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1998年10月


1998/10/31(土)
ここ一週間ほど、夜、寝る時になると咳が出るので、なかなか眠れず。のどと胸の間のところ(気管支か?)がなんだか痛いというか、疲れてきたので、病院に行ってみることにした。気管支がやられてますねーってことで、薬をもらった。とりあえず、「悪いところがあった」とわかっただけで、不思議と安心するものだ。なんでもありませんよーなんて言われるほうが、心配な場合ってあるよな。だから、「○○ですよね」というのに、相手を安心させようとして「いや、大丈夫。××ですよ」というより、「そうだね、○○だね」とハッキリ言ってしまうほうが、相手の気が楽になることもあるよ、と。

さて。もらった薬は4種類。「抗生剤」「気管支拡張」「のど」「去痰」だって。毎年会社で今ごろ、好きな薬を用紙にチェックしてもらえるっていうのないですか。健保のやつで。あれで以前もらったことがった、病院でもらった薬がわかる本とかなんとかいうので薬を調べるのが結構楽しい。

「BRUTUS」が、日本酒の特集らしかったので買おうと思ってたのに、買いそびれてしまった。本屋は一軒しかのぞかなかったけど、見当たらず。むー。『室井滋のクロアン』という雑誌のようなつくりの本を買った。税込みで1200円。これは楽しめる。女優さんとの対談や、いろいろな体験記、エッセイありの盛りだくさん。室井滋って、やっぱりいいわあ。

さがしものをしていた時に、いきなり目にしたニュース。16歳の三船美佳と40歳高橋ジョージ(THE 虎舞竜)の入籍。 おどろいた〜。うーん、16で結婚ていうのと歳の離れ具合両方にかな。自分が40の男だったらどうだろうって想像しちゃった。16歳の女の子の判断力は、認めたくないんだよね。自分の時のことを思い出してみると。だから、自分が40の男だったら彼女のこれからの未来のこと考えて、時間は置くだろうと思った。16なんてこれからじゃん! って思ってしまう。16からの10年間は、まだまだ新鮮だと思う。たとえば26からの10年間と比べてみた時に。偏見かもしれないけど。決めちゃっていいのかなあ、って。男がね、結婚を決めちゃって良かったのかな、ってね。彼女が強く望んでいたとしても、お互い待つ時間を持つのも良いのではとかさ。それから、40男と16女の24歳差も少しは気になった。たとえば、70男と46女なら気にならないんですが。もっといろいろ(男だけじゃないよ)見てからの方が良くないかなあと。うーん。まあ、当事者にしかわからない「気持ち」というものがありますから、あれこれいうのはヤボと知りつつ、結構いろいろ考えてしまったのだった。

「夜もヒッパレ」を見ていたら、稲垣潤一が出ていた。懐かしい。昔の自分の歌のメドレーを聴いていたら、ますます懐かしくなった。だいだい一緒に口ずさめるものなあ。「月曜日にはバラを」とか「p.s.抱きしめたい」とか、好きだったなー。


1998/10/30(金)
母が新聞の切り抜きをくれた。見ると、ある日の朝日新聞「ひと」の欄。「一人のカメラ会社をつくった」安原伸さんという人が載っている。へ〜、「新しいカメラの設計をめぐり、上司と衝突」して、退社し、会社をつくったらしい。「安原一式」というカメラを今年の12月に発売するのだけど、インターネットで予約をつのったら国内外から500人の申し込みがあったという。新聞には、urlは載ってなかったので、調べてみた。「安原製作所」と会社名で載ってた。

やっぱりカメラは、金属の手触りのが好きだな〜。

竹本健治、「パーミリオンのネコ」シリ−ズの感想あげました。『殺戮のための超・絶・技・巧』 『タンブーラの人形つかい』 『兇殺のミッシング・リンク』 『”魔の四面体”の悪霊』の4冊分。


1998/10/29(木)
動物が苦手。あ、植物も苦手(下手というのか)だ。赤ちゃんもそうなんだけど、犬とか猫とかどうかわいがればいいの? と躊躇してしまう。一匹、とてもなつかれている犬がいる。ドドちゃん。毎週私を待っている。私が顔を出すと、しっぽを振ってキャンキャンやってくる。私は「ちょうだい」ができたら、ごほうびのエサをやり、続けて「おねんねちょうだい」ができたら、2個目のエサをやる。その後で、まとわりつかれても、うむぅ、困った、どうしよう・・・、といきなりモテて困ったオヤジのような気分(なったことないから想像)。

つぶらな瞳で見つめられると、確かにかわいいなーとは思う。

あれかな。私が動物苦手だから、からかってんのかな。猫ならそういうのもありそうだな。

鳥は子供の頃、文鳥の雛を振り向きざまに間違ってふんでしまった記憶がある。あれは良くない。鳥がダメな人って案外多いように思う。ニワトリに追いかけられて以来ダメになった人と、つぶすのを見て以来ダメになった人。友達で動物好きそうに見えるのにも、全くダメな人がいる。鳥の皮膚(というの?)生あたたかーい感じがイヤなんだって。猫とかも。で、大きい動物のほうがまだいいんだって。小鳥とか小猫とか小犬というふうに、小さいほうがこわいんだって。

