JH2CLV's Topics & Memorandam
October 2010

Oct 30-31, 2010  所要で帰省・・・お宝グッズの移動
29日21時福井発、25時清水に帰り26時就寝。単身アパートは友人からの届け物や衝動買い物件がスペースを圧迫。田舎への移動作戦を開始。HFトランシーバTRA3755が先陣だが、KWM2/2Aや測定機etc…この先どうなるのだろう。30 日、カミサンの企てで将来の計画を郵便局で相談。これ今次帰省最大の目的。保険の多くは70歳以降でフォローが激減。特に医療。何とかしようと言うのが狙い。それを当て込んだ商品も色々あって困惑。何歳まで生きるか、健康状態も予測できないからつい弱気に。主催者が絶対に損しない仕組みになっている等と呟きながら将来を案じる機会に。31日朝、台風一過だが曇天。地区の清掃活動が8時からあり、草刈り機とカマに砥石持参で参加。川沿いに伸びた草を刈るのだ。昔は刈り落としたが、今はゴミ袋で回収する。そのまま海へ流れると魚は喜ぶが、漁師は網にかかり困るらしい。地区の皆さんとの貴重なコミュニケーションの場だ。写真は刈り取った草に道具を並べてポーズ。ガードレール左が山切川で右は市道。軽トラ通過を待ってシャッター。オンマウスは持ち帰ったTRA3755を並べたシャック。昼食後帰路に就き16時45分無事福井へ帰還。土産にカミサンから鳥とイカの唐揚におにぎり3個。

Oct 28, 2010  PLLの思い出と教えてくれるもの
1972年、高校の図書館に誠文堂新光社の「電子展望」があった。PLL特集があり初めて4046なる専用ICの存在を知った。1974年、PLLのノウハウをまとめた冊子「PLL活用ガイド」が同社から出版された。むさぼり読んで、 1KHzステップのPLL-VFOの実験を始めた。LC自励発振のVFO(VCO)が水晶発振レベルの安定度になるのだからスゴイ。VCOと水晶発振を、当時は高価だった初期型のTTLで分周し1KHzで位相比較するモノだ。周波数可変はプッシュ式サムホイルSWだった。しかし運用性に乏しく、SSBトランシーバ用のアナログVFOを追求していた当時はモノにするまでに至らず、知らぬ間にJUNKと化していった。あれから35年、久し振りに真面目にPLLと向き合った。*E-6で十分だと言われていた時代が今やGPSで*E-11だ。PLLの面白さを改めて感じた半年だった。近年は使い易い高性能なPLLデバイスが出現している。しかし、何処のパーツ店を尋ねても必ず置いてあるこの4046には普遍性を感じる。電子機器の多くはPLL技術で成り立っていると言っても過言ではない。PLLの感覚を掴むために是非自作と実験をお勧めしたい。写真は1Hzロックに限界を感じ、10KHzロックに鞍替えして*E-11オーダーを得たGPSロックSG。

Oct 23, 2010  一乗滝小次郎の里ファミリーキャンプ場で仮装BBQを楽しむ
職場の若者達や家族による恒例のBBQを楽しんだ。食い気だけのBBQかと思ったら、ハローウィンが近いとい言うことで意表をついた仮装BBQだった。職場の掲示板に貼られた「オレンジ色のカボチャをくり貫き中にロウソクを灯した黒バックのポスター」が、異様な感じを想像させていたがやっぱりだった。幹事の開会宣言の後、クジで番号札が配られ、番号に一致した仮装グッズを取り身に着ける。番号はそのままBBQテーブルの配席番号になる。思い思いの格好・・・と言うより幹事の粋な仕込みに従い怪しいBBQが始まった。目立たない一番端のテーブルで始まったが、この格好じゃどう見ても目立つし普通じゃない。しかし予想以上に愉快で楽しい。写真は幹事が用意した仮装グッズの数々。オンマウスは10番代テーブル・・・ウサギさん・ロバさん・ロンゲ・色メガネ・・・やっぱり知らない人が見たら不思議な世界だ。ちなみに50代の参加は私一人、40代は富山から駆けつけてくれた御仁一名で、何とか世代ギャップを埋めてくれた。若者のパワーと食欲には圧倒されるが、Beerだけは負けまいと最後まで飲み続けた。10時半頃から始まり17時頃終焉。参加者延べ40名。職場の垣根を越えたコミュニケーョンが図れ有意義だった。幹事殿に拍手だ。

