皇帝の正しくないチェス

3.4 2001年


1月28日

 この日は大阪のアンパサンにて、西日本チェスクラブの交流戦。イベント好きの私は、勿論参加です。本来は対抗戦としたいということでしたが、各クラブの参加人数調整が難しく、それは断念。でも、今後もこういうイベントは続けて欲しいです。
 今回の目的といえば、実は4月から名古屋に転勤になったので、名古屋チェスクラブの皆様に御挨拶。そして何よりも、黒白師匠に本を借りっぱなしだったので、それを返さねば(自爆)。
 対局は3局。現在の私のレートは1446で、いずれも自分と近いレートの方でしたが・・・。
・1R vsY氏(レート1471) 私の白番
 黒白師匠曰く、お相手のY氏は「プロブレムの帝王」らしく、私の苦手なタイプ(というより、私はプロブレムが苦手・笑)。
 私の初手は勿論1.e4で、Y氏の応手は1. ... c6でカロカン。カロカンも私の弱点の一つで、メインラインをちょっろっとしか抑えていないという実情です(涙)。
 結局、良いところ無く、24手でクイーンを殺されてリザイン。指し回しも勘が戻らず、いやな気分になります(苦笑)。
・2R vsK氏(レート1305) 私の黒番
 1.e4 e5 2.Nf3ということで、2. ... f5でラトビアンです。指し慣れたラトビアンとはいえ、この日は明らかにチグハグな指し手に終始します(涙)。
 徐々に不利に追い込まれ(自ら?)、顔面蒼白だったのですが、土壇場でピースをタダで頂きまして、何とか21世紀の1勝目を記録しました。威張れませんですけど(苦笑)。
・3R vsH氏(レート1446) 私の黒番
 偶然にも同レートの対決となりましたが、もう一度ラトビアンです。
 序盤から早々に間違えてもらいまして、白キングを追い回し、優位な局面を築きましたが、その後の指し手が続きません。
 こちらが優勢のままクイーンを交換したものの、ずるずると互角模様に変化していき、思わずルークを殺されてギブアップ。

 翌週に福岡選手権を控えての参加でしたが、とにかく感覚が狂っていてどうしようもありませんでした。先に挙げた目的は無事に達したものの、ヒドイチェスでした。

2月4日

 JCAの福岡選手権に参加。先週の惨敗以降、手元にあるフィッシャーの「My 60 Memorable Games」とスミスロフの「125 Selected Games」を1日に2〜3局並べました。泥縄ですが、「チェスの感覚」を戻さねば、ということです
 今年の参加者は10人と少なく、私のレート順位は下から2番目です。