小室哲哉は魚が苦手でしたね。子供の日かなんかに、部屋の戸をパッと開けたら魚の頭の飾りがあったとかで、ショックでそれ以来だめ。

いろんな苦手があるものです。

私も話題がないみたい〜。


1998/10/28(水)
『うまひゃひゃさぬきうどん』。これは欲しい。りなりなさんの徒然日記10/20分で知りました。前はうどんのほうが好きだったんですが、最近、そばも魅力的です。でも、さぬきうどんは確かにおいしいですよね、って数回しか食べたことないです。東京ならば、あそこがおいしいと思う、と思い浮かべてみる(あちこち食べ歩いたわけではないが)。で、とある情報誌で、同じく濃い〜本を見つけました。

『さぬきうどん 全店制覇攻略本』

「5市38町別うどん屋全店ガイド/市町別うどん屋軒数ランキング/市町別うどん屋密度ランキング/目指せ全店制覇チェックリスト」

だって。いいね。これも欲しいですね〜。

さて、某N氏が書いていたところへ行って、自分の値段調べやってみました。別のところでも話題になってたなあ。はやりなの? で、値段はともかく、オタッキー度が90%だそうです。げげ。

「パーミリオンのネコ」シリーズ、4冊のうち3冊を読了。

「ぜんざい」と「おしるこ」の違いを、あらためて、ちゃんと知る!


1998/10/27(火)
胃だけは丈夫だと思ってた。が、歳とともにかどうか、痛い時もあると知る。昨夜、寝る間際になって胃痛。頭痛持ちの私は、頭痛薬は常備なんだけど、胃薬なんて持ってるはずなし。試供品の「チュアブル錠」があったので飲む。これって水で流しちゃいけないんだねえ。噛むかなめるかしないと。そう書いてある。

でも、20分くらいたってもおさまらない。えーい、ちくしょーと思っても我慢するほかなし。1時間以上経ってやっと痛みが消えてきた。

さて、これって薬が効いたのか、ほっとけば治る類のものだったのか、考えてしまう。

頭痛薬は、もうほとんど効かないのです、私。ほんとに気休めで。だからこそ、こわいので、バファリンは飲まずになるべく弱そうな(効き目)のを選んでる。なんか、本末転倒な気もするけど。少し前に薬局で、子供用風邪薬の飲み薬をすすめられたことがあって、これがてきめん効く。ほんの数十ccでですよ! これはいいと思いながらも、その後買うのがなんとなく恥ずかしくて買ってない・・・。

勤めてた会社の後輩から、Eメールアドレス変更のメールが届く。マンツーマンでついて、一緒に仕事をしてきた人。その後私が異動したので、結局数ヶ月しか一緒にいられなかったんだけど、ちょこちょこ会話くらいはしてた、か。退社する日に、思いがけなくミニバラの花束もらって、じわーっときてしまった。初めて会った日、見た目イマドキの女の子で、私はこんなで、おいおい大丈夫かーと心配してた。おまけに、一人入って、新しく仕事をおぼえてもらうってことは、その分自分のスピードは落ちるし、忙しくなるわけで、うへー困ったなーというのが本音だった。でも始めてみると、逆に気が紛れた。アシスタント一人でキリキリしてたところへ、味方ともいうべき人がもう一人入ったわけで、精神的に楽になった。で、もうその時には自分が異動するであろうことが分かっていたので、「ふつうはやらせるかもしれないこと」をさせなかった。たとえば、単純作業であるコピー数百枚とか。そんなの、(彼女が)一人になったらイヤでもやらなくちゃいけないことで、今(彼女が)しなくたっていいよな、と思ったから。良いことだったのかは、今もわからない。自分の同期どうしの話題で自分 がみてる後輩はどう? なんて話になっても、ぜーったい悪口言わなかった。ちょっとこういうところがマズイなーというのは確かにあったけど、本人に言えば済むことで、他人に言うべきことじゃないし。噂話というものは、良い内容でも悪い内容でも、ほとんど必ずと言っていいほどいつかは相手の耳に入ってしまうものだと思う。だから逆に利用して、そういう時は彼女を誉めることしか言わなかった(これって、私の尊敬してた上司の影響かもしれない、とふと思う)。それが彼女の耳に入ったかどうかは知らない。でもねー、ほんとにかわいかったんだよねー、にくめないところがあって。でも、ただ単に、かわいがってただけなのかな・・・。ふむ。

今もそれなりの苦労とそれなりの楽しさで、がんばっているみたい。

絶対言わないで欲しいことは、人には言わない。守られたためしがないから。なんでみんな、そんなに黙っていられないのかな? 不思議だ。「これは内緒だけど」とうち明け話をされることは嫌い。「なんだよ、内緒じゃないやんか」というのと、私が誰にも言わなければ、少なくとも私からは漏れない、と同時に思う。ちなみに、そう言った相手の「口」は、その後もう信用しない。「言うな」と言われたことを口外しないのは、当たり前だと思うんだけど。それとももはや、「私の美学」とでも言えるくらいの、希少価値なの? だったら言っちゃうよ〜、私は秘密を口外しませんって。


1998/10/26(月)
やっぱり昼間寝てると、夜眠れない体質になったようだ。どれくらい寝たんだか心もとない。

朝は、車との接触事故で電車が遅れてた。いつも20分強のところ、1時間10分。病み上がりにはキツイぜ。車と電車が接触できるのは、踏切くらいしか思い浮かばない。車が踏切の無理矢理通行したのかなー、勘弁してくれー。

引き算が苦手。「くりさがり」がダメなんだな。暗算に危なさが残る。二桁でもマズイです。キオスクでは絶対働けない、といつも思う。高校になると数学が面白くなったけど、それくらいまでいくと逆に足し算引き算じゃないからだろうなあ。しかし、恥ずかしい・・・。

ジョニーウォーカーのCMが、新しくなった。奥さんの誕生日プレゼントはなにがいいか悩むという設定。やっぱりカッコイイ。カッコ良すぎる!

