オーランド(2002)

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      レポート3日目 7月11日(木) シーワールド&エプコット

        朝5:30起床。まだ有ちゃんは寝ているけど。
        昨夜のうちに、朝食のルームサービスの注文票を、ドアにぶら下げておいた。
        配達希望時間と、注文するメニューをチェックして、3:00amまでにドアに下げて
        おけば、朝、部屋まで運んでくれるシステム。
        5:30頃ドアの外を見てみたら、まだ注文票は回収されていない。
        ひゃー、大丈夫なのだろうか。
        ワタシたちは、6:30〜7:00に頼んだんだけど、初回は6:00〜6:30.
        この時間に回収していなくて、間に合うんだろうか。ちょっと心配だぞ。
        6:00、有ちゃんも起き出す。
        もう一回ドアの外を見てみたら、いつの間にか回収されていた。やれやれ。
        6:30、ドアがノックされた。
        おじさんが、朝食を運んできてくれた。支払いはキャッシュで。もちろんルームチャージ
        にも出来るんだけど、ワタシたちは、チェックインの時にクレジットカードを提示して
        いないので、できないのだった。
        おじさんにも、カード提示しとくと便利だよ、って言われたんだけど、ふたりとも
        カード持ってないんだから、しょうがないよね。
        頼んだのは、コンチネンタルブレックファスト1人前と、卵・ソーセージ・ポテトのセット
        1人前。ふたりで半分ずつして食べると、ちょうどいい量。
        コーヒーはポットで持ってきてくれたし、オレンジジュースは1杯を半分ずつ。
        食べ終わって、片づけ、部屋の外に食器を出して、身支度。
        ふたりで歯磨きしているときに、電話が鳴った。
        あわてて口をゆすいで、出ようとしたら切れてしまった。誰?

        シーワールドツアーの集合時間が8:05なので、8:00に部屋を出てロビーで待つ。
        迎えに来てくれたガイドさん(男性)は、すごくラフな格好。松岡修三と青島健太を
        足して2で割ったようなカンジ。つまり、背が高くて、体育会系。
        こちらに来てあまり日本人に会わないけれど、今日は日本人の団体さんだな〜、
        と思っていたら、なんとツアーは、ワタシたちふたりだけだった。
        で、ガイドさんが集合時間を遅らせようと思ってTelくれたのだけど、出なかった、と。
        さっきの電話はそれだったのね。
        シーワールドは9:00オープンなので、時間が余っちゃうんですね。
        ガイドさんはどうしましょう、と困っている。朝ご飯は食べちゃいましたか?とか、
        セブンイレブンでお菓子とか買いませんか? とか、いろいろな提案をしてくれます。
        結局、ユニバーサルスタジオの方へ寄り道してもらうことにした。
        広くなったユニバーサルスタジオの回りをぐるっと回り、シーワールドへ向かった。
        10分前くらいにインパーク。手荷物検査が結構、きちんとされていた。

        入り口近くにある国旗のポールの下で開園を待つ。
        9:00になると、国歌が流れ、開園を待つゲストたちも、その時だけは旗に注目。
        男の人は、ちゃんと脱帽して、手を胸に当てていた。
        シーワールドの創立者が、アメリカへやってきてビジネスで大成功し、アメリカに対して
        強い忠誠心を持っているので、このイベントは毎日行われるそうです。
        国歌が終わると、いよいよ開園。
        まず、エイに触れるプールへ。あんまり触りたくもないんだけれど。
        普通、エイのしっぽの先には毒があるんだけど、シーワールドのエイは、しっぽの先端を
        切ってしまっているので、安心して触れる、とのこと。
        楕円形のプールに、エイがうようよいて、ぐるぐると泳いでいる。どのエイも、触られるのが
        イヤみたいで、お客さんの手の届かないプールの中央付近を泳いでいるんだけど、
        急に、1匹のエイが、「触って、触って〜」っていうカンジでワタシたちの方へ寄ってきた。
        せっかく来てくれたので触ってあげると、ちょっとヌルっとしたカンジ。茎ワカメ、みたい?

        それから、イルカに触れるプールへ。
        10頭くらいのイルカが泳いでいて、時々近寄ってくる。
        でも、なかなか触らせてもらえない。
        時々、イルカが人間たちに向かって、わざと水しぶきをかけたりして、結構イタズラ好き
        と見た。
        ボールで遊んでいるイルカが、こちらへボールを運んでくる。それを投げてやると、
        イルカはうれしそうにボールを取りに行くんだよ。かわいい〜。
        かなり粘って、なんとか触らせてもらった。
        イルカは、頭を撫でられるのがあまり好きではないので、アゴを撫でてやるとよろこぶ
        そうです。喜んでくれていたのかな?
        日差しがかなり強くて、今日はかなり日焼けしそう。
        でも、湿気が少ないので、日陰はかなり気持ちいい。

