第1章 1H,1Sオープン後の展開
第1シート、第2シートでの1H,1Sのオープンは5枚保証で、13ポイント以上のハンドです。これはSAYCと同じです。 1.1. 1H,1Sに対するレスポンス
レスポンスの考え方もSAYCと大体同じです。
□ レイズレイズはサポート枚数、ポイントレンジおよび形で必然的に決まります。
□ 新スート
□ NT3NTは15-17HCPのNTハンド。1NTは上記に該当しない6〜12ポイントのハンド。 □ レスポンス例1Hオープンに対するレスポンスの例です。
1.2. SAYCとの比較
SAYCとの違いは2-O-1と1NTです。2-O-1はポイントレンジが13ポイント以上となり、FGとなります。1NTの方は使い方は同じですが、ポイントレンジが12ポイントまで広がり、F1となります。 また、3枚サポートで、リミットレイズすることはありません。リミットレイズは必ず4枚サポートです。 これ以外は、SAYCと同じ要領でレスポンスすればよいのです。 パートナーが1レベルのスーツオープンをした場合のレスポンスがSAYCと2/1でどう変わるか例で見てみましょう。
これらの例から分かるように、条件に合ったレスポンスを選べないときは、2/1では、すべて1NTでビッドします。 1.3. オプナーのリビッド
2-O-1と1NT Forcing 以外のレスポンスに対しては、その後の展開はSAYCと同じ要領で処理します。 2-O-1と1NT Forcing に関しては、新たな約束事があるので、章を改めて説明しましょう。 まず、1NT Forcing から。 |
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