野村さん、阪神に行くんだ。行かないと思ってた。(ヤクルトの)飯田とか、悲しがるんじゃないかなー。野村さんは好きなので、試合はみちゃうだろう。会見で、なにも長嶋さんの名前出さなくても。意識してんのね、やっぱり。

と、横浜優勝しましたね。おめでとう。最後は息詰めて見てました。


1998/10/25(日)
昨日、あれから日本シリーズを終わるまでみてしまった。

風邪をひいて寝てなくちゃならないときは、逆に寝ているのが苦痛になる。寝てはいけないときは、寝ていたくなる(朝)。そういうふうにできてる。

結局、こんなに天気が良いのに外には出られなかった。一日寝てた。今は夕方だけど、あまり食欲はない。キーをうてるほどの元気はある。

ちょっと起きててまた寝ます。


1998/10/24(土)
スケート場は寒かった。わりと着込んだはずなのに。ホッケーの練習が入ると、音だけでもこわいんで、早めに切り上げた。どこにも寄らずにまっすぐ帰宅。鼻がぐずぐずするなと思ってたら、また具合悪くなる。帰ってきて、少し食べてだらだらしてたら目がちかちかしてきたので、寝た。

あまりに早く寝ると、夜中に起きそうだったので、9時少し前に起きた。TVをつけたら、竹村健一を笑わせる企画をやってた。アンコウのいでたちに、大笑い。

横浜が勝っているようなので、このままみていたい。

笑点が座布団を新しくするそうで。座布団プレゼントがあるみたい。


1998/10/23(金)
昨日、夜中にP・D・ジェイムズ『正義』を読み終えて、勢いのままに感想を書いた。相変わらずズンときてギュー、だ。

友達が、以前、花に詳しい男の子に遭遇したことがあって印象的だった、という話をしていた。わかる。「本来女の子が詳しそう(得意そう)なこと」に優れている男の子ってカッコイイと思う。たとえば、編み物できるなんて、尊敬するね。でも、見かけがそんなことしそうになかったら、かなー。「編み物得意そうに見える男の子」が、本当に得意だったら、面白くない。私にとっての魅力的は、「しそうにないのにできるんだ」とか、意外性の中に存在してるようだ。

料理が得意ってのもいい。かなり前に、TV番組で、街で「さんまを焼いて下さい」と、女の子に焼かせてみるのがあった。カップルの彼女が挑戦するも、ぐちゃぐちゃの仕上がり。それを見ていた彼が「そうじゃないよ」と、再挑戦。すごーくきれいに焼き上げて、おまけに盛り付けもきれい。

すごく印象に残ってる。

「自分が苦手なものが得意な人」は、私は無条件で尊敬してしまう。で、私の苦手なものって、上に挙げたようなことがら。概して女の子らしい事柄には興味がないので。

昨日TVで「レオン」をやっていたので、母に「みれば? いいよ」とすすめると、「日本シリーズがあるからみない。ビデオ録っておいてよ」と頼まれた。快諾したんだけど、さっき電話があって、話の中で「昨日、(レオンの)最後みちゃったわあ」なんて言う! 「なんでみるのよ。ばっかじゃないのー。もう信じられないっ」と怒りで興奮してしまった。なのに相手は、しゃあしゃあと「でも、男の人が○○のはどうしてかわかんなかったから、大丈夫」なんて、さらに頭に来ることを言う! 「もうみなくていいっ」と脱力、かつ呆れ果ててしまった。

日本シリーズ終わって、つなぎに何もみるものなかったからって、みるなよ〜。


1998/10/22(木)(なんか、日付がずーっとズレてた・・・19日の次にいきなり22日に飛んでた。言わなきゃわからんかったか・・・)
やっぱり魔の木曜日。忙しい。忙しくてイライラしてくると、さぞかし顔がキツくなってるんだろうと思う。こわい顔をしているのは良くないと言い聞かせつつも、「今それを言う?」なんてカーッと来るときもある。仕事なのだから、頼むその人が悪いわけじゃない。基本的にはね。それはわかるんだけど、少しは待てませんかねぇ・・・。

このごろ、忙しくてバタバタしてる時には「急がば回れ」とか「あわてないあわてない」とか、心の中で言うようになってしまって、なんか歳とってしまった気がする。

食べ物で、好きなものは最後にとっておくタイプ。よく「好きなものは先に食べたほうがお腹がいっぱいじゃないからおいしく食べられる」と言うけど、それを言うなら、「好きなものならいつでもおいしく食べられるじゃん!」と思ってしまうよ。好きなものは、別腹っかなー。