Oct 19, 2010  読書の秋、必読の「トレイシー」・・・朝霧の日の出
10月16日未明のラジオ深夜便「明日へのことば」で、ノンフィクション作家中田整一氏(元NHKプロデューサー)が出演していた。耳を傾けると著書「トレイシー(日本人捕虜秘密尋問所)」の、執筆背景や取材ドキュメントを話されていた。ウトウト状態だったが目が覚め、これは面白い!となった。起き上がり図書情報をメモ。朝5時前の話だ。失礼ながら「中田整一」でネット検索すると図書案内に多数ヒットしビックリ。それらを読む内に氏のファンになってしまった様だ。「トレイシー」はノンフィクションを好む自分にとって、また興味ある太平洋戦争末期の話とあって、格好の読み物とばかり即Amazonへ発注。そして月曜日18日に到着すると、あっという間に半分近く読み進む。概要は他に譲るが、戦陣訓を基に精神教育された日本兵捕虜、そして米国文化の秘密尋問官たちとのやり取り、60余年閉ざしてきた口を開く残り少ない生存者。中田氏の取材は開示された公文書と共に、既に90前後になるその生存者や遺族に迫り、長く閉ざされて来たトレイシーのベールを剥がす。実家の親父は完璧にその世代だが、ここ数年の話っぷりが微妙に変わってきた事に興味を覚える。写真は必読「トレイシー」の表紙。オンマウスは本日朝6時半、霧の中の日の出。

Oct 16-17, 2010  名古屋経由で帰省
名古屋で所用があり途中下車で帰省。電車で来名のカミサンと合流し親戚の皆さんとの昼食会。8時に福井IC、10時に春日井ICを降りる。久し振りに大曽根の平丸無線を訪ねた後、カミサンの待つ名古屋駅新幹線口へ向かう。気を利かせ混雑を避け車を止めるが、説明してもカミサンはそこが判らず。諦めて混み合う乗降り場へ車を進めたが何事も無く空いていた。天気も良く結婚式日和らしい。あちこちでその風景に出くわす。自分達の頃や長男夫婦の時を思い出したり・・・。昼食会は大いに盛り上がった。14時半皆さんに別れを告げ清水への帰路に就く。17時過ぎ帰宅。この日は地区の豊年祭り(踊り)。夕食後祝儀を携え親父とカミサンと一緒に東久佐奈岐神社に赴く。地元ワイワイ倶楽部の皆をはじめ、多くの人と声を交わす。後輩のT君から缶ビールの差し入れThanks!。親父も旧友の皆さんと歓談し顔がほころぶ。25の時、転勤でこの地を離れるまで主催者側にいた。夜中まで大騒ぎした事が昨日の事の様だ。当時100戸足らずの地区が今や500戸に上る。客層も様変わりしたけど毎年立ち寄って貰えるのは有り難い。写真は裏山に落ちた栗とオンマウスは直ぐ横のアケビ。翌朝は「きよみ」の枝支え。昼食後福井への帰路に就く。

Oct 13, 2010  GPS-1Hz(1pps)ロック新たな展開へ
もう何ヶ月GPS/1Hz-PLLと闘って来ただろうか。他の事もやりながらなので実際に関わった正確な時間は分からない。しかし半世紀近いハンドメイキングの歴史の中で、記録的な時間を費やしているのは間違いない。気が多い性格や好奇心も手伝い、先輩からの贈り物VE2ZAZの基板にも手を出し、ご本尊VE2ZAZともmail友達になり、PICライタまで買い込みバグではないかと製造元に調査を依頼したり、静止画では分かり難いとTAGを調べ動画を貼り付けたり、GPSロックを発端に色々な事を勉強をさせて頂いた。しかしこれにばかり関わっておれないのと、一定の結果を出さなければいけない思いもあり、1Hz-PLLの実験は一旦幕にする事にした。実験サイトでは若干の総括をしている。その代わり、Rockwell社のGPSモジュールJupiter/TU30を購入しGPS/10KHz-PLLに挑戦することにする。何てことはない、カウンタ出力を3桁目の10KHzを取り出し、LPFの時定数を10KHz対応へ変更するだけだ。なーんだと思われるかもしれないが、この1Hzと10KHzの違いが数字以上の負担(違い)をPLL動作にもたらしてると言うのが今の実感である。写真は10月11日に撮影したオリジナル1Hz-PLL方式(左)とVE2ZAZ方式を動作させ、オシロスコープで表示させた様子。2日後の今夜はオリジナル側(矩形波)は更に収斂し1周期ずれに要する時間が25秒(4E-9)程度まで向上している。1日に2秒程度の改善だ。そして収斂は更に良い方向に向かっている。それにしても「物好き」の一言だなぁとひとり頷いている。

