ここでは、おもに香水の付け方に焦点を置いて話しを進めていきます。
いつ使うのか? |
どうやって使うのか? |
どこに付けるのか? |
俺(私)つけ過ぎ??? |
香水のつけ方談義。保存版。 |
香水にも季節があります。一般的に甘い香り、重い香りは秋冬に、軽やかな香りは春夏向きです。それで言うと、オリエンタル系は一般に秋冬向け、フローラル系、フゼア系、シプレ系などではフレッシュな香りは夏向け、ヘビー&スィートな香りは秋冬向けです。
ですが、上級者さんや、香りの使い方の上手な人は、意外と夏場にヘビーな香りを上手にまとっていたりします。主にバニラの香りが強いもののほうがそいういう時には上手に使えると思います。そうした「はずし」もテクニックの一つとして覚えておくと良いかも知れませんね。
トップノート(付けた直後)の香りは、香り立ちが強く、ここで人と会ってはいけない、ミドルノートぐらいで人前に出るのが一番良い、、、
というのが「定説」(らしい)ですが、どうでしょうか?私はこれもその人の気分次第で良いのじゃないかと思います。実際、舞台や公演などの際に、始める直前に香水をつけ、トップノートで出ていくという話も聞いた事があります。私も出かける直前につけることもあります。香水をつけて1分としないうちに満員電車に飛びこむとかでもないかぎり、そんなに気にすることはないと思います。
以上が個人的意見で(笑)、基本は出かける30分くらい前に、シャワーをあびた清潔な肌につけて、香りが落ちついたあたりで出かけるのがベストだと思います。まあ、初心者さんたちはしばらくこれでいきましょう。
主に、食事をメインにしたイベントに参加する場合は、付けていかないほうが良いでしょう。あと、お葬式の時とかも同様ですね。あとは、その場の雰囲気で判断しましょう。(笑)
基本は「香水は点、オードパルファンは線で、オードトワレは面で」と言います。
香水(フラコン)は1滴をこすらずに体の各所に軽く叩くように。オードパルファンも香りが結構強いので、種類にもよりますが体の各部分に合計1〜2プッシュ程度。オードトワレやオーデコロンはこれまた種類によりますが、2〜3プッシュ程度(オードトワレの3プッシュは微妙かも。)が基本ですね。
また、全種共通ですが、あまりこすりつけたり、1ヶ所につけ過ぎないこともポイントですね。ともに香りが強くなり過ぎてしまいます。つける場所は次項を参照してください。
香りは香水以外は丸1日もったりはしません。アトマイザーなどを持ち歩いて付け足すのが良いでしょう。私個人は不精モノなんでやりませんけれどね。(笑)
香水を混ぜるのは、私は反対です。(食わず嫌いなだけかもしれないが。)それぞれの香水というのは、数十種類の、あるいは数百種類の香料を様々なバランスを取りながら完成したモノです。他の香水と合わせて上手く香るとは全く限りません。一応、反対しておきます。
1日で違う香水を使用するのは、香りの軽いものから重いものならば、系統が違わない限りさほど問題はないそうです。
香水の香りに合わせて、各メーカーが同じ香りのシャンプーやボディソープなども出しているケースがあり、これを使うとより香りを楽しめます。(邪魔な香りが入りにくい)。企業戦略に担がれるのもなんですが、なかなか良いものが多いので、気になる方は試してみる価値があると思いますよ。
香水をつける場所はどこが良いのか?これも大切なことです。以下、大雑把ですがオススメの方法を書きますので、ご参考に。
ヘビーな香りは下半身に。ヘビーな香りは飛びが遅く、持続時間も長いので、ウエストより下の部分につけても良く香りますよ。(女性で、スカートをはいている時にオススメです。)上半身、ウエストや手首などにつけると華やかに香りますが、首筋など、鼻に近い部分では自分で香りに酔ってしまう可能性があります。香りに敏感な人は要注意ですね。
ライトな香りは逆に、下半身につけると飛びがはやく、つけていて物足りなく感じてしまうでしょう。上半身がオススメですね。ウエスト、手首、首筋などにつけると良いと思います。
基本的に、大きな血管の通っているところでは、香りは良く拡散し、本来の香りになります。血が通っていて暖かいのですよね。でも、心臓のように一番血液の通る場所では、逆に香りが強くなりすぎてしまします。体の正面のラインには基本的につけないほうが良いようですよ。
また、直射日光にさらされる場所では、ムスクなど動物性の香りが強く香ってしまったり、しみになってしまう恐れがあるので、注意しましょう。
個人的に、洋服に吹きつけるのはあまり良くないと思います。特に香りが一つに定まっていない人の場合、様々な香りが混ざってしまい、香りのバランスが崩れてしまいます。また、香りというのは洗っても意外と落ちない場合が多いです。特にシルクやカシミアなどは香りが落ちないので注意が必要でしょう。つけるのなら、下着のようにすぐに洗うものなどがベストだと思います。
ハンカチに香りを染み込ませるのも良いかも知れませんね。特に食事の席とか、職業柄香水ご法度の人なんかにオススメです。
また、香水自体をルームフレグランスとして使うときには、あまりいっぱい吹かないで、ワンプッシュを拡散させる感じが良いですよ。ルームフレグランスとして作られたものよりも、香りの持続が断然長いので、香りに酔ってしまします。
また、ライトに香水を吹きかけるのも良いらしいです。(試したことないですが。)香りがライトの熱で良い具合に香るようですよ。
ミドルノート以降で、自分で香りがはっきり感じられるようならば、付けすぎの可能性は高いですね。個人の嗅覚の差にもよるでしょうけれど。あとは、気になったら周りに聞いてみるしかありません。こればかりはわかりずらいですよね、なんとも。ちなみに、彼女(彼氏)や家族は意外とズケズケ言ってくれるので、聞いてみると良いですよ。
万一つけ過ぎた場合は、シャワーを浴びてやりなおしましょう!それが一番手っ取り早いですよ。(笑)
香水のつけ方についての話し合い。こちらにてUPしています。かなり深い話しになっています。