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オビディエンス


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◆オビディエンス
2014年5月12日更新

オビディエンス関連規定
オビディエンスの出陳、受験について
オビディエンスビギナー1、2は競技会のみとなります。
オビディエンス1〜3は、競技と試験が同時となっており、競技会の得点(成績)がそのまま試験の得点(成績)となります。
オビディエンス試験は、競技会会場でのみ実施します。(公認訓練所不可)
出陳料と受験料が必要となります。(出陳のみ、試験のみという選択は不可)
出陳するクラスの試験に合格登録済みの場合は、出陳料のみとなります。
出陳料:1頭につき10000円
受験料:1頭につき5000円
オビディエンスは、各科目ごとに順を追って受験しなければなりません。
1 オビディエンスビギナーの受験資格は、本会会員が所有する、9ヵ月1日以上の本会登録犬または本会の非公認犬種・本会の非公認団体登録犬・交雑犬となります。
2 オビディエンス1の受験資格は、本会会員が所有する、9ヵ月1日以上の本会登録犬で、CD2(家庭犬中等科)以上の訓練試験に合格し、登録していなければなりません。
3 オビディエンス2・3の受験資格は、下のクラスに合格し、登録していなければなりません。3は生後15カ月1日以上とします。
試験の合否
1 満点を320点とし、合計得点が224点(70%)以上を合格とします。
2 一つの課目が0点であっても、合格点に達していれば合格となります。
合格の評価
1 V(優):288点以上
2 SG(特良):256点〜287点
3 G(良):224点〜255点
競技(試験)
1 競技(試験)は、3頭から6頭を1組として行う課目がありますので、3頭以上の出陳申込がない場合は中止とします。
当日、欠席のため頭数不足となった場合は、ダミー犬を使用します。
2 発情犬はクラスの最後の組で競技するこになります。
頭数によってはダミー犬を使用します。
オビディエンスに出陳する同一犬の重複出陳については、次のいずれかとします。
1 家庭犬中等科から大学科のうち1つのクラス。
2 服従作業中等科・臭気選別及び足跡追及の部のうち1つのクラス。
審査について
得点は課目の終了ごとに、審査員が掲示します。
1 得点は5点〜10点(0.5点刻み)とし、5点未満は全て0点となります。
2 課目の得点は審査員が掲示した得点に、課目で定められた係数を乗じたものとなります。
総合得点が同点の場合は、指定課目の合計得点の高いものを上位とします。
指定課目の合計得点も同じの場合は、担当審査員が判定します。
1 オビディエンス1の指定課目・・・・・課目4,6,7
2 オビディエンス2の指定課目・・・・・課目3,5,6
3 オビディエンス3の指定課目・・・・・課目3.5.6
トレーニングチャンピオンポイントについて
満点を320点とし、合計得点が256点(80%)以上の得点を得た犬に、メジャートレーニングポイントを付与します。
その他の注意事項
1 競技進行は、全てスチュワートが行います。
2 脚側行進のコースは、当日の朝に発表します。
3 チョークチェーンで犬の首が絞まる状態は不可とします。
4 リードを外して肩に掛ける場合は、留め具は右側(犬側不可)の位置とします。
5 各課目終了後に軽く褒めることは認められます。(犬を軽く撫でる程度)
6 リングの広さは、約30m〜40m位を必要とします。
7 目印は三角コーン(高さ15cm〜30cm位)とします。

オビディエンス科目規定
オビディエンス ビギナー1:各課目 声・視符の使用可
犬と対面しての30秒間の停座(紐付);係数3
指導手は、犬に引き綱を付けて所定の位置に脚側停座させる。(それぞれの犬の間隔は約3mとし、横一列で3頭〜6頭並ぶ)
指示により指導手は犬に待てを命じ、引き綱を弛ませた任意の距離で犬と対面する。約30秒間経過後、指示により指導手は常歩で犬の左側から後方を通り犬の元に戻り、指示により終わる。
犬と対面しての30秒間の伏臥(紐付);係数2
指導手は、犬に引き綱を付けて所定の位置に犬を脚側停座させる。(それぞれの犬の間隔は約3mとし、横一列で3頭〜6頭並ぶ)
指示により脚側停座の状態から、1頭ずつ伏臥を命じる。最後の指導手が犬を伏臥させた後、引き綱を放し犬に待てを命じ、約5m離れて犬と対面する。約30秒経過後、指示により指導手は常歩で犬の左側から後方を通り犬の元へ戻り、指示により1頭ずつ脚側停座(右から伏臥を指示した場合、脚側停座は左側から順に指示する。)させ、指示により引き綱を手に持ち終わる。1頭ずつ犬を伏臥または脚側停座させる際に、犬が他の指導手の命令で行動した場合、新たな命令をしてはならない。(犬はその状態のままとする。)
紐付脚側行進;係数3
出発点で犬を脚側停座させる。指導手は左手に引き綱を持ち待機する。準備が確認されたら、指示によりA前、B右へ(90度)、C左へ(90度)、D回れ右、E止まれ、F速歩を含んだ脚側行進を行い、指示により指導手は停止し、犬に脚側停座させ、指示により終わる。スタート時及び歩度変換の際は、政府を与えなければならない。ただし、乱用及び誘導的な態度は、その程度に応じて減点される。出場犬は原則的に同じコースで行う。回れ右の場合、指導手と犬はともに同じ方向に回らなければならない。
行進中の伏臥;係数3
指導手は、犬に引き綱を付けて所定の位置に犬を脚側停座させて待機する。指示により脚側行進を行う。指示により伏臥を命じると同時に引き綱を放し、指導手のみ行進し指示により対面する。指示により指導手は犬の左側から後方を通り犬の元に戻り、指示により脚側停座させ、指示により引き綱を手に持って終わる。
伏臥伴う招呼;係数4
指導手は、犬に引き綱を付けて所定の位置に犬を脚側停座させる。指示により犬を伏臥させ、引き綱を放す。指示により指導手は犬に待てを命じ、指示された方向に約5m離れて対面する。指示により犬を招呼する。犬は直接脚側停座するか、または指導手の直前に一旦対面停座してから、脚側停座させる。さらに、指示により引き綱を持ち、指示により行進して、指示により脚側停座で終わる。
扱い方  人/犬 ;係数1
作業終了後の落ち着き度、楽しい動作、各課目の指導手と犬の態度。