・1R vsM女史(レート1130) 私の黒番
 いきなりの最下位対決です(笑)。局面は当然のラトビアンですが、M女史はそこまでご存じないので(というより、2年前に一度ラトビアンで対局しているのですが、お忘れのようです)、センターをきっちりと抑えさせてもらい、19手目でクイーンを頂きました。  まずは1P確保です。
・2R vsO氏 (レート1854) 私の黒番
 「最近は調子悪くて・・・」と、対局前から愚痴をこぼすOさん(笑)。局面はダッチですが、3.Nc3 Bb4 4.a3 B×c3で、cファイルに白のダブルポーンが残ります。ニムゾ・インディアンにも似たような展開がありますね。
 ここからクローズな局面へと進みますが、白のcファイルには依然としてダブルポーンが残り、しかも孤立状態です。こういう展開なら、ナイトを2つ残す私の方が明らかに優勢ですが、35手目でお互いに残り時間は5分を切り、36手目でドローとなりました。
 時間があれば、勝てるとは思いますが、まぁ、良しとしましょう。
・3R vsT氏 (レート1756) 私の白番
 Tさんはフランスのお方です。ツーナイツとなったので、マックスランゲです。
 ところが、Tさんはマックスランゲをうろ覚え。9.Q×f6と思わずポーンを取ってしまい、こちらがピースアップです。
 さらにもう一回間違えてもらって、圧倒的にこちらが優位です。Tさんはポーンのプロモーションに賭けましたが、きっちりと守りきって勝ちました。
 ここまでで2.5P、あっと驚く単独2位です(汗)。
・4R vsJ氏 (レート1853)私の白番
 Jさんはブラジルの方、福岡は国際色豊かでよいですね。Jさんは3Rでの全勝対決を制し、「もう引き分けでよいですよー」と余裕の表情(というより、やる気無いんじゃ・・・)。チェス人生初の1番ボードでの対局となりました(笑)。
 今回はジオッコ・ピアノとなりましたので、そのままエバンス・ギャンビットに突入です。4.... B×b4はあっさり取ってきましたが、その後のJさんの指し手が進みません。11手でJさんの時間消費は既に25分(40手50分+15分の対局です)。
 実は先に間違えたのは9手目の私なのですが、Jさんの表情は曇りっぱなし。私の1ポーンダウンのまま18手目を迎えますが、Jさんの残り時間は10分ほどで、ドローを提案されました。
 こちらの1ポーンダウンとはいえ、キングサイドへの私の攻撃筋があるので、Jさんも無理は出来なかったようです。こちらは喜んでドローに同意しました。
 局後のJさんですが、「この手はおかしいよねー」と自分の指し手の一つ一つに自信が無い様子。「いいえ、あってますよ」と答えると、「えっ、そうなのー?もっと勉強してきます」だそうで(笑)。

  

 ということで、4Rで3Pは2位タイです。優勝は4局目に対戦したJさんですが、既に広島選手権で全日本への出場権を獲得しており、福岡選手権での出場権は私へと回ってきました。
 まぁ、こんな機会もなかなか無いでしょうから、喜んで出場させてもらうことにしました。家に帰って、JCAのHPで昨年度の参加者名簿を見たのですが、顔面蒼白。勝てないまま1週間過ぎてしまう気がしないでもないですが・・・(汗)。
 何はともあれ、5月には全日本選手権です。さて、勉強しなくっちゃ!!
 実は一昨年の大分でのチェスセミナーで、講師のWさん(日本チャンピオン)に「再来年の全日本には出ますよー」と豪語していたので、無事に約束を果たすことが出来ました。Wさんにメールで御報告したら、予想通りの暖かくちょっぴり冷たいお褒めの言葉を頂きました(笑)

2月25日

 この日は大分選手権です。大分にはチェスセミナーで行ったきりだったので、転勤前に大分に行かねば!ということで参加しました。
 朝の5時過ぎに起床。5時半過ぎに家を出て、博多駅を6時半前発のソニックに乗車。大分にたどり着いたときには妙な満足感で一杯でした(笑)。お迎えはJony君です。

・1R vsO氏 (レート1854) 私の黒番
 福岡選手権でも私の黒盤で対決して引き分けでした。1番ボードでの対局だったので、我々で白黒を決めました。白を取ったO氏は福岡選手権での敵討ち(?・ドローだったのに)とばかりに気合い十分です。
 当然のダッチですが、今回はBb4のピンは無視されました。白がキャスリングしたところで、こちらからB×c3とダブルポーンを作りにいきました。
 19手目でうっかりポーンをタダ取りされ、その後は必死の引き分け狙い。しかし、やや不利の局面ではエンドゲームの技量でまともに差がつきます(涙)。
 56手目まで粘りましたが、そこで諦めました。
・2R vsH氏 (レート1641) 私の黒番
 何故か相性の良いH氏。過去の対戦成績は私の1勝2分です。これも局面はダッチです。
 12手目にうっかりポーンをかすめ取られ(こんなんばっかしや)たのですが、ここで開き直りのキングサイドアタックを敢行。
 あわやメイトの局面を作り出し、そのままピースを取って形勢逆転。ここらへんが相性かいな(笑)。その先は間違えずにきっちりと勝たせてもらいました。
 無事に1P獲得です。
・3R vsH氏(レート1446) 私の白番
 大阪の交流戦、3Rで対戦して負かされた方です。前回とは白黒逆でリベンジといきたいところですが、局面はペトロフ。勘弁してくれ(涙)。
 うろ覚えだったのですが、4.N×f7を敢行!明らかに動揺し、指し手の鈍るH氏。ついでにフォークまでひっかかってくれて形勢は逆転です。
 と、こんどはこちらの相性が悪いのか、何故か間違える私(号泣)。そのまま押し切られてしまいました。
 H氏は3勝1敗の3Pで2位。全勝優勝のO氏が選手権辞退で、大分の代表権を持っていきました。おめでとう!全日本では一緒に頑張りましょう!!
・4R vsM氏(レート1285) 私の白番
 対局前から「終わったら、もう帰るから」と明らかにやる気の無さげなMさん(笑)。
 あっさり9手で終わらせてしまいました(苦笑)。

