中級室 2/1入門 2 2005/08/15
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第1章 1H,1Sオープン後の展開

第1シート、第2シートでの1H,1Sのオープンは5枚保証で、13ポイント以上のハンドです。これはSAYCと同じです。

1.1. 1H,1Sに対するレスポンス

レスポンスの考え方もSAYCと大体同じです。

  • サポートがあれば、レイズを優先する。
  • シングルレイズは3枚サポート保証。
  • ジャンプレイズは4枚保証。( Limit Raise, Jacoby 2NT, Splinter )
  • フィットがなければ、新スートをビッドする。( 2-O-1, 1-O-1 )
  • 4H,4Sはトゥプレイ。
  • これらに該当しないハンドは1NTを選ぶ。

□ レイズ

レイズはサポート枚数、ポイントレンジおよび形で必然的に決まります。

  Pレンジ サポート 補足説明
シングルレイズ 6-9 3枚 NF
リミットレイズ 10-12 4枚 NF.3枚サポートなら、1NT経由。
JACOBY 2NT 13+ 4枚 FG
スプリンター 13-16 4枚 1枚以下のスートでダブルジャンプシフト。FG.

 

□ 新スート
  • 新スートの保証枚数は4枚。ただし、1S-2Hの場合は5枚保証。
  • 1-O-1は6ポイント以上で、F1
  • 2-O-1は13ポイント以上で、FG。ともに、上限なし。
□ NT

3NT15-17HCPNTハンド。1NTは上記に該当しない6〜12ポイントのハンド。

□ レスポンス例

1Hオープンに対するレスポンスの例です。

レスポンス Pレンジ 分布 備考
1S Min+ 4+スート F1,
2C/2D Max 4+スート FG, 2/1
2H Min 3+サポート NF
2NT Max 4+サポート FG, Jacoby 2NT
3H Med 4+サポート NF, Limit Raise
3S Max 4+サポート FG, Splinter
3NT 15-17 HCP NTハンド NF
4C/4D Max 4+サポート FG, Splinter
4H Min- 5+サポート NF,
1NT Min + Med 不定 F1、上記以外。
(注)1Sのオープンの場合、2Hも2-O-1になりますが、保証枚数は5枚です。

1.2. SAYCとの比較

SAYCとの違いは2-O-11NTです。2-O-1はポイントレンジが13ポイント以上となり、FGとなります。1NTの方は使い方は同じですが、ポイントレンジが12ポイントまで広がり、F1となります。

また、3枚サポートで、リミットレイズすることはありません。リミットレイズは必ず4枚サポートです。

これ以外は、SAYCと同じ要領でレスポンスすればよいのです。

パートナーが1レベルのスーツオープンをした場合のレスポンスがSAYC2/1でどう変わるか例で見てみましょう。

Minレンジ
(EAST)
J83
K105
J9
K10843
W N E S
1 / ?  
SAYC2H
2/12H
W N E S
1 / ?  
SAYC2S
2/12S

Medレンジ(1)
(EAST)
KJ8
K105
J9
K10843
W N E S
1 / ?  
SAYC2C
2/11NT
W N E S
1 / ?  
SAYC2C
2/11NT

Medレンジ (2)
(EAST)
AJ8
K1053
Q9
J1084
W N E S
1 / ?  
SAYC3H
2/13H
W N E S
1 / ?  
SAYC2C
2/11NT

Maxレンジ
(EAST)
AJ8
K105
J9
KQ843
W N E S
1 / ?  
SAYC2C
2/12C
W N E S
1 / ?  
SAYC2C
2/12C

これらの例から分かるように、条件に合ったレスポンスを選べないときは、2/1では、すべて1NTでビッドします。

1.3. オプナーのリビッド

2-O-11NT Forcing 以外のレスポンスに対しては、その後の展開はSAYCと同じ要領で処理します。

2-O-11NT Forcing に関しては、新たな約束事があるので、章を改めて説明しましょう。

まず、1NT Forcing から。


 
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