チームの生い立ち2004〜


青葉小ミニバスケットボール育成会(東京都東村山市)
Aoba MINI-BASKETBALL TEAM <Tokyo-Higashimurayama>

今までの歩み
2004年4月〜

                                 文:大塚 耕司

2004年4月~2005年3月 <Aoba 2004 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会9期生(澤田 計1名)
 STAFF:HC大塚、C古川
   青葉ミニバスにとって新たなスタートをきった1年でした。前年度、全国大会優
   勝という偉業を成し遂げた11名の先輩の卒団、そして、名監督が卒団されまし
   た。新生青葉は、6年生1名、5年生6名、4年生2名、三年生5名、2年生1
   名で偉大な先輩たちを目標にスタートしました。この年の青葉は、身長・学年と
   も小さなチームでしたが、大きな目標を胸に必死に練習を頑張ってくれました。
   夏のスポーツ少年団関東大会予選ではキャプテン澤田を中心に準優勝とおしくも
   関東大会出場を逃しましたが、最後まで諦めない青葉のバスケットを見せてくれ
   ました。そして、前年度優勝というプレッシャーに負けず、6年生1人の小さな
   チームは大きく成長してくれました。目標に向かって努力し続けてきたキャプテ
   ンは中バスという次のステージで新たな目標に向けて走り出しました。
   青葉で頑張ってきたように、これからも「努力し続ける」選手でいて欲しいと思
   います。
   そして、6年生と共に2004年度を戦い抜いた後輩たちは、2005年度また
   「夢叶」まで!!走り始めました…。

2005年4月~2006年3月 <Aoba 2005 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会10期生(阿部、松尾(紗)、小野、小島(ゆ)、渡邊(梨)、成重 計6名)
 STAFF:HC大塚、C古川
   今年の青葉は昨年たった一人の六年生と果たせなかった夢、全国大会出場を目標
   にスタートしました。四月のスタートから昨年負けてしまい悔しい思いをした大
   会をすべて優勝していく事に拘った子供達は、青葉小のコートで全国の頂上目指
   して走り始めました。多摩リーグ春季大会こそ優勝はのがしたものの、その後は
   スポ少関東大会予選、東京都優勝大会、欅杯と次々と優勝して行きました。昨年
   沢山の悔しい涙を流した分だけ、より大きな喜びとなり、自信へとつながりまし
   た。
   そして、全国大会出場をかけた大一番!鈴木正三杯決勝!!
   チームの夢である全国大会へ、憧れの代々木のコートへ、みんなの心が一つにな
   りました。『攻める時はボールを前に、ディフェンスはしつこくボールに集中』
   そのコートには澄み切った青空のように迷いのない輝く子供達の姿がありました。
   全員が力の限り、コートを走り回りました。
   気がつくとすでに目からは涙が流れていました。タイムアップのブザーが鳴り、
   優勝した瞬間、澤田も含め二年間のすべての思いが溢れ出しました。
   みんな本当におめでとう♪
   全国大会では残念ながら優勝することが出来ませんでしたが、常に頂上を目指し
   「努力」し続けて来た子供達を誇りに思います。これからも「努力」し続ける素
   晴らしい自分でいて欲しいと思います。
   そして2006…。
   新チームは2005に成し得なかった夢の続きへ…。
   子供達は走り始めました…。

2006年4月~2007年3月 <Aoba 2006 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会11期生(加賀谷、藤岡、川嶌、吉村 計4名)
 STAFF:HC大塚、C古川
   今年の青葉は6年生4人のチームでした。4人中2人が昨年の6月以降に入部した子
   供たちでしたが、「全国大会」という大きな目標に向かい、1年間辛い練習をやり
   抜きました!経験が少なかったこともあり、子供たちが思ったような成績をあげ
   ることが出来ませんでしたが、どんなゲームでも粘り強く最後まで闘う気持ちを
   持った素晴らしいプレイヤーに成長してくれました。最後の最後に、一年間を通
   じて常に今年のチームの行く手を阻んできた、冬の関東大会東京代表チームに市
   民大会で勝利した瞬間は本当に嬉しかった!子供たちが最後まで諦めず、最後ま
   で努力し続けてきたからこそこの勝利へとつながったのでしょう。本当によく頑
   張り抜きました!!また、それと同時に関東チームに勝てるだけの力を持った今
   年の青葉を育てきれなかった自分自身の力のなさを改めて感じることになりまし
   た・・・。
   青葉2006の4人は青葉ミニバスでなしえなかった「夢」を叶えるために、揃って
   中学でバスケットを続けます。いつまでも努力し続ける強い気持ちを持った4人で
   いて欲しいと思います!自分たちの『夢叶』まで!!
   そして青葉2007は、先輩たちの「夢」と自らの大きな目標を胸に動き始めました
   ・・・。