 大分の代表Kさんは、立派なHPを作られていまして、その中で渡辺FMのチェス講座が連載されています。
 渡辺FMのチェスセミナーもいろいろなところで開催されていますが、大分が最初でした。そういう意味でもKさんのチェス普及の努力には頭が下がります。
 一応、2P獲得したことも相まって、楽しい大分選手権でした(翌日はマトモに仕事にならなかったことを付記しておきます。疲れました・笑)。

4月28日〜5月5日

 チェス歴2年半にして、全日本選手権出場を成し遂げました。

 8日間にわたる真剣勝負を心ゆくまで楽しんできました。

 結果、その他については、「2002 全日本選手権参戦記」と題して、別頁を用意しました。是非、御覧になってください。

5月27日

 全日本選手権終了後、しばらく腑抜けの如くなっておりましたが、いよいよの名古屋デビューです。
 翌週が名古屋オープンですから、そろそろ気合いを入れないと!ということですね。
 ということで、この日は2局です。

・1局目 vsS氏 (レート2216) 私の黒番
 名古屋チェスクラブ代表のSさんは、オリンピック代表に名を連ねる日本有数のチェスプレイヤーです。
 そんな方を相手にして、ラトビアンを指そうという私は無謀というか何というか・・・、ということでわずか14手で秒殺(笑)されました。
 局後、2手目のf5にSさんは、「コレしか指さないの?」とのお尋ね。「ハイ・・・」と小声で答える私に、「うーん、これは良くないね」とアッサリ(涙)。

 

・2局目 vsH氏 (レート1811) 私の白番
 僕より若いであろうHさん、きっと名古屋チェスクラブのホープなのでしょう(推定)。それはそうと、局面はシシリアンのグランプリアタックです。
 早々にうっかりとポーンを無償で進呈してしまい(注:いつものこと)、私は例の如きキングサイドに猛攻撃。2ポーンダウンになってもなんのそのの猛攻撃に、Hさんはうっかりミスで大逆転!
 しかしながら、度重なる勝利のチャンスを全て見逃し(注:いつものこと・涙)、結局はドローになりました(号泣)。

 勝てなかったとはいえ、名古屋デビューとしてはまぁ、良しとしましょう(笑)。

6月2日〜3日

 さてさて、いきなりの大舞台、名古屋オープンです。何がビックリかって、参加者の数!
 30人を越える参加者は、東京から学生軍団が!大阪からアンパサンの強豪が!福岡から今日も弱気なOさんが(笑)!ぞろぞろと集合しまして、全日本選手権並の顔ぶれです。

 今回の目的は、・・・えーっと、まぁ参加者のうち4人を家に泊めることかな(爆)。

 宿泊者の一人、hiyagon先生からは、貢ぎ物として「The Complete Pirc」を頂きました。何が嬉しいかって、直筆サイン入り(笑)!!