で、同じように、楽しみもなるべく後回しにするのが好き。何か楽しいことをする場合、全部全部身の回りのことを片付けておいて、「後は寝るだけ」状態で、その楽しいことにとりかかる。もちろん、家ですることに限られるけど。

アイロンがけも終わり。あとは、特にすることなし。好きなこと以外は。

知り合いの人が、竹本健治の「パーミリオンのネコ」シリーズを貸してくれたので、『正義』を読み終えたら読むつもり。やっほー。ほんとは7、8月の「精神的夏休み期間」に、クレイグ・ライスをドバーっと読もうかと思って揃えてた。けど、今はもう秋〜。そろそろ10月も終わってしまうし、うーん、年内には無理だろうなあ。


1998/10/21(水)
あまりに寒いので、こたつが欲しくなる。さすがにまだ早いよね・・・。寝るときのあんかも欲しいなあ。

フジテレビ9時からの「タブロイド」、先週見てわりに面白かったので今日も見た。常盤貴子が好きってわけではないんだけど。ともさかりえや京野ことみも出てる。京野ことみが「ショムニ」のときと違って、カッコイイ”いでたち”で、似合ってる。役柄によってガラッと変わって、おお、やっぱり女優だね。

P・D・ジェイムズの『正義』上巻を読み終わる。まだまだこれから。やっぱり彼女の書くものは安心感がある。読むのに時間もかかるけど寡作な人なので、読み終わってしまえばまた待つしかない。どんどん読みたいような、ゆっくり取っておきたいような。


1998/10/20(火)
かわいい女の子は好きなので、「モーニング娘。」も知っています。でも、どうして最後に「。」がつくのか知らない。知りたいと思う。前列中央にいる子かなあ、平凡だけど確かにかわいいと思う子は。

忙しかった。あとは特にない。

日曜日の「おしゃれカンケイ」で、永井美奈子が頭に来た人、イニシャル「O」というのは、「大沢誉志幸」だと思う。加藤茶に似てるじゃない。


1998/10/19(月)
本屋に寄ってみたら、尾崎翠全集を見つけた! なにこれなにこれ、出たんだ〜(やっぱり新聞とってないと、情報に遅れがちかもしれない)。筑摩書房からだ。尾崎翠の書いたものは、ちくま日本文学全集という文庫サイズの全集で「尾崎翠」のを買うか、創樹社の『尾崎翠全集』か『第七官界彷徨』くらいしか出てなかった。その創樹社の『尾崎翠全集』が欲しかったんだけど、(私にとっては)値段が張るのでそのまま(後回しとも言う)になってた。で、今回筑摩書房から出たのは、『定本 尾崎翠全集』上下。合わせると、1万円超える。でも、箱入りで繊細そうな感じが良かったなぁ。欲しいなあ。もうちょっと待って買おう。

あとは、友達の出産祝いに「ホットマン」へ寄ったり、50円で送れるミニ便箋やコーヒー豆買ったり。

赤坂に「コヒア・アラビカ」というコーヒーを飲ませてくれるお店がある。1杯がとても高い(最低で1500円くらい?)ところ。それを知りつつも、友達と興味本位で行ったことがある。モカマタリが好きなので、それを注文をすると、「モカハラリ飲んだことありますか?」と言われる。「いえ、ありません」と答えたら、「試してみて下さい」と言われて、モカハラリになっちゃった。わたしはー、モカマタリが飲みたかったんだよー。でも、押し切られた私が悪いです。もう随分前なので、味はおぼえてない。なんだか、お金があって道楽でやってるような雰囲気のとこだった・・・。いや、もちろん本当のことは知らないですけど。その後、モカハラリの豆を買って自分で飲んでみても、やっぱりモカマタリのほうが好きだなあと思う。


1998/10/18(日)
風の音で目がさめた。

日曜の午前中、日テレで「雷波少年」という番組をやっている。並行してるテーマが3つ。室井滋がアジアにいきなり飛ばされて、自分の歌(演歌)の入ったテープを1000本売りさばけたら、日本へ帰っていいというもの。サムシングエルスという、今まで鳴かず飛ばずだったバンドに、「ラストチャンス」ということで曲を作らせ、それがもし初登場オリコン20位に入らなかった場合、メンバー3人は音楽活動をやめ、音楽と関係のない仕事につく、というもの。最後は、ドロンズと一緒に日本縦断の旅に同行したロシナンテというロバの、歌手デビューの話。

室井滋がエネルギッシュで、目が離せない。適応力強いなあ。自分で道を切り開くってタイプだ、と感心してしまう。ひたすらカッコイイ。

「ラストチャンス」の企画は、3人が初めて共同生活を送るということもあり、ダブル(それ以上?)にキツイ生活。3人それぞれの日記が泣かせる。日曜の朝からなんでジーンとしてるんだ、なんて、自分でも良くわからない。

宿題のない1週間は気分がいい反面、自堕落になってしまうので、あとでしっぺ返しがきそう。絶対明日は泣きをみるような。


1998/10/17(土)
トータルで言ったらあまりツイてない、だけど、ちょっとだけ運の良さが加わったような一日だった。

まず、家から駅に向かう途中で、スケート靴を預けているロッカーの鍵を忘れてきたのに気付いた。今から戻るともう時間間に合うか間に合わないか、という微妙な時間。家から出る時、バタバタしてたんで、何か忘れてると思ったらこれだったか。幸い、手帳は忘れずにいたので、まず、先生のうちに電話。けど、もう出てしまったとのこと。スケート場の番号ってメモしてたっけと探したら、ラッキーにも発見。そちらに電話して伝言してもらうようにした。あーあ、なんかこれだけでまずは脱力。

