フライボール画像はココをクリック |
ドッグスクール小野ホーム > 訓練競技会 > フライボール(ドッグスポーツ)
※ 以下の内容はJKCのフライボール規定に準じて記載しています。(文面は違います)
◆ 競技の種類
1.チーム競技
(1)チーム競技及びダブルス競技は、2チーム以上の出陳申し込みがあった場合に行われます。
(2)チーム数が3チーム以下の場合はリーグ戦とし、4チーム以上の場合はトーナメント戦とします。
(3)トーナメントの組み合わせは抽選とする。なお、トーナメント表は主催者が作成し、掲示することとする。
2.個人競技:個人競技は8頭以上の出陳申し込みがあった場合に行われます。
(1)出陳頭数が奇数の場合、当該犬は主催者が用意したダミー犬とヒートを行う。
(2)個人競技は、出陳犬の体高により次の3つのカテゴリーに分割する。
カテゴリー | 体高の高さ | ハードルの高さ(上部のカバーは含まない) | |
1, | スモール | (体高35cm未満の犬) | 20cm |
2, | ミディアム | (体高35cm以上43cm未満の犬) | 30cm |
3, | ラージ | (体高43cm以上の犬) | 40cm |
3.アトラクション
(1)主催者は独自の考案によるアトラクションを5種目まで採用することができます。
◆ 競技構成
1.チーム競技
(1)1チームは、4名のハンドラー及び4頭の犬とする。
(2)チームは、補欠の犬を1頭以上、補欠のハンドラーを1名以上用意することができる。
(3)各チームの代表者は、競技開始前にハンドラー名および出陳犬を主催者に提示しなければならない。
(4)補欠の犬または補欠のハンドラーが出陳する場合は、競技開始前に主催者又は審査委員長に報告しなければならない。
2.個人競技
(1)個人競技は、1名のハンドラー及び1頭の犬とする。
(2)ハンドラーは、競技開始前にハンドラー名及び出陳犬を主催者に提示しなければならない。
3,ダブルス競技
1,チームは、2名のハンドラー及び2頭の犬とする。
2,チームは、補欠の犬を1頭以上、補欠のハンドラーを1名以上用意することができる。
3,各チームの代表者は、競技開始前にハンドラー名及び出陳犬名を主催者に提示しなければならない。
4,補欠の犬または補欠のハンドラーが出陳する場合は、競技開始前に主催者又は審査委員長に報告しなければならない。
◆ ボックスローダー
競技には、1名のボックスローダーを必要とします。
(1)ボックスローダーは、原則として当該チーム及び当該出陳者が用意します。
(2)主催者は、予めボックスローダーを用意しなければならない。
(3)ボックスローダーは、ボックスの後部末端に両足が触れる場所に位置し、ボックスにボールをセットする時及び転がったボールを
回収する時を除き、直立して手を後に組んでいなければならない。
(4)ボックスローダーは、声援により犬を勇気づけることができます。
(5)ボックスローダーは、審査員によりそのヒートが終了したことを宣言されるまで、所定の位置を離れてはいけません。
◆ コース
1.競技リング
(1)競技を行うリングは、最低25m×10m以上とします。
(2)リングはネットまたはフェンス等の適切な手段で囲むこととします。
2.レーン
(1)レーンの構成は、次のとおりとする。
A .スタート、フィニッシュラインの手前に6mの助走区間を設けなければなりません。
B .スタート、フィニッシュラインから第1ハードルまでの距離は1.8mとします。
C. 4台のハードルは、各3mの間隔で設置しなければなりません。
D. 第4ハードルからボックスペダルまでの距離は4.6mとします。
E .2つのレーンの間隔は最低3m、最大6mとし、レーンの幅は90cmとします。
(2)個人競技において、ヒートで使用するレーンは、予め主催者によって決定する。なお、ヒート毎のレーン変更は行わず、同一レーンで行うこととする。
(3)チーム競技及びダブルス競技において、ヒートで使用するレーンは、競技開始前に抽選によって決定する。
なお、ヒート毎のレーン変更は行わず、同一レーンで行うこととする。
◆ 参加資格 | |
競技会への出陳は、次のとおりとする。 | |
1. | 本会登録犬(アペンディクス登録犬を含む)、及び本会の非公認団体登録犬・交雑犬とする。 |
