FunROTORはパソコンの画面に表示されたコントローラーで、実際のコントローラーと同じように
ローテーターを動かすWindowsアプリです。
マルチオペレーションの機能を有し、複数台のローテーターを操作できます。
パソコンのリモートデスクトップの機能を使えば、シャックのローテーターを遠隔操作
(リモートコントロール)できます。
FunROTORでローテーターを動かすには、ローテーター・コントローラー Fun-232が必要です。
FunROTORはフリーソフトです。
FunROTOR, an application that moves a rotator on a personal computer.
FunROTOR is a controller displayed on the computer screen, and it is a Windows
application that operates the rotator in the same way as a real controller.
Rotator controller Fun-232 is required to move the rotator with FunROTOR.
FunROTOR is free software.
Free softwar for Windows10, 11
著作権はFun laboratoryが所有します。
Ver. 1.6 2022年1月 4日 リリース
Ver. 2.0 2022年4月19日 指針式のINDICATORを設けました。
Ver. 2.1 2022年4月21日 マウスカーソルによるプリセット機能を設けました。
Ver. 2.2 2022年5月12日 INDICATORの目盛間隔を10度刻みから5度刻みにしました。
Ver. 2.2a 2022年5月12日 マウスカーソルによるプリセットの値を表示する機能を追加しました。
Ver. 2.3 2022年5月13日 ボタン類の配置を見直しました。
Ver. 2.4 2022年5月16日 黒い指針の表示算出式を変更。
Ver. 2.5 2022年5月27日 FormBorderStyleをFixedSingleに変更。
Ver. 3.0 2022年7月 5日 マルチオペレーション機能をを設けました。
Ver. 3.1 2022年7月 8日 方位角、仰角のディジタル表示処理を高速化しました。
Ver. 3.2 2022年8月17日 シリアルポート COM10の接続不具合を修正しました。
Ver. 3.4 2022年8月18日 シリアルポート COM11~COM20を追加しました。
Ver. 3.5 2022年10月4日 CH1とCH2でCOM No.の重複を防止する機能を追加しました。
Ver. 3.6 2023年9月15日 多重起動禁止の動作安定化の改善をしました。
Ver. 3.8 2023年10月14日 450度回転のローテーター 北中心表示(基点180度)に対応しました。
Ver. 3.9 2023年11月18日 CH3を追加しました。
Ver. 4.1 2024年9月28日 丸形インジケーターの地図表示の安定化。
ダウンロードした「FunROTORx_x.zip」を適当なフォルダに解凍します。
解凍されたフォルダ内には
「FunROTOR.exe」プログラム本体
「Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.dll」(Ver. 2.0から追加)
「FunROTOR.INI」 設定ファイル
「FunROTOR_user_manual.pdf」
「MAP.png」(Ver. 4.0から追加)
の5つのファイルがあります。
「FunROTOR.exe」がプログラム本体ですので、それをダブルクリック して実行してください。
“WindowsによってPCが保護されました” このような画面が表示されて、アクセスがブロックされる
場合があります。
メッセージ内の「詳細情報」をクリックして表示される画面から、ファイルを実行します。
スタートメニューへの登録や、デスクトップへのショートカットの貼り付けは各自で行ってください。
ローテーターのコントローラーをパソコンで操作出来るようにつくられたWindows アプリが FunROTOR です。
デュアルローテーターだけでなく、水平ローテーターのみでも使用できます。
マルチオペレーションの機能を有し、複数台のローテーターを操作できます。
※マルチオペレーションは、ローテーター1台につきFun-232が1台必要です。
パソコンの画面上に方位角表示、仰角表示、RIGHT ボタン、LEFT ボタンUP ボタン、DOWN ボタン、方位角/仰角プリセットなどを配置してあり、 あたかも実際のコントローラーのように操作が可能です。
角度表示については、360度回転と450度回転のローテーターに対応しています。
360度回転の場合、北中心表示と南中心表示の選択ができます。
※Ver. 3.8から450度回転でも北中心表示(基点180度)が可能になりました。
パソコンのリモートデスクトップの機能を使えば、シャックのローテーターをインターネットにより遠隔操作することができます。
プリセットにおける停止角度は誤差が少なくなるように、停止角度の補正ができます。
Ver. 3.8の内容
Fun-232は450度回転のローテーターにおいては北中心の表示には対応していませんが、FunROTOR側でソフトウェアにより基点変換処理することで北中心の表示(基点180度)が可能になりました。
Ver. 3.9の内容
CH3を追加したことで、Fun-232を3台制御することが可能になりました。
[構成図]
Ver. 4.0の内容
予て要望があった丸形インジケーターへの大圏地図表示が可能になりました。
メニューバーから「表示」→「文字盤」をクリックして「大圏地図」を選ぶと表示されます。
[大圏地図の表示例]
KENPRO
KR-5400B/KR-5600B
YAESU
G-5400B/G-5600B/G-5500/G-5500DC
G-800DXA/G-1000DXA/G-2300DXA/G-2800DXA
上記以外の機種および他メーカー製は接続出来ません。
※EMOTO製ローテーターはFun-232の改造により接続可能です。
FunROTORはFun-232用に設計してあるので、他のローテーター・コントロール装置での動作は
保証しておりません。
FunROTORは、方位角/仰角値の表示には"C2"コマンドを使っています。方位角ローテーターのみを
選択した場合も"C2"コマンドを使っています。
また、プリセット機能は"S"コマンドに続けて"W"コマンド又は"M"コマンドを送信する仕様です。
つまり、プリセット機能を連続動作させると、プリセット値によってはローテーターが停止後すぐに
逆回転する場合があるので故障の原因になります。
Fun-232は、"S"コマンドの後に1秒のインターバル機能があるのでローテーターを保護します。