2010.12
モロッコ周遊

「カサブランカ」この響きを聞いた瞬間、遠くに来たな〜 「ここは地の果て〜〜〜」なんて歌を思い出してしまいます。
年ですね〜 アラブの世界・コーランの世界・イスラムの世界は、日本人にはやはり異質の世界として映る様な気が
するのですが私だけでしょうか。     今回は空港到着が深夜と言うこともあり特別異国を感じることとなりました。

     
 アラビア文字併記の案内    アラビア文字だけの検問所

アヤビア文字の標識を見てしまうとレンタカーで走る元気はなくなり、ガイドさんと車付きでの周遊を、この地に強い
と言われる、K社に依頼し、自分の希望を入れて貰いながらコースを組み立てることにしました。  フランス語さえ
少し分かれば、レンタカーで自由に廻ることが可能だと気づいたのは旅の終わりに近づいてからです。 エジプトや
インドのようにバクシーシ(喜捨)を強要される雰囲気が強く感じないのは大変助かります。

カサ・ブランカ とは、白い・家、の意味だそうで、海岸線沿いの元フランス人租界は綺麗な白い町並みが続きます。

 
 海岸沿いの新市内遠望 (元フランス租界)

旧市内に入ると、イスラムの世界に早変わりします。



聳え立つモスクの塔、圧倒的なアラウィー模様のモザイクタイルと漆喰の彫刻
これから10日間の、アラビアンナイトの旅の始まりです。

     
     
     
 これから10日間お世話になる代表的な郷土料理です。   豚肉を食べないイスラムの世界では鶏とヒツジと牛
 が肉の代表であり、野菜や豆の煮込みが多いのが特徴でしょうか。 豆のドロドロスープはどこでもお会いします
 タジン鍋は日本でもはやり出した蒸し煮鍋、小麦の荒引きと野菜を蒸し上げたクスクスは炊き込みご飯と言う処

 パンはピザを焼く様な窯で焼き上げる丸いパンが主体で、街中にはパン釜をもって焼くだけの商売があり近所の
     人たちが、思い思いに発酵させたパン生地をもち込んで、焼いてもらう光景にほうぼうで出会いました。 



  飲み物と言えば「ミントティー」と珈琲とミルクの半々割「トクトク」が主力で、砂糖を沢山入れるのが主流です。
                これからモロッコをほぼ一周する強行軍にお付き合いください