2. | クラブ会員が所有していること。 |
3. | チーム競技、ダブルス競技、個人競技は、生後12ヵ月1日以上とする。 |
4. | アトラクション競技は、生後9ヵ月1日以上とする。 |
【下記のリング図はサムネイル方式で作成しています。】 クリック |
ボックスローダーの立ち位置 | |
※ 立ち位置は上記の4つのポジションを良い例としています。 | |
ボールの飛行曲線においては、ボックス上部のソフトカバーに触れてはならない。 |
◆ ボール・首輪
(1)ボールは原則として、空気の抜けていない正規のテニスボールとします。
ただし、犬のサイズを考慮し、危険性のない弾むボールで、審査員長が認めた場合使用することができます。
(2)出陳犬の首輪は、競技中に危険が及ばないことを原則とし、緩んだ状態が維持できる平首輪(フラット・カラー)及び胴輪(ハーネス)とする。
◆ 用具
(1)ハードル
危険防止のため、ハードルの上部はカバーを被せなければならない。(カバーの厚みはハードルの高さに含まれない)
個人競技において、ハードルの高さは、スモール20cm、ミディアム30cm、ラージ40cmとする。
(2)ボックス
ボールの飛行曲線においては、ボックス上部のソフトカバーに触れてはならない。なお、基板の長さは60cmから65cmとし、幅は30cmとする。
(3)バックストップ・ボード
(4)スタート・フィニッシュポール
(5)ジャッジ・パネル
◆ ヘルパー
各チームは、ボールの回収及び倒れたハードルの設置を行うヘルパーを用意することができる。
◆ コース | |||
ハードル | |||
(1) | 個人競技において、ハードルの高さは、スモール20cm、ミディアム30cm、ラージ40cmとする。なお、ハードルの高さには上部カバーの厚みは含まないこととする。 | ||
(2) | チーム競技及びダブルス競技において、ハードルの高さは、当該チームの中で最も低いカテゴリーの高さとする。 | ||
◆競技構成 | |||
補欠の犬または補欠のハンドラーが出陳する場合は、競技開始前に主催者又は審査員長に報告しなければならない。 |
◆ ヒート | |||
1.チーム競技 | |||
(1) | チーム競技及びダブルス競技のヒートは、2チームにより行われる。 | ||
(2) | ヒートのスタートは、メインジャッジの合図で開始されます。 | ||
(3) | スタート合図の前に犬の身体のいずれかの部分がスタート/フィニッシュライン(2本のスタートフィニッシュポールを結ぶ架空の線)を越えた場合は、再度スタートします。 ただし、二度続いた場合は当該犬はフライングと判断されます。 |
||
(4) | 犬は静止した体勢、またはランニングの体勢からスタートすることができます。 | ||
(5) | 犬は4つのハードルを跳び越え、ボックスのペダルを踏み、ボールを咥えたまま4つのハードルを跳び越え、戻って来なければなりません。 | ||
(6) | 走行中の犬の身体の一部がスタート/フィニッシュラインを越えたとき、次の犬がスタートすることができます。 万一、これに違反した場合、当該犬はフライングと判断されます。 |
||
(7) | 走行中の犬がハードルを転倒させた場合、そのハードルが立っていると仮定して跳び越えていれば失敗となりません。 ただし、ヘルパーは走行の妨害または誘導とならない限り、ハードルを立て直すことができます。 |
||
(8) | チーム競技においては4頭目の犬(又は、再度走らなければならなかった犬)、ダブルス競技においては2頭目の犬(又は、再度走らなければならなかった犬)の身体の一部がフィニッシュラインを先に通過したチームが、そのヒートの勝者とします。 | ||
(9) | ヒートを3回行ったうち2回勝ったチームが、その競技の勝者となります。 | ||
(10) | ヒートの終了は、チーム競技においては両チームの4頭目の犬(又は、再度走らなければならなかった犬)、ダブルス競技においては2頭目の犬(又は、再度走らなければならなかった犬)がフィニッシュした時とする。 | ||
2.個人競技 | |||
(1) | 個人競技のヒートは、タイムトライアルによって行います。 | ||