        イルカに別れを告げて、今度はマナティのいるプールへ。
        フロリダの湿地帯に住むマナティは、今、絶滅の危機に瀕している。テレビでも見たけど、
        人間の乗るボートのスクリューで身体を傷つけられたり、切り裂かれたりして。
        ここのプールにいるのは、そうして傷ついて保護されたマナティたち。
        今は大人のマナティが3頭いた。傷が治って元気になったら、また自然に帰すそうです。
        なんだか、水の中でぷかーと浮いているその姿は、上から見ると、いかめし・・・?
        20分に1回呼吸のために水面に上がってくればいいので、ほとんどは水中で
        過ごすとか。
        ベジタリアンのマナティたちは、ここではレタスが主食。丸ごと抱え込んでむしゃむしゃと
        食べる姿は、見ているとなごむな〜。癒し系です。
        子供のマナティも2頭いた。
        親が死んでしまったか、はぐれたのか、それぞれひとりぼっちでいるところを保護された
        そうです。大きくなって、早く自然に帰れるといいね。
        フロリダでは、$32を払うと、車のナンバープレートにマナティのイラストを入れてもらえる
        んだって。そうやって集められたお金は、マナティ保護のために使われるそうです。

        次は10:00からのイルカのショー
        前の方の席は水しぶきがかかって濡れる、と言われたので、ちょっと楽しみにして
        行ったけど、スプラッシュゾーンはすでにいっぱいだった。
        日差しが強いので、待つ間はちょっとつらかったかも。日陰の席にすればよかった。
        ショーはすばらしかった。イルカは愛嬌たっぷりでかわいくて、賢くて、お友達に
        なりたい〜、ってカンジだった。
        子供たちは、ぬれるのが楽しいらしく、水しぶきをかけられて、大喜び。

        ガイドさんによると、イルカやシャチたちが、機嫌が悪くて芸をしなくなっちゃうことが、
        時々あるそうだ。
        でも、そういう時は、ムリにやらせることは絶対せず、少し様子を見て、ダメそうだと、
        ショー自体をキャンセルしてしまうんだって。
        ムリにやらせようとすると、その後、もう絶対に言うことを聞いてくれなくなっちゃうらしい。

        で、11:00からは、シャチのショー
        ガイドさんとはここでお別れ。夕方ピックアップに来てくれることになっている。
        このショーが行われるスタジアムの客席は5000席くらいだそうで、巨大。
        シャチも巨大。一番大きい子は体重が2tもあるんだって。
        ショーが始まるまでの時間は、大型スクリーンを使って、クイズをやっていた。
        けっこう、楽しい。
        ショーの方は、もう、迫力! の一言。
        ものすごいスピードで泳ぐんだよね、シャチって。そして、巨大な体から繰り出される
        水しぶきは水しぶきなんていう生やさしいものではない。大波がきた〜って、カンジ。
        前の方の列は、もう、上から下までずぶぬれでしたね。

        12:00からは、水上スキーのショー
        これまた大きな湖で、水上スキーが縦横無尽に走り回り、ジャンプする。
        すんごいかっちょよかった。
        楽しい演出もあって、かなりおもしろかった。
        言葉がちゃんと理解できると、もっと楽しいかも。

        ショー終了後、昼食。ハンバーガーショップへ行く。
        初めてのパークなので、地図を見ながらあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
        なかなか目的のお店にたどり着けない我々であった。
        なんとか店を見つけて、中へはいると、ちょっと混んでいたけど、なんとか席も確保。
        ハンバーガーは、かなり豪快なシロモノだった。もちろん、フレンチフライ付き。
        こんなに付け合わせにポテトが付いているのに、外人さんは、さらに別にポテトを買って
        いるんだよね。すごい。
        外は暑いし、なんだかまったりしてしまった。
        遠くの方の空が、なんだかあやしい雲行き・・・。

        あんまりまったりしすぎて、アシカのショーが始まる時間が迫っている。14:00から。
        下の方の席は、もう埋まっていたので、上の方までがんばって歩く。息が切れた。
        ショーは、ちゃんとストーリーがあって、それにそってアシカとトレーナーの息の合った
        演技。すごくかわいくて、楽しかった。
        シーワールドでもかなり人気のショーということだけど、納得。
        ショーの終盤、雨が降り始めた。
        かなり激しい降りの中、ショーは最後までやってくれたみたい。
        (カットされてもわからないけど)
        終わるまでに止めばいいな〜、と思っていたけど、止まず、仕方なくポンチョ着用。
        見渡すと、ディズニーワールドの黄色いポンチョが圧倒的に多くて、時々ブルーの
        シーワールド・ポンチョとユニバーサルスタジオ・ポンチョ。

        ペンギン館へ行く。水族館に行ったら、やっぱりペンギンでしょう。
        でも、ここはちょっと期待はずれだった。
        ガラス張りの向こうにペンギンがたくさん立っているんだけど、薄暗くてよく見えなかった。
        で、つぎのコーナーでは、ペンギンの仲間の鳥が紹介されていて、それだけで
        おしまいだった。