もったいないので、本屋に行くことにする。ポケミスの復刊本をやっぱりもう少し買おうと思って。まずは、池袋旭屋に行くが、アンケート第一位の『アデスタを吹く冷たい風』が見当たらない。「ここにあったよ」といった感じにスペースが空いている。他はずいぶんまだ平積み状態で残っている。98年度版の解説目録までこそっと置いてくれている。これで、私は「あちゃー」とあせってしまい、芳林堂へ走る。が、先日行った時より随分減っていて、やっぱり見つからない。どうしよう。これはもうお茶の水だ。丸の内線に乗って駅から歩くのももどかしく、三省堂へ行くが、復刊本自体見当たらない! なんてこったい。探し方が悪かったんだろか、売れちゃったんだろか。ポケミス自体は置いてあるのに。東京堂はどうか、とまた走る。ポケミス自体も置いてあり、数種類みつかるが、『アデスタ〜』はない。さすが東京堂、なんて感心してる場合じゃない、書泉グランデへ。ここもポケミスは結構おいてあるけど、復刊本は数冊といった状態。が、なぜか22日発売と思っていた、P・D・ジェイムズの『正義』がある。なんでなんで? もちろん買う。さて、こうなったら新宿に出るしかない。紀伊國屋の高島屋に入っているほうへ行く。ここは、ポケミスは多く揃っている。けど、復刊本は種類が限られてた。ここまで回るともう疲れてしまい、どうでも良くなってしまった。「見当たらない」から欲しくなっちゃってたところがあったので。

で、あきらめて、再び池袋へ戻り、旭屋へ。全部回ってみたところでは、復刊本は一番揃っている。種類も多いし、数もある。感心してたところへ!!! ポケミスのところに行くと『アデスタ〜』が3冊くらい積んであるの〜。なんで〜(泣) 在庫あったんですね。

口がきけるなら、店員さんにきいてみましょう。これだよ。

ちなみに、芳林堂へ行った時に「『死の月』は復刊中止になりました」とポップが立ってました。

クェンティンの『金庫と老婆』読了。なんつーか、私好みの後味の悪さというか。感想書く予定なので、そちらもどうぞ(気が向いたら今晩。じゃなきゃ明日)。


1998/10/16(金)
大切なものは、案外外に出さない(見せない)かも。

明け方4時頃目がさめて、いろいろ考えていたら眠れなくなった。珍しいこともある。そのままおきてしまえば楽だったんだろうけど、そんなもったいないことはできなかった。

近くにいすぎるとダメになる友達というのを経験したことある。いつも一緒にいるのに何も話さなくなる。お互いがそれに疲れてきて、喧嘩してるわけじゃないのに喧嘩状態みたいな感じ。高校時代にそんなことがあった。でも、住む場所が離れて会う機会が減ったら、うまく付き合っていけるようになった。今でも関係は続いている。不思議なことに、一番長い友達。

妹とは、一緒に住んでいたころは、生活もすれ違っていたし、ほとんど内面を話し合うこともなく、お互い干渉せず、という関係だった。家族全体が「干渉せず」なのかもしれないな、うちは。それは仲が悪くてそうしているわけじゃないから、居心地良かった。それでも、家を離れてみると、関係が少し変わったような気がする。妹とは良く話すようになったし、気を遣うようになってしまった。良いのか悪いのか、わからない。一番身近な他人という気もしている。悪くはない。

「悪くない」って言葉、好きなんだ。好きっていうとおかしいか。つかいいい。少しズルい言葉だけれど。言葉遣いって、影響受けるね。

来週、TVで「レオン」やるんだね。みないだろうな。ものすごく好きだけど、エネルギー消耗しすぎる。


1998/10/15(木)
歳をとって、一人になったらさみしいだろうなあと、このごろふっと考える。たとえばの話、隣に寝ている人が先に眠ってしまったことで「さみしい」なんて感じるか? 感じるんだよなあ、これが。こんな気持ちを持ったことはなかったのに。途方にくれる。でもねえ、それは、隣で人が眠っているからさみしいんだと思う。自分一人で眠るのは、大丈夫なのだし。

自分の一番大切な人を、看取りたい? 看取られたい?