2007年4月~2008年3月 <Aoba 2007 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会12期生(福田、渡邊、脇坂、板橋、石田、栗原 計6名)
 STAFF:HC大塚、C古川
   今年のチームは4年生までは5名で、そして5年生のときに1名の新しい仲間が
   加わり、計6名で闘い抜きました。4年生のとき、右も左もわからずに代々木の
   体育館でプレーしていたあの可愛らしかった小さな子供たちが、心も体も大きく
   成長し、一年間頑張ってくれた年でした。

   チームの目標は何の迷いもなくただ一つ!『全国制覇』。

   先輩たちの思いと自分たちが思い続けてきたその夢を叶える為に、一人一人が全
   力でそして粘り強く練習してきました。その努力は春の大会から結果として現れ
   ました。太田カップ、多摩リーグ春季大会と優勝し素晴らしいスタート切り、そ
   の勢いは止まる事もなく関東大会出場を決めました。関東大会では一度は敗れる
   も最後まで諦めず闘い抜き、見事4年ぶり3回目の冬の関東大会優勝を大逆転で
   飾りました。
   そしてついに目標であり夢である全国大会予選・鈴木正三杯を迎えました。初戦
   から厳しいゲームを勝ち進み、迎えた準決勝では残り5秒での劇的な逆転シュー
   トを決め、チーム3回目の全国大会出場を勝ち取りました。
   全員がゴールを積極的に狙い、全員が粘り強くゴールを守る、子供たちは今まで
   やってきた事を存分にコートの上で表現してくれました。
   本当に嬉しかった。
   コート上で喜びを爆発せていたみんなの姿を見れたことが何よりも本当に嬉しか
   った。全国大会ではおしくも引き分けというかたちで先に進むことが出来ません
   でしたが、みんなと共に闘えた事は僕にとって特別な思い出です。
   一年間、力ない指導者の下、全力で闘い抜いてくれたことに感謝します。
   いつまでも青葉でそうであったように、自分には厳しく、仲間には優しく出来る
   強い選手でいて欲しいと願います。
   最後にみんなから貰った大切な言葉を贈りたい・・・『ありがとう』     
   そして青葉2008は先輩たちから大切なバトンを引き継ぎ・・・
   走り始めました・・・ 

2008年4月~2009年3月 <Aoba 2008 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会13期生(福崎、川嶌、藤井、松尾、一色 計5名)
 STAFF:HC大塚、C古川
   今年のチームは昨年全国大会を経験した6年生5名、そして試合経験のほとんど
   ない下級生たちで、2年連続の代々木を目指し闘い抜きました!スタートこそ出
   遅れたものの、最後までボールを追いかける!最後までゴールを目指す!子供た
   ちの『諦めない』と言う強い気持ちが、2008チームを大きく成長させてくれ
   たと思います。全国大会予選の鈴木正三杯では、初日の苦しいゲームを勝ち上が
   り、二日目にはベスト4のシードチームを破り、見事に決勝日に進むことになり
   ました!チームとしては初の2年連続でのベスト4以上となりました。惜しくも
   準決勝では関東大会で優勝したチームに1点差で破れ全国大会への出場は逃しま
   したが、その後の全国大会でも優勝することとなったそのチームと互角以上に闘
   えるまでに成長してくれた子供たちの姿は最高にかっこよかった!

   自分たちの夢に向かい走り続けた青葉2008は胸を張ってほしいと思います。
   『闘え青葉』の気持ちを最後まで貫いてくれたことを本当に嬉しく思います。

   これからも努力し続けられる熱い気持ちを持った自分でいてほしいと思います。
   そして青葉2009は先輩たちとの『夢』を叶える為・・・
   走り始めました・・・

2009年4月~2010年3月 <Aoba 2009 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会14期生(福田、兼田、山田、佐々木、伊藤、池田 計6名)
 STAFF:HC大塚、C古川、宮崎
   今年のチームは6年生は6人のチームでした。昨年の全国大会予選準決勝で敗れ
   た先輩たちの悔しい思いを胸に、チームの目標は『全国大会出場』、そして『全
   国大会優勝!』でした。今年のチームは4年生時に試合を経験した選手は一人も
   おらず、下級生も全く試合経験がないという中でスタートしました。技術的には
   劣ることも沢山ある中で「全国で一番上手なチーム」ではなく、「全国で一番強
   いチーム」を目標に子供達は走り始めました。
   多摩リーグ新人戦、春季大会と次々に優勝し、チームは自信と力を少しずつつけ
   て行きました。4年ぶり3回目の東京都優勝大会の優勝で挑んだ冬の関東大会で
   は惜しくも準優勝に終わりましたが、最後まで諦めないプレーで青葉らしく闘い
   抜くことが出来ていました。どんなに辛い練習でも決して諦めず努力してきた子
   供達は、いつの間にか関東のトップレベルにまで成長していました!関東大会で
   の勢いは止まらず、鈴木正三杯でも子供達は自分たちの力を発揮し見事に優勝し、
   2年ぶり4回目の全国大会出場を決めました!!

