されている室内に入ってみる。1等とはいえ結構狭い(右上写真参照)。
ソファベッドの上に荷物を広げて着替えたりするときには、2人でうまく譲り合わないとぶつかる。スーツケースはソファベッドの下に収納可能。
翌朝は6時半に起床。寝付いた頃はずっとうつらうつらしていて、なかなかよく眠れないわ~と思っているうちに爆睡していた模様(笑)。 こうして朝ご飯も食べ終わったところで、キッチリ定刻にサンクト・ペテルブルク着。所要約8時間。時間に関してはアエロフロートよりもはるかに正確でした。室内から鍵をかけられるので、荷抜きの確率も低いだろうし。 ロシア人とのコミュニケーションを楽しみたいという人なら2等寝台(二段ベッド×2)もいいかも。ただし、男女別とかはまったく考慮しないで割り振られるらしい。
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◆ 地下鉄 ◆ | |||||||||||||||||||||||||
モスクワでもサンクト・ペテルブルクでも、観光客が1番利用しやすいのはやっぱり地下鉄でしょう。トラムやバスも使いこなせれば便利なんだろうけど、日本で出ているガイドブックレベルでは地下鉄までしか詳細な路線図が載っていないし。 もちろん女王様たちも、観光初日から地下鉄乗りまくり。あまり混んだ時間帯に乗らなかったせいもあり、車内で怪しげな集団などに囲まれることもなかった。 女王様たちが目にした範囲でのロシアン地下鉄の特徴(?)は、
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