(2) | ヒートのスタートは、メインジャッジの合図で開始されます。 | ||
(3) | スタート合図の前に犬の身体のいずれかの部分がスタート/フィニッシュラインを越えた場合は再度スタートします。 ただし、二度続いた場合は当該ヒートは中止と判断されます。 |
||
(4) | 犬は静止した体勢、またはランニングの体勢からスタートすることができます。 | ||
(5) | 犬は4つのハードルを跳び越え、ボックスのペダルを踏み、ボールを咥えたまま4つのハードルを跳び越え、戻って来なければなりません。 | ||
(6) | 走行中の犬がハードルを転倒させた場合、そのハードルが立っていると仮定して跳び越えていれば失敗となりません。 ただし、ヘルパーは走行の妨害または誘導とならない限り、ハードルを立て直すことができます。 |
||
(7) | 犬の身体の一部がフィニッシュラインを通過した場合にゴールとなります。 | ||
(8) | ヒートを3回連続行ったうち、最も早いタイムを当該犬のベストタイムとします。 | ||
(9) | ベストタイムによって成績を決定します。 | ||
(10) | 妨害により、当該ヒートのタイム計測ができなかった場合は、再度ダミー犬と残りのヒートを行う。 |
◆ 違反・中止・失格
1.違反
(1) チーム競技及びダブルス競技において次に該当した場合、当該犬はチームの最後尾で再度走らなければなりません。
1.出陳犬がフライングと判断された場合
2.出陳犬がいずれかのハードルを跳び越えなかった場合
3.出陳犬がボックスペダルを踏まなかった場合
4.出陳犬がボールを咥えずフィニッシュラインを通過した場合
5.ハンドラーの足がスタート/フィニッシュラインを越えた場合。ただしハードルを立て直す場合又はボールを拾う場合を除きます。
6.ハンドラーまたはボックスローダーによるアシストがなされた場合
2.中止
(1)次に該当した場合、ヒートは中止とし当該チーム又は当該犬は敗者となります。
1.出陳犬が競技に意欲を見せない場合
2.出陳犬がレーンに排泄した場合
3.出陳犬が逸走した場合
4.出陳犬又はチームのメンバーが一方の出陳犬、又はチームを妨害した場合。
ただし出陳犬がこぼれたボールを追うことは妨害とになされません。
5.音の鳴るモチベーターを使った場合。
6.メインジャッジが中止と判断した場合
3.失格
(1)次に該当した場合、当該チーム又は当該犬は失格となります。
1.出陳犬またはチームのメンバーによる妨害が度重なった場合
2.リング内でおやつを使用した場合。
3.メインジャッジが失格と判断した場合
◆ 席次
(1)チーム競技及びダブルス競技のトーナメント戦において3席及び4席は、決定戦によって決定する。なお、5席は当該席次が対象となるヒートタイムによって決定する。
(2)チーム競技及びダブルス競技のリーグ戦において、勝敗が同率の場合はヒートの勝率によって決定し、なお同率の場合はヒートのベストタイムによって決定する。
(3)個人競技は、スモール、ミディアム及びラージカテゴリーにおいて、ベストタイムによって決定する。
(4)個人競技において、ベストタイムが同タイムの場合は、年齢の若い犬を上位とします
◆ | フライボールチャンピオンポイントの交付 | |
FB・CHポイントの交付は、競技によって次のとおりとする。 | ||
1. | チーム競技・ダブルス競技 | |
本部主催 | 7ポイント | |
東・西日本ブロック訓練士協議会主催 | ||
ブロック協議会主催 | 5ポイント | |
ST連合主催 | ||
クラブ主催 | 3ポイント | |
2. | 個人競技 | |
本部主催 | 5ポイント | |
東・西日本ブロック訓練士協議会主催 | ||
ブロック協議会主催 | 3ポイント | |
ST連合主催 | ||
クラブ主催 |
◆ ポイント交付の成績
(1)チーム競技
当該競技会において、1席となったチームの4頭に交付。ただし、決勝競技において2ヒート勝利を条件とする。
(2)ダブルス競技
当該競技会において、1席となったチームの2頭に交付。ただし、決勝競技において2ヒート勝利を条件とする。
(3)個人競技
ア 各カテゴリーのベストタイムの犬に交付する。
イ 各カテゴリーのベストタイムに2.0秒加えたタイム以内で完走した犬に交付する。