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■ペイントの起動と基本的操作
 いくら基本的な描画テクニックの説明は他人任せとはいえ、最低限必要な操作方法ぐらい説明しておかないと、あまりにも無責任(^_^;)。
 ということで、ここではペイントの起動方法とよく使う基本の操作方法を、ごくごく簡単にご説明します。詳細な操作方法は、ペイントのヘルプをご覧下さい。

◆準備と起動
◆絵を描く前に
 まずは、画面のプロパティで、モニターの表示色数をHighColor(16ビット)以上に設定しておいてください。 256色以下に設定してあると、変な色に表示されてしまい、思ったとおりの絵が描けません。
(表示色数を設定するには、[コントロールパネル]の中の[画面]を開いて、[設定]タブをクリックし、[色]の項目の中から目的のものを選んで[OK]をクリックします)

◆ペイントを起動する
 [スタートボタン]−[プログラム]−[アクセサリ]−[ペイント]と選択すると、ペイントが起動します。下図は、ペイントのスクリーンショット。

ペイント/スクリーンショット

◆キャンバスのサイズを変更する
 ペイントを起動したら、キャンバスのサイズを決めましょう。作業領域は、実際の絵のサイズよりやや大きめに設定するのがコツです。キャンバスサイズはメニューの[変形]−[キャンバスの色とサイズ]で設定できます。
 絵が完成したら、同様にして不要な部分を省いておくことをお忘れなく。

キャンバスの色とサイズ

◆描画
◆ブラシで描く
ブラシ ブラシの種類  ツールボックスからブラシのボタンを選択します。次にブラシの太さや種類を、ツールボックス下部に表示されるパターンの中から選択します。

◆色を選ぶ(その1)
 カラーボックスから、目的の色を選択します。
 また、背景色を選択するには、カラーボックス内の色を右クリックします。
カラーボックス

◆色を選ぶ(その2)
 [色]メニュー(Windows95の場合は、[オプション]−[色の設定]メニュー)で「色の編集」を選択します。
 [色の編集]ダイアログが表示されるので(下図参照)、[色の作成]をクリックし、色の見本の中から目的の色を選択します。
 色の明暗を調整したい場合は、さらに右端のカラーバーで目的の明るさを選択します。
(ここで使用される[色の編集]ダイアログボックスは、カラーボックスをダブルクリックすることでも表示できます)

色の編集

◆キャンバスから色を拾う
スポイト  ツールボックスからスポイトの形をしたボタンを選択します。次に、色を拾いたい場所にカーソルを持っていってクリックします。
 なお、スポイトツールを選択して目的の色の上で右クリックすると、背景色として選択されます。カラーボックスにない色を背景色にしたい場合など、覚えておくと便利です。

◆塗りつぶす
塗りつぶし  ツールボックスから塗りつぶしのボタンを選択します。次に、塗りつぶす領域や図形をクリックします。

◆編集
◆拡大表示する
拡大表示  ツールボックスから、拡大・縮小のボタンを選択し、キャンバスをクリックします。(クリックするたびに、拡大/通常表示が切り替わります)
 拡大表示したときは、メニューの[表示]−[拡大]−[実寸表示]を選択しておくと、実寸のイメージが表示されますので、描画がしやすくなります。
More! →拡大表示の小技へ

◆コピーと貼り付け
範囲指定  コピーする領域を範囲指定して、右クリックでショートカットメニューを呼び出し、[コピー]を選択します。
 再びショートカットメニューを呼び出して[貼り付け]を選択します。

◆お手軽コピー(コピーと貼り付けその2)
 コピーする領域を範囲指定したあと、[Ctrl]キーを押したままドラッグすると、指定した領域をそっくりそのまま複製して動かすことができます。メニューを選択する手間が省けるので、覚えておくとお得(笑)です。
範囲指定する [Ctrl]キーを押しながらドラッグ

◆画面コピー(キャプチャ)
 ペイントの機能というわけではありませんが、覚えておくと便利です。
 [Alt]キーを押しながら[PrintScreen]キーを押すと、アクティブになっているウィンドウやダイアログボックスを、クリップボードにコピーします。
 ペイントのメニューで[貼り付け]を選択すると、コピーした画像をキャンバスに貼り付けます。
※キーボードによっては、
・[GRPH]+[COPY]キーになっている場合
・[Fn]+[Alt]+[PrintScreen]キーになっている場合 もあります。
詳しくは、ご使用のPCの取扱説明書等をご参照下さい。

◆[Shift]キーあれこれ
  1. 丸や四角といった図形を描くときに、[Shift]キーを押しながら描くと、真円や正方形が描けます。
  2. 範囲指定した部分を[Shift]キーを押しながらドラッグすると、ドラッグした軌跡を範囲指定した部分の図形で塗りつぶします。ちょっと変わった「筆」になります。(下図参照)
    More! →変わり筆へ
範囲指定する [Shift]キーを押しながらドラッグ


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