記事No | : 1735 |
タイトル | : 治らない。でも、対処の方法はある。 |
投稿日 | : 2012/11/13(Tue) 10:11:20 |
投稿者 | : 桃青 |
根本体質の問題なので、治らないと思っていても、絶望したくないから、希望を持ちたい、という患者や家族の気持ちに寄り添いたいという気持ちが、
「治ると信じることが家族の役目です。」
という言葉になるわけですが、そのMLにも、
はっきりと
「治りません。」
と書く医者はいました。
今、振り返ってみると、
精神病の本態を見て
「治りません。」というのは、空観
治らないと知りつつ、患者や家族の心を慮って
「治ると信じるのが家族の役目です。」というのは仮観。
みたいなものかな。
と、思う。
では、中観ならば?
「治りません。でも、対処の方法はきっとあります。」
と、いって対処の方法を必死に探す。