家族になんでも話すという人はもちろんいるだろう。私は隠してばかりいた。でも、無理はしてない。自分がつらいと思ったことを家族に話すなんて、私にとっては、そちらのほうが無理な話。自分がつらい思いしてることを家族に知られるなんて、まっぴら。「いい子ちゃん」のフリしてそうしてるんでもない。普通の顔してるのが一番楽だったんだもの。両親には、いろんな点で感謝してる。ときどき、ふとした拍子に自分への愛情を感じて、ヘンな気分になる。うまく言えないけど。


1998/10/14(水)
ポケミスの復刊リストは、「ミステリマガジン」の最新号に載っているので、そちらで見たほうが早いかもしれない。だから、単に備忘録としてここに。題名の後ろに書いたのは、復刊アンケートで順位の出たもの。

#101 ミッキー・スピレイン 清水俊二訳 『大いなる殺人』
#141 エリック・アンブラー 村崎俊郎訳 『恐怖への旅』
#191 エリザベス・デイリイ 青野育訳 『二巻の殺人』 / 10位
#196 アガサ・クリスティ 清水俊二訳 『そして誰もいなくなった』
#197 シャーロット・ジェイ 恩地三保子訳 『死の月』
#244 ジョン・ロード 森下雨村訳 『プレード街の殺人』 / 6位
#260 レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 『長いお別れ』
#267 編集部編 『幻想と怪奇1』
#340 オースティン・フリーマン 中桐雅夫訳 『ダーブレイの秘密』 /16位
#367 ジョン・ディクスン・カー 森郁夫訳 『アラビアン・ナイト殺人事件』 / 23位
#386 エドマンド・クリスピン 加納秀夫訳 『金蝿』 / 2位
#415 E・S・ガードナー 宇野利泰訳 『偽証するおうむ』
#626 カーター・ディクスン 村崎俊郎訳 『恐怖は同じ』 / 2位
#628 ニコラス・ブレイク 斎藤数衛訳 『雪だるまの殺人』 / 8位
#646 トマス・フラナガン 宇野利泰訳 『アデスタを吹く冷たい風』 / 1位
#725 ロイ・ヴィカーズ 宇野利泰訳 『百万に一つの偶然』
#774 パトリック・クェンティン 稲葉由紀他訳 『金庫と老婆』 / 13位
#858 ヒラリイ・ウォー 川口正吉訳 『生れながらの犠牲者』 /10位

「すばる」に、奥泉光の連載が新しく始まってた。わくわく。楡井亜木子のエッセイ、髪を切った話が面白かった〜。彼女の新作が早く読みたい。

歩き方の汚いのと、咳するときに手をあてないやつは嫌い。ひきずるようなの靴音が大嫌い。咳するときには手をあてろ。常識じゃないの? 殴りたくなる、ほんとに。


1998/10/13(火)
仕事先での話。最近パソコンを買った人が、アンチウィルスのソフトを買ったという話をしていた。「こういうソフトは貸し出しとかしてないんでしょ?」と言うので、「してないですよ」と答えると、「レンタルビデオみたいに貸し出しすればいいのに」ときた。「でも、そんなことしてしまったら、つまりは世の中にはソフト1枚でよくなっちゃうんですよ。1枚あればコピーできてしまうものなんだから」と言っても、あまりわかってくれてないようだ。

1枚ソフトを生産するための労力・お金と、1枚のソフトで入ってくるお金の釣り合いはいったいどうなるんだろう。

ソフトの売り上げが見込めない→収入が少ない→ソフト制作にお金がかけられない→単価は高くなる
これは当たり前の話。

なくなってほしくないもの、続いて欲しいものは、買わないとダメなのに。音楽ソフトだって、そのうち売れない(であろう)ものは、だんだん作れなくなるんじゃないだろうか。すごく心配。

BS2で、「アラン・ドロンのゾロ」をみる。超娯楽作品。パキパキの勧善懲悪。確かにアラン・ドロンってかっこよかったんだなあ。流れていた歌が頭の中を回りそうでマズイ。


1998/10/12(月)
そう、昨日は夕方、好きな人を2人も見たんだった。歌丸とピーター。歌丸は相変わらず渋くてカッコイイし、ピーターは、きれいで料理がうまい。いいよな〜、やっぱり。

結局、人前で人に誉められたりするのが嫌いなんだと思う。もちろん、叱られるのもいやだけどさ。こっそり個人的に誉められたり、人伝えで誉められたりしたい。意味不明の自己分析。

ポケミスが復刊になったので、少し迷って1冊だけ買った。クェンティンの『金庫と老婆』。1冊でおさまるかな? あとは、ポケミスの解説目録が新しく出直したもの(『ハヤカワ・ミステリ総解説目録 1953年−1998年』)、それから、なぜか、プーシキンの『オネーギン』も。この間読んだ、小沼丹の『小さな手袋』で言及されてて、ちょっと読みたくなって。

下旬にP・D・ジェイムズの新作が出る。やったー。

ああ、マウスというものは、なんて使いづらいものなんだろう、 と日頃から嫌ってはいたものの、代替機のマウスがもっと使いづらくてもうイライラだー。やっぱりキーボードのみでいくしかない。


1998/10/11(日)
トップページにも書いたとおり、先週の6日、いきなりパソコンの電源が立ち上がらなくなりました。インターネット関係のことは、メールも含めてそのパソコンで行っていたため、ほとんど連絡も取れず、もちろん自分のページに一言書き込むなどの更新もできず。代替機にいろいろ入れたりしてできるようにした、なんていう苦労は、別に聞いても面白くないだろうから書きません。ダメになったパソコンは修理に出したので戻ってくるでしょう。代替機のほうは、たぶん大丈夫でしょうが、いつ何時落ちるかわかりません。案外もろいもんだと実感してしまった。

電話がかかってきた時、受話器を取り耳にあて、相手の声が聞こえるまでの数秒(0.数秒?)の「音」で、相手がわかるときはわかる。知っている人か知らない人か、知っている人なら「誰誰だ」というのも、だいたいわかる。声が出る前の空気でわかる、と言ってもわかってもらえるかなー。