オビディエンス ビギナー2
犬と対面しての30秒間の停座(声符のみ);係数2
指導手は、犬に引き綱を付けて所定の位置に脚側停座させる。(それぞれの犬の間隔は約3mとし、横一列で3頭〜6頭並ぶ)
指示により引き綱を外し、指示により指導手は犬に待てを命じ、約10m離れて犬と対面する。約30秒間経過後、指示により指導手は常歩で犬の左側から後方を通り犬の元に戻り、指示により終わる。引き綱を外した時点から犬を触ってはならない。外した引き綱は、指導手の肩にかける。
犬と対面しての1分間の伏臥(声符もに);係数2
指導手は、所定の位置に犬を脚側停座させる。(それぞれの犬の間隔は約3mとし、横一列で3頭〜6頭並ぶ)
指示により脚側停座の状態から、1頭ずつ伏臥を命じる。最後の指導手が犬を伏臥させた後、指示により犬に待てを命じ、約10m離れて犬と対面する。約1分間経過後、指示により指導手は常歩で犬の左側から後方を通り犬の元へ戻り、指示により1頭ずつ脚側停座(右から伏臥を指示した場合、脚側停座は左側から順に指示する。)させ、指示により引き綱を付けて終わる。1頭ずつ犬を伏臥または脚側停座させる際に、犬が他の指導手の命令で行動した場合、新たな命令をしてはならない。(犬はその状態のままとする。)
紐付き脚側行進(声符のみ);係数3
出発点で犬を脚側停座させる。指導手は左手に引き綱を持ち待機する。準備が確認されたら、指示によりA前、B右へ(90度)、C左へ(90度)、D回れ右、E回れ左、F止まれ、G速歩を含んだ脚側行進を行う。指示により指導手は停止し、犬に脚側停座させ、指示により終わる。スタート時及び歩度変換の際は、声符を与えなければならない。ただし、乱用及び誘導的な態度は、その程度に応じて減点される。出場犬は原則的に同じコースで行う。回れ右の場合、指導手と犬はともに同じ方向に回らなければならない。
紐無し脚側行進(声符のみ);係数4
  指導手は、犬に引き綱を付けて出発点で待機し、指示により引き綱を外し、指導手の肩にかけて、課目3の要領で行う。
行進中の伏臥及び招呼;係数3
指導手は、犬を所定の位置に犬を脚側停座させて待機する。指示により指導手は、常歩で脚側行進し、約5mの地点で指示により伏臥を命じる。指導手は止まることなく振り返らず、引き続き約10m直進し対面する。指示により犬を招呼する。犬は直接脚側停座するか、又は指導手の直前に一旦対面停座してから、脚側停座させて終わらせる。対面停座した場合のみ、脚側停座を促す声符をかけることができる。
前進(声符及び視符);係数3
指導手は、犬を所定の位置に脚側停座させて待機する。指示により指導手は犬に待てを命じ、約10m前方の3m四方の区域内で停止させる。(犬は停座、伏臥、立止のどの体勢でも良い)指示により指導手は、常歩で犬の左側から後方を通り、犬の元に戻り、指示により基本姿勢をとらせて終わる。犬の前進させる時のみ声視符同時なら許される。犬の体の一部が区域内に接している場合は、状態に応じて減点とし、区域外であれば区域内に入れる命令をかけても良いが、減点となる。また、四隅のコーンに犬の鼻が触れると減点となる。引き綱は、3m四方の区域内のどの場所に置いても良いが、反射する色の引き綱は認められない。3m四方の各コーナーにはコーンを置く。
遠隔操作(声符及び視符);係数3
  犬を所定の位置に脚側停座させる。指示により指導手は犬に待てを命じ、常歩で指示された方向に約10m離れて対面する。指示により犬を伏臥させる。指示により指導手は常歩で犬の左側から後方を通り犬の元に戻り、指示により脚側停座させて終わる。指導手の命令は、犬の姿勢を変える時のみ、声視符同時なら許される。
扱い方  人/犬 ;係数1
指導手と犬との調和と稟性。


オビディエンス1 競技課目及び実施要領
10
11

オビディエンス2 競技課目及び実施要領
10
11

オビディエンス3 競技課目及び実施要領
10