 初日、2日目とそれぞれ3局ずつ、合計6Rです。余りの参加者の多さに、急遽Bクラスが設けられたのですが、Bクラスはレート1900以下!?そりゃムゴイって(涙)。

・1R vsU氏 (レート1843) 私の白番
 こういう場合、よくある話なのですが、ピルツの本をもらったその直後に、いきなりのピルツ(涙)!まだ読んでないって・・・。
 「fポーンを突かずにはいられない病(?)」の私はオーストリアン・アタックに持っていったのですが、やはり知識と経験の差が明瞭に出て、押し切られました。
 最後はポーンエンディングの基礎の基礎さえわかってないことを露呈するという情けなさでした(号泣)。
・2R vsF氏 (レート1973) 私の白番
 1.e4 c5 とシシリアンになったので、グランプリ・アタックです。
 あれあれ?と思っていると、私がよーく勉強していたライン、すなわちフィアンケット・ギャンビットへと・・・。
 そのまま19手で快勝し、名古屋オープンのベストゲームの出来上がりとなりました(^^)v。
 特別にこの棋譜の解説は→こちら
・3R vsO氏 (レート1910) 私の黒番
 Oさんの初手1.d4 に対して、こちらは1. ... f5 としました。実は今回から、d4対策のダッチを、ストーンウォールからレニングラードへと変えることにしました。
 密かにうまく指していたようで、20手前後の時点では「互角、またはやや黒有利(hiyagon先生談)」の局面だったのですが・・・。
 最後の方は時間も足りなくなり、悪手を連発(涙)。42手で押しきられました。

 初日の夜は20人以上で宴会。終了後は、いるか師匠を筆頭に、黒白師匠、hiyagon先生、curry_and_rice君が皇居(つまりは、うちね)に宿泊。秘蔵の古酒(泡盛)を堪能(?)しました。
 優勝狙いのhiyagon先生を潰すという計画もありましたが、2時あたりが限界で、curry君が座椅子、hiyagon先生はソファーと、もう適当に就寝ということになりました。

・4R vsHo氏 (レート1811) 私の黒番
 先週の例会ではドローだったHo氏。白黒逆での再戦です。
 1.Nf3 とレティ・オープニングですが、慌てず騒がずに1. ... f5 とします。楽だぜ、ダッチ(笑)。
 終始、こちらが有利だとは思いましたが、40手を越えると、時間が怪しくなってきます。結局、ポーンだけが残って46手でドロー。難しい中盤でした。
・5R vsS氏 (レート1847) 私の白番
 元福岡チェスクラブ同士の対決です。Sさんは、現在大阪在住(そこまで言わんでいい)。
 局面はツーナイツからのマックス・ランゲ・アタックで、実は以前に僕が勝った定跡です。
 にもかかわらず間違えるSさん。ニヤリとしながらも悪手で応対するオレ(号泣)。無茶なナイト・サクリファイスをかまして、負けてしまいました。勿体ない・・・。
・6R vsHa氏 (レート1925) 私の黒番
 1.d4 f5 でまたもやレニングラード・ダッチへと持っていきます。
 途中、ピースアップのチャンスを、眠気のあまりにアッサリと見逃し(別の手を指した瞬間に気付いた・涙)、互角模様。
 互角模様を何とも出来ないのが世の常で、最後は妙手(その名の通り、「妙で意味のない手」)を指して、負けました。

 結果は、1勝4敗1分という数字でしたが、対戦相手は全てレート1800以上だったために、パフォーマンスは1680ちょいです。まぁ、良しとしましょう。

 優勝は5Pのhiyagon先生。いるか師匠もBクラス(全日本の結果がレート計算されていないため)トップタイでした。

6月24日

 このHPをきっかけに、名古屋のチェスクラブに来てくれた人が2人もいました。嬉しいですね。HPを作っている甲斐があります。

 ということで、名古屋チェスクラブの例会で2局。ついつい新入りのfox_masakikiさん、佐藤竜一さんの目が気になるオレ(笑)。

・1局目 vsK氏 (レート1800〜1900くらい?) 私の白番
 初対決ではお互いの手の探り合いですね。1.e4 e5から、局面はペトロフに。
 ペトロフ対策といえば、4.Nxf7というナイト捨てのギャンビットがあるわけで、他人の目が気になる私は、ついついそれをやってしまうわけで・・・。
 「えっ!?」という表情で、このナイト捨てを見つめるKさんですが、さすがは上級者。4. ... Kxf7のあと、確実にこちらの攻撃を受け止め(注:私自身がそれほどわかっていないし)、23手で私がリザインとなりました。