Oct 10, 2010  県境を制する…思い付きのドライブ
朝起きると雨上がりで薄日も差している。しかし遠くの稜線は真っ黒。天気予報も良く分からず曖昧だ。しかしせっかくの休日、考えているより実行とばかり朝家を出た。単身赴任中の課題「県境制覇」のためだ。福井県北部の県境(道路)は全て制して来たが、南部は道程も長いという事で幾つか残していた。その中で一番遠い京都府に跨るK1(県道)を敦賀から一時土砂降りのR27で目指す。この道は面白い事に京都府道でも1番を付けている。重要な道路だったに違いないと勝手に想像。綾部からの帰路は敦賀舞鶴自動車道。そして鯖街道…若狭から熊川宿を通り滋賀県へ抜けるR303。おまけは本日最初に通った今庄のR365から敦賀市へ抜けるR476。さらに琵琶湖湖岸道R161を右回りしK557へ入ると11年振りのマキノ町海津大崎キャンプ場子供達との釣とキャンプは忘れられない。番外は準備不足で辿り着けなかった、知人JA5MJW原氏の余呉町シャック訪問。小浜岡津から若狭富士(青葉山)を臨みながら食べる、持参のマツタケ炊込みご飯は最高だった。県境付近には昔の生活を想像させる民家や墓石が点在する。電気や電話は通っている様だがTV受信は怪しい。しかしそんなこと気にせず土地に拘る皆さんには敬服する。

Oct 9, 2010  マツタケのお裾分けと今日の昼食
10月6日の昼休みに電話が鳴った。友人のI氏からだった。氏は職場から数分のところにベンチャー企業を構えている。何かと思ったらマツタケのお裾分け案内だった。何やらカナダへ発注したら予想以上にリーズナブルだったらしい。それで昼食後に赴き写真の3本を頂戴する。おまけに炊き込みご飯のレシピメモまで用意して頂いた。箱を開けると独特の匂いがプーンだった。
調理する時間が無く冷蔵庫で眠っていたが、朝意を決して調理を始めた。大した事は無い。いつもやってる炊き込みご飯だ。しかし初めてのマツタケなので取り扱いが良く分からない。水で洗うのはNGとあったのでフキンで汚れを落としたりしたが怪しい。最後は縦に刻んで炊飯器に放り込んだ。油揚げと出し汁に醤油を流し生姜をふってスイッチオン。オンマウスは今日の昼食。炊き込みご飯だけの写真じゃ余りにも寂しいので、ざるソバを作り野菜サラダを添えた。
チト醤油が濃かった感もあるが中々の味。後で気が付いたが、いつも入れているツナ缶を忘れた。だけどこれを入れるとマツタケの香りが逃げるか、いや栄養バランスから言ったら欲しい、などと思いが回る。3合炊いたから、この連休中の食料はこれで大丈夫か…。

Oct 8, 2010  久々に福井大を訪ねる
久し振りに福井大学を訪ねた。同僚が講演をすることになったのだが、その仕掛け人だった手前、前日の挨拶と今日午前中の本番に赴いた。何度も来ていたような気がするのだが、記録を紐解くと2008年1月の電子回路研究会に、JA1BLV関根OMから案内を頂戴して訪れて以来だった。その間、窒化ガリウムの権威であるK教授と数回お逢いしていたので、何度か通った様な気になっていたが、思い起こすとそれは殆どが居酒屋だった。実は前日、主催者のH教授と面会後、福井駅前の善甚に教授と同僚達が集い懇親会となった。ノーベル化学賞が決まった翌日で、昨今のソフト中心の世の中は「基礎的な研究や技術を蔑ろにしている!」などと大いに盛り上がった。受賞者への祝辞やTVのインタビューは、子供でも出来る様な内容で苦笑。スパコン競争で何故2位じゃいけないのと問う国会議員は、国の将来をどう見ているのか。技術の上に現在の産業や生活がある事を何も論じられない指導者の理科離れ。などと技術関係に関わる者同士で、世の不条理に意見の一致を見たほろ酔いの会だった。
写真は朝10時の福井大キャンパス。10時半開始の講演会は中央ビル13Fで行われ、正午盛況のうちに終焉となった。