でも、かける時は別。誰が出るか全くわからない。

電話に出たくない時は、そのままにしとく場合もある。留守電にもせず。留守電にすればかけ直ししなきゃいけなくなるかもしれないし。それくらい電話は嫌い。だから友達と会った別れ際「また電話するねー」と言っても、「うそばっかりー」と言われる。ナンバーディスプレイはいいねえ。でも、きらいな電話にお金をかけるのもシャク。

軽く読める本の「BGM」に音楽をかけた。久しぶり。先日会った友達に、「クラシックを聴いてみたんだよ。誰誰の○○とか誰誰の××とか」と言ったら「え。いきなりそんなの聴いてるの。私は怖くて聴かないよ。もっと普通の聴けばいいのに〜」と、半分笑いながら言われてしまった。

そうか、やはりこれは特異な選択だったか。気に入ってるんだけど、確かに怖いのは認める。

それで彼女に「クラシックは聴かないの?」と聞いてみると、「あまり聴かない。純粋に聴くことができなくて。どうしてもテクニックがどうとか、勉強的に聴いてしまうから」と言う。彼女はピアノの先生をしている。答えを聞いて、やっぱりそういうもんなのかと妙に納得してしまった。

彼女も私も怖いと思っているその曲は、夜一人で聴いているとますます怖い。間違っても寝る時のBGMにしちゃだめだなーと思った。一回やったことあるけど、眠る前って何もすることがないから、じーっと聴き入ってしまって、ぞぞーっとして止めてしまった。

でも、一人の人間が一つの楽器で恐怖を感じさせることができるなんて、天才だ、とは思う。

夜、一人で散歩したいなあ。ひどく孤独でうっすらいい香りがしてちょっと肌寒い感じがいいな、と。

夢を見た。外国の男の人が、オーディオルームに連れていってくれ、座って音楽を聴かせてくれる。前と後ろから音が鳴るようになっていて、いい音。思わずスピーカーのメーカーをチェックするが、知らないところ。「BOSE」ではないというのは覚えてる。銀や水色の夢だった気がする。

シムノン『13の秘密』のほか、『小さな手袋』『『クオーレ』の時代』の感想をあげる。

加納朋子『月曜日の水玉模様』、飛鳥部勝則『殉教カテリナ車輪』を読み終わったけど、感想は明日。


1998/10/05(月)(追記しました)
みた夢というのが、過去、現在、願望、人間関係、知りたいこと、とにかく全てがあらわれてしまっている総天然色てんこもり状態。短い周期でいろいろ見ていた気がする。だから、目が覚めた時に、自分の思ってることなのか事実なのか一瞬混乱する。嬉しい楽しい気分で目が覚めた記憶がないので、あまりいい夢じゃないんでしょう。

使い始めたころのパソコンは、エプソン286VGで、少ししてから友人が386Mにしてくれた。それ以来、通信をするのにはそれを使っていて、文章を書くのもそれを使っていた。MD-DOS 4.01 なんていう、マイナーなOS。ATOKは7で止まってる。アップグレードの案内が来ても、もうそれ以上載らないとわかったときはくやしかったなー。でも、時代遅れになっても、文章を書くときはこれじゃないとダメだなあと思ってた。だから、インターネットする時に別の(高性能な)パソコンを使うようになっても、文章を書くのは古いほうでだった。なんだかしっくりこなくてね。道具を変えると勝手が違うのと一緒。自分の気持ちと同じスピードで文章が組み立てられるのは、優秀な道具です。自分のページをつくるようになって随分新しいほうにも慣れたけど、それでもやっぱりほっとするのは古いのを使っている時。

付き合った年数もまだ超えてないし、なにより、古いほうは、気持ちの揺れを知ってるからなあ。みっともないのも、情熱的なのも、さびしいのも、ふるえながらのも、古いやつは知ってる。つまりは、過去をぜーんぶ知られてる。「はじまり」と「おわり」だけじゃなくて、その周りのもやもやーとしたもの全ても知ってるからね。

フェラーズ『猿来たりなば』、モディアノ『1941年。パリの尋ね人』、バラード『殺す』の感想まとめる。


1998/10/04(日)
実はいきなり熱が出た。昨日、スケートに行った帰りに電車の中でサプリを飲み終わったら、だんだん寒くなってきて鳥肌が立ってきた。冷房ききすぎてるんだと思ってたんだけど、家に帰ってきたらなんだか疲れがどっとでてしまった。で、すぐに寝た。昨日の日記の大半は、金曜の夜に書いていたもの。最後の2行くらいです、土曜に書いたのは。

日記はその日に書くとは限らないものなんだねえ。

寝てても夢ばっかり見て疲れる。


1998/10/03(土)
クサナギくんの出ている、NTTの電報のCMはいいなあ。逆に、ゴン太グッズがあたるというドッグフードのCMを見ていると、どうも、「できるかな」の茶色の犬(?)を思い出していけない。あれはゴン太って名前じゃなかったっけ。モサモサしたモップみたいな茶色のやつ。ほごほごぐるぐる言って嫌いだったんだよな、昔から。