・2局目 vsF氏 (レート1973) 私の白番
 名古屋オープンで私が勝たせていただいたFさん。今回も私が白番でグランプリ・アタックとなったわけですが、とりあえずの対策は練っていた模様。
 前回のような甘い手筋を与えてくれません。うーん、どうしようと思う私の頭をよぎったものは、キャスリング前の黒キングに対しての、10.Bxf7というサクリファイスです(だから、他人の目を気にすんなっての)。
 こちらも「うへ!?」という反応でしたが、所詮は無理なサクリファイス。こちらも34手でリザインとなりました。
 ところが、面白かったのが感想戦。名古屋チェスクラブ代表のSさん(レート2216:オリンピック日本代表)がこちらにつき、「いや、このサクリファイスの後でね・・・」と手を進めると、どうやっても白が勝ってしまいます(笑)。
 僕が発言する隙もなく、「ほら、白の方が面白いよ」と大変身になる感想戦でした。

 やはり名古屋はレベルが高い!先が思いやられます(苦笑)。

9月8日〜9日

 いや〜、しばらく例会をさぼってしまって、どうしようかという時のアンパサンイベント。

 今回は東京学生軍団が押し寄せての講義その他です。いるか師匠と私がずうずうしくもそれにお邪魔することになりました。

 1日目のしょっぱなは、I君vs大沢、三阪−K氏の対戦を日本代表のhiyagon大先生が大盤で解説するというものです。

 某FM様の講義ではおとなしかった聴取者も、今回は容赦なし。対局者はヘッドホンで音楽を聴かされているものの、多くの意見から時には罵声(?)まで飛び交う活発なものでした。
 結果は、夜行列車で立ちっぱなしだった学生2人を、大阪代表がいずれも逆転勝ちするという、実に観客を魅了する展開に、聴取者はやんやの大喝采。その陰で「あとで説教してやる!」とばかりに唇をかみしめるhiyagon先生の表情が印象的でした(やや誇張アリ)。
 また大阪代表としてこの対局モルモット(?)となった、I君はyahooのjava_hat君だったことが後で判明して、これも驚くやら嬉しいやらの出来事でした。

 

 続いては、ryuujii先生の目隠し3面指し。「目隠しチェスは脳に悪影響を与える」なんてことが何かの本に書いてあった気がしますが、それはそれとして。
 普通に考えれば、3人の対戦相手が順番に手を指すかと思いきや、ryuujii先生に与えられる指し手は、この3つの局面がランダムに与えられるという厳しいもの(対戦相手に持ち時間が与えられているため)。
 惜しくも2勝1敗だったものの、イリーガル・ムーブ(存在しない手、不可能手)は指すことなく、貫禄を見せつけてくれました。

 そして、hiyagon先生のサイン&握手会じゃなくてチェス講座。テーマはエクスチェンジサクリファイスで、「サクリファイスなんて、相手のキングを追いつめるときにしか考えたことねーや」などというワガママな聴取者(注:いるか師匠と私)にもわかりやすい講義をしてくれました。

 夜は当然のような飲み会。自称「アルコール・レーティングはIM並」のいるか師匠と、酒乱師弟コンビの私は2次会でもワインをガンガン飲んで、つぶれかかっている東京学生軍団に対する密かな優越感(?)に浸るのでした。
 ホテルに帰って密かに吐いたなんて、恥ずかしくて言えません。

 2日目は公式戦を2局。私はゲストチームということで、大阪の方との対局となりました。ちなみに現在の私のレートは、全日本選手権と名古屋オープンの貯金で1707の自己最高まで上昇していました。