        ちょっとがっかりしながら、Journey to Atlantisへ。
        スプラッシュマウンテンと同じ、おっこちる系のアトラクションだけど、ガイドさんによると、
        スプラッシュよりおもしろい、とのこと。
        30分待ちくらいかな〜。入り口に待ち時間表示が見あたらなくて。(見逃しただけかも)
        並んでいる間に雨や止んだみたいだったが、ぬれるということなので、ポンチョを着たまま
        チャレンジ。
        なんと、よりによって、一番前。
        アトランティスの遺跡を探検していて、女神だか魔女だかの怒りに触れてしまう、みたいな
        ストーリーらしい。で、結構長い距離落っこちた。お約束の写真撮影もあり。
        でも、それほどぬれなかった。
        これならスプラッシュの方が楽しいね、と思ったら、まだ終わりじゃなかった。
        再び、のぼり始めたのだ。
        今度の落ちは、高さと距離はそれほどでもなかったんだけど、落ちた先のコース取りの
        関係で、実に大量の水をかぶってしまった。
        膝の上のポンチョは水たまりと化し、シートにかかった水は、ズボンの中に吸い込まれて
        いった。
        いやー、もうー、これはすごい。
        すごすぎて、泣き笑い状態。ちょっと壊れかけたワタシたち。
        これこそ、水着で乗るべきだ!
        しかも、外に出たら、また雨が降り始めていた。もう、サイテー。
        もっと晴れているうちに乗ればよかったよ。ぬれたお尻が気持ち悪い。

        16:00ピックアップなので、残り時間は30分くらい。もうひとつ絶叫マシンがあるんだ
        けど、ちょっと時間が足りなそうなので、あとはショップを見て時間をつぶすことにした。
        雨は少しずつ小振りになり、パークを出る頃には止んでいた。
        ガイドさんにホテルまで送ってもらった。16:30頃着。
        着替えて、ひと休み。

        17:00頃、エプコットへ向かった。食事とIllumiNationsが目的。
        夕食は日本館で食べようと思っていたけれど、ガイドさんがノルウェー館がわりと
        おいしい、と言っていたので、ノルウェーのレストランAkershusに行くことにした。
        前から行ってみたいと思っていたし。
        18:00過ぎ、Akershusに到着。パレードが始まりそうな時間だったんだけど、この後
        もう1回あるので、今回はパスして、食事することにした。
        テーブル担当のArnsteinくん、ちょっと上品なカンジの青年。話す英語も上品なカンジ
        なんだけど、ちょっと早い・・・。
        一生懸命理解しようとがんばったんだけど、半分・・・? くらいしか
        わかってなかったかも。ま、大体、推測はできたのですけど。
        カプチーノを注文したら、シリアルボールみたいな巨大なカップで出てきた。
        ブッフェ形式で、ノルウェーに来たらやっぱりサーモンでしょう。ということで、スモーク
        サーモンはおいしかった。ちょっと塩気が強くて、ご飯が食べたくなっちゃった。
        トマトのサラダがすごくおいしかった。他のメニューは、特にこれ!っていうのはなかった。
        デザートは別料金。数種類の見本を持ってきて、説明してくれた。けど、やっぱり半分
        くらいしかわかってなかったかも。でも、実物が目の前にあるので見当はついたけど。
        有ちゃんはベリーがたくさん乗ったタルト。Arnsteinくんのオススメ。
        ワタシはライスクリームの上にイチゴのソースが乗ったもの。かなり量が多かったけど、
        イチゴのソースのおかげで、べた甘ではなかった。
        でも、食後のデザートとして取るのなら、半分くらいの量でいいかも。

        中国館のショップをぶらついた後、パレードの場所取り。といっても、全然場所取りって
        カンジではなくて、パレード通り道の両脇で、みんな適当に立ったり座ったりして
        待っている。
        ほどなく、Tapestry of Drems paradeが始まった。19:45。まだ空は明るい。
        BGMの途中には、世界各国の子供たちが夢を語っていた。カラフルでユニークな
        衣装など、あんまりディズニー色はないけど、とてもきれいだった。

        パレードの後、イタリア、スイスなどのショップをのぞいた。
        アメリカ館の前のステージで、ブラスバンドのパフォーマンスをやっていた。
        踊りながら演奏したり、なんだかすごく楽しいショーだった。

        結局IllumiNationsは日本館の前で見た。
        すごーくよかった。花火も迫力あり、音楽もすばらしく、感動した。毎日でも見たい〜。
        こんなに間近で花火をみることって、あんまりないしね。

        バス停まで一生懸命歩いた。これが、結構遠いんだよね。
        イノベンション館の前で、ウサギに遭遇。こんなところにもいるのね。びっくり。
        ホテルの敷地内で見たことはあるけれど。

        バスに乗れたのは、21:30頃。
        結構混んでいて(当然だけど)、うしろのドア付近に立って発車を待っていたら、外人の
        お父さんが、席を譲ってくれた。やさしい〜。
        感謝感激、ありがたく座らせていただきました。

        22:00ちょっと前にホテルに到着。
        おふろに入って、寝よう。
        今日は疲れた〜。たくさん濡れたしね。

        それにしても、今日現在、食事とチップ以外にお金を使っていないワタシ・・・。
        ワケもなく焦りを感じるのだった。

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