記事No | : 1453 |
タイトル | : Re^4: 秩序への憧れ |
投稿日 | : 2012/04/02(Mon) 17:16:16 |
投稿者 | : 桃青 |
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> 桃青さん こんばんは。
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> 話がちょっとずれているような感覚がするけど、桃青さんのいうのは個々から帰納された全体は、確率的に真であり偽である だから、確率的に真であり偽である全体から演繹された結論は、真偽は断定されない ということかな。
そんな難しいことは・・・。
私がいいたいのは、
ファシストや全体主義者といえど隷属に悦びを感じるひとは少数派だろう。
なので、サディズムとマゾヒズムでファシズムや全体主義を解説するのは、どうも納得できない。
というだけです。
話はずれますが、ある事象を説明するのに、それまでなかった概念を呈示すると、その新鮮さを喜んでたいして検証もおこなわずに、ひとがパッと飛びつくということがあります。
フロムのこの説も、社会事象に人間の成育歴とかサド・マゾとかいう概念を結びつけたのが新鮮だったのじゃないですかね?
だって、ファシスト全体のうち何人が被虐的悦びを抱いているか、など調べてもいないのでしょう?
ましてや一人一人の成育歴を調査したのですか?
そういう調査自体信頼性があるかどうか疑問視されているのにね。