・1局目 vsO氏 (レート1882) 私の黒番
 2月半ぶりの公式戦でどうしようという感じですが、ラトビアン・ギャンビットになりました。
 実は隣の席に「浪速のギャンビッター」こと(勝手に名付けるな)N編集長がお座りになっており、このお方もラトビアンの使い手なのでちょっと恥ずかしかったのですが、当のN編集長はスミス・モラ・ギャンビットを指していて、こっちも驚いてしまいました(笑)。
 それはさておき、中盤のタクティクスはきちんと読み切り、エンディング寸前までは、互角やや黒有利かという局面に持っていったのですが、やはりエンディングで差が出て、42手でリザインしました。

・2局目 vsM君 (レートUR) 私の白番
 レート無しとのことですが、実力は1500以上はありそうなM君。局面はシシリアンのグランプリ・アタックになりました。
 a2の地点から、遠くg8の黒キングを睨んだ白マスビショップのダイアゴナルを利用した攻撃で、白有利の中盤戦になったところで、黒がうっかりミス。
 ちょっと申し訳ない感じですが、19手で勝たせてもらいました。

 久しぶりの公式戦でしたが、それなりにきちんと指せて、一応ホッとしました(苦笑)。

 そして最後はブリッツ6回戦。持ち時間は5分というハードなものです。
 ryuujii先生やM君という東京学生軍団(ようするに日本のトッププレイヤー)と対局する機会に恵まれたのですが、いずれも私が白番だったことから、「変なギャンビットに持ち込まれたらイヤだ」という理由で、この2人は、1. ... a6 2. ... b5 というどうして良いかわからない指し手。見せ場はあったのに・・・(涙)。
 黒白師匠やジャバ様とのyahoo対決もあり、結果は2勝4敗。ま、しょーがねっかという感じです。

 とにもかくにも、イベント好きの私としては、とても楽しめた2日間でした。さぼり気味の私には良い刺激になりました(苦笑)。

 

10月13日〜14日

 アンパサンのイベントから1ヶ月も過ぎてしまいました(涙)。

 この間、仕事も忙しかったのですが、オープニングの再構築なんぞを試行錯誤してみたりしていました。

 それはさておき、10月14日は名古屋の普通の例会なのですが、いるか師匠が御来訪。前日の13日の昼過ぎに我が家へ到着し、午後はチェス談義。特にルーク・エンディングをおしえて貰いました。持つべきものは良い師匠ですね(ヨイショ)。

 食後は当然飲んだくれたままチェス(注:食事中も飲んでます)。yahooでhiyagon先生に勝負を挑んだものの(いるか師匠が隣にいることは秘密♪)、やはり酔っぱらい2人では勝てませんでした(局後に、この状況は告白しました・笑)。

 ということで、翌14日は名古屋チェスクラブの例会です。実に3ヶ月半以上ぶり!?ううっ、すいません(土下座)。

・1局目 vsHo氏 (レート1811) 私の白番
 ここまで2戦2分。レート的には格上ながらも、私の標的としては格好のお相手のHo氏。
 シシリアンのグランプリ・アタックとなったものの、中盤の無茶攻めが響いて、カウンターに晒される私のキング。
 気付けば、ダブルビショップとクイーンが斜め前方から、そして正面から2枚のルークが殺到し、あえなくリザインとなりました(涙)。

・2局目 vsS氏 (レート1800〜1900くらい?) 私の黒番
 S氏とは初対局にして、初手は1.b4・・・。Sokolsky Openingっすかぁ?だから、わかんねぇんだって(笑)。
 1. ... e5 2.Bb2 d6?!とこれまたガッチガチの状態にして、相手の攻撃をしっかり受け止め、32手でしっかりドローとしました。
 途中は、やや黒有利という感じだったようですが、まぁ良しとしましょう。