Oct 5, 2010  未明に絶不調
真夜中の1時頃、胸苦しくて目が覚めると気持ちが悪く吐き戻しそうな状態。やや目まいも手伝いフラフラになってトイレに駆け込む。これを数回繰り返している内に、昨晩帰路で食したカツ丼や、帰宅後食したイカ姿焼等が吐き戻され胃の中はカラカラになった。そのままでは胃液にやられると思い、ペットボトルに冷やした大量の水を飲み込んだ。暫くするとこれが災いしたのか下痢状態に。汚い話だが上から下までのOutputで大騒ぎの真夜中だった。原因の特定できないが、ひょっとしたら食い合わせの問題かも知れない。その余波でこの日は体調が優れず自宅待機の一日となった。
さて、そうは言ってもある程度体は動かせるので、これ幸いとBBSで話題になっていたモトローラMRF255(MOS-FET)のテストを行ってみた。入力SWRがHFのHi-Band で下がらないと言う内容だったが、自前のテストベンチでは思いのほか良好だった。MRF429(Bipolar-Tr)を乗せた工業用高周波電源基板((27MHz)に実装したのだが、50MHzでもそのまま使えそうな勢いだった。この作業中、誤ってFETの向きを付け通電する失態。MOS型に救われ事無きを得たが、目も勘も悪くなり注意力の低下を危惧している…どうしたものか。

Oct 2-3, 2010  散々な帰省・・・大乗時薬師如来の御開帳
2日朝、ゆっくりしようと思っていたら、ラジオ体操だよ!とカミサンの声。パスする旨を告げると7時過ぎ朝食コール。起き上がろうとするとちょっと変。壁や天井が動いている・・・目まいだ!。何時ものヤツだと言いながら朝食を済ませるがやっぱり可笑しい。経験的には横になって目を瞑るのがベスト。これでこの日は食事以外はずっと横になるハメに。真っ直ぐ歩くのにもコツが要り、何と無く吐き気がする。そう言えば先月末からやや気分が優れない瞬間が幾度かあった。昨夜の運転でもフワッとする瞬間があったりして嫌だった。寝るのが一番と決め込んだが、カミサンにはまた頭が上がらい・・・お恥ずかしい。
3日朝、食後ややフラフラする容態だが、ボサボサに伸びた髪が気になり友人N氏のヘアサロンへ駆込む。彼の毒舌は健在で終始喋り捲りだった。その後地元で有名な大乗寺で12年に一度の御開帳があると聞き、親父とカミサンと3人で出かける。やはり田舎、お寺に行くと友人知人が多数居て交通整理や模擬店で活躍。つい話し込んでしまう。小学生の頃見た清水港の眺めは、高速道路や建築物で随分と変わってしまった。しかしあの頃と同じ位置に楠の巨木や鐘楼を見ると嬉しくなる。昼食後帰路に就き17時無事福井へ帰還。

Oct 1, 2010  今年もはや10月・・・第19回国勢調査
本当に時間の経つのが早い。今年も残り3ヵ月となってしまった。何もしていないのに時間ばかり過ぎて行く様な気がしてならない。しかしTopicsを振り返ったりTest&Dataコーナーを覗いたりすると怪しい記録が結構蓄積されていて驚く。残り少ない2010年、時間を有効に使い懸案を片付けたいが果たしてどうなることやら・・・。
さて10月1日は第19回国勢調査の日。先月25日、担当の女性がアパートを回り記入用紙を配布していた。担当にはノルマ数がある様で御苦労様である。単身赴任だけど?と尋ねると、住民票は関係なく住んでいる事実が大事なんだそうだ。記入方法と送付方法の説明を聞いた後、気が短い私はマークシート方式のカードに早々と記入し封筒に入れた。設問の中に「9月末までの仕事」を問う内容があった事に気付き発送を控えていたが、忘れそうなので昨日30日投函した。引き取りが原則らしいが、単身赴任で家に居る事が少ない旨を伝え郵送にさせて頂いた。写真は受け取った書類。
この日は深夜に帰省。毎度お馴染みの「土日ETC\1000」を有効に活用。20時45分に福井ICに入り25時25分清水ICを下りる。帰宅後、久し振りに3.5MHzで懐かしいJH1LLS下田氏と交信して床に就く。