記事No | : 1924 |
タイトル | : Re^2: 日蓮聖人は? |
投稿日 | : 2013/02/23(Sat) 11:48:03 |
投稿者 | : 桃青 |
> > 御聖人の「日蓮」の日ですが、
> > 私は身延山の講義で神力品の「日月の光明の 能く諸の幽冥を> > @天照大神への傾倒、房総の明るい太陽に対して格別の思い入れがあった。
>
> それはあるかも!よく日本国のと書かれていますし、本朝沙門、扶桑沙門と書かれていますから日本のという意味もあると思いますよ。
>
なるほど。
神力品の「日月」も表すところは太陽ですものね。
房総の遮るものの無い大海原に上る朝日。
暗く広がる海を冴え冴えと照らす月。
真宗の電脳和尚は「房総を旅して初めて日蓮の真っ正直さが解って、少しだけ日蓮が好きになった。」
と、書いてくださいましたが、房総の太陽から日蓮聖人は太陽への格別な思いを持たれていたことは十分考えられます。
日出る国、日本。日本という国名にも入っている太陽、
その太陽が一番早くのぼる房総に生まれ、太陽と共に育った。
ああ、太陽は素晴らしい、その太陽が国の名前になっている日本は諸の幽冥が除かれた素晴らしい国でなくてはならない。
30代のはじめの御聖人は、そんな昂揚したお気持ちで、日蓮と名を定められたのでしょうか・・・。
> 「日蓮は日本国東夷東条安房の国の海辺の施陀羅が子也」(『佐渡御勘気抄』
> と言い切られる方ですから血統主義などとは無縁です!
仏国土を御覧になった御聖人から見れば、血統主義などというものは小さな、小さな思想でしょう。(笑)