 いるか師匠も格上を相手に1勝1敗ということで、やや御機嫌のまま帰京(正確には千葉県柏市に)とあいなりました。

11月のお話し

 更新をさぼり続けた11月。「何をやっとったんだ」というお叱りもありましょうが、実はEメールチェスを始めました。

 JPCA(日本郵便チェス協会)に入会したのですが、舞台は国内ではなく、国際戦のほうをやっています。すなわち、ICCF(国際通信チェス連盟)のオープンクラスに参加しています。

 このオープンクラスは7人1組となりますので、1度に6局が同時進行することになります。これがけっこう大変なんですよねぇ。

 通信チェスは本を見るのはOKなのです。6局ともまだまだ序盤のうちなのです、本に掲載されているゲームを並べながら指し手を考える(というよりも選ぶ)のですが、これがなかなか時間がかかります。

 本を頼れない中〜終盤になったら、どうなってしまうのかが心配です。

 ちなみにその6局ですが、白番はシシリアンのグランプリ・アタック×2とピルツ、黒番はラトビアン×2とダッチ・レニングラードとなっています。

 さてさて、今後はどうなるのかなぁ。

12月1日〜2日

 さぼり続けでしたが、イベント物(?)には必ず参加。この日は東海オープンです。

 相変わらず豪華な参加陣。東京からはいつもの学生軍団に加えて、日本チャンピオンの権田八段が参加、大阪からも当然の如くアンパサンの強豪が参加、総勢は・・・26人くらいだったかな(笑)?

 私のレートは1700ぴったりでしたが、レート順に直すと下から・・・5番目くらいかな?いずれにせよレベルの高い大会です。

・1R vsO氏 (レート2081) 私の白番
 1.e4 c5 とシシリアンになったので、グランプリ・アタックなのですが、2.Nc3 Nc6 3.f4 e5?!は乱暴な手だなぁ。キングズ・ギャンビットみたい・・・。
 4.f5と突き越して、お約束のキングサイドアタックをかましましたが、ギリギリで受けきられ、最後はc1の地点でさぼってた黒マスビショップが負担となって負けてしまいました。
 codfishさんが感想戦を見ていたのですが、最後に「惜しかったね、あれは白が攻めきれる形だと思うけど」と言われてしまいました(笑)。
・2R vsM氏(って、fox_masakiki君なんですが・笑) (レートUR) 私の黒番
 有名になって何がイヤかって、自分の後にチェスを始めた人に追っかけられることですねぇ。私にもプライドがある!負けるわけにはいかないんだっ(プレッシャー)!!
 対局前に「この試合はお互いに自戦記を書いて、それぞれのHPに掲載しよう!」と約束をいたしました。
 そのfox_masakiki君ですが、「クイーンズ・ギャンビットを指すとか言ってたなぁ」と思い出しまして、1.d4 f5でダッチ、その後はレニングラード・バリエーションになりました。
 中盤がけっこうややこしくなりまして、というよりもfox_masakiki君にかなり上手に指されまして、ほぼ互角模様。ああ、プレッシャーがぁぁぁぁぁ!
 と悩んだ結果、エンディング勝負に持ち込むことにしました。エンディングは特に経験と知識の勝負。僕もヘボいが、まだ一日の長があるだろう。申し訳ない、悪く思わないでくれっ!!で勝たせてもらいました。
 ということで、この棋譜の解説は→こちら
・3R vsT氏 (レート1959) 私の黒番
 1P取っただけで、また1900台が相手ッスかぁ(苦笑)?
 1.e4 e5 2.Nf3 f5でラトビアンになりました。考え込むT氏の3手目は3.d4。ううっ、今度はこちらが考え込みまして・・・(汗)。
 11手目で早々に悪手を指しまして、良いところ無し。反省することばかりでした(涙)。

 初日は当然のように、飲み会。途中からは、ryohmaさん、hiyagon先生、黒白師匠、fox_masakiki君、私というメンツでオフ会の様相を呈しながら酒を楽しみました。