昨日、「気分は上々」が始まるーと思って11時にTVつけたら、芸能人のスポーツ争いみたいのやってた。あれー、なんでズレてんのー(私は新聞取ってないので番組変更には対応できないのだ)と思いながらも、いよいよ大詰めらしき場面に惹かれて見てた。なにかのための真剣な顔というのは、お世辞抜きでカッコイイと思った。

で、「気分は上々」を楽しみにしちゃうことからもおわかりのとおり、このごろ見ているTVはこんな。

月曜:テレビ東京の「愛の貧乏脱出大作戦」

火曜:TBSの「怪傑熟女!心配ご無用」と日テレの「踊る!さんま御殿」

木曜:日テレの「嗚呼! バラ色の珍生」

金曜:日テレの「ウリナリ」とTBSの「気分は上々」

日曜:TBSの「さんまのからくりTV」(「鉄腕DASH」は、もとの時間のが良かったなぁ)と日テレ「Gyu」「電波少年」

ほかは、日テレの「ジパングあさ6」と「きょうの出来事」、NHKの「ニュース9」をみたりするくらい。

うへぇっ、こうして並べてみると頭の中を見られているようだ。でも、とんねるずとダウンタウンは嫌いなので見てない。新しいドラマは、山崎まさよし主演の「奇跡の人」と、「世紀末の詩」はみてみようかと思ってる。いま一番楽しみな番組は、7日の「ショムニスペシャル」です。

商店街の空いていたスペースに、新しいお店が入った。「レンタルビデオ店」。のぞいてみたけど、なんだかピンと来ない。これだったら、閉店してしまったあの店のほうが良かった。あーあ。


1998/10/02(金)
フォションのミルクジャムの存在は、日本信販が発行している会報誌「Partner」10月号で知りました。今年4月に発売したらしいですが、入荷してもすぐに売り切れてしまうそうです。この間フォションのぞいたときには見かけなかったです。「見かけはコンデンス・ミルクに似ていて、風味は砂糖をたっぷり入れた牛乳といったほうが近い」。そして「牛乳に砂糖を加え、美味しそうなカラメル色になるまでじっくりと煮込んで作られる」とのこと(p.66より)。 ただ、\1500もするのでほいほいと買えないけどねー。

1年前の夏にはよく着ていた服を、今年の夏は一度も着なかった、というのがたくさんある。この髪型のせいでスカートが似合わなくなっちゃった。この髪型自体は、もう気に入ってきて問題はないんだけど、服には困った。スカートが似つかわしくないんだもんなあ。スカートが似合わないと思ってパンツばっかりはくようになったから、ますます似合わなくなったような気もする。例えば、家に帰っていつもパンツ一丁だったらそれが板についてきちゃうとか、そういうことではないか、つまり。

こういうのなかったっけ。実験で、囚人と看守の役割を決めて演じるようにしたら、それぞれがそれぞれの役割らしく行動するようになってしまったというやつ。囚人役は看守役の顔色をうかがうようになって、看守役は権力振りかざすようになったとかならないとか。どういうのが囚人らしかったり看守らしかったりするのかは置いておくとして、「扱われ方」とか「役割」って、影響力大きいんだろうとは思う。

「似合う/似合わない」と「雰囲気」って違うと思ってるんだけど、どうだろう。例を挙げれば、ケバい服は似合うようになったけど、どこか清楚な雰囲気は残るとか、あるいはその逆とか。「雰囲気」は、その人のまとう空気感で、服のごとく簡単にはとっかえひっかえできないように思える。

ローズマリーを、見事な枝ぶりに惹かれ、懲りずに買ってしまった。加えて、レジ下にあったコーヒーの木を150円に惹かれてつい。以前、ローズマリーは、挿し木(芽?)がつかなかった経験あり。コーヒーの木も、なにかで当たってもらったんだけど、なんかいつの間にか枯れてた。敗者復活戦開始。枯れたらまた報告します。便りがないのはよい便り。


1998/10/01(木)
毎日雨で、いいかげんウンザリ。

目覚ましが鳴ったので起きなきゃーと思っているうちにもう一度鳴った。「うるさいなー、今、着替えてんのに」。本当に目が覚めて気付いた。ああ、夢の中で着替えていたんだなと。

アイロンをかけながらふと思った。私が作った「ホンの感想」のインデックスは、ごった煮状態。果たして誰が、『ガールズカメラスタイルブック』なんかに目をとめるのか。それに先月以前の感想を溯って順繰りに読んでいく人がいるとも思えないし。小説・エッセイ以外に取上げたい、気に入った本というのが私にはある。でも、それは大昔に読んだものだったり、小説じゃないから感想を残してなかったりが大半。

結論。

1.既存のインデックスから、小説・エッセイ以外(厳密に定義はしない。気分次第)の抜き出しリストをつくり、そこからも感想をひっぱれるようにする(ざっと見、思ったより少ない)。

2.過去に目を通した本の中で、気に入っているものを気分次第であげていき、内容紹介をする。

どちらも「ヘンアイリスト」にて行う予定。ポイントは「気分次第」なので、いつになるかわかりません。目標みたいなもんです。「ホンのブックガイド」ももう少しかかるし、「辭書ヲタクへの道」ももう少し続きを書きたいんだ。

やっぱりアイロンは考えごとにはいいや。


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