   2年前、先輩たちに連れて行ってもらった夢の舞台である全国大会。

   ついに自分たちの『夢』の為に、そして「引き分け」で大会を終えることとなっ
   た先輩たちの『夢』の続きに、最後の挑戦が始まりました。

   『全国制覇』だけにこだわりここまで闘い続けてきた子供達の気持は、代々木に
   集まったどのチームよりも強かった!初戦から力強いプレーで攻め続け予選を突
   破し、むかえた決勝戦!憧れのファイナルコート!!会場を埋め尽くした大声援
   の中、子供達は臆することなく積極的にゴールを狙い攻め続け、力の限りボール
   を追いかけ粘り強く守り抜きました。そしてついに優勝を掴み取ったのです。

   6年ぶり2度目の『全国制覇』!

   この6年間、青葉ミニバスのすべての選手、すべての関係者が願った夢がついに
   叶いました。

   最高に気持ち良かった。何よりもみんなの笑顔が一番嬉しかった。嬉しくて嬉し
   くて涙が流れました。練習が辛く逃げ出したくなった事もあったと思う、上手く
   いかずに投げ出したくなった事もあったと思う。それでも自分たちで決めた大き
   な目標に向かい、立ち止まることなく最後まで走り続けてきた皆だからこそ「一
   番強いチーム」になれたのだと思う。
   そんな何時でも全力で努力し続けてきた子供達と共に闘えたことに感謝します。
   本当におめでとう。そして、青葉の夢を再び叶えてくれてありがとう。
   これからも、どんな時でも全力で努力を惜しまない選手でいてほしいと思います。

   そして青葉2010は新たな「夢」に向かい
   走り始めました・・・

2010年4月~2011年3月 <Aoba 2010 TEAM>
 青葉小ミニバス育成会15期生(赤坂、池田 計2名)
 STAFF:HC大塚、C古川、宮崎
   今年のチームは6年生2名のチームでした。新人戦での優勝や多摩リーグ優勝と
   最高のスタートをきったチームでしたが、夏が近づくにつれ徐々に上級生の少な
   さが結果として出てくることとなりました。ですが、2人は最後まで諦めること
   はあり ませんでした!
   チームにとって自分がやるべきことを必死にやり抜く姿はいつしか後輩たちの気
   持ちを本気にさせ、チームは大きく成長することとなりました。
   2年連続の全国大会を目指し挑んだ予選では、臆することなく全員がゴールを狙
   い、青葉らしい激しく強いプレーで次々と大きなチームを破り勝ち上がっていき
   ました。そしてベスト4をかけた準々決勝、惜しくも敗れてしまいましたが、終
   了のブザーが鳴る最後の最後まで諦めず攻め続けた子供達の姿を忘れることはあ
   りません!!
   強い気持ちで戦い続けたその子供たちの姿を誇りに思います。

   青葉2010の二人にはこれからも「諦めの悪い」バスケットを忘れずに、どん
   な苦境にも負けず粘り強い選手になって欲しいと思います。

   そして青葉2011は先輩たちの「夢」を背負い・・・
   走り始めました・・・

2011年4月〜2012年3月 〈Aoba 2011 TEAM〉
 青葉小ミニバス育成会16期生(石田、河邑、早川、高橋、芳賀 計5名)
 STAFF:HC大塚、C古川、宮崎
   今年のチームは、6年生5名、5年生3名、4年生7名、3年生4名、2年生、2名の計
   21名で、昨年度一緒に戦い続けた2人の先輩の「夢」を引き継ぎチームはスタート
   しました。
   チームの目標は「全国大会優勝」
   大きな目標を達成させるため、子供達は一生懸命に厳しい練習を続けました。
   最初の大会となった、夏の関東大会予選を見事優勝し、最高のスタートをきったチ
   ームは大きく成長して行きました。関東大会では、ケガで6年生を1人欠きながらも
   一人ひとりが、強い気持ちで逆転勝利を繰り返し、準優勝。
   青葉らしい粘り強さを見せてくれました。

   その後も今年のチームの一番の特徴でもある「勝負強さ」を発揮し、次々と優勝し
   ていきました。気がつけば、全国大会予選までの全ての大会で、優勝、準優勝と素
   晴らしい結果を残していました。

   全国大会予選の鈴木正三杯でも、その「勝負強さ」を発揮して、見事優勝。
   2年ぶり、5回目の全国大会出場を決めました‼

   そして、ついに目標にしてきた全国大会。
   先輩達の大きな背中を追い続けてきた子供達は、憧れの代々木体育館でたくましく
   成長した姿を私達に見せてくれました。強く、そして勇敢にゴールを狙い続けた雄
   姿を忘れはしません。最後の一瞬まで、諦めず、ボールを追い続けた子供達の強い
   気持ちを誇りに思います。
   そして何より、このファイルコートに私を連れてきてくれた子供達に感謝したいと
   思います。惜しくも優勝することは出来ませんでしたが子供達はこれまで一緒に練
   習してきた青葉のプレーを沢山見てくれました。
   本当にありがとう。

   これからも「夢」を持ち続け、最後まで諦めない、粘り強い気持ちを忘れないでほ
   しいと思います。

   そして青葉2012は、新しい「夢」に向かい・・・
   走り始めました・・・