 何となく酒が抜けない2日目。1局目は9時10分から。日頃はそんな時間に出社していないぞ、ということで少々遅刻してしまいました(涙)。

・4R vsA氏(って、codfishさんなんですが・笑) (レート1969) 私の白番
 codfishさんと言えば、カロカン。ということで、前日のうちにhiyagon先生にcodfishさん対策を聞いてみた。すると「アドバンスなんて良いんじゃないですか?」と一言。
 「それで終わりかよ」とは思いましたが、とりあえずアドバンスのラインを1つだけさらっておいたのですが、1.e4 c6 2.d4 d5 3.e5 c5 でもうわからない(涙)。しかもフレンチみたいじゃん。フレンチ、キライなのに(涙)。
 泣き言はともかくとしても、中盤は必死についていってなんとか互角を保ちました。
 終盤直前にクイーン交換を狙う筋があったのですが、僕はあえてそれを指しませんでした。しかし、局後のhiyagon先生の講義では「クイーン交換を狙って、おそらくはドロー」とのこと。
 エンディングに自信がないから、クイーン交換を避けちゃうんだよね・・・。
・5R vsK氏 (レート1683) 私の黒番
 やっと同レベルのレートの持ち主との対局です。こういう対局を確実に勝っていきたい!気合い入りました。
 1.c4とイングリッシュでしたが、慌てずに1. ... f4とレニングラード・ダッチへとトランスポーズ。
 感想戦では「いや〜、この定跡忘れちゃってさ〜」と仰っていたK氏のキングサイドにお約束の猛攻をかけ、プロモーション確実のところまでポーンを押し上げての快勝でした。
 ちなみにこのゲーム、全日本選手権以来久しぶりに対局中に胃が痛くなりました。ま、勝ったから良いけど(笑)。
・6R vsY氏 (レート1931) 私の白番
 最終局もシシリアンのグランプリ・アタックです。この対局は非常に面白かった対局でして、キングサイド・アタック1本勝負が信条の私があえてクイーンサイドのオープンファイルを利用したルーク・エンディングに挑む形になりました。
 えっと、ちょっとややこしくなるんですが、中盤でこちらからクイーン交換を持ちかけまして、あえてダブルポーンを作りながら同時にオープンファイルを得るという(自分の中では)高等戦術を試みました。
 しかしながら、ルーク2枚を敵陣に侵入させて必勝形にするも何故かドローにしてしまうという大失態を演じてしまいました。むぅ、やはりエンディングの基礎が・・・(涙)。
 感想戦ではYさんの方から「エンディングを重点的にやりましょうかね」と優しいお言葉。ルークエンディングのコツを親切に教えていただきました。

 ということで、6局で2.5P、パフォーマンスは1744でした。このくらいの数字なら、とりあえずは合格点です。
 問題はやはりエンディング。今回はルークエンディングになる形が多かったですね。そこそこは指しているんですが、やはり詰めが甘い。勝ちの形まで持っていっているのに、最後の手順で間違えてしまいます。
 でも、徐々に上手になっている気がしないでもなく、なんとなく嬉しく実りある大会でした。
 あ、そうそう、hiyagon先生からまたもやサイン本を頂きました。ありがとうございます(^^)。

12月16日

 2001年最後の例会でしたが、私は泣きながら仕事(涙)。

 それでも、顔だけは出さねばと思いまして、18時過ぎに会場に。
 公式戦はほぼ終わっておりまして、Yさんから「ブリッツでもどうですか?」とのお誘いです。
 「よろしくお願いします」と始まったブリッツは、勿論悪手の応酬(?)ですが、3戦を2勝1敗と勝ち越して、2001年の有終の美を飾ることが出来ました。

 2001年は、全日本選手権にも出場できましたし、レートも1700台に乗っけまして、非常に満足のいく1年でした。
 前年はやや壁にぶつかった感がありましたが、そこをとりあえず乗り越えた気もします。課題は引き続きエンドゲーム(笑)。頑張らなくっちゃね。